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成都の料理屋婆さんが初めて作ったのが。
でも有名だな
中華一番で19Cにマーボー豆腐が作られているのは大嘘なんか?!
イヤ、マンガを信じてる訳じゃないけど、根本設定からして大嘘だったとは。
>>48
Q:麻婆豆腐はいつ頃、どのようにして生まれたのでしょうか。
A:麻婆豆腐は清の時代の1862年、四川省成都の北の郊外、万福橋にある
「陳興盛飯舗」という小さな店で生まれました。主人の陳春富が早くに
亡くなり、店を切り盛りしていたおかみさんは、顔にあばた(中国語で
麻)があったので、陳麻婆と呼ばれていました。この橋を往来していた
油かつぎの人足達が豆腐を買い、運んでいた油を少し取って、おかみさん
に料理を作ってほしいと頼みました。出来上がった豆腐料理は山椒と
唐辛子がきき、たいそう美味しかったので評判を呼び、麻婆豆腐と名づけ
られました。
Yahooグルメより転載。
19世紀にはもう麻婆豆腐はあったから、安心しろw
ただ、四川の他の料理まで辛くなるのはもっと後から、ということなんじゃ
ないの。
>>11
分かっている限りでは西晋の時代に今の山西省で刀削麺が生まれたのが最古だそうな。
ただ、古代ローマには紀元前後ごろから始まったパスタ「ラガヌム」も
麺とみなすかどうかで最古争いは微妙になるかと。
その話、私は伝説のたぐいだと思う。
「一杯の羊羹で国を失った」訳だから昔から食い物の恨みは恐ろしいな
豚は夏の時代くらいから食ってるんじゃない?
飼ってたかどうかは別として。
豚って飼われているから豚なんじゃないの?
野生だと「イノシシ」だよな。家畜化したものを豚と呼ぶわけで。
現代中国料理は中国の醤油より日本の醤油で食べた方がおいしく
なるようになってるんだってさ。
ミルク炒め,ミルク煮なんてメニューはあるけどなあ。
でもそれは香港発信の新しい中華料理なのかな。
伝統料理では聞いたことないですね、乳製品は。
考えてみれば中原は北方と西方を乳製品を常用する牧畜民族に
常に囲まれてきたはずですよね。
境を接してきたからには何らかの影響も受けていそうな気もするのですが・・・なぜ?
「漢民族ともあろうものが蛮族にかぶれて家畜の乳なんざ飲めるかゴルァ!」てな
「文明人」としてのプライドが許さなかったとか?
新派粤菜(サンパイユエチョイ:新広東料理、ヌーベル・シノワ)の登場は
1970年代中期の香港です。
今までの中華料理の特徴である「甘脆濃肥(ガムチュイヌンフェイ)」―甘く、
パリパリと歯切れよく、コクがあり、脂っこい」味を「清淡自然(チンダム
ジーイン)」-あっさりとして薄味、食材そのものの味が生きている」にし、
またヨーロッパ風の盛り付けを取り入れるなどの工夫を凝らしたとのこと。
当時のフランス料理界を風靡していたヌーベル・キュイジーヌの軽み志向の
影響を受けたようです。もともと広東料理は中華料理の中でも比較的あっさり
した味付けなんですけどね。
>>41
お詳しいですね。勉強になります。
四川料理といえば唐辛子の辛い味付けで有名だけど、アメリカ原産の唐辛子が
どういう経緯で中国の内陸部まで入ってきたのでしょうか。
砂漠を越えてきたってのはどうかな?
船乗りはビタミン補給に唐辛子持っていたと言うし
砂漠の商人も・・・可能性低いかな?
