項羽と劉邦 漢

【項籍と劉邦】呂后のオヤジはすごい予知能力者に違いない【項羽と劉季】

2022年11月10日

259: 名無し 03/12/08 23:07
ところで話は変わるが
秦の三世(正確には違うけど)子嬰のことなんだが、
「公子嬰」という記述と、「子嬰」という記述がありますよね。
前者だと「嬰」という名になりますし、後者だと「子嬰」で名前になりますよね。
それに子嬰だと字っぽいし。
どちらを正解と取るのが正しいっぽそうでしょう?

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260: 名無し 03/12/08 23:16
嬰では?
嬰って微妙だよね。
「始皇帝の弟の子」説と「二世の兄」説があると聞いたことがる。

 

262: 名無し 03/12/08 23:22

>>260
その説もあるけど、普通に二世の子だろ。
「立二世之兄子公子嬰」って有るんだしさ。

名前は「嬰」でだと思う。
「子嬰」ってのは「公子嬰」の事じゃないかな?

 

263: 名無し 03/12/08 23:28
>>262
二世の兄の子、ってどっかの本で読んだ憶えがあるんだが…

 

265: 名無し 03/12/08 23:38

>>263
気になって岩波の史記列伝(二)を読み返したんだけど。
字的には「二世の兄の子」かなぁ?

原文とか注釈に詳しい人~。教えて下さい

 

264: 名無し 03/12/08 23:35
嬰は「始皇帝の孫」としか分からんよ・・・

 

266: 名無し 03/12/09 00:00
以前から疑問に思っていたんだが、が始皇帝の孫だというのはどう考えてもおかしいのでは?
子嬰は二人の子供と図って趙高を殺したとあるが、始皇帝は50歳くらいで死んだとするというから長男の扶蘇だって30くらいだろう? 孫なんてまだガキじゃないのか?
だから俺は子嬰は始皇帝の息子か甥ではないかと思う。

 

276: 名無し 03/12/10 21:58
鎮西八郎為朝のモデルは項羽。
項羽が江南へ落ち延びる時に率いた騎馬護衛と、為朝が西方へ落ちる時に率いた騎馬の数が同じ26騎

 

290: 名無し 03/12/28 21:39

>>276
ほほ~興味深いのう。

平家の棟梁清盛どのは
「平家にあらずば人にあらず」と自画自賛し、自己と劉邦を同一視したが、

してみると日本では項羽=源氏が劉邦=平氏を打倒したというところかのう。

 

297: 名無し 04/02/16 01:45
呂后のオヤジはすごい
予知能力者に違いない

 

298: 名無し 04/02/16 03:47
>>297
劉邦の方は良かったが、はんかいの方は失敗したよなあ。

 

300: 名無し 04/02/16 19:59
結果的には失敗だったんじゃないかなぁ。
結局族滅なわけだし、おまけに悪名を万世に残した。

 

301: 名無し 04/02/16 20:10
それは呂の親父の責任というより娘や息子たちが馬鹿だったから。

 

302: 名無し 04/02/16 20:21
陳平と曹参が一枚上手だったから。

 

303: 名無し 04/02/16 22:33
呂后は別に馬鹿じゃないと思うが。
女嫌い?の司馬遷も、呂后のことは褒めてる。

 

305: 名無し 04/02/17 22:10
いくら娘・息子がバカでも劉邦に嫁いでいなければ族滅はなかったと思うけどなぁ。

 

328: 名無し 04/04/11 23:45

今までで皆さんが読んだ中国史のお話の本を教えてくれませんか?

項羽と劉邦についての本を何か読みたいです。

 

329: 名無し 04/04/12 01:16
>>328
つか、全部名をあげるのはたるいです。
俺はこれ読んだ!他におすすめは?とか
そういった展開を望む。

 

331: 名無し 04/04/13 09:54
>>328
本宮ひろ志の赤龍王読め。

 

333: 名無し 04/04/14 23:40

>>331
赤龍王も完全に尻切れトンボだからなぁ
5巻位までは面白かったのだが。
キョロク城の戦い辺りから絵とストーリーが荒れだしていかにもやる気が無いって感じだった。
人気が無かったので当てがはずれてやる気をなくしたのだろうか。
マンガ自体は面白いのだが、連載が80年代のジャンプじゃ仕方ないか。

「天地を食らう」なんかは特にもったいなかった。
これから一番面白くなるってとこで打ち切られてしまった。
トウタク討伐線の絵の緻密さと迫力はすばらしかったのに。
ストーリーも史上初の反三国志で、今考えると極めて画期的だった。
カンウがクールでチョウウンが美男子。いいマンガだったのに。

 

334: 名無し 04/04/16 00:44

>>333
赤龍王は打ち切り。たしか、本宮にとって初めての経験だったはず。
で、連載誌を移しての続行だったけれど、気持ちに整理がついてなかったんじゃん?

