ガ島やポートモレスビーを攻略しないといけない理由は2つ。
■防御的側面
ガ島やポートモレスビーから出撃してくる米重爆を、撃退可能な迎撃戦闘機が
当時の日本には少ない
(もっとも、米軍戦闘機の足は短いから、双発戦闘機300浬の行動半径を考慮すると、
ガ島やモレスビーから来る爆撃隊は、戦爆連合にはならないね)
■米豪遮断関連(積極攻勢に出る場合)
真珠湾からオーストラリア方面に伸びる兵站補給ラインを攻撃できる体制ができれば、
オーストラリアの脱落(和平)の可能性が出てきて、イギリスの継戦能力が低下する
B-17/25を十分に迎撃可能な機体が、ラバウルに30機なり60機あれば、
ガ島やポートモレスビーが敵の手中にあったとしても、立ち回り方はいくらでもある。
ニュージョージア島やラエあたりに、米豪軍の戦闘機前進基地が出来てはじめて、
双発戦闘機による護衛ができるようになるわけだし。
ましては、行動半径ギリギリの距離だけに、米軍戦闘機、燃料の関係で、戦闘したとしても10数分で切り上げたいだろね。
ラバウル現地で、昭和17年春に「零戦」に20mm斜め銃を装着し、B-17を迎撃してたら、迎撃がもっとラクになっただろうか?
251空が、二式陸偵に20mm斜め銃を装着して、B-17の夜間爆撃を完璧に撃退できたわけだしね。
斜め銃そのものは、WW1の英国やドイツで実戦使用されてた古い技術。
そういう意味では、11AFの参謀たちの勉強不足、という意味合いも否めないだろうね。
そうやって、ポートモレスビーやソロモン方面に対するラバウルの防空体制が整った、と仮定すると、
どのタイミングで、ガ島(ソロモン方面)なりポートモレスビー方面で攻勢を取り、米軍に決戦を強要するか、
については、日本側にそれなりの自由度が出てくるだろうね。
どうやって?屠竜のは後部座席つぶして設置余地作ったんじゃなかったか?
ゼロ戦にそんな工作しようとしたら機体延長とか全面的大改修が必要で現実的な時間では
改装できないだろう。複座機からの改装が順当だと思うが。
零式練戦ベースなら!
で、本題だけど
ガ島を確保出来ていたかどうかで言えば
最初の増援でもっと大部隊を送るべきだった
グズグズしないでブインやムンダに飛行場を作るべきだった
連合艦隊から散々要請されて作り始めたけど遅すぎ
これは第四艦隊が悪い
ってことは井上成美が悪いってことだな
それと、ブナ、ラビ方面は諦めて撤退する
MO作戦の放棄は難しいと思うが、ラビ攻略なんて意味ないから絶対やめにする
ラエとかブナに進出させていた二六航戦が消耗しないで済むからそいつらをブイン、ムンダに進出させる
最初の一ヶ月は米軍もその日暮らしだからこの間に全力で攻める
機動部隊も全面的に支援する
二次ソロモン後も南雲機動部隊はソロモン方面を遊弋していたんだが(米軍も同じ)その行動が消極的すぎた
天候が悪いからってすぐに引っ込んじゃうから
まあミッドウェー直後だから消極的になるのは仕方ないが
だから南雲はすぐに更迭するべきだった
あとは川口支隊+一木支隊の一個旅団で奪い返せるかどうかだね
相当激戦になるだろうから、9月上旬にはさらに一個師団規模の増援が必要になると思う
9月くらいならまだ制空権も制海権も一時的にならどうにか確保できるし
中部ソロモンに航空戦力を展開させられたら完全に奪い返すことも不可能ではない
とにかく最初の一ヶ月
それでうまくいかなかったらどうやっても無理
そもそもガ島に飛行場作るべきじゃなかったのは事実だから
ニュース
力攻めが必要になるとこは攻めないで欲しい
>>235
うん、それが陸軍(って言うか東条英機)の本音だったと思う
だからガ島戦も陸軍はあんまり乗り気じゃなかった
航空部隊の派遣も露骨に嫌がってたしね
ただ、やっぱり陸戦の敗因は兵力の逐次投入と、重火器の不足にあったのは確か
