項羽と劉邦 漢

劉邦のせいで家臣団ボロボロだよね国権を握った後粛清するのは中国の恒例行事みたいなもんだ

2022年11月9日

493: 名無し 2005/04/15(金) 01:53:24 0
竜且と鍾離眛の詳しい活躍の様子を示す文献てあんまりないよなぁ
なんでだろ

 

494: 名無し 2005/04/26(火) 14:43:41 0

俺は龍且と鐘離昧の素性が分からない。
季布もよくわかんない…。

一番分からないのが、たかが肉売りだったハンカイが何故あれだけ猛将となったのか。
幾らなんでも庶民の肉売りが章カンや、司馬コウらとあれだけ渡り合えるものなのか。

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496: 名無し 2005/04/27(水) 11:28:47 0
季布よくわかんないなあ
季布の一諾ぐらいしか知らないんだけど、なんかエピソードってあった?

 

497: 名無し 2005/04/27(水) 12:38:42 0

>>496
漢に降伏して後、匈奴の非礼に激怒する呂后に追従して樊カイが討伐を主張した際、以前に劉邦ですら不覚をとったとして、時勢を顧みない意見だとして
「樊カイ、斬るべし」と諫止の言を挙げた話の方が有名だと思う。

他にも有名な話は多いし、「季布欒布列伝」を読んだ方がはやいだろうけど。

 

500: 名無し 2005/05/04(水) 19:25:46 0
劉邦のせいで家臣団ボロボロだよねw。ショウカは早死に、
ゲイフ・ホウエツ・ハンカイ・ショウリマツ・カンシン・チョウリョウ
は、逃がしたり、殺したり、謀反されたり、とどめは呂氏の専横w。

 

502: 名無し 2005/05/04(水) 20:06:30 0
>>500
蕭何と張良はともかく、
他は明らかにいない方が良いのばかりじゃない、
おかげで安定したってものだが。

 

503: 名無し 2005/05/04(水) 20:08:30 0

ハンカイやホウエツって居ないほうがいいのか?
よくわからんからすまん

ショウリマイは降軍の将だからなんとなく分かるが。
カンシンは「天に二日なし」ってやつか?

 

504: 名無し 2005/05/05(木) 00:40:34 0
狡兎死して走狗煮られ…以下略

 

505: 名無し 2005/05/05(木) 01:30:54 0
ハンカイはいなくてもいいかも・・・

 

506: 名無し 2005/05/05(木) 02:04:20 0
韓信 は名将だから、いない方いいってことはない。

 

511: 名無し 2005/05/05(木) 16:18:22 0
>>506
名将だからこそ、
天下が定まった後はもういない方がいいのだよ。

 

507: 名無し 2005/05/05(木) 02:59:10 0
韓信がカイツウのいうこと聞いて斉王のまま造反すればよかったのに、判断力が鈍いから狡猾な劉邦に左遷されるんだよ。韓信はもともとショウカの支持とチョウリョウの忠言耳に逆らう発言が無かったら、一兵卒、仮の王もしくは謀反人ぐらいにしかなってなかったこと自覚しておけよ。でも結局ショウカ・チョウリョウに見捨てられて、ショウリマツみたいないい部下を自刃に追い込んでしまい、ワイインコウ、匈奴兵まで成り下がってしまうんだ。

 

508: 名無し 2005/05/05(木) 03:42:36 0

家臣団と言うが、日本の武家の家臣みたいなんを想像しちゃだめだぞ。
建前上、人間は皆、皇帝の家臣になるのだが、劉邦在世時、そういう観念が確立してるかどうかは怪しい。
樊カイはともかく、英布や彭越・韓信と劉邦の関係は、足利将軍と大名家、もしくは天皇と各武家・有力公卿ってのに近い。
張良は…徳川将軍と高家みたいなもんか。
いなくできるもんなら、中央政府としては、いなくなってほしい存在だ。
徴税(租税・徭役)権を持ってかれた上に、中央政府の意向から独立して軍権・行政・立法権を行使されてるわけだからね。

後、韓信は確かに名将だけど、才覚のみで世を動かせると考えるのは甘すぎ。
あくまで漢王をトップに据えた勢力が、覇王のトップに据えた勢力と抗争してるからこそ、韓信に将才を振るう機会があったわけで。
社会状況を考慮せずに「名将だった」だけでif語ってもしょうがない。

あと匈奴に行った韓信[たいてい韓王信と書かれる]と淮陰侯韓信は別の人ね。

 

510: 名無し 2005/05/05(木) 04:01:17 0
うん実質韓信が大将軍だったからこそ恵まれた機会だもんね~
そのまま項羽に仕えていればまず一兵卒だね

