この36回「武士の鑑」が醜い脚本に見えたか個人的な主観で書かせて貰えば
①
長澤の最初のナレ
「北条がすべてを手にしたかに見えた。しかし、その力に屈しない男がいる。」
そもそも、ここから間違えてるのよな屈しるもヘチマも謀反の意がないのにでっち上げられて
幕府軍に集団リンチの騙まし討ちされただけなのに歯向かった男と印象誘導してる
「下文を容易く取り下げれば鎌倉殿の御威信に傷がつきます」
これも根拠がなく三谷のご都合脚本で下文(くだしぶみ)だろうが御言宣(みことのり)だろうが院宣(いんぜん)だろうが
誤った物を取り下げるのに何の憚りもなく、むしろ後に冤罪だと明るみになった事で威信に傷をつけた
わずかな兵で鎌倉に呼び寄せたのも義時だが、これも執権時政に好都合な行動だった
泰時「鶴ヶ峰に陣を敷いたと」
時政「敵を迎え撃つには絶好の場所だ」
義村「今の手勢で戦うつもりだ」
義時「(いつもの顔で)バカなことをっ!」
このくだりも白々しいのよな、幕府方は先に息子の重保を殺してるのに
さも義時「俺が上手く治めようとしてたのに重忠の奴が判断を誤りやがった!」と印象誘導
このドラマは何時でも義時が上手くやろうと考えてたが相手方がミスを犯したという体に誘導する
息子を殺しておいて陣を敷いただけでバカ呼ばわりの義時に反吐がでるのよな
②
時政「腹を括った兵がどれだけ強いか、お前は知らんのだ」
義時「私を大将にしては頂けないでしょうか?」
幕府軍数万と騙されて呼び出され立ち往生してる150騎たらずの兵力の差があるのに
腹を括った兵は強いだの、重忠が有能な武将である事を強調して強者に印象づけつつ
その強者に立ち向かう為に大将に志願する義時カッケーに話を摩り替える
こんな幕府軍のワンサイドゲーム確定の戦なのに言葉のロジックで義時を格好付けさせる薄ら寒い脚本
義時「政(まつりごと)を正しく導く事の出来ぬ者が上に立つ。あってはならないことです。その時は誰かが正さなければなりません。」
すでに畠山の乱を終わらせたあとの、時政を追放して表の顔として政子を利用しつつ裏で全ての実権を自分が握る事で頭が一杯の義時
そりゃそうだよな、重忠の死は確定してるが大軍勢の幕府軍を率いる得宗家の跡取りは生きて凱旋するのが確定してる
確定してる茶番なのに一騎打ちを捻じ込む薄ら寒々しい脚本
義時「戦にはせん」「説き伏せる」「矛を収めさせる」「望みは捨てぬ」
将軍に下文まで書かせた時政夫妻が降伏しても重忠の命を救うわけもなく、その命に従うのみのクセにやたら格好だけつけたがる義時
③
幕府軍数万の大群と150騎たらずの戦なのに義時を格好良く見せる為だけに
・得宗家の跡取り泰時を重忠が素早く見つける
・その重忠を幕府軍大将で得宗家の次の主である義時が素早くみつけ一騎打ちを挑む
・戦場で敵の総大将を殺せる状況で重忠は殺さないでニヤニヤしながら歩いて去り、周りの群集はポカーんと見送る
重忠の御首級を時政に押し付け「貴方は見るべきだ!父上!」と吠える義時だが
大軍を率いて150騎をなぶり殺しにした大将がそこまで被害者ヅラされても寒いだけよ
ドラマってのは結局フィクションだし主役の人物にある程度の感情移入や共感は必須条件だろうけどさ
頼朝の死を境に時間をかけて闇落ちしてった筈で、もはや畠山の乱前に九割以上は黒く染まった筈の義時が
ここにきて重忠の悲運に便乗してイイ子ちゃんに舵を切り過ぎて今までの脚本とも辻褄が合ってねーのよ
表向きは鎌倉幕府のガバナンスで、本音は自分が武家政権の棟梁として全てを差配したいという
私利私欲に目が眩んだダークナイトの道を究めた方が、まだ自然だったよなこの回は
まあな、息子を誘い出して欺し討ちしといて「鎌倉に楯突く気か!」は、そりゃないだろうな
それに義時は陣を構える重忠に「バカが」と吐き捨てたけど、あのまま僅かな手勢のまま大人しく
二俣川を越えて鎌倉に入ってくれば謀叛の意思無しなんて、息子欺し討ちされてて、しかも上総
とか景時とかその諸々の御家人が言いがかりで謀殺されたのを見て来ているのに、黙って
のこのこと首差し出しに来るお人好しがいるわけないだろうに
本気で義時が重忠を助けたいなら「自分が一緒に同行する、兵には手出しはさせない」ぐらい
しなきゃダメだろ、それも戦バカの和田を説得に行かせちゃうし
でもってその和田も、息子殺しに加わっているのに「俺が説得する」とか、良く言えるなとも思ったけど
先に結論ありきな脚本だから、あんな展開になるんだけど、もうちょっと義時が主人公らしいところを
見せてやらないと、ホント、ただの道化にしかならんぞ
それ以前に何で畠山は自分の領地に戻らなかったんだ?
戦の準備をしてたんだろ?
戻って体制立て直して戦えばいいだろ!
