【鎌倉殿の13人】彌十郎さん見ているとあの時政パパはまんま彌十郎さんって感じ

現代の人達は、貴族の世の次には武士の世になりましたーって知ってるけど、
当時の人達にとっては、都の天皇様上皇様公家の方々ってのはすごい存在で、
お近づきになりたいとか近づいておこぼれ頂戴したいとかいう人が多数なわけで、

その権威をぶっ壊して武士が主導権を握ろうという方向性は
一種の革命みたいなもんで、
その志を強く持っていたのが北条、ということなのかなと、
教条的な歴史観で（笑）理解してた。

そういう見方をしているもんだから
仏像を前にしてはしゃぐ北条のみなさんのシーンは、違和感あった。
あんなにふざける尼御台が、集まる兵たちの前で大演説をぶてるはずがない。
天皇・上皇軍と正面から戦うなんて、
武士の世を作ることへの強い思いが無ければできない。
平将門の頃から関東の豪族の中にくすぶっていた想いなのかもだけど。