天地を喰らうは、作者が自分でやめるって言い出したらしい。
あの後は史実を無視した展開が難しく、描いててつまらない作品になりそうだったから、っていうのが理由。

 

341: 名無し 04/04/20 12:29

>>334
>>天地を喰らうは、作者が自分でやめるって言い出したらしい。
>>あの後は史実を無視した展開が難しく、描いててつまらない作品になりそうだったから、っていうのが理由。

う~ん。考えられないな。編集者から暗に示されたんじゃないのかな?
つまらない作品どころか、超面白くなりそうだったのに。
その後、歴史小説で大ブームになった逆転IF物語の先駆けなのに。
ホント「天地を食らう」は画期的なマンガだった。

 

345: 名無し 04/04/21 00:57

>>341
本宮の自伝「天然まんが家」を立ち読みした程度なのでなんとも(´・ω・`)

ちなみに赤龍王の打ち切りは、本宮がその後
週刊少年ジャンプで連載をしなくなった原因になったとか´Д`;

 

335: 名無し 04/04/16 00:49

「項羽と劉邦~若き獅子たち」の作者、横山光輝氏が逝去されました。謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

336: 名無し 04/04/16 01:04
>>335
ええ、最近出た文庫本を全部読んだ。
私も僭越ながらご冥福をお祈り申し上げます。 ・゚・(ノД`)・゚・

 

337: 名無し 04/04/16 01:12
資治通鑑の漫画化は永遠に成されないんだな・・・

 

338: 名無し 04/04/16 22:38
>>337
それは無理というものでは?
分量的に端折れば…とも思うけど、端折ったら通鑑じゃなくなっちゃうし。
もしできたら見てみたいけど。
『十八史略』の有名エピソードだけでも網羅できたらすごいと思う。
誰かやってくれ!

 

340: 名無し 04/04/20 10:49

つか頼む。

宰相と丞相と大元師の地位とかの役割教えてくれ!
つか張良って丞相?何なの?

 

342: 名無し 04/04/20 13:08
丞相は特定の官名(官名としては固有名詞)、宰相は特定の官名ではなく普通名詞。
丞相は通常宰相(太平天国の丞相は閣僚)です。
従って丞相=宰相はほぼ正解だが、宰相=丞相ではない。
大元帥は国家元首の国軍最高司令官の側面を表す言葉だと思います。
中国においては都元帥の方がポピュラー。

 

343: 名無し 04/04/20 13:30
大元帥は、故御大の創作ではないですか。
上将軍が正しいと思いますが。
ちなみに、将軍号は単なる称号だと思います。
都督は役職名ですが。

 

344: 名無し 04/04/20 13:45

宰相はとりあえず天子を補佐し政務を総括する職。
で制度上○○の官は宰相と定められている場合もあれば、そうでないことも有る。
明の内閣大学士などは制度上宰相ではないが、ある時期以降は宰相。
しかし事実上の宰相は宦官である司礼監の筆頭大監だったりする。

元帥は春秋晋が初例らしい、唐の都元帥は皇太子に准ずる親王(弟か皇長孫)が就任、実権は副元帥や行軍司馬が保持。
元ころになると乱発で価値が下落、師団長クラスか?

明初に廃止されるまで丞相は通常制度上の宰相でしょう。
元の中書行省の左丞相は宰相とは言いがたいでしょうが。

 

359: 名無し 04/08/20 01:26
劉邦は女を見る目が無かった。

 

369: 名無し 04/11/06 16:34:57
>>359
呂后は、劉邦が本来始末しなければならなかった功臣をほぼ皆殺しにして
劉邦に「寛大」の評価を与えてくれたから、賢妻とすべき。
良妻とは言いかねるが、良妻なんて持ってたら大物になれない。

 

373: 名無し 04/11/07 01:00:27
>>369
良い妻であったかどうかは置いといても、良い皇后、皇太后ではありましたね。

 

363: 名無し 04/10/11 23:35:21

劉邦は籍を入れてない愛人を含めたら75人くらいいたんじゃなかったか

そら呂后も嫉妬で狂うよ(元がお嬢様だし)

 

364: 名無し 04/10/12 02:30:40
>>363
お相手としては小姓も加わるわけですからな。堪えられんでしょうな。

 

376: 名無し 04/11/25 00:36:34
項羽は、姓+字なのに
劉邦は、姓+名で呼ぶの?
項籍と劉邦か項羽と劉季じゃないの?