同じ新大陸原産のタバコは、コロンブスの新大陸到達からわずか2年で日本にも
入ってきていて、あっという間に全国で栽培されるようになったんだよね。
唐辛子もそれと同様、海洋貿易経由でアジアに広まったんじゃないかな。
人によってとのこと。日本や朝鮮より遅い。
しかし、今日の四川料理などのように大量に使用されるようになったのは、
ごく最近らしい。1890年代の日本人の旅行記に、「四川料理は薄味で日本
人の口に合う」との記述さえあったという。
その後の唐辛子の使用量の激増(四川だけでなく、湖南や江西も)は、何に
よってもたらされたのか。朝鮮半島における唐辛子の普及には、塩の高騰が
背景にあったという説があるので、案外中国もそうだったりして。
膾というのは肉を細長い麺状に切ってたれであえたもの。
現代の我々にとってなじみのある料理もあるよ。
ユッケやアジの叩きが膾だ。
西南中国の料理を総称して四川料理というのか?
雲南、貴州は多数の民族が居て
民族文化の宝庫だ。
もちろん多様な食文化がある。
しかしそれは中華料理とはいえないだろう。
あと、日本に伝わった四川料理は陳健民氏の手により日本人向けに
かなりアレンジが加えられてるので本場のものとは別物だとか。
陳健民氏が日本人向けにスープ入りのラーメンタイプに改良したのだとか。
だとすると、宋代あたり?
>豆腐って中国で発明されたの?
ちょっとウロオボエだが、中国で発明されたことは確からしい。
豆腐を発明したのは漢の淮南王劉安だという古伝承があったはずだ。
この伝承は長い間否定されていたが、1960年代に漢の時代の遺跡から、
豆腐を作っていた跡らしいものが発掘され、劉安発明説は真実味を帯びるようになったという。
昔聞いた話で、「豆腐」と「納豆」が日本に入ってきたとき、その名称が入れ替わったって話を聞いたんだけど。
要するに中国では腐った豆のことを「豆腐」と呼んで、大豆のプディングを「納豆」って呼んでたって言う意味。
これってトンデモかな?
そうじゃなかったらその「豆腐」がどっちのことなのかキボン
>>90
納豆→昔は納屋で発酵させた豆。
豆腐→腐は中国語で「固める」とか「柔らかい固体」の意。また昔は発酵させた豆乳(ヨーグルト状)、つまり腐っている豆乳を水分を抜いて固めていた。ちなみに現在の豆腐のニガリを使って短期間で作り上げる方法ができたのは最近です。
この本は面白かったよ。「中国料理の迷宮」勝見洋一
リンク
料理史として読むと裏切られるかもしれないけど、著者の視点が広く、こういう
本にありがちなウンチク話に留まらないので好感もてます。特に、文革期の中国
で実際に著者が目にした大衆食堂の風景は、普通外国人が見れるもんじゃない
だけに、貴重なルポとしても読める。講談社の新書は当たりハズレが大きいが、
これはかなりの当たり本でした。
あわててアマゾンの1クリックで買ってしまったので送料ついてしまったけど、損じゃない。
とくに文革のとこがよかったねー。革命の「不味さ」がひしひしと迫ってきたよ
むしろ有害だとのこと
まあ、かん水入りのうどんやそうめん、パスタはないしな。
かん水は食感や歯ごたえのため、入れてるって事になってるのが
通説らしいが、実際には昔から入れる事になってると言う惰性、そして
味や風味のため入れてるってのが実情。
例えばラーメンなんかで入れずに作ると、ラーメン食った気がしない、と
かのたまう奴が結構いるそうな(ワラ。
そんなにかん水の風味が良いとは思えんが、馴れや刷り込みの
せいなんだろうかねえ。
仕上げに花山椒の効いた麻婆豆腐は美味い!!
麻婆の決め手はは唐辛子じゃなくて(もちろん入れるけど)、
山椒だと個人的には思う。
胡椒とも違う、山椒独特のぴりっとくる辛さがなんともいえない。
山椒の入っていない麻婆は豆腐の甘辛煮にすぎないね。
山椒はずっと前から中国にはあるよね。
>>101
そうそう!!
