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同乗していた生物学者の名をとってステラーカイギュウと名づけられたその海牛は昆布を主食とし、出汁が効いているせいか肉は豚のようで大変に旨く、さらに良質の脂がとれ、乳すら搾って食用にできる。全滅に瀕していた探検隊はこの肉を食らい、無事に生還した。
さてステラーが著した探検記によって存在が広められた海牛は、動作のあまりの鈍さゆえに渡ってきたハンターたちの格好の餌食となり、発見から数十年で絶滅してしまった。
>>3
wikiで見たけど、あまりにヒドイ話しで悲しくなった・・・
優しくて温厚な動物なのに・・・
ステラーカイギュウカワイソス・・・(つдT)
あー知ってる。
学研の科学で漫画化されてたの読んだ。
ステラーカイギュウか、懐かしいな。
そういう話を聞くたびに、マジで悔しくなってしまう。
俺にも食わせろ!
ペンギン
ステラ海牛
モアは黄色人種のマオリ族が絶滅させました。
主にヨーロッパに生息していた大型の牛。少なくとも2万年前の壁画にその姿が確認されている。
一部はエジプトなどで家畜とされていたようだが多くは野生で、狩りの対象とされた。大型であるがすばやい動きをしたため中世には貴族が「遊戯としての狩り」の対象にしていた。
結果、数は減り続け1627年に最後の一頭がポーランドで撃ち殺され絶滅した。
ヨーロッパの草原地帯に生息していた小型の馬。
野生馬のため警戒心が強く、雄は非情に気性が荒かった。
家畜の馬と交雑が進んだこと、家畜の馬と殺し合いをすることで牧場主に殺されたこと、また草原が焼き払われたことにより生息地が減ったことにより徐々に数が減っていった。
1880年、モスクワの動物園で飼育されていた最後の一頭が死亡し絶滅した。
名前が示す通りカムチャッカ半島に生息していたヒグマの亜種。
ヒグマの中では最大級の亜種であった。
先住民のコリャーク人が狩りをしたり祭ったりしていたが、17世紀半ばにロシア人が東進してくると毛皮を得る為乱獲された。
ロシア人は冬眠中の熊も容赦なく撃ち殺していったので数が激減した。
1920年に撃ち殺された一頭が最後の一頭であったらしくそれ以降見つかっていない。
英国人たちに狩の獲物として「銃や罠」で狩られ、絶滅。
ポルトガル領ケープブェルデ諸島、ブランコ島とラソ島に生息していたトカゲ。体長は60cmほど。恐竜にもっとも近い種類のトカゲであった。
元々ブランコ島とラソ島には天敵はおらず人間もいなかったが、1883年ポルトガルから流刑となった囚人たちが入ってきた。彼らは空腹からオオスベトカゲを捕らえて食料とした。(非情に美味で多くの部分が食べられたという)
また腹部の肉は切り傷に効く薬となったため乱獲され1940年に絶滅した。島固有のトカゲであったことも災いした。
ポルトガルやスペイン方面に生息していた大きな角を持ったヤギ。スペインアイベックス(現在も生息)の亜種。
全てが利用できた動物で角や肉、結石や毛皮を得る為殺されていった。特に結石が薬になることがわかると角の無いメスまで見境無く殺された。
1900年以降見つかっておらず絶滅したといわれている。
メガテリウムやグリプトドンなんて珍獣もいた。
それが、インディアンの先祖がアメリカ大陸に侵入するのと同時期に姿を消している。
ニュージーランドにはモアという巨鳥がいたが、マオリ族に絶滅させられた。
黄色人種も新大陸への侵入時に、そこの自然と共存できずに多くの種を絶滅させているのだ。
日本人も明治時代に、500万羽いたとされるアホウドリを絶滅寸前にまでやっている。
ロシア・ポーランド国境の森、及びコーカサス地方に生息していた牛。アメリカバイソンよりも小さいがかなり大型であった。
1802年アレクサンドル1世は数が激減していたコーカサスバイソンの保護を命じ、一時は数を1500頭近くまで増やした。
しかし3月革命(露暦2月)の勃発でロマノフ朝が滅亡するとコーカサスバイソンは皇帝の権力の象徴だとして赤軍兵士や農民に殺された。
赤軍兵士はトラックで追いかけ回しマシンガンで片っ端から撃ち殺していったという。
1925年動物商のもとにいた最後の一頭が死亡、絶滅した。
なんて言われてますが、モーリシャス島で遭難した人の残した記録によると、
ドードーは大きなくちばしで攻撃してくる上に肉は不味くて食料に適しては
おらず、絶滅の原因は人間が直接狩ったことよりも人間が持ち込んだ豚や犬、
猫などにヒナや卵を食べられてしまったことの方が大きい、ということらしいです。
朝鮮半島には今もトラが生き残っているのに、
日本人はオオカミとさえ共存できなかった。
ニホンオオカミは乱獲もあったが、病気の蔓延による死滅によるところが大きい
日本アシカの件でもいえることだが、個体数1000をきると種そのものを
維持することが非常に困難になる。
疫病の流行も近縁交雑による抵抗力の現象などを考慮すべきで
1000を切った時点で相当の打撃なんですが。
ニホンオオカミに蔓延した病気は江戸中期から広まった狂犬病じゃなかったっけ?
