船、港、海洋国家、海戦、交易について
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提督や冒険者の逸話や伝聞などもいいですな
アメリカの名は、アメリーゴ・ヴェスプッチからとったみたい。
1507年に刊行された地学書「世界誌序説」の著者の一人、マルティン・ヴァルトゼーミューラーが同著書の中で「新大陸、特にブラジルを中心とする一帯をこの地を発見した偉大なる人物を称え、その名にちなんで」「アメリカ」と名付たのが始まりだそうです。
オランダが日本人に対し行った残虐行為の史実について
1623A.D.2月22日夜アンボン島のオランダの殖民拠点ヴィクトリア城で、オランダ人士官が挙動不審の日本人傭兵を尋問したことから、当時インドネシアにおいてオランダと対立関係にあったイギリス人が、この城砦を襲撃する計画を準備していたことが発覚したとして、蘭当局は3月9日に英人12人、日人10名、ポルトガル人1名を斬首刑に処することを決定しました。この事件の審理において蘭本国でも植民地でも禁止されている拷問が用いられ、特に日本人に対して容赦なく実行され、また処刑も直ちに執行されました。しかし英人2名はバタビア(ジャカルタ)に送致されることになり、到着後1名が脱走し英商館に駆けこんだことから、英蘭間の50年に亘る大紛争になってしまいました。英側は拷問により得た自白の信用性、決定機関の越権行為など手続きの不当を主張し、オランダ本国国会に賠償を要求したのです。
オランダは結局イギリスに屈服し、賠償の支払いに応じました。しかし虐殺された日本人については、徳川政権によって何ら問題にされることなく放置されてしまったのです。
>オランダは結局イギリスに屈服し、賠償の支払いに応じました。
あ、そうだったのですか。でも、このアンボイナ事件をきっかけに、イギリスはインドネシアから手をひくのですね。
この頃はナツメグとかクローブとかの香料貿易も、それほど儲からなくなっていたのでしょうね。
それにしても不思議ですが、日本人傭兵は何語を話していたのでしょう。
どういう経緯であんな所まで・・・・
昔、まだスハルト政権が安泰だった頃、行きました。初めてサゴヤシを見て感動しました。
今はどうなってんだろうなあ・・・・・
9 名前:あやめ投稿日:2000/07/31(月) 18:57
1620年にアンボイナに銀鉱が発見され、バタビアから日本人の作左衛門以下22人が派遣されました。主として採掘人夫ですが鉱石分析の専門家もいたそうです。彼らはそこに残留し要塞兵や商人などになり、1623年時点で63名が確認されています。当時バタビアには非常に多勢の日本人移民が暮らしていました。いわゆる日本人町のようなものは成立していませんが、仲間内では当然のこととして日本語で会話していたでしょうが、オランダ人とはオランダ語で意思疎通するのに不便はなかったことでしょう。マライ語ポルトガル語に熟達した者もいたそうです。
因みにアンボイナ虐殺事件で逮捕された日本人の出身地は、平戸、長崎、唐津、肥前、筑後など九州出身者ばかりで、方言も似たようなもんでなかじゃなかとね。供述書には漢字で署名してたそうです。平均年齢は28歳ということです。渡航のいきさつは朱印貿易などの従事者だったのでしょう。
バタビア在住日本人で有名なのは「じゃがたらお春」で裕福なオランダ商人と結婚し、キリシタンとして長崎から追放されバタビアに移住し、江戸時代の日本では「じゃがたら文」というロマンチックな伝説で知られていますが、彼女の実像は使用人に厳しい女主人、遺産を回って親族と粘り強い訴訟を戦った、したたかな女性だったことがオランダ側の文書で判っています。
あやめさん、どうもありがとうございます。
日本人がこの事件にかかわっていたとは、非常に興味深かったです。
幕府が、オランダに賠償請求したとしてら、どうだったか考えさせられました。