 

515: 名無し 2005/05/06(金) 01:34:44 0
国権を握った後粛清するのは中国の恒例行事みたいなもんだしな。
ないとびっくりするくらい。

 

516: 名無し 2005/05/06(金) 01:57:47 0

>>515
どんな政敵でも葬り去る策士や、
どんな強敵でも打ち破る名将、
どんな難しい仕事でもこなす実務屋だのは、
権力を握るまでは頼もしい味方だが、
権力を握ってしまうと、手ごわい政敵候補だ。

その優れた能力をもって、自分に刃向かってくるかもしれないからな。
ヤバそうな奴を消すと言うのは、権力者としては正しい態度。

 

517: 名無し 2005/05/06(金) 08:26:14 0

上から
チョウリョウ
カンシン
ショウカ

かな

 

518: 名無し 2005/05/06(金) 13:40:34 0
>>516 >>517
平和時には上から順番に怖いな
隠棲して逃亡
粛清
粛清されかかるもセーフ

 

519: 名無し 2005/05/06(金) 20:26:59 0
劉邦=源頼朝
張良=大江広元
呂后=北条政子
韓信=源義経
項羽=木曽義仲

 

520: 名無し 2005/05/06(金) 21:09:57 0
>>519
て事は平家が秦か、うまい例えだ。

 

521: 名無し 2005/05/06(金) 21:31:34 0
劉邦や項羽はともかく冒頓は日本で例えるのは大きすぎる人物か

 

523: 名無し 2005/05/06(金) 22:09:28 0
>>521
でも、あの部下を試すようなやり方は上司として最悪

 

524: 名無し 2005/05/06(金) 23:47:44 0
時代が時代だし、生き延びるためには仕方無いんじゃね?親父も結構えげつない事やってるし

 

526: 名無し 2005/05/07(土) 19:54:46 0
例え項羽が勝ったとしても冒頓には勝てなかっただろう。

 

527: 名無し 2005/05/07(土) 23:56:48 0
いや、逆に意気投合しちゃったりして。

 

528: 名無し 2005/05/11(水) 01:25:41 0
横山光輝氏の項羽と劉邦を読んでふと思ったのだが
当時の剣って本当にあんなのですか?
戦場の剣は斬ると油や骨にあたって切味鈍くなったり、変形したりするもんなのだが
あの刀では斬れないし突けないと思う

 

529: 名無し 2005/05/11(水) 09:51:15 0
どの程度の精度の剣があったか分からないしなぁ。俺も漫画や小説しか読んだことないし。

 

530: 名無し 2005/05/13(金) 00:03:32 0

単に漫画だから簡略化されてんじゃない?
殷周→史記→項劉→三国志→水滸伝って読んでっても
たいして服装とか城の描写は変わってないし
そこらへんは読んでてちょっと残念だったなあ

 

531: 名無し 2005/06/01(水) 18:45:03 0
項羽と劉邦は曹操 孟徳みたいな、
↑の名前ってあるんですか?
調べてみたところ、劉邦は廟号というものがあって、高祖というらしいんですけど、劉邦 高祖なのか、高祖 劉邦なのかが調べても、どっちもあるんで分かりません
他にも廟号は太祖と書いてあるところもあって、訳がわからないです
項羽は廟号ではなく、名が籍というらしいですが、こちらも
どっちが前になるのかは分かりません
こういうこと気になるんで、どなたか詳しいこと教えていただけない
でしょうか?曹操孟徳みたいに、キチッとまとまった名前が知りたいですw

 

532: 名無し 2005/06/01(水) 21:00:32 0

支那の普通の個人には氏・名・字があり、呼び合うのは氏+字です。名で呼べるのは父親とか君主だけです。氏+名+字や氏+字+名と連称することは少なくとも会話ではありえません。曹操孟徳みたいには言わないんです。

名や字の外に号を持つ人もいますが、三國時代にはまだいません。しかし功績のある人には死後に天子から諡が贈られます。天子自身も崩後に諡が奉られます。後世では生前に尊号を奉られることがあります。また皇帝のうち特に偉大な人には廟(位牌の安置場所)号が贈られることがあります。

項羽は項が氏で籍が名で羽が字です。楚の土地では字は1字が普通ですが、後世では圧倒的に字は2字が多いです。かれは西楚覇王と自称しましたが敗死してしまったので、諡号や廟号はありません。

劉邦は劉が氏で邦が名です。字は季となっていますが正式に付けたものではなく、単に生まれ順が4番目という意味で自然に呼ばれるようになったもののようです。彼は後に皇帝になったので、崩じた際に高皇帝の諡号と太祖の廟号を奉られました。従がって正式には太祖高皇帝と称すべきなのですが、史書では高祖と呼び習わしています。

普通は称号+氏名の順で呼びますので、高祖劉邦と書くことはありますが、劉邦高祖と呼ぶことはありません。

 

535: 名無し 2005/06/02(木) 00:02:33 0
劉邦って3番目じゃなかったっけ?

