2遊:英 ソブリン金貨(金本位制度確立)
3一:中 宋銭・明銭(世界一流通した貨幣)
4右:米 USドル(ブレトンウッズ体制)
5三:独 レンテンマルク(土地を担保にした通貨)
6二:日 裏白200円(「個人」による信用)
7左:伊 フローリン金貨(大航海時代を支えた金貨)
8捕:欧 ユーロ(欧州統一通貨)
9投:米 ビットコイン(仮想通貨)
いわずと知れた21世紀の覇者、アメリカ様の通貨。
変動通貨制度を採用しながらも
世界中の多くの国の貨幣価値を担保する化け物通貨である。
よく「アメリカでは民間銀行が紙幣を発行している」と言われるが、
これは厳密にいえば嘘である。
実際にはFRB(連邦準備制度)が通貨発行額を管理しており、
民間銀行はいわば嘱託の形で紙幣を発行しているに過ぎない。
ドル(ダラー)という名前は、
ドイツで使われた歴史的通貨のターラー (Thaler) という銀貨に由来する。
また、あの$の記号はP's(ペソ)が重ね書きされるようになった結果とも、
英国のシリングに由来するとも言われる。
「有事のドル買い」という言葉がある。
これは有事(戦争・紛争など)において
基軸通貨であるUSドルを持っておけば安全だという経験則による。
※ただし911同時多発テロ事件では、米国ドルは下落した。
良くも悪くも関連するすべての国家の財政に影響を与える通貨であるが
これはアメリカ国債の形で同盟国に支えてもらっての功績であることを
忘れてはならない。
大英帝国の歴史上、最も誇るべき偉業の一つだと個人的に考える。
実は世界史・日本史を通じて「金(ゴールド)」は
価値が非常に不安定であるという性質を持ってる。
貴金属としてあまりにも少ないその産出量は
通貨として流通させるには頼りない。
そして流通量そのものが少ないのに加えて、
通貨の改鋳益を狙った為政者によって
通貨の信用そのものが危ぶまれる事も多いからだ。
つまり金は事実上の投機商品のようなもので、
貯蔵者は「価値が高まったときに使いたい」し、
事業者は「価値が落ちた時に受け取りたい」ので、
流通そのものが停滞してしまう。
ちょうど今でいうビットコインのようなものである。
これを解決するためには、フローリン金貨のように
「金貨の価値を安定させる」ことが必要なのだが
これが意外と難しい。
フローリン金貨はその金の比率を高めることで価値を安定させたが、
19世紀英国は、その価値を国家が担保することに歴史上はじめて成功した。
銀貨の私鋳を禁止し、このソブリン金貨を法定貨幣と定めたことで
銀行券と金との関係がはっきりと規定された。
これが近代貨幣制度の始まりである。
歴史上、最も流通した貨幣がこの宋銭・明銭である。
本朝では平清盛が日宋貿易で舶来品として大量に輸入し、
日本の本格的な貨幣流通を担った。
ただしそれまで布を基本とする物々交換が主流だった日本では、
宋銭の大量流入によって物価の乱高下が起こった。
宋国はこの宋銭を大量に発行しており、
その質の高さからアジア全域はもちろん、
なんとアフリカ大陸にまで宋銭が流通していたという。
日本では戦国時代までこの宋銭(とその後継の明銭)が民間に流通していた。
日宋貿易・日明貿易が途絶えて以降も流通していたため、
16世紀にはいると貨幣の劣化が激しく、
鐚(ビタ)銭とそれを選り除く「撰銭(えりぜに)」が跋扈していた。
これは経済の停滞を招くため、たびたび各大名によって撰銭禁止令が発令され
良銭との交換レートなどが設定された。
この状態が解消するのは江戸幕府による三貨制度の整備を待たねばならない。
世界恐慌、そして二度に渡る世界大戦は地球上のあらゆる国家を疲弊させ、
その金融・貨幣制度に致命的なダメージを与えた。
19世紀の偉業である金本位制度は地球上から消滅しており、
インフレ・デフレの波は戦勝国・敗戦国を問わず猛威を振るった。
