400: 名無し 2006/03/21(火) 19:04:08
握り寿司は江戸時代は煮魚だったと聞いている。
402: 名無し 2006/03/21(火) 19:23:31
>>400
〆たりヅケにするのはあるけど、煮るのはアナゴと貝類だよ
403: 名無し 2006/03/21(火) 21:01:07
握り鮓には江戸前海で捕れる魚が必須だが、冷蔵庫のなかった当時、生のままでは鮓種にせず、煮る(穴子、蛤、白魚、車蝦、等)、酢で絞める(小鰭、鯵、等)、醤油に漬ける(鮪)等の加工が加えられていた。
415: 名無し 2006/04/04(火) 12:26:14
食彩の王国によると、
明治時代、肉食が極めて珍しかったため、最初はラーメンが受け入れられなかった。
そのため、日本風の魚介類ダシに日本の醤油をあわせたラーメンができたみたいだな。
418: 名無し 2006/04/05(水) 11:08:35
追加すると、
当初上湯スープと麺とメンマだけだったそうだが、上湯の獣臭がどうにも慣れていないため、とてつもなく不評だったとか。
オレの意見じゃなく、番組の紹介ね。
420: 名無し 2006/04/05(水) 16:40:29
東京ラーメンは明治43年。
麺は小麦粉と卵にかん水の手延べの麺、
スープは鶏ガラと豚骨に野菜を加えた醤油味。
具は焼き豚、シナチク、刻み葱。
まさに現在の醤油ラーメンである。
当時一杯6銭。
とある。
6銭って今のいくらくらいなんだろうな。
421: 名無し 2006/04/05(水) 16:44:02
明治4年の美容院の料金は25銭だったらしい。今だといくらくらいするんだろ。
床屋(1000円)しか行かないからわからないけど、確か電車男には6Kと書いてあったな。だとすると、明治時代のラーメンは一杯1500円くらいか。
かなり高いな。
419: 名無し 2006/04/05(水) 16:35:56
日本で最初にラーメン食ったのは水戸黄門らしいけど、あの時代にトンコツとかトリガラなんてのは入手がむつかしだろうから、やっぱりカツオだしのスープになったんじゃないかな
423: 名無し 2006/04/05(水) 22:59:12
>>419
味噌ダレだったよ。
422: 名無し 2006/04/05(水) 17:10:25
水戸黄門ラーメンの汁は
豚のモモハムで作ってたんじゃなかったけな
428: 名無し 2006/04/22(土) 22:57:16
黄門様は、グルメだったり、その他いろいろ、好奇心は旺盛な人だったみたいですね。
429: 名無し 2006/04/22(土) 23:07:42
君主としては、最低だな、大日本史の編纂やらあれやこれやに湯水のように金を使い、年貢は八公二民。民百姓を絞るだけ絞った、悪大名。
430: 名無し 2006/04/29(土) 21:50:25
確かに「年間財政収入の三分の一近く」を施政に何の足しにもならないような道楽に注ぎ込むような君主はとても名君とは呼べないわな。
こんな暗君を講談だの時代劇だので美談に仕立てるとは、昔の人は想像力が旺盛なことで。
431: 名無し 2006/04/29(土) 22:39:00
それが尾を引いて、現在でも、水戸では官に対する不信感は根強い。
432: 名無し 2006/04/30(日) 04:39:31
>>431
へぇー。そうなんだ
433: 名無し 2006/05/01(月) 22:58:13
光圀の前の代が水戸家にたてついた一村数百人を皆殺しにする事件があったから、誰一人お上には逆らわんのだわな。
434: 名無し 2006/05/08(月) 01:23:04
領主や名主、代官が
「この作物植えるといい収入源になるよ~」とか、
「今まで使ってなかったココを使ってこういう料理作るといけるよ~」とか、
そういう領民思いの施政者(食べ物絡み)って誰かいない?