敦煌のホテルで食べた麻婆豆腐がそんなやつでした
効くなんて物でなくて、花椒が塊で入ってたりして、、、
山椒好きの私としては、喜んで食べましたが
後、豆腐の代わりに血を固めたやつが入った麻婆血豆腐(勝手に命名)
もうまかったな~~~!!
軟らかいレバーみたいな感じで美味かったです
>>102
肉を小麦粉の生地で包んだ食べものであれば…
俺の記憶が確かであれば、黄河文明以前からあったような
山西省では餃子の化石出ると聞いた
清代末期。
原型は無論それを遥かに遡るが、現在の形態で、
かつ蒸す・焼く・茹でるの三種が揃うのには
長い熟成の時間を必要としたのだ。
>>104
焼き餃子は日本にしか無いってやつは「美味しんぼ」原作者が、読者に仕掛けたシュートってことか
ずっと騙されてたよ
シュウマイと餃子の違いって、南北の違いだっけか?
俺、餃子は好きだがシュウマイは嫌いなんだ
焼き餃子は一般的ではないってだけじゃなかった?
残り物を焼いて食うのが焼き餃子。
焼き餃子は主に旧満州で食べられていた
日本に伝わったのは満州からの引揚者が広めた為
形以外にあるの?
>>112
シュウマイはおかずだが、ギョウザは主食。
シュウマイは茹でない。
シュウマイの皮は大麦だが、ギョウザの皮は小麦。
シュウマイの味は香味が強い。
シュウマイは漢代、ギョウザは唐代。
どうすか?
「今や」もなにもラーメンはもともと日本料理ですが?
起源が中国と言うことになるはず
でも、しらんかった・・・
何か水戸光圀が初めてラーメンを食ったと聞いたような
聞かなかったような・・・
儒学の師朱舜水が中華料理をつくって食べさせた中にラーメンがあったとか。
余談ながら、日本で最初に発掘調査をした人物でもある。>徳川光圀
新横浜ラーメン博物館に模型が解説文つきで展示してありますな、それ。
ちなみにおみやげ「副将軍らーめん」もしっかり売られてますw
正直、水戸黄門がラーメンの元祖ってのはかなり色々と疑問がわくが。
そも、ラーメンの定義ってどういうものなのかね。
某ラーメン漫画を見てるともはやなんでもありとしか思えん。
麺とスープがあり、うどんでもそばでもない物か?
岐阜の21号線沿いにスープが味噌汁な店があるらしいが
ラーメンと呼ばれている。麺の方がスープよりも重要らしい
あれを一般的なラーメンのうちに入れるのはなんだが、どうも社会的には
麺状のものをスープや汁に入れてりゃあ、ラーメンと呼んでも構わないっ
て事らしい。その一方、広義ではつけ麺もラーメンのうちになるらしいん
で、こうなってくると中華系の麺料理はもとより、洋風、和風の麺類すらも
ラーメンと呼びたけりゃ呼んでいいって事になるわけで(ワラ
まず中国で麺っていったら小麦粉を練ったもの全般ってのを忘れずに。
日本式ラーメンの特徴は縮れ麺とスープにあるそうな。縮れ麺は日本でも使わない地域は
あるけど。
中国とかのラーメンのスープは日本人がそうするようにあまりごくごく飲んだりするもんでは
ないらしい。あくまで麺や具にからめていただくものだそうな。
あと麺の食感の好みの違いからよく日本で食べる麺と中国とかで食べる麺は味が違うとか。
>>165
本邦でもよそゆきの料理には芋はあまり出ないだろう。
だから、日本の中華料理屋で出される料理にも、芋はあまり入っていない。
甘藷、大薯(広義のヤマノイモ類)、ヤム(里芋とクワズイモ類)で、国別