だから最初からその辺りの準備を十分やっていればそこそこ戦えたんじゃないかな
じっさいガ島撤収後も陸軍側はあんまり凹んでなかったみたいだから
「補給さえあれば」っていうのは必ずしも負けた言い訳じゃなかったと思う
レイテ島のリモン峠で第一師団が相当頑張ったのも装備が整っていたからだし
ただなんていうか、ガ島奪回作戦は米軍うんぬんと言うより海軍と陸軍の協調が悪かった
どっちかと言うと問題はそっちにあった気がする
そこそこ協力体制が整ったムンダの攻防戦の時は米軍がその後の戦略を変えるほど抵抗できたからね
昼間は偽装隠蔽できる小艦艇が必要だったと思うがこれが欠けているな。
重砲送り込んでも搬送、設置時点で容易な話じゃないし弾薬を
十分供給することなんか夢物語だったろう。
ここが乗り気になれないところ
いや、火砲の不足はどっちみち仕方ないし、それはリモン峠の時も同じ
どっちかというとジャングル戦の戦術の拙さが問題じゃないかな
どうも一木も川口もジャングルに関する予備知識なんもない状態で突っ込んでいったみたいだから
ただ正直言って、ソロモンもポートモレスビーも色気ださなきゃよかったと思う
そりゃあモレスビーとれば強力な拠点が豪北にできるから、豪州も牽制できるしラバウルも安泰
ラバウルが安泰ならトラックも安泰、結果連合艦隊は安泰
なんだけど、そもそもブーゲンビルとかニューギニアにコーストウォッチャーがいる以上どうやってもアウェーの戦場
い号作戦もそうだし、ネズミ輸送もそうだけど、ラバウル、ショートランドを発進した時点でもうバレてるから
船舶輸送が難しいってみんな言うけど、発進がバレてるんだからそりゃ無理だよ
逆にガ島戦序盤とか、い号作戦直後とか発進がバレてない時はそこそこうまくいってる
だからもともと無理筋な地域って事
それなら戦前の計画通り南東はラバウル保持にとどめて、マリアナ、マーシャル、ギルバートを固めてここを邀撃帯にして
中部太平洋で決戦を挑む体制にした方がずっとよかった
なにしろ米軍は1943年に入るまでほとんどマーシャル方面の状況わからなかったんだから
あそこは天然の縦深陣地だよ
なんでその戦前の戦略捨てたのかな
南東方面が泥沼化したのは井上成美のせいっていうのもそういうこと
第四艦隊の責任は重い
その後のソロモンとニューギニアの戦いの様相は、だいぶ違うものになってたのか?
遊兵化して終わり
1944年まで戦争引き伸ばしてしまえば
どんな戦略を日本が駆使しても絶対に押しつぶせるだけの戦力が米軍に整うんだもの
それを両国とも開戦前から分かってたから、
日本は米豪遮断という夢物語に賭けざるを得なかっただけ
減量失敗したボクサーが最初の1ラウンド必死でパンチ振り回すようなもの
艦隊決戦する事しか考えてなかった。それが、南方で島嶼の争奪戦をやるハメ
になったんだから、何のドクトリンも装備も無し。一方、米軍は日露戦争以来
研究を重ねてきてる、これじゃ勝てるわけがない。
いやだから、何でそもそもモレスビーを取る必要があったのかってこと
もともとの理由はラバウル攻略に始まるわけだ
で、ラバウル確保の為にはラエ、サラモアの確保が必要って第四艦隊が強硬に主張した
大本営はもともとラバウルをトラックの側背支援のための拠点としか考えてなかった
だからGFも軍令部も「何言ってんだ、自重しろ」って言ったんだけど
開戦前の二度の図演で第四艦隊があんまりそう言うもんだから
「だったら第一段作戦がうまくいったらオプションでやってもいいよ」
ってことになっちゃった
で、三月に南海支隊がサラモアに上陸した
これが全ての始まり
その直後にサラモアが米機動部隊の空襲受けて予定が狂った
MO作戦の予定がずれて
MI作戦に結果的に五航戦が参加できなくなった
米軍からすれば当面反攻を考えてる南太平洋の拠点モレスビーの喉元にナイフ突きつけられたんだから必死にもなる