特に敗戦国である日本・ドイツにおいては凄まじく、
戦勝国による社会実験場と化した都合から、著しく市民生活を制限した。
その社会実験の償いというべきか、
日本円は1ドル=360円という比較的円安な相場を長く維持した。
さて、なぜそのような固定相場が成り立ったのかというと、
当時、地球上の金(ゴールド)がすべてアメリカに流入したからである。
アメリカは唯一、金本位制度を維持できる超国家となり、
西側諸国における貨幣の信用を、金(ゴールド)と軍事力の力で維持できたのである。
その後の長きにわたる覇権を担うことになった。
アメリカの金本位制廃止によってこの制度は終わるものの、
それまでUSドルが積み上げた信用は変わることなく、
今も基軸通貨として機能している。
しかしアメリカ、そしてUSドルが最も偉大だった時期は、
このブレトンウッズ体制であったと断言できる。
金兌換制度を持つUSドルはその象徴であり、
当時のアメリカは古代ローマとも並びえる
地球上の超国家だったと言って差し支えない。
第一次世界大戦の結果、天文学的な賠償金の支払い義務を負ったドイツは、
ハイパーインフレに陥った。
これをなんとかするために、
ドイツは新しいマルクをデノミするだけでなく、ある賭けにでる。
新しいマルクは「金(ゴールド)」との交換は行わないが、
代わりに「土地」を交換するというものである。
この政策は上手く効果を出し、ドイツのインフレは終息した。
これを「レンテンマルクの奇跡」と呼ぶ。
敗戦国に残された最後の信用、「土地」による奇跡である。
なお、これは戦後日本の発展に
土地売買が大きく関わったことと無関係ではない。
国家同士の総動員戦争の結果、
国家と国民に「土地以外の何も残らない」といったことがあり得るからだ。
ドイツと対照的に、土地そのものの価値が下がることによって
事業者が商売をしやすくなり、
地方の都市化が進む要因になったのが日本である。
戦後日本はブレトンウッズ体制に助けられながら発展した訳だが、
もしアメリカの庇護がなければ
前例のあるこのレンテンマルク方式で
通貨の価値を保証した可能性は高いと個人的に思う。
さて、日本である。
第一次世界大戦後、各国が金本位制度に復帰する中、
日本は金本位制度に復帰することができなかった。
その理由のうち、最大のものは「関東大震災」である。
もちろん天災であるために、
当事者にはどうしようもないことであったのだが、
問題は復興のための手法であった。
震災によって決済できなくなった手形を「震災手形」とし、
決済期限を延ばす対応をしたのであるが、
実際には震災手形は震災とは関係ないものが圧倒的に多く、
本当に被災によって財務が回らなかった企業には回らないという
最悪のものであった。
結果的に震災手形は「弱者に厳しく、強者に優しい」状態となり、
第一次世界大戦バブルで調子に乗った企業の
不良債権の貯まり場となってしまった。
この震災手形は棚上げ棚上げを繰り返し
大正・昭和を通じて戦前の歴代内閣を苦しめた。
そしてそのツケ払いは唐突に訪れる。
1929年、時の蔵相の失言をきっかけに銀行の取り付け騒ぎが頻発する。
いわゆる昭和金融恐慌である。
銀行が破たんした際の補償もない時代の話である。
この実態を伴わない取り付け騒ぎは貨幣経済と金融制度の根本を揺るがした。
これを解決した男こそが、高橋是清である。
高橋はこの騒ぎを44日で収めたのだが、
その方法は
「大量に紙幣を刷って、銀行の窓口にドンと置く」
という原始的な方法である。
原始的ではあるが、この方法は大きな成功を収め、取り付け騒ぎは収束した。
なお、大量の紙幣を刷るには時間が足りなかったため、
なんとこの紙幣は裏面が白紙であった。
このエピソードは本位材と兌換できない紙幣の本質を示したものであり、
