異母弟の如意ををおっかさんの暗殺から守ろうとしたりな
だけど威夫人の成れの果てのアレをおっかさんに見せられて
それで全てが嫌になって酒びたり女びたりになって死んじまった
項羽が黄泉で笑ってるだろうな
ニュース
楚漢関連の本(小説含む)を色々読んだけど本によって四面楚歌の発生原因が異なるけど
真相はどんな感じだったんだろう?
1、張良による策略説
2、陳平による策略説
3、韓信による策略説
4、楚兵達が自然に歌いだした説
5、項羽が風の音等を聞き違えた説
6、その他
以上のような色んな説があったんだけど真相はいかに
>項王の軍、垓下に壁す。
兵少なく食尽く。
漢の軍および諸侯の兵、これを囲むこと数重。
夜、漢の軍の四面、みな楚歌するを聞き、項王すなわち大いに驚きて曰く、
「漢、みなすでに楚を得たるか。これなんぞ楚人の多きや」。
項王すなわち夜、起きて帳中に飲す。
(項羽本紀)
真相はご想像にお任せします。
なんか劉邦は若いとき読むと共感と言うか熱狂的に支持できるけど
調べていくうちに汚さに幻滅していく
逆に項羽は事跡を調べていくうちに語られない何かがあるんではと
ワクワクしてくるものがあるな
どっちも好きだけど
御輿に担がれんのも器量だって判ってくる。
若いときに好きだった方の逆側を年取ってくと好きになるような気がする。
俺は逆で「劉邦の器は凄い!何でも入るし夢を託せる!」と絶賛してたけど、
今になって読み返して見たら「項羽は怪物で傑物だ」なんて思ったりするよ。
実際にはかなり頭の回転が早いし常に陣頭指揮を執るバリバリな人物だよ
この点で項羽に引けを取らない
そう思う
部下の献言の良否を見極める知恵もあれば、臣下の性質や使いどころも
随分と心得てる
戦争手腕にしろ、韓信の業績の陰で項羽の主力を常に前線で引きつけた
ってもんがある
よくゲームで魅力を100にされるけど、古参の子飼いを除けば人を利益で
取り込んでいく人物だから、あれもおかしいんじゃないかとは思う
硬派なイメージのある始皇帝や漢武帝は自ら前線に出て軍を指揮したことないもんな。
部下や兵士を遠征させておいてテメエは安全な所でふんぞり返ってる奴って好きになれん。
項羽は、秦兵生き埋めや帝暗殺の件があるからなぁ・・・・
三代皇帝殺して、阿房宮焼いたし、始皇陵も荒らしたし。
当時も今も、これらは非難されて仕方ない。
逆に、項羽の秦に対する怒りも分かる話だけどね。
やっぱり、直情型だったんだろうか・・・・・側近で、身を挺して彼を諭せる
人物が少なかった気もする(殺されかねんが)。
>>740
劉邦は、魅力や利益もあったが、何より項羽の対極にいた所が大きいと思う。
そういう意味でも運命的な二人だな・・・・。
>人物が少なかった気もする
劉邦いわく亜父独りしか居ないのにそれすら使いこなせなかった、だからね。
逆に言えば項羽一人いれば事足りた、ってことだろ。揶揄するところか?
無学文盲だから有象無象が騙せるだろうとよってたかって祭り上げられただけの奴の負け惜しみだよ。
無学文盲なのは「姓名を記すことができればいい」とうそぶいた項羽の方
劉邦は貴族でこそないが中流以上の家だし役人やってるから無学ってことはない
当時の役人は末端まで文書処理が必要だから、文盲には不可能
これこそ牽強付会過ぎるお笑い草だな!
その後の文で、兵法をしっかり学んだ項羽が無学なわけないだろうが!
しっかりは学んでないよ
兵法も中途半端で終わったと明記されている
よく働くおっちゃんだこと
劉邦の家は貧農ではなく、
学問をさせるだけの余裕がある家だったと思われる。
天才VS凡才
颯爽と顕われた風雲児VS老練かつ老獪な壮年
司馬遷は項羽に絡めて武帝を罵ってたんだな
周りが全部馬鹿に見えたんだろうな<項羽
天才型によくあるタイプで
ものわかりの良くない奴や
気に入らない奴とは
口も訊きたくないってのだ
ただしウマが合う奴とは何処までも親しく付き合えるから始末が悪い
キレたら誰が何と言おうと聞く耳持たないってわけでもないんだよな。
陣営にちゃんと諫言できる人がいなかったんだろう。范増も含めて。
もう
男の子向け主人公→劉邦
腐女子向け主人公→項羽
でいいよ
確かに劉邦は引き籠りニートってイメージだが
項羽はイケメンってイメージだな
あれだけの人材が必要だったと思うと、
項羽のバケモノ加減が良く分かる。
ところで、項羽の分封策自体は別に間違っていないと思うんだが
強国の秦・斉を三分割して、後難を避けるようにしたりとか
身内に分け前多すぎとか非難されてるけど、譜代・縁族に領土をやって自分の威権を高めるのは、どの時代の君主もやってることであって、むしろ当然の帰結だと思えるんだよね
婁敬が、劉邦に対して
「旧六国の王族とか有力な貴族を旗印にしないと、人々はついてこなかった」
と言っているのは、裏を返せばそれだけ六国の旧勢力が隠然たる力を持っていたってことだから、それを抑えるためにもあれが項羽なりのベストな封爵授与だったと思うんだけどなぁ…
個人的な「もしも」だけど、もし項羽が関中一番乗りの約束を守って劉邦が天下を宰領することになったら、項羽みたいに叛かれまくって自滅してたんじゃないだろうか
既成秩序を変える際の抵抗が、項羽を滅ぼしたひとつの理由にならないかなぁ
>>771
>身内に分け前多すぎとか非難されてるけど、譜代・縁族に領土をやって
>自分の威権を高めるのは、どの時代の君主もやってることであって
既に天下が定まったならそうだけど、早すぎたんじゃね?
>自滅してたんじゃないだろうか
その場合、項羽が大きな力を握ってて、劉邦の権力が絶対化しないから、
項羽を殺さないうちはおとなしくしてんじゃね?
>>771
自分が関中に君臨しなかったのがミスだな
あと、強国の分割自体はいいんだが、すでにいた君主や実力者をおいやって自分の縁故を上位に置いたりしているのは、やはり各地に紛争の火種を残すようなものだよ
それこそ劉邦の初期のように全域をその地の実力者に委ねてしまう方がまだ落ち着いていたかもしれん
あと劉邦に約束どおり関中を与えたとしても、天下を宰するのは項羽でしょ
それがなぁ。どうなのか判断に迷うところだけど、項羽の親族縁者優遇処置が不首尾に
推移したから、劉邦が別の手段をとって、それが当たった、ということにもなるしな。
どうしても結果を知っている分だけ、後付論理が先に来てしまうが、当時ではどうだったか。
旧七国の分割は漢でもやってるから、俺も項羽の分割封建は悪くなかったとは思うよ
最大の問題は漢のように反乱を力でねじ伏せることが出来なかった点
そしてねじ伏せるだけの力を得るには関中の王になるべきだった
兵の穴埋めや秦王殺害が響いていて関中の王になるのを避けたんだとしたら、項羽は初めから天下人の資格がなかったと言うしかない