 

538: 名無し 2005/06/02(木) 12:31:35 0
御免なさい!(A^^; 御指摘のように3番目でした。
「史記」の「楚元王世家」に「高祖の兄弟は四人あり、長兄は伯、伯は蚤(はや)く卒す、始め高祖の微なりし時に嘗って事を辟(さ)け、時時に賓客と巨嫂過(よ)ぎりて食す、嫂は叔を厭ふ」として、長兄の未亡人が友達を連れて飯にありつくため突然と来る義理の弟を嫌い、釜の中をカラカラと掻き回して「もう何にも残ってないのよ」というパフォーマンスを演じる話を書いていますが、この「叔」とは他ならぬ劉邦ですから、彼は3番目ということになります。次兄は字は仲で名は喜です。次が高祖で末子は楚王に封じられた人物で、字は游で名は交で諡は元です。なおこの人は上の3人とは腹違いです。高祖が季と呼ばれたのは実母が亡くなり後妻が入ったので、本腹の子で末子になることから、季っ子の意味でそう呼ばれたのかもしれません。

 

547: 名無し 2005/07/18(月) 22:32:47 0
劉邦は、字がまともに付けられなかっただけでなく、
「名」すらも持ってませんでした。
「邦」は名ではありません。これは「アニキ」の意味の語です。
つまり劉邦は「劉あにい」のニュアンスなのです。
故郷の若者達からそう呼ばれてて、それが一般名称になってしまったのです。
当時の庶民に名がないのは珍しくありませんが、中流以上の劉家でそれとはよっぽど疎まれてたのか面倒だったのかのどっちかなのでしょう。

 

549: 名無し 2005/07/18(月) 23:15:28 0
司馬遼太郎以外にも「邦」=「アニキ」って言ってる人いるの?

 

550: 名無し 2005/07/18(月) 23:58:34 0
横山光輝もそうだよ

 

552: 名無し 2005/07/24(日) 19:32:09 0
劉家が中流? 初めて聞く説だな

 

553: 名無し 2005/07/24(日) 19:52:48 0
>>552
劉邦の弟が魯へ留学するほどの余裕があった点はさんざん指摘されてるし、劉邦自身が故郷で小役人のようなことをしていた以上文盲でないことは確かなので、中流という言い方が連想させるようなブルジョワジーではないにしろ十分に裕福だったと捉えるのが普通じゃなかったの?

 

555: 名無し 2005/07/24(日) 23:22:16 0
小役人といっても
亭長なら、(江戸時代の日本でいうなら)十手持ち程度じゃねえか?

 

560: 名無し 2005/07/25(月) 17:40:17 O

つか「邦=アニキ」
ってのがそもそも怪しいわけだがな。

まさか司馬だけがソースじゃないよな、信じてるヤツは?

 

561: 名無し 2005/07/25(月) 18:20:55 0
司馬遷なのか遼太郎なのか。

 

562: 名無し 2005/07/25(月) 18:31:19 O
りょーたろー

 

567: 名無し 2005/07/31(日) 18:32:49 0
この時代って三国志より面白いと思うんだけどね
三国志で面白いのは赤壁までだし

 

568: 名無し 2005/07/31(日) 19:52:01 0
>>567は「演義」でお腹いっぱいなんだろう

 

569: 名無し 2005/08/01(月) 23:34:25 0
演義は脚色多すぎ.
諸葛孔明が超能力者なんて,リアリティなさ過ぎて,萎える.
史記のリアリティ,まんせー.

 

570: 名無し 2005/08/01(月) 23:39:34 0

>史記のリアリティ,まんせー

全否定はせんが、おいおいおい……

 

571: 名無し 2005/08/02(火) 00:01:05 0

570>
全部がリアルじゃないとは思うが,どこが脚色?

馬鹿
背水の陣
鴻門の会
覇王別姫
四面楚歌
人ブタ

 

574: 名無し 2005/08/03(水) 23:24:04 0
>>571
史記ってさ、
神話時代のことも普通に歴史として書いてあるんだけど?

