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蕎麦の実をそのまま食べたり、そばがき程度の加工で食べてたのはかなり古くからだったと思うが、今みたいな「そば切り」スタイルでの食習慣は江戸中期か後期からだっけな。
「そば切り」という言葉の初出は、今のところ1574年が一番古く、また、17世紀後半には、そば切りを売る店がかなり登場していたらしい。
蕎麦切りを蒸してからゆで食べていたのを、茹でるようになったのが江戸時代だったと記憶している。
うどんは大陸からの伝来ものだしねぇ。
最初はどういう形で入ってきたのかまでは知らないけど。
ウドンの原型は奈良時代に入ってきた「唐菓子14種」のどれかだといわれています。
特に下三種が組み合わされてうどんが出来た可能性が高いようだ。
索餅[さくべい]
>>474
そうめんの原型もそこにたどり着くんだよね。
日本の粉食文化は突き詰めると縄文時代までさかのぼる(どんぐり粉)から、土器の発展状況を考えるとスイトンとか蕎麦掻みたいな感じの料理は、稲作前からあったかもしれないと思う。
餡入りの汁団子ってうまそうだな。寒くなったら作ってみるか。
でもなんでそんなに粉物は食べていたのに、海外のように練って焼くっていうパンの手法はなかったのかな。練って加熱も饅頭みたいに蒸すものだし。
どうして日本以外の色々な地域で練って(発酵も含む)焼くという方法で粉物は食べられているのに日本は発達しなかったのかな。
調理燃料。
それ以前に、コメのような「蒸す・炊く」だけで十分美味い穀物があれば製粉・加工なんて手間なことはしないっしょ。
実際に米があまり取れず麦とか蕎麦が中心だったところだと製粉して加工した麺類や饅頭系の料理はそれなりに存在するしね。
麺類がある地方でも、練ってから焼くパンのようなものはないでしょ。
そうか?
米の裏作で麦やってたところは多いぞ
>>488
グルテン含有量が少ない種類の小麦の栽培に…ってことではないかと。
今でも強力粉は薄力粉に比べて高いしスーパーに売ってないし一般的ではないし。
小麦と大麦と混同してないか?
小麦の裏作は、戦前までの西日本ではメジャーだった。
俳句の季語で「麦秋」といえば初夏を示すところにもなごりがあるよ。
>>492
九州在住のオサーンだが、 俺の知ってる限り裏作の麦といえば大麦だ。
瀬戸内沿岸で小麦の裏作が多いのは承知してるが。
麦秋って小麦の事を指すのかい?
俺はてっきり大麦の事かと信じ込んでたよ
>>493
当方は瀬戸内在住のオサーンなわけですがw
気になったので、ちょっと調べてみました。
なるほど、九州では大麦の生産が盛んなこと、ご指摘の通りですね。
しかも、大麦の生産はほとんどが裏作によるものということも勉強になりました。
ただ、統計上は小麦の裏作も同じくらい(作付け面積も収量も)あるようです。
麦秋も調べて見たら「麦や小麦の~」とあり、当然、大麦も含んでいますね。
なるほど、こちらも勉強になりました。ただし、小麦の生産量・作付面積に関しては北海道がデータに入ってるので明治以前を論じる際には誤解を生じるものと思われます。
うん。そう思って、農水省の都道府県別データで、九州地方の作付け面積・収量を見比べてみて小麦の裏作も同じくらい行われてると結論付けました。
ただ調べてみて、地域によっては「裏作と言えば大麦」という実感もあると理解できました。
>>496の補足の資料?
都心で夏、層の厚い型詰パンを棚にいれておいたりすると暑さのためにすっかり変質してしまうことがある。これは、焼上げたパン自体が再醗酵してしまうからである。パンは焼くことによって、その醗酵過程は停止してしまうが、高温高湿度の下ではこのような変質を遂げるのである。こうした点から層の厚い丸型パンや型詰パンは冷涼の地域に適しているものである。
染色体数の分類による四倍種のマカロニ小麦、二倍種のタルホ小麦の雑種である六倍種のパン小麦の発生地であるとされるイラクを中心とする醗酵パンはナンである。また、イラク、シリア、エジプトに及ぶタンナワーもともに薄焼きパンである。これなら暑さのために変質するおそれはない。・・・・・・・・・・・・以後略
パンの百科(締木信太郎)中公文庫©1980
一般的ではなかったと思うけどオーブンのようなものはあった。
http://www.castella.co.jp/castella/castell2.shtml
絵のほうは、ほとんどダッチオーブンといってもいいね。
どっちかというと、イースト菌が問題なんでは?
だからこそ木村屋はあんぱん作るのに酒種使ったわけだし
>どっちかというと、イースト菌が問題なんでは?
天然酵母でパンは焼けるので無関係かと
木村屋は、最初普通のパンを売り出したが、受け入れられず開発した新商品が
アンパン。
小麦は伝播したけど、パン焼き釜(オーブン)は伝播しなかったのでは
稲作が始まってからは途絶えてしまったようだが
対馬にはいまでもあるよ。韓国にもある。
おいしさ>手間だから残ったのかな。
とち餅って旨いらしいね。食ったことないけど。
今でも作ってる地域って、やはり東北地方に多いのかな。
前にどなたか書いていたけど、稲作が普及しだすと木の実食はすたれていくのかも。
>>511
稲作が普及しだすと木の実食はすたれていくのかも
う~ん、ヤッパリ生産性の違いかなぁ。
木が生育してから以降の生産性はそれなりにあっても、開墾する際には、短期的な生産性が問題になりそう。