生産量・消費量とも一位にずっと入っているし、馬鈴薯でも上位。
生産量は少なくても、消費量の多いのは、キャッサバ芋、黒慈姑。
キャッサバ芋はタピオカの原料だから、殆ど原型を意識せずに食べている。
中華料理は加工度が高いから、知らす知らず食わされている分も多い。
字があっても食ってないのは、牛蒡と蒟蒻。
清朝の人口増加をささえたのはサツマイモだったそうだから、食べないというわけでもないし
食べ方が発達していないわけでもないと思われ。
芋が無いわけではないし、
現に「芋」という漢字もあるのに。
中国ではどうだか知らないが、日本ではもともと
イモと言えば2つ。
山で採れるのが山芋で、里で栽培するのが里芋だ。
ナガイモ(とろろ?)は中国伝来。
ヤマイモとナガイモも実は微妙に異なります(英名でいえばヤムイモの括りですが)。
自然薯は日本原産ですし。
熱帯発祥の根菜農業を照葉樹林帯の人々(中国大陸も含まれるが
江南の少数民族であって漢民族ではない)が受け取った際、
タロイモ類の中から温帯適応種として選び出したのがサトイモ
ヤムイモ類の代替として自生種から発見したのがヤマイモ(トロロ)だ
>>181
タロイモとサトイモはほぼ同じモノです。
日本の栽培種がサトイモです。
ヤムイモはヤマイモが語源の英名ですし。
植物をみれば違いはすぐわかると思うんですが…。
タロイモ・ヤムイモ・バナナが基本
バナナは「木になるイモ」だ
東へ、太平洋に広がった過程でパンノキ(これも木になるイモ)が加わる
北へ、温帯に広がった過程でバナナが脱落し
その代わり穀物にモチ種を作るという裏技で粘り気のある美味しさを確保
西へ、アフリカにヤムベルトと呼ばれる芋作地帯を作った
四大料理はいろんなところで目にするので、それ以外を少し。
山東料理
北京料理を代表とする北方系の料理に大きな影響を与えた料理。山東は
海に隣接しているので海産物が多い。様々な調理法に古くからたけてお
り、強火でいっきに炒めあげる「爆」の調理に特徴がある。葱、ニンニクを
よく用いる。味は塩味が効いて、あっさりしたものが多い。
湖南省を中心に発達した料理で、北に隣接する四川省の料理の影響を
強く受けている。土地が低く、蒸し暑いこの地域は、食欲を増進させる為
に唐辛子などの香辛料をふんだんに使った料理が発達した。そのため、
料理は唐辛子やニンニク、湖南独特のソースを使ったスパイシーで辛い
味付けが特徴。また、甘味として蜂蜜もよく使われます。
代表的な料理には、鳩肉のミンチ入りスープ、干し貝柱入り鶏肉スープ、
アヒルの舌のマスタードソースかけ、大豆ペースト(豆酥)漬けの魚など。
福建料理
海に面している為、海産物を用いた料理が多く、味は甘酸っぱく、南国風
味が特徴。ユニークな食材が多く、米粉(ビーフン)の特産地でもある。
福建料理の特徴としては、薄口醤油よりも透明度の高い白醤油を使うこ
と、新鮮な海の幸をふんだんに使用すること、他の地域の料理ではよく
行う油通しをせず湯通しすることなどが挙げられる。中国料理のなかでも
淡白な味。
喰ってみたいと思わないか!
満州帰りの人がやってたハルビンの味付けの料理を食ったことがあるが、
塩っ辛くコクはないがさっぱりした味だった。
乳製品を用いた中華料理を聞いたことがないのですが・・・漏れが知らないだけ?
中国人は牛乳を飲むと腹を下すタイプが多いから、発達しなかったと、どっかで読んだ。
本当かねぇ?