当然ラエ、サラモア、ラバウルへの空襲は激化する
結果「やっぱモレスビーも取らんといかんな」
ってなった
その支援の為にツラギに飛行艇基地を5月に作った
だけどもうその頃には第四艦隊にもFS作戦の情報は伝わっていて
これがMO作戦だけじゃなくFS作戦も見据えたものだっていう解釈をしていた
これがガ島飛行場の設定につながる
現地部隊の二五航戦はガ島どころかもっと先まで飛行場を推進しようとしていた
ミッドウェー海戦前後の話
連合艦隊は当初からラバウルからの距離を問題視していたんだけどね
ガ島はいいけど、中間に飛行場作れって何度も要請していた
その後7月に第八艦隊が創設されてラバウルの司令部業務を第四艦隊から引き継ぐとき
三川軍一が「最近ツラギ周辺が騒がしいみたいだけど、連合軍の反攻のおそれはないの?」って聞いたらしい
向こうの答えは「そのおそれは絶対にない」だったそうだ
だから8月になってツラギに米軍が来た時は完全に予想外だったみたいだ
三川に答えたのが井上なのか幕僚の誰かなのかはわからん
ただ、少なくとも南洋部隊全体がそう考えていたんだろうし
インテリって言われる井上ですらそういう見方を否定していなかったんだろう
当初連合艦隊はトラックに拠点を置いて中部太平洋で決戦を挑むつもりだった
これなら短期決戦を挑めた
なんでそれが泥沼の戦いになったのかって事だよ
もう少しまともに戦えたのに
陸軍もそれに引きずられる形で戦線を広げ、ソロモン方面で貴重な戦力をすりつぶしてしまった。
陸軍の戦略眼の鋭さに感心すると共に、海軍の戦略眼の無さに失望し怒りさえ覚える。
陸軍を中心に海軍、空軍を組織化しないと
まともな戦争は出来ない
石油を求めて、米国・米友好国の東南アジア領土を攻撃すれば
どういう顛末になるか、誰だって想像がつくだろう・・・
しかも、補給一切を海軍に委ねなければならない状況下に置いて、海軍の中部太平洋方面における戦略に水をさし
南方方面に主力艦隊を差し向けなければならない状況を作り出したのは、ほかでもない陸軍 しかも占領の必要のない地域まで進出し
海上護衛の負担が増大とまさに戦略眼のなさが激しい・・・
おまけに、満州~中国中央部まで兵力を拡大しているにも関わらず、南方戦線を拡大する理由がわからない
南方は日本全体が求めたんだよ。陸軍だけじゃなくてね。
むしろ石油消費は陸軍以上に海軍が顕著だから南方作戦は海軍にとって大事。
ガダルカナル要塞をつくって、あとから飛行場をつくればよい。
陣地と港湾施設な。
ある程度の桟橋とクレーン、道路、倉庫用意しとかないと
工事がぜんぜん進まないぞ。要塞作るなら砲や弾薬も
陸揚げしないと要塞にならないし。
弾薬丸裸だと、可愛そうだしね
ガダルカナルでなければ、他のどこかで
そういう発想すらない旧軍は本気で戦争して無いぞ
実際問題としてまともな装甲も砲も乗せることが出来ないレベルの
貧相な足回りに非力なエンジンでその程度ブルドーザーとして
使えたのかな?正直怪しいと思うんだが。
ネタはさておき現地改造なんかはポツポツされてる
タイ方面の97式はM3の装甲カットして増加装甲に利用
ただおおっぴらに取り付けるわけにも行かないので取り外し可能だったとのこと(いわば黙認)
一応そういう作業専用の機材は開発されてたから
兵器は兵器で済み分けてたと思われ、国産機材は耐久性と馬力不足が外国産と比べて
顕著で苦労したみたいだけど、それすら配備されない部隊が大半だったのを考えたら何ともいえないねぇ
人足連れってってえっちら作業している暇なんか無い
当然機械に頼るしかないはず
当時の日本にブルなんか無いのだから戦車に鉄板つけて整地させるのが最も合理的
なのに人足に作業させている時点で本気で戦争やってない
ブルドーザーの事か?
