73: 名無し 2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
実際のところ味噌汁はどれくらいの人間が日常的に飲めたのだろう
大豆がそれほど採れたとも思えないし、味噌は腐りやすい
74: 名無し 2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
昔の味噌は塩分濃度高いから長持ちするよ。
干したのもあるしな。
75: 名無し 2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
塩分濃度が高いっつったって
発酵を止めるほどではないだろ
なら腐る
77: 名無し 2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
田の畔で大豆がとれる農家なら、味噌は各家庭で作っていた。
傷む前に使いきれる分だけ順繰りに作る。
大豆があまり採れない家では味噌は貴重品。
味噌雑炊は貧しい食べ物の代名詞扱いされたりするが、
それすら贅沢だから塩味の麦粥ばかり食べてたりしたんだな。
醤油はさらに貴重で、醤油で味をつけた炊き込み飯はやはらハレの食べ物。
79: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>77
自作農と小作農、大正の農村改善運動以前と以後は分けて考えないといかんよね
80: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
大豆採れない地方なんかあるのか?
81: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
むしろ豆や芋類は痩せた土地や過酷な条件下でも育つから
ほとんどの農家は手に入れることができたと思うけど。
82: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
大豆を作るための土地が少ないとか、大豆よりも別の作物を優先してるとか、でないかな?
あるいは大豆は売って換金してしまうとか。
そういえばゴマも田の畔で作っている家が多かったはず。
貴重な脂肪源。
86: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
それは家によるだろうけど、最低限ビタミン類がとれるくらいの畑くらいないと生きてけないわな。
85: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>81
芋は比較的最近の作物だよ
実際のところ小作農が自由にできる土地はどれぐらいあったのだろ
87: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>芋は比較的最近の作物だよ
300年が最近ってどんな時間感覚だよwww
90: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>87
宇宙規模で考えれば
人類の歴史なんてごく最近のことだよ
88: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
なに芋かにもよるな。
ジャガやサツマは比較的新しいが、ヤマイモやサトイモは古来からある作物。
特にサトイモは、東北の一部では近代まで主食だった。
91: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>88
サトイモがおせちや雑煮に使われている現状から想像するに
主食ではなかった気がするけどな
サトイモはカロリーが低いし畑は食うし、保存性も悪すぎる
93: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>91
東北の一部では近代まで、米が栽培できなかったんだよ。
保存性は地面に埋めとけば一年持つ。
94: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>93
じゃあ江戸時代の東北の飢饉とは何ぞやと聞こうかと思ったら一部か
そんな土地で米より南国っぽいサトイモが飢えを救っていたんだな
97: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
下級貴族
「死ぬ前に一度でもいいから、腹一杯芋粥を食べたい。」
の芋は山芋?里いも??
また貧しいから腹一杯の芋粥を食えないのではなく
陰陽寮の作った暦のせいで
貴族は好きなものを食えなかったんだよね。
99: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
>>97
山芋じゃなかったけか?
この話は越前国司の裕福さとの対比で描かれてるから、暦による禁忌は気にしなくていい気がする
98: 名無し 2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN
山芋のスイーツらしい
101: 名無し 2013/09/01(日) 07:24:00.99
芋粥、wikiでは
芋粥(山芋を甘葛の汁で煮た粥)
となってますね
102: 名無し 2013/09/01(日) 10:18:20.96
甘い粥か、、、、
今のサツマイモで作る芋粥みたいな味かな?
107: 名無し 2013/09/02(月) 05:00:05.89
山芋は、現在はとろろとか千切りの酢の物とか生で食べることが主流になってるが加熱したほうがうまい。自分は味噌汁の具にするの好きだ。火のとおりも早いよ。
ま、生食もできる澱粉質は貴重だし、古来から便利な食物だったとは言えるだろう。
108: 名無し 2013/09/02(月) 07:01:41.86
>>107
長芋と一緒にするなよ。自然薯食ったことないんだろ
109: 名無し 2013/09/02(月) 07:13:28.30