>>235
「 中国人は牛乳を飲むと腹を下す」というのが遺伝的な特質だ、ということが
ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源 ハヤカワ文庫―ハヤカワ・ノンフィクション文庫
マーヴィン ハリス (著), Marvin Harris (原著), 鈴木 洋一 (翻訳)
に書いてありました。
「斉民要術」には乳製品がたくさん出てくるよ。
ただしその後、乳蛋白のかわりに大豆蛋白を
使った豆腐が南部で発明されて、これに駆逐され
ちゃったようね。周辺部の牧畜民族では乳製食品は
まだまだたくさんあるよ。雲南の乳扇なんかは
そのひとつ。
そうそう。乾燥させて保存。
食べるときはもどす。
教えて下さい。関係あるのかないのか。
>240
関係ありません。
炒飯は漢民族の料理ですが、プラオは中央アジアの民族が独自開発した
料理です。
第一作り方が違う。炒飯は一度炊いた飯を炒めた「焼き飯」ですが、
プラオは炒めた米を具とともに炊いた「炊き込み飯」。
ちなみに中国語でプラオは「抓飯」(ツァオファン)といいます
チャーハンと音は似ていますが別物です。
日本ではあまり専門店がないだけかな。
華僑・華人中の潮州出身者人口は少なくないはずなので。
>>267
先週香港に行ったとき、潮州料理の飲茶食ってきた。海鮮系がうまいね。
中華料理エッセイの古典としては、青木正児「華国風味」「酒の肴・抱樽酒話」
がおもしろい。岩波文庫で出てる。
刺身(膾)についてのウンチクもある。細かい糸造りにして辛子味噌やネギと
酢で食ってた、と。ところが明代以降廃れて、清代には消滅してしまった。
遊牧民のモンゴルの文化が影響したのではないか、と青木は書いている。
フグを「河豚」と書くのは、揚子江や黄河を遡ってきたフグを美味として
珍重したから、というウンチクもあった。「へぇー」である。
中国人も最近は刺身を食うようになったが、食前に熱した油を上からかけたりする。
形ばかりでも「熱」を加えようとしているのかもしれない。
中国人に聞いたら「刺身は日式料理だ。昔はこんなもんは食わなかった」と言う。
「羹(アツモノ)に懲りて膾を吹く」の時代にまで遡る、膾の伝統に連なる
ものではないようだ。
他に「日式」としては、焼餃子、ラーメンがそう。
日本人が中華料理と思っている焼餃子やラーメンを、中国人は日本料理と
思っているというのも「へぇー」。
魯迅の小説に出てくるよね。
よって「餃子は焼いて食うもんだと思ってる日本人」を中国人は馬鹿にしてた
可能性大。
でも現在は、少なくとも香港や台湾じゃ「日式」には「新しくて上等」という
ニュアンスがある。
冬眠前のめいっぱい肥えた蛇さんを、それも5種類、スープ仕立てにしたもの。
スッゲー旨いぞ。身体がぽっかぽかになる。
出がらしの蛇肉も食べました。魚屋で、生きた蛇をさばいて、買った人には
生き胆をお酒に入れて飲ませてました>香港。
>>281
スープだけ? それは知らんなあ。
わしがいつも食うのは、フカヒレスープみたいな感じで、
フカヒレじゃなく、細切りにした蛇肉が同じく細切りのキノコや
キクラゲと一緒に煮えているもの。
蛇肉は鶏肉みたいな感じで、でも味がもっと濃い。
ああ、また食いたくなってきた。日本じゃ食えないのかな。
横浜の中華街とか。あっても、お値段はベラボーかもしれない。
ちなみに香港じゃ、高級レストランでも1杯1000円くらい。
キモは食ったことがありません。
スッポンみたいな感じなのかなーと想像しますが。
遅レスですが、自分が食べたのは、土鍋に皮を剥いた蛇を何匹か入れて、
菊花(香港だとプーレイ茶によく入っている、菊の花を干したの)と水で、
蒸し上げた感じのスープでした。飲むのはスープだけ。肉も食べてみたけど、