その当時日本にもあったけど・・・
米軍が鹵獲してヘンダーソン飛行場を作るのに使った
陸軍は太平洋で戦線を広げるのは反対だったのに、海軍は陸軍が呆れるくらい攻勢を主張した。
ガダルカナルの飛行場も陸軍に内緒で勝手に作り、アメリカ軍にあっさり取られると陸軍に泣きつく。
ミッドウェーでは役に立たない旧式戦艦まで連れて行ったのに、ガダルカナルでは最新鋭の大和を出さず。
大事な決戦で陸軍将兵が餓死してるくらいだから、大和を投入すべきだった。
海軍は海軍あることを知って国家あることを知らない。
大和はクーラーがついてる唯一の艦だし、フランス料理のフルコースも食べら
れるし、沈んだら困ります。
日中戦争の時点でもう日本の経済力を超えた戦争だし。
辻政信だけ上陸させて他の人は内地に帰ろう
彼なら口八丁でうまくやるだろう
ガダカナル周辺の海域で潜水艦による通商破壊の嫌がらせを行う。
やかましい伊号潜水艦でそれが可能かどうかは疑問だが
潜水艦による交通線破壊は実際にやってる
ガ島周辺というより、ガ島~ヌメア間での待ち伏せ
だから9月にワスプを撃沈したり、サラトガを損傷できた
一撃離脱がせいぜいで、船団を全滅させるなんて無理
魚雷撃ったらすぐ逃げないと、すぐに囲まれて袋叩きにされる
ガタルカナル基地建設は
オーストラリアとアメリカとの通商破壊が目的だと思ったが
米国軍需産業の下請けを南半球で行えば
距離的に攻撃不可能の武器生産ラインが出現し完全に戦況を掌握できた
日独戦以後の対ソビエト戦略も完全有利になる
この時点で日本が行うべき戦略は
南半球のオーストラリア・ニュージーランドに中立国宣言させ
戦闘を北半球に限定させ
戦争捕虜を南半球中立国に順次送り込み身軽になり
戦闘部隊の移動を軽快にするべきだった。
英連邦の一員である豪新両国が何で中立宣言するんだよw
どうしてもそれをさせたいなら両国を日本が武力制圧して日本の意向に沿って動く政権たてるしかない。
アメリカは新型戦艦を出したのに対し、日本側の消極姿勢が目立つ
燃料も大和が1往復するくらいの量はあっただろ。
ミッドウェーで山城や扶桑まで連れてって燃料を浪費し、ガダルカナル決戦で燃料不足に悩むバ海軍。
ミッドウェーもガダルカナルも、戦力とかより情報戦の影響が大きい
未来人と違って、当事者は限られた情報しか持たない
単純にガ島の破滅を避けたいだけなら、まあ早期に放棄するのがベターだろう
航空隊が進出する前に奪回を狙った、一木支隊の全滅までは仕方ない
しかしガ島に米航空隊が進出し、一木支隊先遣隊の全滅、第2梯団の輸送失敗時点で
拙速な攻略より、一度腰を据えて情報収集からやり直す必要があっただろう
それと日本が金剛型を投入してきたから、対抗で米も投入して第三次ソロモン海戦になる訳で
戦艦の射撃は、9月中の基地航空隊の戦果不足が原因
そして輸送船団を送る為に、一時的に飛行場を制圧するのが目的で、戦艦で米軍を蹴散らそうという作戦ではない
大和には史実通り、トラックで燃料タンクになってもらい、ネズミ輸送でへの燃料補給担当でいい
つうか機動部隊再建を待つのが、なぜ下策なのか
再建途中で消耗重ねるよりよほど堅実だが
マリアナみたいな完全に手出し不能になる前に残存空母で少しでも攻撃して、
艦爆艦攻使い潰した方がよっぽど浮かばれるだろ(残った空母と戦闘機はオールファイターで)
機動部隊なんて奇襲以外だと圧倒的力押しでしか普通の艦隊に勝てないんだし
使わないともったいないから使う、みたいな発想だな
スレタイがガ島戦での破滅回避なのに、何の作戦合理性もなく、むしろ自ら破滅に向かってる
ひっこめるなら全部引っ込めるべき
出すなら追加増援と共に空襲や艦砲射撃でもやってくべき
中途半端が一番悪いってこった
南太平洋海戦では、再建が完了して勝利し、また再建作業になる
マリアナ沖は、43年11月のろ号作戦で消耗し、まだ再建が済んでない状況で海戦になった
43年11月では、戦力差も歴然としてくるが、42年8月に急いでしかも使い潰す事に意味はない
むしろ再建途中の半端な戦力で挑んでも、半端な効果しか得られないし、再建をより遅らせるだけ
南太平洋海戦で消耗してから、次に一応の再建をするのは43年4月のい号作戦
短絡的に考えず、まず時系列を整理してくれ
一度使い潰せば半年は使えないぞ
一回使えれば次は考えないと言うのか
その半年を恐れてラバウルの航空兵に無理強いさせたのは言い訳できん
半年なんて損害じゃないだろ
「戦力の逐次投入」という批判を恐れるがあまりの何も考えない総力出撃論。
あのアメリカに中途半端な戦力で十分と考えてる時点でまァ無理だろ
イギリス相手にしてるならまだしも
>>341
ハワイ攻略作戦についての話ならともかく、
ガダルカナルでそんなん言ってちゃお話になりませんや。
ガダルカナルを奪回すれば米国は勝手に降伏するとでも思ってるんです?
