食の歴史

フランス料理の歴史「コースで次々出すのはロシアからの伝来?」

1: 名無し 03/03/31 22:27

中華料理のスレがあるならば、と立てますた。

カテリーナ・ディ・メディチによるイタリア料理文化の伝達
エスコフィエによる料理体系の確立
ミシュランガイドブックの発刊
ヌーベル・キュイジーヌの登場

等色々

ニュース


4: 名無し 03/03/31 23:52
フランス内各地方(ノルマンジー、ブルターニュ、シャンパーニュ
ブルゴーニュなど)の郷土料理は通常フランス料理とは言わない?
あくまでも宮廷料理(フランス革命で失業した宮廷料理人が

 

5: 名無し 03/03/31 23:53
はじめたのがフランス料理の起源?

 

6: 名無し 03/04/01 08:39

>>4
ジョエル・ロブションなどのポスト・ヌーベルキュイジーヌと
呼ばれる人々が郷土料理を復権させたと言う話です。

やはりフランス料理が「文化」として語るに値するレベルになるのは
エスコフィ工以降なんですかね。

 

86: 名無し 04/01/22 22:23
>>4
エッフェルがアルザス系だった関係で
ドイツ系アルザス料理を出す店がエッフェル塔にあったとか聞いたような気がする

 

7: 名無し 03/04/01 17:09
ルイ14世の時代の料理って、バター、生クリーム、香辛料たっぷりの
いわゆる「古典フランス料理」なんでしょうか?

 

8: 名無し 03/04/02 00:25
メディチ家によってイタリア料理が伝えられた頃、イタリアには
トマトがなかったそうな。つまり古典フランス料理=古典イタリア料理
ちゅうことか。

 

9: 名無し 03/04/02 05:39
イタリアと言ってもどこの地方?
やはり、フランス料理の原型はフィレンツェ?

 

10: 名無し 03/04/02 22:09
中華料理マンガはいくつもあったが、フランス料理のマンガってあった?

 

13: 名無し 03/04/02 23:39
>>10
「ザ・シェフ」

 

63: 名無し 03/12/30 02:04
>>10 モーニング連載中の
大使閣下の料理人

 

11: 名無し 03/04/02 22:15
カトリーヌ・ド・メディシスの輿入れとともにイタリア料理が伝わりましたが、
当時、パスタはナポリで食べられてただけで、イタリア中に広まってた
わけではないので、フランス料理にはパスタがないのだそうです。

 

 

15: 名無し 03/04/08 16:42
西洋料理の原型は、「イスラムにある。」とウチの大学の教授が言いましたよ。
後ウマイヤ朝の音楽家が宮廷を追われ、イタリアの大富豪にお抱えの音楽家と
して招かれた時、テーブルマナーや調理法等を伝え、メディチ家の娘がフランス
に嫁入りして、それを伝えたということだそうです。

 

18: 名無し 03/04/19 01:18
>>15
テーブルマナーってルイ16世が適当にでっちあげたんじゃないの?

 

19: 名無し 03/04/19 02:08

西洋料理の伝播経路

イスラム→コンスタンティノープル→ベネチア→ヨーロッパ

 

21: 名無し 03/04/20 21:23
テーブルマナーがヨーロッパで成立したのはルイ16世の治世よりも、ずっと前ですよ。
ルイ16世の妻だったマリー=アントワネットが、フランスに嫁入りする前、
オーストリアでテーブルマナーを叩き込まれたんですよ。
ルイ16世が国王として即位したのは、1774年ですよ?
実際はもっと前から、テーブルマナーは存在しましたよ。

 

32: 名無し 03/07/13 23:30
南仏でコメが食用に普及しだしたのは
意外にも近代に入ってからと聞きましたが。
経緯などご存知の方いますか?

 

33: 名無し 03/07/13 23:50

ギリシャ時代から米くらい食ってるぞ。
マルセイユのマッシリアの遺跡からも出てるだろ。

 

37: 名無し 03/07/21 09:10

>>33
米食用の伝統が断絶せず現在まで続いているのかな?

イギリスの場合料理に米を使うようになったのは、インドを征服してからだと聞くが。

 

38: 名無し 03/07/21 12:13
>>37
とりあえず英語の米[rice]の語源はアラビア語の[arizz]とされています。
どうやらヨーロッパの米食は、ローマ崩壊あたりでいったん断絶し、
十字軍による文化収集で新しく取り入れられたようです。

 

39: 名無し 03/07/21 12:24
コメの方が小麦よりも収穫効率が高いのに
なんで断絶しちゃんたんだろう?

