キリスト教世界をカトリック教会とプロテスタントに二分することとなり、同時に社会と政治の変動をもたらした大きな変革が宗教改革である。
ドイツにおけるルターの改革運動と並行して、スイスでもエラスムスの人文主義的教会改革理念に影響された、ツウィングリがチューリッヒで運動を起こした。
やがてカルヴァンがそれを受継いで、ジュネーブを中心に福音主義の改革運動をオランダ、スコットランド、フランスなど、ヨーロッパ各地に広めていった。
イギリス宗教改革はヘンリー8世によって始まったイギリス国教会のカトリックからの離反と言うかたちで行われた。
王政フランスの国教会主義(ガリカニスム)を含む
大きな脱ローマの流れの一環として見てもいいんだよね
確かに
イスラーム世界では
19世紀に、エジプト・ブーラークで活版印刷が始まり
20世紀に、オイルマネーで学校が建ち
今世紀は、ネットが発達して
普通の信者、庶民を含む誰でも、剥き出しの本義を読めるようになった
それで困った事とか気に入らない所を
(便宜上の区分だと思うけど)原理主義と呼ぶんでしょ
それとおんなじだよね
ただ無条件に「キリスト教」と言った場合
大体、カール大帝の頃にできた官製宗教を指すんだろうと
つまり実態、カロリング教
これは
アーリア系多神原理(ヘレニズム)とセム系一神原理(聖書)の合成
クリスマスツリーが象徴的で
表層的には「キリスト教」のレッテルが貼られているけど
ゲルマン森羅崇拝を表す樅
ギリシア万象崇拝を表す星を
ローマ太陽神の祝祭日に飾る
同様の例が、聖徳太子の作った混淆宗教で
在来の神々と舶来大乗仏教の仏
二者択一にしないで、並べて崇める嘗てない宗教を考案した
その結果、「七福神」として、本邦と天竺、支那の神々が一艘の船に乗っている
原料を掻い摘んで一つの料理にするのに似ている
この風習的西方教は、本来混じり合わない物を
ローマ教権が卵になって成り立たせていたマヨネーズ宗教
封建制や教皇、皇帝の並立による政教干渉とか西方世界の社会制度も規定した
教皇は、ポンティフェクス/ローマ最高神祇官の称号も兼ね備えているから
大政奉還後に寺社奉行だけ存続して、寺社奉行が将軍を立てる様な状況
その教権が、十字軍の失敗等で没落して、グーテンベルクが再起不能にした
それで瞬く間に分離し始めたと
純正なアーリア原理に回帰する流れが
ルネサンス、啓蒙思想、近代、ロマン主義、ナチズムで
分かりやすい例が、オリンピック再興
純正なセム原理に向かう動きが、宗教改革なんでしょう
カトリック100%の社会に立ち向かい、無茶苦茶に教会を批判した彼に
比べればルターでさえ微温的である
にも拘わらず彼自身は異端裁判にかけられたり殺されることはなかった
どんだけ要領がよければそんな芸当が可能なのか
リチャード2世っていう文化面で相当な自由を与えていた統治者の時代ってのも大きいのでは?
面白くないって感情が常にあったろう。
ウィクリフの奴には困ったもんでんなー、と教会には言いながら
陰ではウィクリフを援助してたりして。
皇帝ルートヴィヒ四世はそういった文人や聖職者を保護したと言われているがウィクリフの運動はあまりにもマイナー過ぎた
とサザーンの本にかいてあったわ
ちょうど今日読んだばかり
ちなみにその本とは R.W.Southern “Western Society and the Church in the Middle Ages”のことな
寄進という善行で罪を帳消しにするってそんなにおかしいか?
金持ちがいくら寄進しようが救済には関係ないという。
現在の俺らからみれば自由意思を完全否定する
予定説も行き過ぎな気がするが。
罪は罪。なので現代では免罪符という怪しい翻訳はなされない。
罪の謝罪の形式のひとつにすぎない。
現代国家でも低レベルは、注意(譴責)、罰金(減給)
また、刑務所に入っても罪は帳消しにならない。
国によって違うが、永久に選挙権や被選挙権の剥奪、一定の職業、一定の役、陪審員などになれない。
例外として、大統領、大臣の認可が必要としている国もある。
100%クリアの帳消しならこの制約がない
免罪符の事をとやかく言えるだろうか
犯罪者の身分に応じて、銅や布・稲などを納めることで罪を許された
人を殺しても銅200斤(130kg)
実際は銅200斤相当の銅銭、布、稲でOK
現代人が金130kg相当の金貨を払うよりハードルが高そう・・・
190斤分なら10斤分納めればいい
0.026%ぐらいか?
おお世界にもっと落雷を。
祈りなさい。神に悩ませればいい。 マルティン・ルター
オレが神様だったら、今度こそルターめの頭に雷を落としてやるわ。
でも西田敏行似