878: 名無し 2007/03/27(火) 16:51:18
ブッダの頃は命を奪うことは厳禁。
肉や魚はもちろん、穀類も。
ブッダが口に出来たのはミルクくらいだったらしい。
っていうマンガを昔読んだような気がする
879: 名無し 2007/03/27(火) 20:30:18
インドのカースト制度ってのは、昔からあったように教育されているが
植民地化以前とい植民地化以後のカースト制は別物
英国のブルジョアジーが「都合のよいように」作り変えたことはあまり知られていない
って教授(インド人)が憤怒してた
880: 名無し 2007/03/27(火) 21:00:22
植民地時代のほうがカーストがゆるくいい国だったとも聞くが
ガンジーとかが厳しいカーストを復活させたんじゃなかったっけ?
881: 名無し 2007/03/27(火) 21:53:31
本当のところは、向こうに行って文献をあさってみないと何ともいえないよね
日本の教科書(とくに義務教育のやつ)ほど信用できないものはないからな
882: 名無し 2007/03/27(火) 22:30:10
カースト制や欧州の階級社会は、上位階級のものが下位の者に仕事を与えたり、施しを与えたりすることによる「富の再分配」という一面もあるんだよね、確か。
日本ではベクトルが違って、士農工商は「分業制」に近い身分制度、ということで昔から「社会主義・共産主義的思想」あったらしい。
883: 名無し 2007/03/28(水) 12:28:42
独立後のインド憲法ではカースト制を公的には廃止したよ。
ただし、上位カーストのヴェジテリアニズムは強化されたと思う。
植民地時代は緩かったらしくガンディーも肉を食うことはイギリス人のようになることだとか思って、密かに仲間と牛肉を焼いて食ってたらしい。 後年それを懺悔しているが。
日本の場合は権力者の御触れがもともとだからな。
884: 名無し 2007/03/28(水) 12:46:08
>>883
てか日本の場合は、牛馬の重要性として
食肉<労役
てなことで、労働力確保の観点で「喰うな」とした側面があるらしいが。
885: 名無し 2007/03/29(木) 00:43:39
>>884
牛肉食は、年老いて労役に耐えなくなった牛馬の有効利用だが何か?
886: 名無し 2007/03/29(木) 03:02:13
商業ベースにできるほどの量を確保できなかったっつー事でしょ
887: 名無し 2007/03/29(木) 10:23:48
山間部じゃ狩猟が行われてたしな。猪とか、兎とか。
「兎追いしかの山♪」って歌われてる通り。
そうでないと穀物生産力に乏しい地域では蛋白質などが充分に確保できなかった。
生産に携わらない武士階級でも富裕層は牛肉でも食ってたし。勿論現代みたいな量と頻度じゃなかったけど。江戸の街には獣店(けものだな)があって色々な肉が売られてたんだ。
888: 名無し 2007/03/29(木) 12:22:37
うさぎ美味、鹿の山
889: 名無し 2007/03/30(金) 23:45:48
昨日は鹿刺を喰いました。案外クセがなく美味しかったです。
新鮮な状態なら、鹿でも熊でも美味しいのかも知れませんな。
898: 名無し 2007/04/05(木) 10:45:48
江戸時代くらいの花見弁当って、どんな感じだったんだろうね。
899: 名無し 2007/04/05(木) 12:08:17
長屋の花見っていう落語があるけどね
卵焼きとかがご馳走だったらしい
900: 名無し 2007/04/05(木) 13:30:19
弁松の赤飯2段とか料理弁当とか。
あの雰囲気かと思っている。
909: 名無し 2007/04/12(木) 08:20:21
大阪は昔、「天下の台所」と呼ばれたが江戸はどうだった?
910: 名無し 2007/04/12(木) 08:55:44
>>909
江戸の食い倒れって言葉があったくらいだから、
食糧の流通は充実していたんじゃないかな。
911: 名無し 2007/04/13(金) 20:25:16
食い倒れってそれは大阪の事でしょ?
913: 名無し 2007/04/13(金) 21:59:34
確かに江戸の食い倒れという言葉も当時はあったようだ。
918: 名無し 2007/04/15(日) 08:30:16
他の地域の食文化の資料っていうと
林子兵の蝦夷(アイヌ民の食生活)とか薩摩とか
びっくり仰天系のしかないんじゃないかな
919: 名無し 2007/04/15(日) 08:41:07
京都は?
920: 名無し 2007/04/15(日) 09:52:38
枕草子とか、つれづれ草とかかな干した魚と菜汁と山盛り玄米。
繊維質は多いけど脂質が貧弱
921: 名無し 2007/04/15(日) 09:53:54
土佐日記に高知の食って載ってたっけ?