何も言えなかったのか、日本が見くびられていたのか、
脅されたのか、知ってて放置したのか。幕府が知らなかったのか(知らないはないか)。
下手に因縁をつけて、戦争になったらやばいので、黙ってた気がする。
当時の日本の海軍力は、あまり知らないですが。
でもまあ、それでキリシタン大名にも火がついたら?内憂外患という形になるし。
あまり関係ないですが、
それにしても、ポルトガルって、
この分野で先駆だったけれども、領土を維持するのが下手ですね。
あっさり持ってかれちゃって。
ポルトガルがどことなく好きなので、ちょっと残念。
哀愁ファド。
1600年の海軍力予想
スペイン>>オランダ>>>>イギリス>>ヴェネツィア>>ポルトガル(併合中)>>トルコ>
>>ジェノヴァ>>フランス>>神聖ローマ帝国>>教皇領
まあ、適当なんですが
陸軍だと大きく変わりそう。
ポルトガル艦隊にあっさり負けたりしてるから、弱かったみたいだけど。
1600年だと、スペイン無敵艦隊は敗れ去ってますね。
イギリスをもうちょっと上げて、スペインを少し下げる、神聖ローマの上にヨハネス騎士団領ってとこでしょうか。
トルコは…数は多いけど、質が怪しいですよ。
レパントの大敗以後どうなったのかよくわからないですけど。
トリポリやチュニジアなどの、海賊を寄せ集めて、結構強かったのかも。
地中海だけに限れば。
神聖ローマにまとまった海上勢力はあったのかな?
1600年じゃ神聖ローマ帝国というまとまりがあるのか怪しんじゃなかったっけか…
ドイツ30年戦争の直前になるのかな。
>>29
17世紀のオスマン帝国海軍もクレタ島を占領したりしてるから、
レパント以降で一気に弱くなったわけでもないと思うよ。
クレタ島の侵略のとき、オスマン帝国は、強い陸軍を上陸させて、陸側からの攻撃が主だったらしい。
海軍は、衰退してるにしてもヴェネツィア共和国側の方が優勢だったという。
それでもカンディア(イラクリオン)は、なかなか落ちず、
二十数年かけてやっと降伏させた。
でも、完全に海に囲まれてる要塞島の2つは、
ヴェネツィアが、以後何十年か守り通した。
参考にしたのが塩野ナナミ本なんで、
捏造じゃないかちょっと怪しいですが。
どちらも、この戦争で、莫大な金を使い、国力衰退に拍車をかけた(?)
それに反して、アフリカ、アジアは簡単には制覇できなかったか、
生態系の面から見てるみと面白い。
コルテスが天然痘を持ち込んだ、とかの。
天然痘の人間を連れて行ったから簡単に敵を滅ぼすことができたと、
書いてありましたよ(まだアメリカ大陸には免疫を持つ人がいなかったので)
っていっても書いてあったのはマスターキートンという漫画ですがね・・・
なのでsage
インカの場合だとピサロの上陸以前にインディオの間で流行していた天然痘で皇帝とその後継者、重臣達が急死してしまい帝位をめぐる内戦が勃発。
ちょうどその最中にピサロが踏みこんできたわけです。 インカと直接関係はありませんが疫病にかかった人間を原住民のところに送る、ということは結構やってたみたいです。 生物兵器の元祖ですね・・・・。
だれかおせーて
>>49
海賊について?
ならば「海賊大全(東洋書林,4500円+税)」を買いたまえ。
高校の時、図書室にこれとは別の実在の海賊を書いたシリーズがあったが、名前を忘れたのでなんともしようがない。
ウェールズ人の海賊、ヘンリー・モーガンなんかダーティでかっこ良いぞ。
あと片目で黒い眼帯してたら100点な。
時代は18世紀の西インド諸島で活躍した海賊たちの記録です。
新潮選書からで、クリントン・V・ブラック著、益田義郎訳。
ヘンリー・モーガン
リチャード・ソーキンズ
ハウエル・デイヴィス
バーソロミュー・ロバーツ
ジョージ・ラウザ
チャールズ・ヴェイン
エドワード・ティーチ(いわゆる「黒ヒゲ」)
ジャック・ラッカム(大航海時代2@光栄に登場)
ジョン・エヴァンズ
ニコラス・ブラウン
とかを扱っている本でしたっけ?
