三国志総合

呂布とか三国志の武将ってどんなご飯食ってたの?

2020年11月9日

1: 名無し 2010/06/07(月) 22:59:34
雑炊とかか?

2: 名無し 2010/06/08(火) 00:38:40
おにぎりだよ

3: 名無し 2010/06/08(火) 00:49:02
北方謙三の書き方を見ると
現代の料理に勝るとも劣らないほど旨いもの喰ってたのかと錯覚しそうになる

14: 名無し 2010/06/10(木) 00:59:52
酒がひどく薄いのは有名な話だな。曹操のまとめた醸造法なら少し強く出来たらしいが。斗酒なお辞せずの酒豪たちも現代に来ればビールのロング缶でべろべろかもしれんのだなあ。

>>3
安全性に関しては現代中国に完勝してるんだろうけどもw

8: 名無し 2010/06/08(火) 23:14:48
南は米があって北は雑穀だった気がする

18: 名無し 2010/06/11(金) 17:14:45
>>8
紀元前から麺料理が発達していて、餃子の化石も発見されている。
新石器時代に西アジアで発明された小麦粉料理がシルクロードを伝って中国に入った説が有力。

9: 名無し 2010/06/09(水) 00:35:32
粟や豆も食べられていたらしい

10: 名無し 2010/06/09(水) 02:49:28
北海あたりの魚は上手そうだな

11: 名無し 2010/06/09(水) 05:21:18
「餃子の王将」とかに連れてったら、大喜びするんだろうな。
皇帝連中も。ハーゲンダッツのアイスと引き替えに、州の1つもくれそう。

12: 名無し 2010/06/09(水) 06:26:26
>>11
ビエネッタだったら王に封じてくれるんじゃね?

ちなみに餃子は当時すでにあったらしいが、このときからもう水餃子が主流なんだろうか。

15: 名無し 2010/06/10(木) 01:56:38
そんな酷く薄い酒でも酒乱が居るんだから
酒に対する耐性が現代と違うんだな
テキーラとか飲んだら即死するんじゃね

16: 名無し 2010/06/10(木) 13:20:28
九?春酒法で作った酎は
度数が大体20%くらいだったとか
なんかのマンガに書いてあった

19: 名無し 2010/06/11(金) 17:37:14
>>16
九ウン春酒法は日本酒の醸造法と大して変わらないので、アルコール度数も20度程度はあったろう。ただ3回に分けて仕込む日本酒に対し、名前の通り9回にも分けて仕込むので、かなり糖度の高い酒が出来上がった筈。

また庶民が飲めたのは雑穀の粉を水に溶かして発酵させた、どぶろくの先祖みたいな酒。

22: 名無し 2010/06/24(木) 09:15:16
現在親しまれてる中華料理の殆どは宋代から誕生したものばかりだから
案外安っぽいものばかりだと思うわ

34: 名無し 2010/06/26(土) 17:11:29
>>22
なるほど
ずっと中華料理みたいのを想像してたよ

38: 名無し 2010/06/27(日) 04:43:41
>>34
宋の時代にコークスの利用が始まり中華料理の素地が誕生したといっても過言ではない
ここから中華鍋で豪快に揚げたり焼いたり香辛料ぶっ掛ける料理が主流になった
だからそれ以前の時代だと冷めた料理比較的多く生魚もよく食べられてた
イメージとしては懐石料理のような感じだったらしい
もちろん餃子とか麺類はすでにあったみたいだが、とにかく今知られてる中華料理とは懸け離れていた

27: 名無し 2010/06/25(金) 03:00:39
ここまで人肉無し

32: 名無し 2010/06/26(土) 14:34:10
>>27
曹丕は王忠が人肉を食べた事をからかって
頭蓋骨を持って来させたという事だが
程立はからかいの対象にはしなかったのかな
重用してるし曹丕の気に入りかな

曹丕は食べ物にまつわる逸話がやたら多い
本人はサトウキビで剣道をするほど果物好きの甘党だが
曹彰に毒入りの果物を食べさせたり
孟達から、蜀では肉を食べる時は蜜をかけて
味を濃くする事を記録したり