貨幣の信用は国家の信用に由来することを示す歴史的なエピソードでもある。
この紙幣は基本的にすべて回収されたはずなのだが
何枚かは市場に出たらしい。
オークションでは数百万円の価値があるとのこと。
なお、この二百円札は法的には新円切替(1946年3月2日)まで有効で、
1945年8月17日に千円札(なおこの紙幣も新円切替で失効した)が
発行されるまで最高額紙幣であった
いつか大金持ちになって裏白200円手に入れたいンゴねぇ
日本の江戸時代の金貨は、価値が乱高下していた。
これは幕府が改鋳益を狙って金の含有量を減らしたという面もあるが、
インフレターゲット(=通貨供給量を増やす)を狙ったという面もある。
一般的なイメージである
「改鋳益のためだけに金の含有量を減らした」
というのは一側面でしかない。
幕府は今でいうところの「量的緩和」を目的として
金の流通を図ったというのが正しい理解なのだ。
しかし歴史上、なんと13世紀から16世紀まで
金の含有量がほとんど変わらなかった通貨も存在した。
それがこのフローリン金貨である。
この金貨は7世紀から存在し、
デザインおよび金の含有量がほとんど変化しなかった。
この金貨を発行したのはフィレンツェ共和国の銀行である。
フィレンツェ共和国の銀行支店は
西ヨーロッパの多くの国において主要な銀行であり、
ヨーロッパにおける「価値の源泉」としての金の価値を担保することが、
自らの経営を安定させることにつながると知っていた。
新大陸の発見、
そしてそこで産出される金がヨーロッパに供給されるまでの間、
この金貨はヨーロッパにおける「現金価値」を保証するものであり続けた。
江戸時代における日本が金の価値を担保しきれなかったのに対して、
フローリン金貨は4世紀にもわたって価値を担保し続けたのである。
この功績は世界中のどの「金貨」にも成し遂げられなかった偉業である。
漫画「アルテ」にも出てくるので、是非ともこの漫画は読んでいただきたい。
二度にわたる世界大戦の結果、
欧州は全体としてその国力を衰退させることとなった。
その反省から、ヨーロッパでは鉄鋼や石炭などのギルドとして
欧州連合の前身機関が設立された。
長い時代を経て徐々に統一された欧州は、
2003年に「欧州統一通貨」を流通させるに至った。
まさに壮大な社会実験と言っても過言ではないこの統一通貨は、
各国の通貨を歴史上のものとし、
欧州は通貨の違いによる不便さから解放されることとなった。
しかしこれも徐々に明らかになってきたのだが、その弊害は小さくなかった。
まずギリシャのような経済的弱小国にとって、
「通貨の価値が一定である」事は不利である。
そもそも固定相場制を採用しない通貨の交換比率は、
その国家同士の経済状況によって左右されるものである。
例えばマルク(ドイツ)の経済が過熱してくれば、
相対的にポンド(イギリス)やフラン(フランス)の価値は下がるのである。
これによってマルク(ドイツ)の輸出は不利になり、
結果的に貿易の均衡が保たれる。
この貿易の均衡を自動的に保つ仕組みが、消えてしまったのである。
結果的にドイツは欧州で一人勝ち状態となり、
ギリシャやスペイン等の経済的弱小国家の保護を
しなければならなくなってしまう。
アメリカとの固定相場制によって財を成した
日本も同じようなものであるかもしれない。
ともあれ、この一見して平等に見える統一通貨は、
実際には国家間の貿易不均衡を加速させるものでしかなく、
見直しが迫られている。
これは通貨だけでなく各国のさまざまな制度にも言える。
いわゆる非関税障壁は各国によって制定できる防波堤であり、
これらが取り除かれることによって
経済的弱小国家は自国貿易を保護することができなくなってしまうのだ。
実はこの投稿は2017年1月に書かれたものであり、
当時これを投稿していれば
ビットコイン投資をする人が増えていたかもしれない……