922: 名無し 2007/04/17(火) 12:40:40
>>921
歌の下手な地元の人が、見送り時に弁当差し入れてくれたって記述はあるが、その中身はかかれてないなあ。
923: 名無し 2007/04/17(火) 20:44:10
>>922
当時の弁当ったって、どうせ強飯(こわいい・蒸し米)の握りと塩漬けの魚菜類が付いている程度なんじゃないのかね。
924: 名無し 2007/04/17(火) 21:03:58
>>923
強飯が握れると思う?
925: 名無し 2007/04/17(火) 22:13:35
>>924
そりゃそうだなw
てか、あの当時の携帯食は干飯(ほしいい)だったっけ。
926: 名無し 2007/04/19(木) 06:57:51
>>924
しかし文献によっては粥みたいなものに対して普通に炊いた米を強飯としている場合もあるからな。まあ実際握ろうと思えば握れないこともないのかもしれんが、米粒はボロボロになるだろうな。
930: 名無し 2007/04/21(土) 23:38:39
>>922だが自分でも確認したくなって土佐日記読み返してみた。
すると「歯固め」や「押し鮎」といった食い物の記述がある。
注釈では歯固めは季節の行事として食べるものの総称で焼き鳥も含まれるそうだ。あと押し鮎は塩漬けの鮎で土佐の特産品とのこと。
928: 名無し 2007/04/21(土) 00:03:00
平安時代の御膳を喰ってみたいな。飯は玄米の粥か強飯で、魚菜は魚の干物と大根か何かの漬け物、そして嘗め味噌とかかね。てか、漬け物なんかなかったかな?塩はかなりの貴重品だったんだっけ。
929: 名無し 2007/04/21(土) 06:56:51
>>928
平安時代は仏教が盛んになったせいで、日本の食文化の衰退を招いたようだよ。
飛鳥、奈良時代までの方が、家禽もジビエも、牛乳、ヨーグルト状の物なども取り入れてたし、味付け調理にも創意工夫をされてたんだって。
934: 名無し 2007/04/28(土) 17:09:23
昔は食品添加物ってなかったの?
935: 名無し 2007/04/28(土) 17:56:03
あったんじゃないかな
色を良くするための古釘とか
麺を伸びやすくするための鹸水とか
保存性をよくするための砒素とか
936: 名無し 2007/04/28(土) 18:25:28
豆腐の凝固剤だってそうだろう。
938: 名無し 2007/04/30(月) 18:45:03
食紅っていつ位からあったの?
945: 名無し 2007/05/03(木) 01:20:43
>>938
昔の食紅は紅花を使ってたが
これが染料用の作物として渡来してきたのが3世紀ごろ
ただ食品に使うのは染色というより防腐剤的な意味合いがあったようで
食品に色を付けて美味しそうに見せる為ということでは広まったのは江戸かチョイ前くらいから
939: 名無し 2007/05/02(水) 02:39:59
江戸時代はマグロのトロを捨ててたんだよな…
米に関しては今じゃ白米より雑穀米のが高級品
そしてイワシは畑の肥料にするぐらい昔は取れていたのに、今では旬の時期のサンマより一匹が高かったりするもんな…
941: 名無し 2007/05/02(水) 08:30:02
牛乳とコーラとガソリンが同じような値段で売られているという現代の不思議
あと宅配ピザの高騰
942: 名無し 2007/05/02(水) 10:56:18
麦のほうが高いとは…もはや救荒作物なんて死語か
943: 名無し 2007/05/02(水) 12:28:21
麦飯なんて刑務所では臭い飯と言われ忌み嫌われる存在なのにね。
健康食ブームおそるべし!!
952: 名無し 2007/05/07(月) 11:48:06
なんで日本には、米から作った麺類がないんだろう。
ビーフンやフォーみたいなものが、あってしかるべきって気がするんだけど。
餅やせんべいはあるのにね。米の品種のせいなのかな?
953: 名無し 2007/05/07(月) 12:24:49
団子もあるけど、麺にはしないね
水稲米じゃ糊になるから麺には出来ないのかな
954: 名無し 2007/05/07(月) 13:50:28
単純に「そのまま炊いて十分においしい」からなんじゃね?
基本的に麺は「そのままではマズくて喰えない」小麦なんかを如何にして喰うか、というところから発達した食文化っしょ。
日本でも小麦は素麺なり饂飩にして喰うし、蕎麦の実もそのまま喰うより製粉して麺にする事の方が圧倒的に多い。
米(ジャポニカ米の水稲栽培モノ)は、そんな手間をかけず、そのまま炊いたら喰えるのが最大の特徴なんでは?
957: 名無し 2007/05/07(月) 22:53:27
米は単位面積あたり
いちばんとれるんでなかった?
だから 江戸の大都会が栄えた
958: 名無し 2007/05/07(月) 23:47:33
小麦の麺条の影響によって中国南部や東南アジアでビーフンが成立したのだが、そこはインディカ米地帯。
ジャポニカ米はインディカ米と比べるとビーフンが不味い。それで発達しなかったんじゃないかな?