この時代の肉は、殆どが茹でるか煮る事で食べたのだろうが
(調理器具の殆どが土器だから)
肉汁が抜けるまで茹でたから
蜜をかけて味を付ける必要が有ったんだろうか

59: 名無し 2010/08/14(土) 19:14:25
>>32
最も基本的な調理法である「焼く」がなかったとは思えないな
屋外で直火で焼いたりしてたんじゃないだろうか

61: 名無し 2010/08/15(日) 00:01:13
>>59
炙り肉や炙り魚は当時には既にあったね。

29: 名無し 2010/06/25(金) 07:22:25
梅の実って青いのをそのままパクっと食ってたのかな

30: 名無し 2010/06/25(金) 07:28:58
調味料としての使用のほうが多かったと聞く>梅
しかし梅といえば「梅酸止渇」だが、喉からっからのところにその渇きがいえるほど青梅食ったら中毒死せんのだろうか。
結局梅林はなかったので問題ないんだろうが。

35: 名無し 2010/06/26(土) 21:11:02
野菜は完全無農薬だから味が濃くて美味いはず
逆に食肉なんかは家畜が美味く食える飼育方法が確立してないから、かたくて臭いと見た

魚は現代と変らないけど、ほとんどの場所では泥臭い川魚しか食えなかっただろうな
石炭をつかった高火力料理も登場はまだまだあとだし

41: 名無し 2010/06/27(日) 14:11:19
>>35
逆。
野菜は品種改良がなされていないので、
今売られているものとはかけ離れた野生種で、味も栄養も悪い。
米や麦なども穂が多くあるのが普通のように思えるが、あれも品種改良を続けて増やした、人工的な産物。
また中国原産以外の野菜(例えば人参やキャベツ)はほとんど伝わっていない。

動物は、例えば豚も家畜化されておらず、まだ猪のまま。
脂肪は少ないものの天然のエサで育ち、運動量も豊富なので健康的。

42: 名無し 2010/06/27(日) 14:15:53
>>35
ちなみに小麦で言えば、昔は一つの穂から1粒か2粒しか収穫できなかった。
それが現代の日本では50粒にもなる品種が植えられている。

43: 名無し 2010/06/27(日) 15:19:45
劉備が、逃走中に、匿ってくれた家で、人肉を食べたらしい。
その人肉は、あるじの子供のものだった。

そこまで、劉備は庶民に愛されていたという。

44: 名無し 2010/06/27(日) 15:23:10
>>43
主の奥さんだよ。

46: 名無し 2010/06/28(月) 13:44:05
実話でも、司馬炎は
人の乳で育てた豚を食べさせられたと知って
気分を悪くしたそうだから
人肉を食べる習慣の無い人間も大勢いた事だろうよ

66: 名無し 2010/08/15(日) 15:16:48
質問

三国時代の酒は麹を発酵させただけの薄いものと北方三国志読本に書いてあったんだけど、司馬遼の「項羽と劉邦」読んでると項羽が楚の米でできた酒を懐かしんでる。長江付近は米どころだけど中原・河北と長江周辺では呑んでる酒も違うのかな?

69: 名無し 2010/08/15(日) 20:16:56
>>66
昔は米の他、粟などの雑穀からも酒を造っていた。
稲作に適さない河北では雑穀酒が主に飲まれてたのかもね。

あと現在の日本酒の原型である醸造酒の登場が曹操の時代だったのは、曹操自身が皇帝に奏上したレシピ付きの文書から分かってる。
項羽と劉邦の時代の酒は米の粉を麹で発酵させた、薄い酒だろうね。

72: 名無し 2010/09/24(金) 17:07:46
甘味料として蜂蜜あったのはわかった。
さとうきびがあったということなら、精糖技術はどんなもんだったんだろう?
水あめみたいな、飴とかあったんだろうか?