味がスープに出てて、特にちゃんとした味があるわけではありませんでした。
案内してくれたのが香港人の知人なので、蛇の身が入らないメニューを
選んでくれたのかもしれません。
なんかそっちのほうが「高級」そうやね。蛇が丸ごと入ってるあたり。
わしが食ったほうは、秋から冬の香港じゃごくフツーに食えるぞ。
日本で言うなら「土用のウナギ」ぐらいのもんかな。
ちゃんとしたレストランだけじゃなく、屋台レベルでも「あり升」と
ハタ立てて宣伝してますた。
料理に関しては柔軟な姿勢で変化を遂げてきた中華料理ということは
わかりました。
でも、あの広大な土地を有する中国でなぜ野菜や果物を作らなかったのでしょうか。
いまだに日本の林檎を親に送ってますですねえ。
上海っ子の自慢は
「北京には野菜は一つしかない、でも我が上海にはふたつある。」
ですものねえ。
いや、ホントの話し。
梨、桃、柿、蜜柑、ライチなど、中国では果実は普通に作られていたが
特に、硬めの梨が好まれていたようで(中国人は硬めの果実が好き)
保存が利くのが理由らしいが
中国茶とドライフルーツは実にあうね。
日本茶に和菓子よりも軽くて辛党にもいける。
>>280
ちと昔の話だが、台湾便が羽田から出てた時分、台湾人向けの日本みやげで
桃が重宝されておったな。指で触っただけで跡がつく、いわゆる「水蜜桃」。
台湾といえば、バナナからドリアンまでフルーツ天国だし、桃の本場は中国
だとイメージしていたから、意外に思ったもんじゃ。
中国の桃は桃太郎の絵本に出てくるような先が尖ってるのか、カボチャ型の平べったくて
コブの付いているのかしかない。
中国人の縁起かつぎで球とか円を非常に有り難がるし、桃も魔除のオマジナイのもの。
真球形の日本の白桃みたいなのはお土産に喜ばれるのだろう。
>>280
明治時代に白菜、紅塔菜、四葉胡瓜、緑豆もやし、昭和以降に青梗菜、香菜(スープセロリ)、
黄韮、空芯菜、紅芯大根、と、いろいろ野菜が入ってきているが、現地では食べていないのか?
甘藍、青椒、人参 なんて漢字があるからには、キャベツ、ピーマン、人参は欧米から移入されて
根付いているんではないか?
中国じゃほとんど生野菜は食わんよ。
日本人ならサラダ用と考えるレタスやサラダ菜みたいのも油通しする。
オイスターソースをかけて食うのだが、油となじんだレタスなどけっこう
旨いぞ。
>>307
確かに中国人は生野菜をほとんど食べない。フツーに生で食べてるのはつけあわせに
出て来る香菜くらい。トマト、きゅうりなんかも生で砂糖や塩、ごま油をかけて食べ
ることはある。
しかしながら、ビタミン不足の欲求からジャガイモ、人参、大根などを生で齧る。
料理と言うには程遠いが、ちょくちょく人参などをまる齧りしている姿は見る。
中国人に言わせると野菜を生で齧るのは貧乏人のすることではしたないのだそうだ。
インド航空だとベジかノンベジか(どっちもカレー)
中国の国内長距離便は普通食か清真(回教徒)食か
清真食は豚肉の代わりに麺が載ってる
御飯におかずが麺、あと野菜の煮物が少しと漬け物
豚がタブーなのは常識だが、牛羊その他の獣肉も「コーランを聞かせながら
屠殺しなきゃダメ」とか面倒だから使わない。
海産物系も「ウロコがないのはダメ」だから、貝類や甲殻類はアウト。
よって「ムスリム向け」は魚かチキンが基本。
フランスの名将タヴー元帥にあやかって…とかいうホラを思いついた。
タヒチ語/tapu/「禁じられた」からフランス語経由のようで
ところで「タブー」についてですが、例によって(?)ポリネシアの
言葉で「禁忌」を意味するもので、古くはクック船長も記したもので
す。近親相姦に関するものが代表的。
食中毒恐れてのことか?