 

381: 名無し 04/11/28 14:52:29

>>376
なんでだろうな?司馬遼太郎がその言い方を広めたわけだが。

項羽と言うのは、諱を避けるための普通の言い方だ罠。史記にもそう書いてある。
でも劉季って書き方は史記にはない。

かといって、「項羽と高祖」ではタイトルとしてダメだろ。

 

382: 名無し 04/11/28 17:26:09
>>381
ゴロがよかったから・・・

 

383: 名無し 04/11/28 22:09:21
>>381
史記は本文で普通に籍と書いてるけど。
史記のどこに書いてあるの、諱を避けたって。

 

384: 名無し 04/11/28 22:13:25

>>381
>でも劉季って書き方は史記にはない

そうそう。こっちも普通にあるよ。
沛公になるまでだけど。

 

377: 名無し 04/11/25 00:46:08
項籍が普通なんだろうけど、史記が項羽本紀だしなぁ・・・・

 

379: 名無し 04/11/25 00:50:16
ついでに言うと高祖ってのも正式な呼びなじゃないし。

 

386: 名無し 04/11/29 04:47:46
史記では名には『姓が劉氏で、字は季』とあるだけですよね。ですから名は不明ですよね。
しかも中国では確か『伯』が一番上の子という意味でして、『季』が末っ子という意味がありますから、字が季というのも少し怪しいと思います。推定。

 

387: 名無し 04/11/29 19:13:03
劉邦ですが
史記も漢書も、邦の名は記してなく、「邦」の名が初めて現れたのが、高祖が崩じてから、400年後の後漢末、荀悦の書いた「漢紀」の中で初めて書かれたそうです。

 

388: 名無し 04/11/29 19:19:25
歴代の皇帝の名前、及び皇帝の尊属の名前はいずれも記されていない。漢が滅びるまでは。

 

390: 名無し 04/11/29 21:03:24
>>388
孝文帝の諱である恆は高祖本紀の最後のほうに書いてあるぞ。
他にもあるかもしれんが

 

389: 名無し 04/11/29 19:23:46
しかし出土史料と史記・漢書を比べると、相邦→相国といった避諱が行われた形跡は確かめられる。
つまり漢の高祖の諱は「邦」であったと間接的ながらも荀悦漢紀以外からも確認できるのである。

 

396: 名無し 04/12/17 22:01:34
呂后の父親っていつ頃死んだんでそう
おれの人相見は正しかった、と満足して死んだかな?

 

397: 名無し 04/12/17 22:20:50
「漢書」外戚恩澤侯表によれば、高祖元年に臨泗侯に封ぜられ、四年後に薨じたとある。

 

398: 名無し 04/12/19 15:37:06

高祖4年って漢王の4年ですかね。
だと、微妙な時期だなぁ・・

まあ、一方の旗頭ではあるのだから、呂公も、激怒したという奥方呂媼も満足かな?

 

419: 名無し 05/02/02 23:07:06 0
張良と項伯の関係が話の面白さを引き立たせるね

 

420: 名無し 05/02/02 23:30:32 0
どっちも人非人だけどね。
張良は友情と偽って主君のために親友をだまくらかす策謀家だし、項伯は親友のためと称して甥に仇なす獅子身中の虫だからね。

 

432: 名無し 05/02/21 09:47:45 0

横山のマンガであった始皇帝が見た夢の内容覚えてる人誰かいない?
本当にみたのかはおいといて。

ガキ2人が殴り合ってうんぬんかんぬんってのは覚えているんだが。

 

433: 名無し 05/02/21 17:27:05 0
1巻だね。
青い服を着た子供が赤い服を72発殴ったが
赤い男の子の一撃で絶命して日輪を持って粋
始皇帝に我はギョウ・舜の末裔といって南に去っていく夢だね

 

450: 名無し 05/03/14 23:22:13 0
史記って漢の時代の書物だから楚漢の辺りの記述
捻じ曲げてたりしそうなんだよなぁ
項羽が阿房宮焼いてないってのが判明したり
本当に秦の兵二十万も穴埋めにできるのかとか

 

456: 名無し 05/03/15 19:32:30 0
>>450
白起が長平の戦いで趙の兵を40万穴埋めしたとか、
人数は話半分ってより10分の1くらいにみたほうがいい。