三谷の脚本は義経も兄上とは戦いたくない!だからつまらん
ワンパターン
>>843
鎌倉殿に呼び出されて少人数で鎌倉に向かっているだけ
命令に反いて領地に篭ったら本当に謀反になる
領地に戻らなかったからこそ
誰から見ても謀反じゃないと確信させられたんだよ
>>852
ただ少数・・・って程でもないんだよな、100数十騎はいたみたいだから鎌倉入りして
暴れようと思えば出来た数(呼び出された名目が「鎌倉で異変が起きたから来い」なんで
自警団程度の戦力で向かっただけだけどな)
重忠1騎と供侍に従者の数人だけで来ていただ、ホントに謀叛の意思無しに見えるんだけど。
ただ戦う意思がないのを示すのに単身非武装で北条館に出向いてリンチに合った比企の例があるから
それでも引きずり回して討ち取ったかもしれないけど
数人なら戦にすらならんわな
比企みたいな感じで
ニュース
もしかして、畠山重忠が引き返さなかったのは三谷の脚本だと思ってる?
>>858
重忠は鎌倉に騒ぎがあると聞き、6月19日に菅谷館を出発しており、22日午後、二俣川で討伐軍に遭遇した。重忠の弟長野重清は信濃国、六郎重宗は奥州へ行っており、重忠が率いていたのは二男の重秀、郎従本田次郎近常、乳母父の榛沢六郎成清以下134騎に過ぎなかった。その朝、重保が殺されたこと、自分に追討軍が差し向けられたことを二俣川で初めて知った重忠は、館へ退くことはせず潔く戦うことが武士の本懐であるとして、大軍を迎え撃つ決断を下す。そこへかつての旧友安達景盛と主従7騎が先陣を切って突入し、義時の大軍と少数の兵で応戦する重忠主従との激戦が4時間あまり繰り広げられたのち、重忠は愛甲季隆の放った矢に討たれ、首級を取られた。
Wikipediaで悪いがそりゃ史実ではそもそも畠山「討伐」に出向いてる幕府軍と遭遇しちゃってるんだから退く暇なんてないなとわかる
このドラマだと軍向けられる前に息子殺害されたのわかったんだから退けば良いのにって思う
重忠の台詞もう一度聞いてみたら
息子が騙し討ちにあってまで無理に生き延びるぐらいならとことん抵抗してやるって事でしょう
正直言って重忠が申し開きに鎌倉殿に会わなきゃいけない理由も無いよな
重忠は息子と朝雅を並べて詮議をしてくれないって怒ってるだけ
申し開きも何も、史実でも景時や能員や頼家の理不尽な最後を見て来ているんだから
「今さら何を言っても無駄、遂に俺の番が来たか」って思っちゃったんだろうな
仮に本拠地へ逃げ帰って態勢を整えて鎌倉軍を迎え討ったとしても単独じゃ勝ち目は無いし
本拠地で戦って負けたら妻子自害でそれこそ一族根絶やしになるからな。
あそこで武士らしく潔く散った方が一族を残せる可能性があるし、現に重忠夫人は再婚して
生き延びる事が出来たんだから重忠の功績だ。
吾妻鏡では起請文の件は本来は景時の讒言で潔白を主張するお話しなのに
ドラマは騙し討ちの手口になんてちょっとムカついてるもっとボコボコに殴っちゃて良かったのに
史実の人もアホだったんだな
脳筋か
このドラマだと華奢で頭脳派に見えたが
泰時曰く知略も兼ね備えてるはずなのにな
見栄えも良くて俺と同じ匂いがする
和田が言うと笑いにしかならないな
義村なら分かるけど
兵出してんのに引いたらそれこそ武士の名折れだろ
今の時代の価値観で語ってどうするんだよ
そこで武士として名を残す道を選んだって自分で言ってたしな
ぶっちゃけあのセリフいらない位には今までも武士の名誉っての考えて動いてるタイプに描写してあったしな
は?だまし討ちされたんだから、家康みたいに落ち延びて再起を計るのが城跡だろ
そもそも比企を見てたのにのこのこ出向くのがアホだわ
このドラマならまだ友情みたいなもんあるけど、史実には友情なんてないだろうし
罠じゃなかったら鎌倉殿の呼び出しに応じなかった時点で謀反言われる
生き延びて再起とか言うけど重忠が再起して何をするんだ?
戦国時代の武士とは見てる世界が全然違う
しかもその家康も夏の陣だかで真田に喉元まで食い込まれて切腹するって喚いて家臣から止められてるんだよな
・義時の「何とかしましょう」ってフラグになってるね。絶対何とかならない
・歩き巫女が実朝に「お前さん…まぁいい」のシーン何を言おうとしてたのか?
・ついに神奈川県民以外にも「二俣川」が有名になるのは胸熱
・ここ数回の畠山殿のギラギラした表情が貴乃花っぽい
・中川大志・主役大河を脚本三谷でやってくれでツイッターが盛り上がってる
・平賀も畠山も娘婿なのに時政・りくはどうして畠山憎しになったのか
・稲毛が久々に出るのは全部稲毛のせいにしてしまう可能性もあったりするのか?
・お互いの誤解こそ夫婦円満の秘訣なんだろうな
・大河歴代で1番の美男子は誰だろう?中川・畠山は上位に食い込むと思うけど