高校生の教科書を再編集した大人向け歴史書が異例のヒットとなっている。
歴史ブームの中、歴史に興味がある女性「歴女」や若手のビジネスマンが購入していくようだ。
話題になっているのは歴史書の老舗・山川出版が2009年8月30日に売り出した書籍
「もう一度読む山川世界史」と「もう一度読む山川日本史」だ。二冊は、2004年まで実際に
高校で使用された教科書「日本の歴史」「世界の歴史」をベースに、一般読者向けに再編集したものだ。
■部数8万部に編集部は「驚いています」
なぜ、今、歴史教科書なのか――。編集部によると、これまでは通史をコンパクトにまとめた
書籍がほとんどなかったと言う。通史のほとんどは大型の書籍だからだ。そんな中で、
山川出版は強みである歴史教科書を一般読者向けの書籍として発行したいと常々、考えていたそうだ。
その上、ベースにした教科書「日本の歴史」「世界の歴史」は解説の質がとりわけ高く、
一般の人にも十分に読み応えがあったため、発行に踏み切ることになった。
再編集の過程では配列を考えながら、新たに注や解説をつけ加えた。今では教科書のほとんどが
カラーなのに対し、二冊は巻頭のカラーページを除いてあえてモノクロにした。
一般的な教科書とはまた少し違う、書籍として読み通せる工夫を凝らしている。
ニュース
おいらの時は実況中継本すらなくて流れをつかむのに苦労したよ
??
違うのか
征夷大将軍に任命されたのが1192じゃ無かったか
鎌倉に住み始めたから幕府が開かれた訳じゃ無かろうに・・・
>>4
武家による鎌倉政権は1192年以前から始まったが、
頼朝が征夷大将軍に任じられて幕府と呼ばれる体裁が整ったのは1192年だ。
従って、鎌倉幕府成立は従来通り1192年で間違いない。
名目上はそうだけど、実質的というか学説的には
1185年で成立とするのが今は正しい
1185とか1192とか細かい数字はどうでもいいのよ。
大事なのは鎌倉幕府成立と前後してどのような出来事があったのか、
あるいは同時期に世界はどのような状況にあったのか、
そのあたりを把握するための手段として年号は利用しろってこった。
だから1185年は鎌倉政権の実質的な成立ね。
「幕府」がたとえ後世の呼称であっても、征夷大将軍に任ぜられない限りは「幕府」とは言えませんから。
>>286
頼朝=鎌倉右大将(右近衛大将)だから、大将府を幕府って言ってるって習った気がする。
ソースは1085年開府説を取る元指導教授。
あとで知ったけど、織田「政権」樹立とか、江戸幕府成立でも同じような議論ってあるんだよね。
右近衛大将に任じられたのは1189年で、その少し前に権大納言に任じられるまで散位だったから、「幕府=大将府」説だと「幕府」成立は1189年になっちゃうね。
だから、あまり「幕府」にとらわれず、鎌倉「政権」の成立は1185年というのが最も妥当かもね。
>>126
>頼朝が征夷大将軍に任じられて幕府と呼ばれる体裁が整ったのは1192年だ。
ちょっと違うぞ。
頼朝本人も、北条氏などの御家人も、自分たちの政権を「幕府」と呼んだことは、
当の鎌倉幕府が存続していた期間中は無い。少なくとも史料上は。
武家政権を「幕府」と呼び始めたのは、もっと後の時代だよ。
「トップに征夷大将軍を据えた武家政権」のスタイルができたのは、もちろん頼朝からなので、
歴史用語として「鎌倉幕府」と呼ぶこと自体は、なにも問題ないけど。
しかし授業や受験以外で需要があるのは珍しいな
山川はかなり右巻き
>>35
山川が右とかw
日教組にはあれでも右寄りに見えるんですね
たぶん右にも左にも嫌われるのが本当の中立なんだろうな
小さい用語集も買わされたな・・・・
>>14
あの用語集はいまだに持ってるわ
たしかに、歴史知識があるのとないのとじゃ、ドラマ見ても旅行しても、
面白さが違ってくるな
世界史の用語集にはお世話になった。
教科書は簡単すぎて、用語集から世界を広げて
妄想するのが世界史の授業のお約束だったな。
受験科目でも無いのに日本史も買ったっけ
いまだに家にあるよ。これだけは捨てれない
教師? 教科書を黒板に写すだけだった
つーか、高校のテキストなんて事象の羅列で糞面白くもねーだろよ
関係性が繋がんねーし
37にして東大目指すか
まぁ教科書って言う知名度で売れてんのか。
用語集が時代順で引きにくいから
あいうえお順の数研の用語集使ってたな
時代順がいいんだよ。キーワードつなげて妄想するのに最適
世界史を選択して大後悔したな
漢字が面倒だからと世界史なら西欧だろうと思って選んだら
量が多くて、しかも半分位中国史の上に、漢字が見たこともねー様なのそのままだしやがって
明らかに労力が2倍以上にふえやがった
世界史も洋画もそうだけど
カタカナの人名っていいヤツか悪いヤツかイメージ湧きにくいから憶えづらい
>>52
>源頼朝の肖像画も実は平重盛かもしれないんだっけ?