436: 名無し 2006/05/08(月) 18:16:38
437: 名無し 2006/05/10(水) 21:29:16
いきなり上杉鷹山が出ちゃうと他は全部霞んじゃって後が続かねえよな。
441: 名無し 2006/06/04(日) 19:57:39
徳川吉宗・新井白石らが製糖奨励策をとり、阿波、土佐、駿河、遠江、和泉などの地方でも製糖が始まる。
和食に甘辛い味付けが多いのは、ご先祖様たちの甘さへの渇望の残滓のような気がするけど。
442: 名無し 2006/06/05(月) 16:24:54
「甘さへの渇望」w
ある漫画みたいなこと言うんだな。
漏れもいろんな国の料理食ったけど、
和食ほど、甘さも辛さも控えた料理は知らないよ。
優しい味わいというか。
地理的に中国韓国に近いけど、
全くコンセプトが違うよね。島国だからかな。
韓国料理は四川料理と凄く似てる、みたいな相似形でないというか。
やっぱ、和食の澄まし汁最強だろ。
445: 名無し 2006/06/06(火) 16:37:45
>>442
同意。
とりあえず塩と昆布さえあればなんとかなる。
446: 名無し 2006/06/09(金) 02:24:20
実は外人から見ると和食は砂糖を大量に使う料理。
鮨も煮物も蕎麦つゆも、アメリカ人のジャンクフードに負けてない。
450: 名無し 2006/06/12(月) 19:58:00
>>446
和食は外人からみるとヘルシーフードなんだが
451: 名無し 2006/06/13(火) 00:25:20
>>450
日本の大衆食堂を知らない外人の妄想だろう。
456: 名無し 2006/06/13(火) 12:22:03
>>451
使う脂肪(油脂)の量が問題にされている気がする。輸入食品の成分表示を見ると、カロリーよりも低脂肪が強調されている製品も多いしね。
460: 名無し 2006/06/14(水) 12:25:53
>>456
>肉
日本は熟成した肉を食べることにも慣れてないんだよな。
もちろんきちんとした店で食べる場合は熟成肉だったりするが、
肉屋で買って自分の家でって場合、熟成肉が買える店すらほとんどない。
453: 名無し 2006/06/13(火) 07:38:41
ヘルシー好きの外人には、
寿司、刺身、豆腐、寄せ鍋、会席料理。
こってり好きの外人には、
すき焼き、うな重、牛丼、焼き鳥、お好み焼き。
448: 名無し 2006/06/09(金) 13:07:51
和食といっても、何をイメージするか次第だけど、
江戸の料理の味付け
(醤油+砂糖・みりん+だし)が出来上がった時期は、
文化文政時代(1804-1830)あたりらしい。
(岩崎信也『蕎麦屋の系図』)
江戸時代後期に、
そば、蒲焼き、煮魚、煮付などで確立されたこの味付けが
明治以降に、
牛鍋・すき焼き、肉じゃが、牛丼、テリヤキなどへと派生していった。
452: 名無し 2006/06/13(火) 02:25:00
ダシって世界共通語じゃなかったけ?
ダシが効いてると、塩や脂がなくても美味しいから健康にはいいわな。
454: 名無し 2006/06/13(火) 10:09:42
>>452
「出汁」の概念は日本と中華圏くらいじゃないの?
てか「うまみ成分(グルタミン酸とか)」を「旨味」として感じられるのは東洋人だけだったと聞いたような・・・。
456: 名無し 2006/06/13(火) 12:22:03
>>454
ブイヨン、フォンとかスープストックとか。
東洋人だけなのは、昆布旨味のグルタミン酸とかに限定した話でしょ。
逆に日本人は赤身肉の旨味に対する感度が低いと思うな。
最近は、魚の赤身に対する感度も減ってる気がするけどねぇ。
464: 名無し 2006/06/21(水) 01:57:01
>>454
>てか「うまみ成分(グルタミン酸とか)」を「旨味」として感じられるのは
トマトとかパルミジャーノ・レッジャーノとかには、かなりのグルタミン酸が含まれているという話ですが。
465: 名無し 2006/06/25(日) 11:14:19
>>464
そのグルタミン酸の味を「旨味」として感じているかどうかの話だろ。
味の種類として「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」などと並んで「旨味」が認知されているかどうか、という問題かと。
467: 名無し 2006/06/27(火) 00:13:55
>>465
美味しくないものを料理に使うわけが無いだろう。
466: 名無し 2006/06/26(月) 07:09:39
チーズのパルミジャーノ・レッジャーノを長く熟成させると、(グルタミン酸などの)アミノ酸の成分がふえて、コクが増す。欧米でも、長期熟成させたパルミジャーノ・レッジャーノの方が珍重される。
その一方、グルタミン酸を多く含む昆布だしは、クセもあって馴染めない西洋人もいるし、化学調味料でグルタミン酸を加えても、旨いと思わない日本人もいる。
グルタミン酸は旨み成分のひとつだけど、グルタミン酸が多いからといって旨いと感じるとは限らない、東洋風のだしでグルタミン酸を増やしても旨いと思わない西洋人がいる、ってだけの話ではないかと。
457: 名無し 2006/06/13(火) 12:53:36
マグロの旨みより白身の旨みの方が分かり難いと
美味しんぼに
459: 名無し 2006/06/13(火) 15:51:59
>>457
自分が赤身好きってのもあるが、白身は昔から難しい。
わかりやすいはずの赤身の評価が、今はねぇ・・・
皆がまともな赤身を喰っていないだけってぇ気もするけどね。