あと、有名どころの海賊っていうと、私的には
へンリ・エヴリ
ウィリアム・キッド(キャプテン・キッド)
ってところかなぁ。
最近のだとアーロンとかキャプテン・クロ。
>>56
本には上記の人物全員登場してます。
ジャック・ラッカムの章には女海賊(アンとメアリ)も記載されています。
「海賊の社会史」(J・マホウスキー著)と言う本読んでいるのですが、10世紀ごろの女海賊としてアルビダなる人物がいたようです。
元々は王家の子女で、結婚相手が不満で海賊になったとからしいです。
某漫画の元ネタかな?
勝った海戦はレパントしか思い浮かばないんですけど。
宣伝のために、スペイン艦隊を「インヴィンシブレ・アルマダ」って呼んだのが始まりじゃなかったかな。
それまでのスペイン艦隊は単に「アルマダ」だったと聞いた事があるんだけど・・・
アルマダは帰国中の嵐遭遇で結構沈んだけど、戦闘では数隻かしか沈んでないって聞いたことがあるんですが。
>>68 さん
オーストラリアがアメリカのように発展しなかったのは、
1.本格的に探検されたのが、遅かったこと
2.『マニラ・ガレオンルート』から外れていたこと
の2つが大きくかかわっているように思います。
”1.”ですが、以前から存在は確認されていたのですが、
本格的に調査に乗り出すのは、『ジェイムズ=クック』の時代まで待つことになります。 (クックの探検:1768年~1777年)
”2.”ですが、大航海時代には「フィリピンのマニラ → アメリカ」
というルートが、太平洋横断のルートとしては一般的だったようです。
つまり、わざわざ南方を航海する必要は、当時としては無かったわけです。
立ち寄る必要が無ければ、発展はしにくいですよね?
何が一番オススメですか?
>>85
2も良いけど地味に3が良いよ(個人的には一番、PCでしか出てないけど)。
実在の人物出てくるのでコロンブス(コロン)より先に新大陸到達できたり、マゼラン(マガリャネス)より先に世界一周達成したりなどできる。
後その地方言語わからないと会話できないのも良い(通訳雇える)。
最初のバージョンだと奴隷貿易もできた。
>最初のバージョンだと奴隷貿易もできた。
規制でもかかったの?
あー、アレなくなるんだ。
漏れのは発売日に初回出荷を買ってバグはそのままだよ。
奴隷は、概して交易が不利な3の中ではおいしい商品だったのに。
奴隷も発見物なんだっけ?(w
ディアスか誰かが見つけてくるとシエラレオネで買えるようになるんだよね。
おいおい、奴隷は自分で発見できるぞ。悪名度上がるけど。
しかし奴隷がなくなるなんて、ただの偽善じゃねーか。
別に今更そのことを取り上げて「これだから白人は」とか言う気は更々ないが、なくすってのはどうでしょ。リアルじゃないよ。
3ではじまってすぐ新大陸に行って見たが(内乱を武力で抑えつつ)、ユカタン半島あたりにしか港がなかった記憶がある。
内地にはもう少し町があったけれど。
女の通訳を伴って西洋へ帰った。
>>101
たしか理論上攻略は可能と聞いたような…。
でも兵数MAXで攻めても勝ったことないや。
>>103
ヨーロッパ人が作った港は16世紀に入ってからぽつぽつと増え始めるからね。
最初の15年くらいはユカタン半島のメリダしかない。
アフリカ南端に行ってもケープタウンがないのはツラかった。
>>105
2か3が面白いけど4もまあまあ楽しめるよ。
3で世界一周はマゼラン海峡越えたあとがつらいね(自分だけかもしれないけど)、あのあたり街が全然ないから(ナスカ遠いし)。
自分はマゼラン海峡通った後ケープに戻りインド方面からマラッカ海峡に行って戻ってきた、それでも認めてもらえた。