 

42: 名無し 03/07/21 14:51
>>39
気候が違うからでしょ。
欧州がモンスーン気候帯なら欧州人の鼻は扁平で低い人相に進化してたと思われ。

 

49: 名無し 03/07/22 21:30
>>39
中世ヨーロッパ人は、慢性的に飢餓寸前だったにもかかわらず、小麦を作れる場所では、
収量の多い大麦やライ麦を避け、小麦の作付けにこだわり続けていました。
きっと、彼らの食へのこだわりだったのでしょう。

 

40: 名無し 03/07/21 12:35
ヨーロッパはマナーが堅苦しいので疲れる

 

41: 名無し 03/07/21 14:39
そうお? おれフランスのレストランやカフェのウェイターの応対好きだけど。
アルバイトなんかじゃなくてプロのサービス業の根性入っている感じがしない?

 

46: 名無し 03/07/21 15:09
>>41
チップのあるところはどこでもそうだよ。
個人的にはうっとおしいんだが。

 

47: 名無し 03/07/21 15:20
>>46
チップによるところが大きいんだろうね。
それでおれはチップの習慣も好きになった。

 

43: 名無し 03/07/21 14:57
フランスのライバルであるイギリスの料理はどうしてまずいの?

 

44: 名無し 03/07/21 15:07
>>43
うまいと思ってメシを食うことに罪悪感を感じる伝統があるから。
本当の話しだよ。

 

52: 名無し 03/08/08 21:07
イギリスの話題がでているので、ヨーロッパの格言を一つ
「大陸にはよい食事がある。イギリスにはよいテーブルマナーがある。」

 

12: 名無し 03/04/02 22:38
コースで次々出すのはロシアからの伝来じゃなかったか?

 

64: 名無し 04/01/04 03:46
>>12
ユルバン・デュボワが、ロシア式の料理を順番に一品ずつもってくる
制度をフランスに取り入れた。

 

66: 名無し 04/01/11 03:52
>>64
露西亜は寒くて冷めやすいから順番に一品ずつ持って来るって本当?

 

68: 名無し 04/01/20 10:36

ロシア人といえども、外でぶるぶる震えながら食事するわけじゃないだろ。

寒い地域では屋内は逆に暖房を熱めに効かせてあるんじゃないの?

 

70: 名無し 04/01/20 22:25
>>68
昔はそんなに暖房きかないから屋内でも基本的に寒いだろ。

 

73: 名無し 04/01/21 18:39
>>70
ロシアの暖房はむちゃくちゃ暖かいぞ。室内の暖炉だけでなく、
床下に熱い煙による暖房装置があって、ぽかぽかだったそうな

 

75: 名無し 04/01/21 20:39
>>73
みんなが時間通りに集まらないから、一度に料理を出せなかったって聞いたことがある。

 

76: 名無し 04/01/21 21:23
>>75
ロシアの大地は広すぎるのか、それとも彼らは時間にルーズなのか、とにかく宴会で
客が時間通りに集まらないため早くに来た客は退屈で凍えてしまうので、客が全員
集まるまでは別室でウォッカとつまみでもてなしていたのが、ロシア料理のザクースカ
(前菜)の始まりといふ。
中世西欧では時間通りに来ないと閉め出されたそうだが。

 

71: 名無し 04/01/20 22:57

雪の墓場の中で、注文のご馳走を会食するマフィアの写真をフライデーで観たよ。
ウォッカ飲み笑っていた。

 

72: 名無し 04/01/20 23:00
ベルギーでも雪の彫刻見ながらウォッカ飲んでる人間結構いるもの。

 

77: 名無し 04/01/21 21:42

そーいや、美味しんぼが「ウォッカは食事中に飲むようなものじゃない」などと
タワけたことほざいてたな。確かキャビアの回だっけ。

あれほど食が進む酒はそうないぞ!

 

80: 名無し 04/01/21 22:46
>>77
「神の手を持つ男」が主人公(つまらない冗談は勘弁)の『ゼロ』という萬画
では食通がキャビアにウォッカを頼んでいましたね。
どっちもどっちですが。雁屋氏も「本物」に拘るあまり味が分からなくなって
いるところがあるという。

 

82: 名無し 04/01/21 23:05
ロシア人って食事の時、ビール飲みながらウォッカ呑んでたぞ。w

 

85: 名無し 04/01/22 20:05

>>82
酒が強い人って、ビールをチェイサーにするからね。

酒の飲み方は、本人が良かったらそれで良いと思うし。池波正太郎はカツレツに水割りとか、
グラタンに熱燗とかやっているし。まあ、公式の場とか、人に招待されたときとかはまずかろうけど。

 

93: 名無し 04/02/12 06:27
フランス料理の方がもたれる。中華も油強いのになぜだろ?

