毛利元就「いいか、毛利家は決して天下を望むなよ」

毛利隆元（1523-1563) 
統率７６　武勇７４　知略７２　政治８５　義理７９ 

吉川元春(1530-1586) 
統率９５　武勇９４　知略７８　政治６１　義理４１ 

小早川隆景（1533-1597) 
統率８７　武勇７６　知略９２　政治９４　義理９０ 

孝高曰く 
「輝元は天下の主たるべき器量ではありません」
（小寺政職に） 

「輝元は大身ですが、天下をとるべき力量などありません」
（宇喜多直家に） 

「どうして、輝元が天下の主になれるでしょうか？」
（別所孫右衛門に）　 

「あの輝元も隆景のおかげで、今までは見事に見えていたのだ」
（隆景の死に際して） 

隆景曰く 
「輝元を天下の主にするなら、たちまち天下を失うだけでなく、
　毛利の家も滅亡してしまいます」
（吉川元春に） 

大阪の陣、万が一豊臣が勝つと困るからと
家臣を一族末代まで優遇して面倒見ると言い含めて大阪方に送り出した。 

しかしやはり敗北、その家臣は当初の約束通り
自分の独断で毛利家は関係ないといって立派に腹を切った。 

関ヶ原の敗戦によって110万石から30万石に厳封された毛利家であったが、
既にその年の年貢は領地から取り立てていたため
新領主からの返還を求められた。

しかし既に戦争で派手にﾊﾞﾗ蒔いた後で返すに返せない。
特に安芸の新国主となった脳筋KYの福島正則からは 
サラ金の如く返還を迫られ、

進退窮まった輝元は黒田如水に相談、
「もう大名辞めるから、どっか働かずに養ってくれるところ紹介して」 

呆れた如水は
「大名辞めても債務は残る。領地返したらどないして払うつもりや？」
とやんわり諭したが、