と、それはともかくとして、
仮想通貨という2017年に大ブームになった概念である。
仮想通貨はほかにもたくさんあるものの、
実質的に通貨価値を担保しているのはこのビットコインであり、
ビットコインの金額によって他の仮想通貨が上がったり下がったりするのだ。
さて、この仮想通貨は「ブロックチェーン」とよばれるP2P技術を用いて
信用が担保されている。
いつどこで消えるかもわからない一つのデータ(=残高、取引結果等)を
ネットワークを介して複数のマシンによって担保することが
このブロックチェーンの本質である。
ビットコインにばかり注目がいきがちな
この「ブロックチェーン」であるが、
実は投資目的以外にも大いに使い様がある。
ビットコインの取引においては、「備考」を付与することができる。
例えばビットコインの取引において、
「~~に存在する土地Aをこの価格で売る」というように
条件を付けることが可能なのだ。
そしてこの備考はビットコインの取引が終わった直後に成立するため、
「指定の金額を払い込んだ」という証左となるのだ。
これはつまり、仮想通貨は通貨としてではなく
「契約書」としても成り立たせることが可能になるのである。
将来はそれを利用して、「契約書の世界統一」が出来るかもしれない。
ビットコインは投機対象であるかもしれないが、
仮想通貨を動かすこの技術は、
決して投機のためだけに存在しているわけではないことを
覚えておいて損はないかもしれない。
ありがトンクス
実はこれは全くの偶然らしい
費の弗の部分は「袋を綴じる紐」を表している
ちなみに$のエスは「スペイン」もしくは「ペソ」らしいで
信用単位ってなんや?おしえてクレメンス
要は「クレジット」や
んー、もうちょっとおしえてクレ
レンズマンという古典SFに登場した未来の通貨単位や
そんな大真面目に考えるもんとは違う
すまんな
はへー。
古典的RPGって通貨やアイテムの規格が完璧にそろってるという意味で
我々より発展しているきがするンゴ
あのコメディで出てくる穴の開いたでかい石って実在するんかな……
そもそも貨幣というのは個人個人が勝手に発行しては成り立たないんで、
あれは通貨としては成り立たないようなきがするンゴ……
富本銭が出てきてかすんでしまうんやが、
やっぱり流通量的には日本最古の本格的な銭と呼んでええと思う。
なお、資料的には富本銭はほぼ間違いなく最古ではないので
そのうち更新される模様
どれくらい遡りそうなんや?
無文銀銭 ちゅうのが資料としてあるんや。
そんなに時代は離れてないと思うんやが、いかんせん資料が少ない……
宋銭がアホみたいにはいってきた時には
布本位制度っぽい感じだったらしいんで、ほぼ物々交換状態やね
信長あたりの時代でも宋銭や明銭が主流やったんやでー
いい指摘やね。
ただこれは「統一国家としての通貨」なので惜しくも打線入りを逃したんや。
例えば現代中国では14億人が元を使っているんやが、
これは特に偉業ではないと思うんや。
宋代や明代のように支配地域外でも流通している事を重視したんや。
スイスフランについても語ってクレメンス
ええな。
そもそもの問題として、通貨になぜ流動性があるのかと言えば、
その国独自のリスクが上乗せされるからなんや。
いわゆる「チャイナリスク」みたいなもんは
火種がある限りどの国でもあるんや。
であるからこそ永世中立国スイスには信用ある銀行が多く生まれて、
国そのものが金融をやってる状況だったんや。
その昔は、個人情報を絶対に守ることを宣言しており、
テロリストの資金洗浄の温床になってたらしい。
それぐらい永世中立国スイスは金融を保護し、貨幣を守り続けていたんや。
で、どっちが卵でどっちが鶏なんかはわからんが、
金融国家が担保する貨幣は、
それこそ「金よりも堅い」と言われるようになったんやないか?