 

102: 名無し 04/02/22 14:42
>>93
あー、確かにフランス食べ歩き旅行やった時、最後のほうで胃が疲れて
中華食べに行ってほっとした経験あるわ。

 

94: 名無し 04/02/12 09:01

バター(動物性脂肪)と植物油の違いじゃないの?

しかし中国のつかれたピーナツ油も腹にもたれるが。

 

95: 名無し 04/02/12 22:35
たしかに、デザートまで動物性脂肪だしね。
あと、ワインは悪酔いするような気がする。

 

96: 名無し 04/02/12 23:08
りんご酒やカクテルと比べてどうよ?

 

97: 名無し 04/02/22 00:31
比べたことないからわからないな。
ただ、フレンチ食ってワイン飲むと、明らかにアルコールの分解が阻害されてるような気がする。

 

110: 名無し 04/06/20 19:34
羊の腎臓肉、小便くさいそうな。
食った人いる?

 

113: 名無し 04/06/24 00:52
>>110
新鮮なうちに血抜きをしたり
血合いをとったり
牛乳に漬け込んだり
臭みをとる方法はあるんじゃないかと思うけどどうなのかな。

 

115: 名無し 04/08/06 21:54

>>113
腎臓は中華ではよく使う臓物ですね。
尿腺と血管を丁寧に取り除くのが、臭みをとるこつのようです。
西欧料理でも牛や豚の臓物はよく使われますが、
あまり日本に入ってきていないためか、一般的ではないですね。

日本人は食肉に関しては明治以降の新しい文化しか持ち合わせていませんので、
一般家庭で臓物の下ごしらえや調理をする文化までは持ち合わせていないということなのでしょう。
そしてそれが、客としての嗜好にもつながっているような木がします。

 

122: 名無し 04/11/04 14:53:53

中世フランスの宮廷料理は、とにかく甘くて脂っこかったと聞いたことがある。
挽肉とラードとパン粉砂糖たっぷりとをこねたものに、豚の背脂を散らしてオーブンで焼いたり。
歯ごたえのある料理は嫌われた。砂糖は富を示すため。
こんな料理が健康にいいわけがない。実際成人病も多かった。
そこで貴族の啓蒙活動と宮廷料理改革に尽力したのが、かの有名なパラケルスス。
食材をなるべくそのままの形で、シンプルな塩味で料理することを勧めた。
改革前の料理は、現在では菓子に名残をとどめている。
プディングにクレーム・ブリュレはもともとメインディッシュだった。

以上、数年前にたぶん東芝の広報誌「ゑれきてる」で読んだと思う。
誰が書いてたかは忘れた。細部もあいまいですまん。

 

123: 名無し 04/11/23 12:02:08

レアールの「オ・ピエ・ド・コション」の給仕長、ミシェルさんお勧めの人肉料理とワインの取り合わせ。

脳味噌のガーリックソテーには「モルゴン」。
目玉のフリカッセ ペリー風には「メドック、ブルゴーニュ」
胃腸のカーン風には「ソーテルヌ、ヴヴレー」
軟骨、耳、膝蓋骨のソーセージフレンチドレッシング添えには「シャブリ、ブイイ」
温かいパンに乗せた脛骨の髄には「ゲヴェルツトラミネール、ラインのワイン」
掌のオムレツには「コート・デュ・ローヌ」
足の指の冷製アスパラガス添えにはご存知「ボジョレヌーボー」
肝臓、心臓、脾臓の角切り串焼き玉葱添えには「レートー・デゥケム」
リンパ腺とリンパ節のサラダレモン添えには「アルザスの白」
大胸筋のロール、ローストビーフ風には「シャトー・ラフィット、シャトーマルゴー」
大臀筋のオーブン焼きレンズ豆添えには「メドック、ブルゴーニュ」
背筋のロースト人参添えには「ボルドー」
網焼きの前方尺骨には「サン=テステーフ、サン=ジュリアン」
大小掌筋のミディアムベアルネーズソースには「ポイヤック」
レンガ色にフライした頬肉卵添えには「ブルイイの赤」
大腿ニ頭筋と野菜のポトフには「ブルゴーニュ」
上腕三頭筋と大腿四頭筋のレア加減ソテーいんげん添えには「ボルドーの赤」
スパイスの効いたすじ肉の焼き物には「ブルイイ、ヴヴレー」

 

124: 名無し 04/12/16 10:32:13
金がいくらあっても足りない

 

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