いやいや。正確には↓
あの肖像画は、神護寺が所蔵している。(国宝)
神護寺には合計で三幅の肖像画(伝源頼朝、伝平重盛、伝藤原光能)がある。
教科書は、「伝源頼朝」になっている。俺が学生の頃は「源頼朝」だったけど。
それまで源頼朝だとされていた人物が、実は足利直義(尊氏の弟)ではないかという
新説が提示された。(米倉説 1995年位かな)
数年前、神護寺に行った時に、神護寺の僧侶が色々解説してくれたが、
「これは源頼朝だ!」と語気を荒げていたのが印象的だった。
足利直義説の根拠にしてたものはどれも13世紀前期にもみられ、
一方、平安から鎌倉期特有の裏彩色の技法が使われるなど美術史的には南北朝期はないらしい。
新説は神護寺の目録と足利直義の文書を見つけてハイになった学者さんの勇み足のようだ。
そういう最先端の議論を、教科書で年々変遷させるのもアレなんで、
「伝」ってのはいいやり方だと思う。
でかい書店なら扱ってんじゃね?
確実に欲しいならamazonだけど
たしか一冊 1500円だったな
「もう一度~」は教科書じゃないくて、普通の本だから。
同じ山川の詳説○○史っていう参考書のが詳しいし
中公文庫の歴史なら中古100円で売ってるぞ
歴史が面白いと思う人向けの本じゃないからね
あくまでもう一度おさらいをしたいという人向けの本だから、仕方がない。
こちらを教員と勘違いしていた時はものすごい低姿勢だったが、
教員ではなく一般人だと知った途端手のひらを返したように高圧的な態度になった。
その豹変ぶりが漫画みたいだったので今でも鮮明に覚えている。
山川を選ぶところが調教済みのペットのようで
情けないわ
いつまで学生気分なんだよ
そりゃ学びなおすには山川が一番無難だろう
イスラムでこんがらがるw
大学で社会科学を専攻するなら世界史は必須
俺らんときの日本史世界史と日本史B世界史Bってどう違うんだ?
Bとつくのは、たしか近現代が中心じゃなかったかな。
俺もアラフォーのオッサンなので詳しいことは知らん
>>81 オッサン適当な事言うなww
世界史Bは全範囲。 世界史Aは触りだけ。 Aで受験できる大学なんてほとんどない。
大体の高校は一年の時世界史Aとって、二年で日本史B 世界史Bに分かれる。
まさか高校で日本史取らなかった売国奴じゃあるまい
ビジネスマンこそ歴史の知識がいるんだよ。
歴史小説読んで部下に説教するおっさんがいくらでもいるし、
ビジネス雑誌とかにもその手の社長がいくらでも出てくるからな。
>>82
年を取ってこそ、初めて歴史の意味が分かるからなぁ
明治~昭和にかけての日本の戦争の歴史を、
欧州の重商主義や金本位制から切り取ったり、
露土戦争やビスマルク体制からのルネサンス末期の欧州カオス時代から切り取ったりと
そういう見方は高校生の手には余るからねぇ
うおー、わかるわ
でも教科書は半分ぐらいが近代史
日本史世界史問わず、古代も封建・戦国時代も、近現代もフラットに楽しめる俺は勝ち組。
店頭にいけるなら余裕があるなら
店頭で買ってやれ
気にいった読み物で知識を深めるのがいいな。
高校の教科書は知識詰め込み型で読み物には適さない。
大まかな流れの把握という用途としても中学校の教科書では薄すぎる気がするな
ま、たしかに中学の教科書読んでも坂本龍馬は薩長同盟の仲立ちをしたぐらいしか
書いてないし、龍馬の魅力なんて全く感じられんからな。
そもそも歴史の流れを把握する上で、竜馬の魅力なんてそんな重要じゃないだろ
>>136
仲立ちしたっていう表現も大サービスの部類だからなあ
歴史的事実は、案外サッパリしてるものというか
小説的脚色が一般の人の脳内の「歴史」の大部分を占めているのが現実
というか、司馬遼太郎が歴史小説にしなければ一般の日本人の大半は坂本龍馬のことなんて知らなかったし、
もちろん専門家もさほど重要視はしていなかった。
歴史学的にはそういうレベルの人だから、教科書での扱いが軽いのは当然なんだよ。
竜馬は戦前から幕末のヒーローとして人気だった。日露戦争のときに、
ヒーローとしてクローズアップされた。
司馬でブレイクしたのは土方・沖田だな。それまでは近藤こそ新撰組、近藤こそ最強。
ローマ皇帝なんかちゃかして書いてあったりして、読んでて面白かったわ。
>>185
http://www.amazon.co.jp/dp/4122026016
モンタネッリだね・・・コンパクトで読みやすいね
物足りなくなったら塩野の「ローマ人」は何だかんだで読みやすい
帝政後期からなら古典嗜む気持ちでギボンの「ローマ帝国衰亡史」
(ちくまの文庫版はちくまの同じ単行本より活字等が読みやすくていい)
>>185
モンタネッリだよね。ルネサンスの歴史もでてる。
列伝スタイルになってて、めちゃおもろかった。かなりよみまくった。
ローマ帝国に関しては、ギボンのローマ帝国衰亡史がおすすめ。
歴史書なのに皮肉り具合はモンタネッリをはるかにこえてる。
いざ大人になると興味でてくんだよなw
高校の知識レベルなら
数学と物理の知識が抜けてるな俺。
まあ、最近は数学の社会人用本も出てはいるけど
物理も出しくんないかな出版社。