また別の場所に新たな「ガダルカナル」が誕生するだけ。
つーわけで撤退に一票
ガ島飛行場建設は、南東方面での航空基地獲得推進作戦(SN作戦)によるもの
FS作戦はミッドウェー後に中止となり、またミッドウェー以後は空母でなく、基地航空隊が海軍航空の中心戦力になっている
従って空母喪失は理由にならない
ラバウルの外郭陣地として、ガ島やカビエンやブナやモレスビーに航空基地を拡大し、南太平洋での優位を確保するのが目的だ
守勢で相手に主導権を取られると、対応が困難になるのは、それまでの機動空襲でわかっている
だからこちらが作戦の主導権をとり、敵戦力を誘致して決戦に持ち込む狙い
>>344
その基地からの空襲が決定打にならないばかりか
待ち伏せされて明らかに不利な状況で撃破されてったじゃん
空母みたいに艦隊ごと近づけば疲労も抑えられて被弾しても救助の可能性もあるだろうに
バトルオブブリテン知ってるだろうに何学んでたんだよ?
バトルオブブリテンに学んでいたら、そもそもバスに乗り遅れるなと枢軸側で開戦してません
零戦で、B-17を迎撃できる技術が普及していれば、
ポートモレスビーやガ島あたりからの飛んでくるB-17は脅威にならないね。
戦爆連合でラバウルに来れないわけなのだから。
言い換えると、B-17に百mとか、至近距離まで接近する技術を身につけ、
主翼と胴体の接合部に20mmを打ち込むためのさまざまな戦術ね。
B-17が巨大だから、感覚で十分近づいた、という地点で20mmを撃ったつもりけど、
実は数百メートル離れてて、全然有効でなかった、というのが、大戦初期の対B-17戦闘でしょ?
20mmの斜め銃、程度の武装しかない月光が、B-17の夜間単独爆撃を阻止した、
という事実から言えば、B-17を迎撃可能な20mm機関銃を、海軍は豊富に持ってたわけだし、
B-17を撃退のための戦術的工夫、現場の各戦闘隊は試行錯誤してただろうけど、
その中のベストプラクティスを中央(軍令部か海軍航空本部か)が吸い上げて、
再度、現場にフィードバックする、という部分に欠陥があった、というところだね。
昭和18年以降、オーストラリアを後方拠点に、ニューギニアを東進してフィリピンに向かうルート、
ソロモン諸島東進、ラバウル奪回から、トラック・マリアナに北上するルートを守りたい、
だから、ハワイ=オーストラリアの補給ルートを妨害したい、という意図だけは理解する。
が、ソロモンを西進して、基地を増やしたところで、日本側の補給が追い付かないわなぁ…
クエゼリンあたりを根拠地に、潜水戦隊3コを集結させ、36隻のローテーションで、輸送船団撃滅作戦に全力を挙げる方が、
日本の実情にマッチした「米豪連絡線の遮断」構想だと思う。
実際はB-17は日本にとって脅威だし、対抗手段はなかった
月光の制式採用は1943年8月で、少なくともこの時期までね
だからこそモレスビー攻略が必要とされた訳で
なぜ初期はB-17に対抗できなかったかは、機銃と弾の問題
20mm一号銃の貫徹力不足と、着発信管により表面で炸裂してしまうから
だから根本的に改善するには、二号銃の登場まで待つ必要があった
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