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【戦国いい話17】忍城攻防戦、三成の奉行「平塚越中守」、伊達政宗に呆れる細川忠興3連発

2022年7月16日

460: 名無し 2008/07/11(金) 12:01:29

「のぼうの城」で有名になった秀吉の関東征伐における忍城攻防戦。
あの話には実は続きがある。

交渉の結果無血開城となった忍城、そのことを知らせた三成に対し、秀吉からの返答は

「約束は関係ない。城の者どもは皆殺しにしろ」

だった。
三成はそれに強硬に反対。「我らは天下人たる秀吉様の名をもって約束したのである。天下人の面目のためにも
無血開城を許すべき」との強諫状を秀吉に送りつけた。
秀吉はそれをしぶしぶ認め、結果、忍城は無事無血開城された。

が、

秀吉はこの三成の行為にかなりの不快感を持ち、見せしめのため、秀吉草々頃からの家臣であり
三成を秀吉に推挙した、三成の妻の伯父に当たる、尾藤左衛門尉知宣を、下野那須野ヶ原に於いて斬殺した。

486: 名無し 2008/07/14(月) 06:37:58
>>460
三成って良くも悪くも正義感強すぎたんだな

 

487: 名無し 2008/07/14(月) 10:10:15
>>486
ちなみに、三成は伯父を殺されたのが相当堪えたのか、この後の奥州征伐では、秀吉に言われたとおり、
九戸などで「城兵の命は助けると約束して降伏させる→皆殺し(女子供含む)」をやって、秀吉からの信頼を回復します。

 

488: 名無し 2008/07/14(月) 12:17:55
>>487
九戸の乱に三成は立ち会ってなかったと思うが

 

489: 名無し 2008/07/14(月) 12:43:48
>>488
ああ、そうだ。ごめん勘違い。蒲生氏郷と三成を逆に覚えてた。

 

461: 名無し 2008/07/11(金) 13:04:01
うへぇ 「戦国 か な り 悪 い 話」になってる
ま、秀吉の実像を知っている人なら驚かない話ではあるな。

ニュース


469: 名無し 2008/07/11(金) 15:58:46

関東征伐の時のお話をもう一つ

前田利家が秩父寄居の鉢形城をとりかこむと、封鎖された城側は戦意を失い降伏。無血開城された。
この、無駄な血を流さない鮮やかな戦果に利家も喜んでいると、早速秀吉から書状が届いた。
「こんなに早く書状が来るなんて、関白様もお喜びか!」と、書状を開くと、そこには

『誰が勝手に城兵の命を助けて良いと言った?』

この書状にハッスルした利家公、八王子城攻略で高名な皆殺しをやってのけました。

 

471: 名無し 2008/07/11(金) 19:39:37

今度は本当に良い話

三成の奉行に平塚越中守という者がいた。世に知られた武士であったので、彼が浪人していた時、徳川家康も仕官を誘ったが

「家康公はケチなので嫌でござる」

と言い、気前の良い石田三成の元に使えた。
やがて関ヶ原が起こり、平塚は落ちのびる最中生け捕りにされた。
かつての事を覚えていた家康は引き出された平塚に
「わしの誘いを断り三成に使え、この様か」と嫌味を言う。

それに平塚は
「何を言うか!徳川殿とてかつては今川に人質にされ、戸田にさらわれ織田に売られたような身であったではないか!」
と家康を散々に罵り
「さあ、早く首をはねよ!」と啖呵をきった。

それを聞いて家康はにやりと笑い
「さても憎い奴だ。お前のような奴に一瞬しか苦しまない斬首はもったいない。生かして世の苦しみを味あわせよ」
といい、縄を解き召し放してしまった。

左右の者たちが「何故あのような無礼なものを!これでは処罰になりませぬ!」と抗議すると
家康は
「あ奴は見所のある奴だが、苦労が足りぬ。苦労して人を磨けば、わしの息子達の家臣にしたいほどの、良い武士になるであろう。そう見込んだから、命を助けたのだ。」といった。

この平塚越中守の名が、紀伊家初代、徳川頼宣の家臣の中に現れるのは、この暫く後の話である。

 

476: 名無し 2008/07/12(土) 11:04:47

正宗三連発

・伊達政宗、自邸に将軍の御成りが決まり、幕閣一同下見に訪れる。
そこで将軍への進物の話になり、政宗、長さの違う二振りの脇差を出してきて
「どっちがよろしいかな?」と聞いてくる。
酒井忠世と土井利勝が
「長いほうかな?」と答えると
その答えを何故か気に入らなかった政宗、急に怒り出し

「短いほうでも、お前のわき腹ぶっ刺せるんだぜ」

と、良くわからない威嚇を始める。幕閣一同笑ってごまかす。細川忠興呆れる。

・伊達政宗、友達で旗本の加々爪忠澄の額を、何を思ったか突然ひっぱたく。忠澄もとっさにひっぱたき返す。
→そのまま場外乱闘。拳と拳で男の友情を確かめ合う。細川忠興呆れる。

・伊達政宗、島津家久を呼んで茶会を企画。
余興として能でもしようと思い立ち、喜多七太夫の所に「役者貸せ」と言いに行くも、七太夫「あいにくその日はみんな予定が埋まってまして…」
これに激怒した政宗「来ないと言うのなら、お前ら全員斬り殺す!」と、堂々のジェノサイド宣言。政宗は本気だ。
困った七太夫、島津家久に泣き付く。訳を聞いて途方にくれた家久、友達の立花宗茂や寺沢広高と相談の結果、

「いたたたたたた?あれ?急に、おなかが、痛、いたたたたたた、急におなかが痛くなったよー、これじゃ茶会は無理、残念だけど延期するしかないなあーいたたたたた(棒読み)」

と、不登校の小学生みたいな言い訳をして、五日間の延期に成功。細川忠興やっぱり呆れる。

 

477: 名無し 2008/07/12(土) 12:05:31
>>476
なんというDQNw

 

481: 名無し 2008/07/12(土) 17:07:17

>>476
島津家久ってとこで笑った

西国無双のDQN忠恒様さえも途方に暮れる役回りにしてしまう
政宗おそるべし

 

478: 名無し 2008/07/12(土) 13:10:20
細川忠興のようなDQNに呆れられるところが笑いどころか?

 

479: 名無し 2008/07/12(土) 14:14:36
それ以外ないだろ

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