>>333
いや、そういう合理的な理由からではなく「冷や飯は犬が食うもの。
人間の食いもんちゃう」みたいな感覚があるみたい。
日本人や韓国人は寿司とかおにぎりとか海苔巻きを食うし、欧米人も
サンドイッチとかサラダとか、要するに「冷たいメシ」を食う。
中国人はとにかく、熱くなければダメ。
そういや「冷たい茶」を飲むようになったのも、ごくごく最近のことで
サントリーか伊藤園の「ウーロン茶」が逆輸入?されて流行した
らしい。
「冷や飯食い=罪人の食い物」というのがあるそうです
日本はお結びの伝統があるから、子母澤寛みたいに冷や飯茶漬けこそ
究極の美味いうけど
「冷や飯は不味い」
これは米食民族の共通認識だが、日本人は冷や飯をそれほど嫌がらない。
「冷や飯を食う」という言葉は日本では「集団の中で冷遇される」くらいの意味であって、
中国のように「臭い飯を食う」ような意味まではないからだ。
現に、弁当も寿司も冷たいのを平気で食うし。
その話をしたら「そんな人間がこの世にいるなんて」
見たいなことを言われてしまった。
「中国では相手を思いやった食事を出すのが礼儀。最終日には日本食が出された。」
というような記事になってたんだけど、本当なのかね?
敢えて冷や飯を食わせたとも受け取れる。
難しいな。
しかし日本では太巻きは冷たくて当たり前だし。
向こうも、
「日本人は冷たい飯を嫌がらない」ことぐらいは知っているだろうし。
外交の席で出される料理は、フランス料理がデフォですが?
外交の場というのは、儀礼で失礼がないように列強各国が共通のプロトコールを作り上げました。
言語はイギリス英語かフランス語。食事はフランス料理。
だから、日本で外国使節を招く食事は、どこの国から来てもフランス料理。
もっとも、中国は「中華」料理にこだわるだろうなw
温めずに出せるというのもあったらしい。
>外交の席で出される料理は、フランス料理がデフォですが?
そりゃ正餐の場合ではないですか?
特に、ある程度の日数があるような行程の場合の、非公式の饗宴であれば、
出す料理も違うでしょうに。
プロトコールって正に正式な儀礼の形式でしょうに。
いや、だから、「外交の席での料理」と言っても、公式の饗宴と非公式の場では
全然違う扱いなんで、一緒くたにするのは間違いでしょう?
特に、大もとの>367では、「日程の最後の方」とあるから、国賓歓迎晩餐会の
ような格式ばった席でなく、もう少し砕けた場でなんでしょうし。
は「大牢」といったそうな。牢屋の牢って字をあてるのが興味深い。
何でも羊と豚と牛、つまり肉料理の三大食材が揃い踏みするフルコースなので、最
上クラスに位置付けられていたのだそうな。
しかし、トウバンジャンを含め、マーボ豆腐の味を良く生み出せたものだ。
感心するよ。
麻婆豆腐は結構新しいし、本家の陳家麻婆豆腐店は山椒が入っていて見た目が
黒い。日本で想像する麻婆豆腐とはちょっと違う。
中華料理用の調味料がまだあまり出回ってなかったからどこにでもあるもので
レシピを作ったからね。
彼の名言「私の料理ちょっとウソある。でも美味しいよ」
中国で一番メジャーなのどれ?
>>491
水餃子が一般的。華南では点心用の蒸し餃子もあるが、家庭では水餃子が普通。
焼き餃子は水餃子にして余ったものを翌日食べるためにごま油で焼いたものが
はじまり。鍋貼(グオティエ)と言い、今では専門に作っている店もあり、どち
らかと言えばおやつに近い感じで食べられている。
満洲ローカルなのはにんにくを入れる点。
普通の水餃子の具は白菜、豚肉がベース。華北、東北では羊肉を使う場合もある。
そこへニラやきのこなどを入れるが、にんにくは入れない。
茹であがった餃子は黒酢と豆瓣醤で食べるのがふつう。好みで生姜やにんにくを
入れる。