 

459: 名無し 05/03/15 20:30:49 0
>>450
特に数字についてとか頭から鵜呑みにすべきではない点は多々あるだろうが、項羽について情報が歪曲されている、みたいな話は聞いたことがないなあ。
むしろ、項羽や呂后等劉家から見れば極悪人である人物にたいして、本記を立てている点等で、漢の皇室からは離れた観点で書いているという話を聞く。
もともと、史記は司馬遷が個人的に編纂を始めたもので、国家の意を汲んだものではなかったこと、司馬遷自身が武帝に不満があったらしいこと、などがその理由だとか。

 

462: 名無し 05/03/15 20:59:54 0
>>459
劉氏に対して、司馬遷は意外と容赦ないよな。
逆に、劉氏と敵対した項羽の武勇と、呂后の優れた政治家ぶりは、手放しでほめたたえているかのような書きっぷりだ。

 

451: 名無し 05/03/14 23:38:39 O

司馬遷という人は後世に対して極めて政治的な駆け引きをした人だと俺は思う。
あるいはその意味では古中国で最大の人っぽい。
今となれば史記の文章すべて信頼する訳にいかんことは自明だが、司馬遷という人柄(文面から読みとれる範囲での)や置かれた境遇から行けば
「ここは本音やろ」みたいに信じてしまう部分に、あるいは大嘘書いてるかも知れない。
そういう意味では怪しさプンプンの書物だが、逆の場合も多分あるだろうし、それを裏付けるような遺跡が、実にあっけらかんと出てきてしまいかねないとこが中国でもあるような。

司馬遷は多分「善意」だったと思う。
断っておくが、今の日本の民法で示されるような安易なそれではなく、当時の中国のそれにおける、生の言語としての意味において。
実際項羽本紀の熱の入りようといったら。。。
高祖劉邦より力入ってる。

 

452: 名無し 05/03/14 23:46:39 0

>項羽引兵西屠咸陽,殺秦降王子嬰,燒秦宮室

とあるだけで阿房宮を焼いたとは書いていない罠

 

453: 名無し 05/03/15 00:04:54 0
>>452
そうだった
でもその焼かれた宮室も見つかってないんだよね

 

457: 名無し 05/03/15 19:43:26 0

ちょっと前の日経新聞にも始皇帝陵発掘調査の話が載ってた。
やはりアボーン宮焼き討ちはなかったというのが正しいらしい。

ちなみに長平では大量の人骨が見つかったらしい。

 

458: 名無し 05/03/15 20:20:44 0

>>457
意外と文革時代の骨だったりしてw
長平に埋めれば歴史遺産として片付くからとか隠蔽できるとか

 

460: 名無し 05/03/15 20:39:29 0

>>458
かなり有名な話だからそれはないと思うが。
もちろん、40万という数字そのものが正しいとは言いきれないが、あそこでその時代に、かなりの死体が埋められていたと言うのは事実らしい。

他にも始皇帝の墓には地底都市が築かれたとか、さすがに嘘だろ、と思われていた史記の記述についても、有名な兵馬俑やその他の考古学的発見によって、「都市」は大げさでもかなりの地中建造物があったことが確認されている。
規模はとか数字一字まで信じきるのはともかく、それなりに根拠はある、信憑性のある高い文献として見ていいようだ。

 

463: 名無し 05/03/15 21:50:56 0
かといって、項羽の殺戮行為や、呂后の残虐行為もしっかり書いているし、劉氏を嫌うあまり、それに敵対した者を過剰に持ち上げてしまっているというわけでもないようだ。

 

464: 名無し 05/03/15 21:58:24 0
史記は儒教道徳と劉氏マンセーに縛られた漢書より、ずっと信頼できる文献だと思う。

 

480: 名無し エジプト暦2329/04/01(金) 10:39:26 0
>>464
その史記によると
秦の始皇帝は
父親が卑賤(どこの馬の骨だかわからない商人 商人は当時農民より下)
母親も遊女(要は売春婦 名前もわからない卑賤の出)
らしいね

 

380: 名無し 04/11/25 04:18:11
ふと思ったんですが
曹参、夏候嬰のどちらかが粛清されていたら曹操は生まれず、魏という国は存在しなかったわけですよね・・・

 

392: 名無し 04/12/01 19:25:05
>>380
曹操は養子の息子じゃん。

 

393: 名無し 04/12/02 15:06:39
>>392
だから夏侯嬰も入れてみたんだろ

 

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