実際まぐれで勝ったようなもんだし
ヨーロッパがイスラムに席巻されていたら
現在の西欧的価値観はありえないわけで...
「ピレネー以北はろくに穀物も採れず、大して牧畜もできない不毛の地だ」
「こんな土地は野蛮なフランク(白人)どもと戦って命を落としてまで確保する価値はない」
と判断したから。
イベリア半島は山岳地帯も多いが、農牧可能な平地も多く、イベリアの平地では穀物、蓄牛、オリーブなどの生産物がフランスなどに比べてはるかに豊富に採れた。イベリアは豊かな土地だった。
フランスが先進国有数の食糧自給大国(輸出国)になったのは、農業技術が発達したほんの近代のことにすぎない。
トゥール・ポワチエの戦いはヨーロッパ人の目から見たイスラム軍撤退の境目にすぎない。(「そういえばあの戦争以来、あいつら来なくなったな」)。
たとえイスラム側がこの一戦に勝っていたとしても「不毛の地を巡って蛮族と戦うのは馬鹿馬鹿しい」という宮廷内の極めて理にかなった意見は覆せず、イスラム軍はやはりこの時期に撤退したはず。
イベリアの方が砂漠地帯で生産力は低いんだけど
面白いことにイスラム教は主に砂漠地帯で繁栄して
あれだけ繁栄したのにも関わらず人口はメソポタミア時代からほとんど変化なし
実際の生活は結構厳しかったんんだろうな
フランスはもうローマ時代から穀倉地帯だし
中世の頃からヨーロッパ最大の人口をもつ豊かな国だったんだけどね
イスラム教徒はガリア占領して開発する先見の明はなかったのか
もっともアラブ人は砂漠地帯以外積極的に進出してないけど
アラブ人は農業を知らないわけでもないだろうに、暦にしたって、イスラムの暦は純粋な太陰暦で、農業なんてできないけど、一年が365日にうるう年を入れることはわかっていたみたいだし、ペルシャ人にいたっては、もっと本腰を入れて農業をやっていたのに 何故か砂漠以外あまり進出していないのだよな。
あの宗教は、よほど農業には向いていないのかな
砂漠っつーか乾燥地帯な
まぁちょっとおおげさに書いただけだよ
あとアフリカもな
ガリアもそこそこ穀倉地帯だったらしい
本格的には中世以降だけど
そりゃ農業も知ってただろうけど
アラブの征服活動は遊牧的な要素が強かったと思うけどね
なんで都市の話なんだよ
歴史上の推定地域人口
大都市があるからといって人口が多いとは限らんよ
昔は、圧倒的に農業人口が多いんだから
これみると丁度イスラムが侵入してくる時期にイベリアの人口が減少し
その後はフランスの圧勝って感じだな
あとこれみるとわかるが中東は人口が近世まで全体的にほぼ横ばいで人口が希薄なまま
ヨーロッパは順調に人口を伸ばしてるけど特に社会が安定してくる11世紀以降になると人口増加がはっきり目立つ
14世紀のペストの効果もはっきりでてる
フランスは南と北で完全に違う国になったのではないか。