73: 名無し 2010/09/24(金) 18:54:53
>>72
砂糖が初めて作られたのは、西暦400~500年頃の中国。
それまでは糖蜜の状態で用いられていたらしい。

あと、水飴はサトウキビが伝わらなかった古代日本で生まれたものみたい。
原料は米や麦で、米芽や麦芽由来の酵素でデンプンを分解してブドウ糖にしたとか。

79: 名無し 2010/10/16(土) 14:32:51
文帝が甘党だったっていう話あったけど本当なんだろうかw

80: 名無し 2010/10/17(日) 09:31:31
>>79
実際、果物関係の逸話が多いし
ガチという認識で良いんでないの

84: 名無し 2010/10/18(月) 16:09:23
漢代の食器とか見ると,漆器の器やお膳で食事していたみたいなので、懐石みたいな食事だったのかもね
遣隋使や遣唐使によって日本にもたらされた当時の料理なんかはそんな感じだったんだろう

85: 名無し 2010/10/20(水) 00:51:49
塩気が薄くてもの足りなさそうだな

87: 名無し 2010/10/20(水) 09:43:32
曹植の名都篇に出てくる食べ物

鯉のなます
子持ちエビのあつもの
すっぽんの煎焼き
熊の掌の炙り
一斗、一万銭の極上美酒

104: 名無し 2010/10/24(日) 07:52:36
遊牧民どもは肉ばかり食ってるから頭が悪くて野蛮で凶暴で侵略するんだ。
精進料理を食べればよい

106: 名無し 2010/10/24(日) 10:21:35
>>104
こんな感じ?

朝:粟粥、梅肉の塩漬け、野菜の蒸し焼き
昼:雑穀飯(米、麦、粟)、野菜スープ餃子
間食:蜂蜜蒸しパン、芋と豆の糖蜜煮
夜:野菜ウドン、野草の醤、干し果物

114: 名無し 2010/10/25(月) 00:03:09
>>106
セレブのデトックスメニューみたい

112: 名無し 2010/10/24(日) 21:42:43
全国ご当地グルメを一番食べたのって誰だろう
やはり北は幽州から南は益州までいった劉備一派だろうか

113: 名無し 2010/10/24(日) 22:28:48
曹丕だろ
あいつ食道楽だし

131: 名無し 2010/10/27(水) 19:26:39
歳をとっても元気な老人は毎日のように肉を食っているらしいな
それが健康の秘訣なのだろうか

134: 名無し 2010/10/27(水) 20:07:32
>>131
元気だから毎日肉を食ってられるじゃない?

143: 名無し 2010/10/27(水) 23:12:53
この時代、醤油はあったの?

144: 名無し 2010/10/27(水) 23:22:18
>>143
「醤」はあったが現在使われている一般的な「醤油」は江戸時代に日本で開発された調味料なので存在しない

145: 名無し 2010/10/27(水) 23:48:59
>>144
醤って何かなーと思ったら、食品を麹と食塩で発酵させたものなんだね。
ありがとう。
この時代に住むとしたら、新鮮な海のお魚が食べられる沿岸部がいいなぁ。

146: 名無し 2010/10/27(水) 23:56:10
>>145
中国は川魚も色々あるぞ
魚料理は沿岸部だけじゃない

レアだし近代以降の料理だが揚げた魚に砂糖振って食うような食い方もある

148: 名無し 2010/10/28(木) 01:10:03
揚げ物は無理にしても、菜種とかの食用油
はあったのかな?

149: 名無し 2010/10/28(木) 01:49:45
>>148
劉馥が魚油を灯りに孫権から合[シ肥]を守ったエピソードがあるけど魚油は食用にもなる
また当時は工業用の化石燃料のような油はほとんど用いられておらず
油つったら基本的に食えるし燃料にもなる植物油とかだよ
胡麻とか代表的な食用油の取れる植物があるだろ?

胡麻と言えば華佗伝の注釈に胡麻食う女が出て来て
胡麻食って若返るという話もあるので
胡麻油は半分薬みたいな扱いで高級品だったんだろうから一般的とは言いにくそうだ

153: 名無し 2010/10/28(木) 07:10:29
魚は輸送の問題もあるから、基本的に塩漬け(醤)にするんじゃないかな

154: 名無し 2010/10/28(木) 08:04:02
>>153
輸送は最初から頭に無いのでは?
基本的に都市や邑は水の確保の為にも河の側に造るもんだから、
魚はその日に獲ってその日に消費できるでしょ。

186: 名無し 2010/11/05(金) 02:44:00
馬とか牛みたいな運搬動物は非常食かな?