というよりも21世紀に入ってからは
「金」自体がそれほど安定してないっていうのが問題かもしれんな。。。
それこそ古代中国では刀のカタチした銭もあったんやで。
鉄はさびてしまうんで流通にはあんまり向かないんやが、
銅が少なくなるとどの国も鉄の通貨を流通させるんや
とあるサイトじゃ元々は貨幣は借用書から生まれたため
最初は物質的価値はなかったように書いてあったが
いや、そのサイト間違ってるで。
貨幣自体に物質的価値がある貨幣を「本位財」と呼び、
それに交換できる貨幣を「本位貨幣」と呼ぶんや。
「どんぐりうめぇww」時代において
多くの場合「信用」は役に立たないので、
「役に立つもの」としての物々交換が本質的意味での経済の始まりや。
で、この「役に立つもの」から「信用」への移り変わりは、
定説では大航海時代の借用書が最初だと言われる。
もちろん紙幣みたいなもんは中国から昔からあったんやが、
これは貨幣ではなく「契約書」であり、
その二人の間でしか成り立たないものだったんや。
この「二人の間でしか成り立たないもの」を仲介し
手数料を取りながら他の人に渡すようになったのが
「信用貨幣」のはじまりなんや
これは戦後に発行された奴やで。
なお肖像画は高橋是清。
高橋是清の肖像画としてこれをたまに拝むんやが、
これがほんまの拝金主義者なんかなぁ
ざっくりいうと「アメリカドルの次に堅い通貨」やで。
アメリカの場合は通貨の価値はドルの価値というよりも
アメリカ経済の景気の価値なんや。
だからほぼ株価と連動する仕組みになってる。
ただ円の場合は価値が一定以下には絶対に下がらないようになってるんで、
ハードカレンシー扱いなんや。
というのも、円の価値が下がると、
日本の貿易がめちゃくちゃ調子よくなってしまうんで、
それをアメリカが許さないんやね。
逆を言えば「アメリカが日本円の価値を担保している」と言えるンゴね。
だからこそ韓国はなんとしても日本円と通貨スワップを再開させたいんや。
日本にしてみれば他国ウォンの価値を安定させるためだけに
自分の通貨を使うのはあほらしい話なんで、
あんまりやる価値はないで。
円がアメリカドルに支配されている状態を解除する唯一の方法こそが、
「量的緩和」なんや。
つまり、円をアホみたいに刷りまくれば
自動的に円安になって日本ウハウハってやつやね。
ちなみに日本は基本的にドルで外貨を持っているし、
他国にもドルで借款しているんで、円安になってもあんまり困らないんや。
むしろ黒田さんと安倍さんの進めてるインフレターゲットをやらんと
日本の経済はいつまでたってもよくならんのや
や米神
なお4番打者から1番打者に降格の模様
あいつら金(ゴールド)大好きなんや。
金本位制度はかなり後のほうまで残した勇者やで。
貨幣鋳造史としてはおもろいんやが
程度の差こそあれ金銀合金は普通の事やしなぁ
実質的に金の延べ棒とかとあんまかわらん。
物々交換に毛が生えたぐらいやね。
史上最高インフレのハンガリーペンゲーがない
全世界的に使われたメキシコ銀貨がない
やり直し
通貨史に影響を与えた通貨、にしとくべきだったかな?
世界史的に見ればジンバブエドルやパピエルマルクよりも
それを克服したレンテンマルクのほうが重要や。
メキシコ銀貨の本質は通貨ではなく銀山の産出量の問題や。
金山の発見が通貨史に乗ったりしたら変やろ?
ブロックチェーンという技術それ自身に価値があるというより、
誰でも低コストで通貨を作れる
(その信用は国家には当然及ばず、とんでもなく流動的だが
中国が取引を禁止する理由は、まさにそこにあると思うのだが。
もしGoogleが世界制覇して世界統一貨幣ができるならばたぶんこれがベストや。
紙の本と現物通貨が滅びるのは何百年あとなんやろうなぁ。。。