長芋と自然薯は別な食い物だよね
どちらが上とかでなく使い所からして違う
111: 名無し 2013/09/02(月) 17:13:29.07
俺は、長芋や山芋は海苔で巻いて、さらに青海苔を混ぜた天ぷら粉で天婦羅にして食います。また天つゆは使わず抹茶塩で食います。
この食い方は俺が初めてだろう、と思っていたら、江戸の八百膳がすでにやっていました。
112: 名無し 2013/09/02(月) 20:12:51.20
磯辺揚げですか。大和芋やツクネイモは揚げられるけど長芋は無理なのでは
すり下ろさずに揚げるなら可能だけど、それはそれで珍しい。
自然薯の食べ方で面白いなと思ったのは、出汁汁に摺った自然薯を小さく丸めて浮かべた料理。生のまま浮かべると粘っこくて食べにくいけど、素揚げだと大根餅みたいな食感です
113: 名無し 2013/09/02(月) 21:59:38.51
>>112
拍子木のように切ったものを海苔で束ねたものです。すりおろしては無いです。
フライドポテトの様なサクサクした歯ごたえになります。
114: 名無し 2013/09/02(月) 22:25:12.05
>>113
おいしそうです。今度マネしてみますね
130: 名無し 2013/09/03(火) 22:06:03.35
昔の貯蔵方式だと何年後まで古米で食えたのだろ
131: 名無し 2013/09/03(火) 22:37:21.95
ウママズの前に、常温で米を長く貯蔵してると虫がついてしまうので春が過ぎたら米干しを行なった。土用前や盆に近い頃。
籾つきのまま保管してたのを晴天が確保されそうなチャンスを見極めて筵に広げて干す。
昔というか昭和30年代までは割と普通に行なわれてたはず。
もちろん干すと味は落ちるが虫に食われるよりはマシ。
132: 名無し 2013/09/03(火) 23:13:57.21
>131
情報有りがとうございました
長期保管というより虫干しにつきまして教えていただき
133: 名無し 2013/09/04(水) 05:44:52.18
というかこんな湿度の高い季節の有る国で干さなかったら普通にカビるよね
134: 名無し 2013/09/04(水) 08:48:33.69
安寿と厨子王という昔話に米干しのシーンがあったのを思い出した
あれはたぶん室町幕府の時代
156: 名無し 2013/09/07(土) 10:45:05.74
平安貴族は干しアワビや、クサヤ等の乾物ばかり食べていたので
栄養が片寄り、下膨れの「おかめ」みたいな顔になったらしい
庶民は貧しかったが、いろんな物を食べたので貴族よりは健康だったとか
157: 名無し 2013/09/07(土) 10:59:52.12
>>156
あの頃はもう貴族や富裕層に脚気が出始めてたっていうからな
どんだけ白いコメ好きなんだよと思う
でも日本人は遺伝子的に、ほとんど下戸ばっかとも言うし
飲めない金持ちなんてそんなもんなのかもな。
159: 名無し 2013/09/07(土) 11:29:51.25
>>157
日持ちするものが好まれたんだよなぁ
生だと当たるから食わない、土から生える野菜も食わん
後は酒ばっか呑んでる
160: 名無し 2013/09/07(土) 14:17:49.36
藤原道長の死の数年前は、やたらと水を欲したそうです。
典型的な糖尿病の末期症状です。
164: 名無し 2013/09/07(土) 16:14:59.17
黒鯛は真水耐性があるので、紐に繋いで生きたまま利根川を引っ張って
遡れたと言う話を聞いたことがある。
165: 名無し 2013/09/07(土) 16:30:38.39
浜辺から山奥まで水際にずう~~~っと道が通ってるのか?
船を引っ張り上げるのってどのあたり迄だっけ?
166: 名無し 2013/09/07(土) 16:36:29.56
>>165
船の縁にでも結んでおけば良いんじゃない?
江戸時代の利根川は水運の大動脈で、群馬県辺りまでは船で行ってたそうだし。
169: 名無し 2013/09/07(土) 20:58:04.10
鳥取沖も新潟沖も同じようなものが獲れるよ
秋田のハタハタ禁漁の時には鳥取で獲ったのが大量に秋田に送られたし
シロザケなんかは少ないながらも鳥取県まで産卵に降りてくるし
ハマチやそれの成魚のブリも日本海全域で獲れる
170: 名無し 2013/09/07(土) 21:19:33.27
交通手段が人の足しかなかった時代は、臨海県でも海から10kmも離れれば淡水魚しか食わない文化な訳で需要がなければ売れないし、売りに来なければ食べる習慣は生まれない
171: 名無し 2013/09/07(土) 21:34:46.73
>>170
神戸の深江漁港から有馬温泉まで最短距離で魚を運んだ魚屋道が残っていますが総延長は13㎞です。
173: 名無し 2013/09/07(土) 22:03:23.04
内陸部には塩を運ぶついでに魚も運んでた話をよく聞くな。
塩の中に埋めて。
さぞかし辛かった事だろう。
175: 名無し 2013/09/07(土) 22:08:56.81
鯖街道は70kmもあったのか
塩サバとはいえ徒歩で急いで運ぶとか過酷にも程があるな
177: 名無し 2013/09/07(土) 22:31:05.44
田舎でも海から16km離れた集落に売りに来てたと聞いたぞ
流石に酸っぱくなりだして刺身にはできなくなってたそうだが
201: 名無し 2013/09/08(日) 03:13:21.32
牡丹とか桜とか紅葉の肉って売ってないよな。
202: 名無し 2013/09/08(日) 03:31:24.76
>>201
売ってる所には売ってるけどね
ま、あんま大量に安定供給しても儲けられるネタでも無いしな
そもそも牡丹の家畜化したもんが豚だから
その辺で納得しとけ
204: 名無し 2013/09/08(日) 10:19:18.07
イカリスーパーで桜肉をゲット。
夜に、たたきで食います。
しかしポーランド産でした。