肉の基本は狗か? 犬と狗の違いがわからんけど

189: 名無し 2010/11/05(金) 19:41:50
>>186
飼われる方が狗
番犬のイヌも狗を指す
「走狗煮られる」の故事を思い起こすとわかりやすい
小さなイヌも厳密には狗の方

226: 名無し 2010/12/08(水) 13:19:43
ウサギさん美味しいです

229: 名無し 2010/12/09(木) 13:53:24
>>226
ウサギ肉意外にうまそうだよな

230: 名無し 2010/12/12(日) 07:19:48
現代中国(特に成都あたり)でも、ウサギは人気食材だからね
外国では当たり前の食材なのに、日本ではなぜかあまり売ってないな

231: 名無し 2010/12/12(日) 09:36:55
さすがにウサギだと敬遠されてるのかもしれない
一部料亭に並ぶことが多い

232: 名無し 2010/12/12(日) 18:23:06
日本のウサギは小さくて食べ憎いだけで
欧州とかの食用ウサギでも輸入してウサギ料理出せるなら普通に食うと思うよ
コスト的に高いから流通は難しいだろうけど

238: 名無し 2010/12/20(月) 23:35:11
ちょっと関係ないけど、酒杯のあの二本の突起ってなんなんだろう?
飲むとき邪魔でしょうが無いと思うけど。儀式で使うのか?

あと、材質知らんが、見るからに何か危ないものが酒に溶け出してそう

239: 名無し 2010/12/21(火) 00:52:56
>>238
元々は祭器でその名残

246: 名無し 2010/12/27(月) 19:08:22
穀物:麦や米、粟や稗などの雑穀。料理としては、粥や麺(餃子など)、煎餅やパン。
魚:川魚が主。刺身や焼き魚。当時の長江には、イルカも。
肉:労働力や軍事力である牛馬よりも、羊や鳥、豚が食べられた。
酒:全般的に薄い。穀物の酒が主で、ぶどう酒などもあった。
スイーツ:果物や蜂蜜。

魏:物流の中心地であり、幅広い食材があった。
呉:長江や海に面している為、魚介類は豊富。海洋貿易で異国の食材も出回っていた。
蜀:唐辛子が無い為、現在の四川料理は無い。米よりも麦や雑穀が中心。

247: 名無し 2010/12/27(月) 20:34:59
>>246
四川は唐辛子じゃなくて花椒が元々香辛料のメインだし
今でも香辛料の中心

火力と油の生産が足りてないので現在の形ではないが
唐辛子の有無は四川料理には関わりない
むしろ唐辛子を使った四川料理なるものが唐辛子の手に入りやすい日本にあわせたローカライズ

258: 名無し 2011/04/08(金) 03:54:34.76
ドラマ三国志見た限りだと
霊芝(貴重)
松茸
レタスっぽい野菜

北京ダック
枝豆
ササミ肉
が出てきてた

259: 名無し 2011/04/11(月) 21:41:00.84
>>258
その辺は単純に今の中国の時代劇にありがちなご馳走を並べてるだけのような…

295: 名無し 2011/11/18(金) 22:40:49.00
長期遠征の場合、どういう物食ってたんだろう?
特に下級兵士とか
レーションっぽいものとかなかったんだろうから
穀物を生で食ったり、干し肉、干し魚か?
ネイキッドスネークみたいに現地調達か?

296: 名無し 2011/11/18(金) 23:11:16.02
穀物を生では無理だろw
火と水は必ず確保してるだろうし
そういえば火ってどうやって付けるんだろう
火打ち石的なものがあるんだろうか

297: 名無し 2011/11/18(金) 23:34:48.52
火打石的な物は常備だろ

348: 名無し 2013/10/05(土) 01:36:02.25
携帯食に小豆などの乾燥させた豆類
調理が出来るときはお粥みたいなヤツ
完全に俺のイメージ
古代ローマからの連想

358: 名無し 2014/11/08(土) 11:08:02.47
当時の酒が薄かったっていうのはなるほどって思った。
中国人も酒に弱い遺伝子持つ奴がたくさんいるから、その薄い酒を飲んだだけでベロンベロンになって、うっかり秘密をもらしたり、眠ったりするやつがいたってことなんだな。

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