秋田県田沢湖だけに生息していた魚。非常に美味な高級魚で昭和天皇にも献上されたことがある。
1940年、水力発電所で使用された強い酸性の水が田沢湖に流され数年のうちに絶滅した。この時同じ理由でクチグロマスという魚も絶滅している。
北海道に生息していた狼。明治維新以前、ヤマト民族が流入するまではアイヌ民族に「ホロケウカムイ」(ホロケウ=オオカミ カムイ=神)と尊敬と畏怖を込めて呼ばれ、共存していた。
明治に入りヤマト民族が流入し開拓が始まり、大雪も重なり餌となるエゾシカが減った。
そのため農場や牧場に姿を現し家畜を襲うようになり、やがて駆除の対象とされ(国からは一頭あたりに懸賞金が出た)毒薬さえ使われるようになり、1900年ごろに絶滅した。
本土のシカ被害もニホンオオカミ(捕食者)が居なくなったことが大きいんだろうな
一緒に新大陸に連れてこられた犬猫がさらにヤバかった
ニュージーランドに生息していた超大型の鳥類。空を飛ぶ為の翼は退化して完全になくなっている。強力な脚力で時速50kmほどで走れた。
14世紀ごろに流入してきたマオリ族は装飾品や食料のためにモアを殺し始めた。
その方法は、足を集中的に狙い動きを止め止めをさす方法・消化のために石を呑む習性を利用して焼けた石を飲ませる(モアはあまり頭が良くなかった)方法などがあったとされる。
元々生む卵の数も多くなく、閉鎖的な地形であったためマオリ族に狩りつくされ1770年ごろに絶滅した。
ジャマイカ島・ゴート島に生息していたイグアナ。体長は40cmほど。
1509年にジャマイカはスペイン領となり、移住してきたヨーロッパ人は砂糖プランテーションを作る為森林を伐採し始め生息地を追われた。また連れてきたマングースやクマネズミが天敵となり減少した。
そして1940年にアメリカがゴート島に軍の基地を建設するとそれが致命傷となりゴート島のゴートアイランドサイイグアナは絶滅した。
1970年にジャマイカ島で100匹弱が発見されたが1990年以降見つかっておらず絶滅したとされる。
ガラパゴスのゾウガメも、白人のせいで滅亡しかかったんだよな。
水や餌なしでも数ヶ月間生き延びられるため、渡ってきた船乗りたちに
「生きた保存食」として次々船に積み込まれ・・・
ま、冷蔵技術が無かった時代、肉を保存する最良の方法は「生かしておく」ことだったからね。
>>41
何かのテレビ番組で見たけど、ゾウガメの肉は美味いらしい。
身が柔らかく、ジューシィーなんだと。
一度食ったら他の肉なんか美味いと思えなくなるとか。
なぜ人間は絶滅するぐらいまで取り尽しちゃうんだろうか・・・・
こういう話しを聞いてると思うんだけど
何も他に食べるものだってあるし、命に関わるような必需品でも無いのにそこまで乱獲するのかよ。
って思わない・・・?
>>52
>特に白人文化ってのはいかに自然を破壊し人工的なものに取り替えるか、ってのがイデオロギーみたいなところがあるからね。
それは日本の文化だろう。河川工事がいい例だ。
>>55
元々日本の文化は里山文化だった、そこでは野生生物とちょうど良く共存できる距離が保たれてた。これが変わってきたのは明治以降、西洋文明が流入してきてから。
マニュフェストディスティニーなんて言葉が西洋文明をよく表してるかも。彼らは森と闘ってきた歴史だから人工的なものに変えることこそ神から授かった天命だったわけで。
もちろんだからって近代の日本がやってきた自然破壊を肯定する気はない、
重要なのは欧米各国が徐々に変えたように、日本も変えてくことだろうな
どちらが自然と共存する文化であるかは一目瞭然だろう。
共存ねえ…。酸性雨で広大なシュヴァルツヴァルトが壊滅しかかってるのはどこのジャーマンだっけ?
マオリ族だってニュージーランドへの侵入直後にモアを絶滅させているし、インディアンもアメリカ大陸への侵入直後に同じことをやっている。
伊豆鳥島のアホウドリもいい例だ。
ステラーカイギュウには、仲間が殺されると、それを助けようとするように集まってくる習性があった。
特に、メスが傷つけられたり殺されたりすると、オスが何頭も寄ってきて取り囲み、突き刺さったモリやからみついたロープをはずそうとした。そのような習性も、ハンターたちに利用されることになった。