 

575: 名無し 2005/08/03(水) 23:33:40 0

そういう神話とか物語のように容易に判別できる脚色はまだいい。

皇帝や有力者の目の色顔の色を伺って、
都合のいいことや無難なことばかり熱心に収集し、
都合の悪いことは書かかなかったり政権の都合のいいよう書き換えたりする脚色は始末に終えない。

これがかの国、中国という国の正史というもの。

 

576: 名無し 2005/08/04(木) 01:31:45 0

五帝本紀、夏本紀、殷本紀、周本紀の西周時代の分は脚色というか実際に起こった通りの事実じゃないわな。おそらく。
神話みたいなもんだしな。
伯夷・叔斉・老子・孫武・伍子胥辺りだって、書いてある通りの人生だったかと言われると怪しいわな。多分。
前三者は存在そのものが疑わしいし、孫武はあのエピソードしか載ってない。
伍子胥は呉の勃興を代弁させられてる人物でもあるしな。
呉越春秋での伍子胥はミートくんばりの解説係だから、史記より絶対者っぽいけど。。
三皇本紀に至っては後付だしな。

>皇帝や有力者の目の色顔の色を伺って、
>都合のいいことや無難なことばかり熱心に収集し、
>都合の悪いことは書かかなかったり政権の都合のいいよう書き換えたりする脚色は始末に終えない。

その結果、あちこちにつじつまの不整合や展開の綻びが現れるのも
かの国、中国という国の正史というもの。
断片化された紀伝体の記録を、より事実に近いであろう形に近づけるのも歴史学の醍醐味よ。

 

577: 名無し 2005/08/04(木) 01:32:27 0
高祖って,晩年には,君臣を次々に失脚させ,あるいは死に追いやり,その正妻は側室を惨殺し,あるいは,項羽との講和を破ってだまし討ちにし,って史記にみんな書いてあるけど?どこが,皇帝に都合の良いことしか書かない?

 

578: 名無し 2005/08/04(木) 02:47:01 0
そもそも中国の正史は、滅んだ前王朝について書くのが原則という罠
(その原則ができたのは史記より後の時代だが)

 

581: 名無し 2005/08/12(金) 05:14:04 0
韓信って作戦を立てるのが上手い将軍ですけど、項羽ってどう言うタイプの将軍なんですか?
戦の天才らしいですけど、韓信のように作戦を考えるのが上手いのか、強い兵士を養成するのが上手いのか、組織を統制する能力に秀でてるのか、横山漫画で描写されているように単に項羽個人が戦場で強かっただけなのか、戦が上手いと言われているのによく解らないです。

 

590: 名無し 2005/08/13(土) 03:45:43 0
>>581
鉅鹿の戦いでは、背水の陣を敷いてから敵の補給線を断ち、圧倒的な兵数の包囲軍を撃破。
彭城の戦いでは、漢軍の連絡線がある西側から奇襲をかけ、混乱した劉邦軍を大破している。
項羽は天才的な作戦能力を持った将軍と思われ。

 

647: 名無し 2005/08/27(土) 23:10:31 0

>>590
天才とは思わないが、失敗によって過小評価されてるのはかわいそうだな。
ただ、日本陸軍将兵などと比べるとりやはり項羽は小物過ぎるって気がする。

戦術的に補給はともかく大局的な兵站に関しての思考能力が弱い。
もしくはスケールが小さすぎた。
日本軍が実行したようなスケールの大きい兵站戦略ができなかったところが、項羽の知恵の足りなかった所かと。

朝鮮問題では半島内部の反対派潰しだけでなく、要めの後ろ盾である清国を潰して黙らせ、次にロシアが援助者となるとそれも駆逐して庇護を遮断し、半島内の反対者を無力化、最終的に半島を手中に収めるのに成功。
対中国では正面突破のみではなく、戦略的に援蒋ルートを絶ち、同時に対米戦見越して石油備蓄や南方資源地帯を確保。
補給面では戦術的なミスはあったものの、根本的な対中援助者であるアメリカの手を引かせることが、解決策と熟知してるなど日本は大局的、戦略的な兵站面の思考は正しかったものの、それが簡単な問題でなかったことが、日本の悲運だったが。

 

650: 名無し 2005/08/28(日) 01:03:18 0
>>647
その比較にどんな意味があるのか??

 

654: 名無し 2005/08/28(日) 10:32:37 0
>>650
戦略的思考ができる日本軍と
それができないDQN項羽との違いが明らかになる。

 

655: 名無し 2005/08/29(月) 03:49:55 0

>>654
>戦略的思考ができる日本軍

ネタですか?
戦略的思考が出来たら、てめえから戦争仕掛けておいて無条件降伏に追い込まれるような
ブザマな戦争しねえよ。

 

592: 名無し 2005/08/13(土) 14:54:32 O
項羽は兵法家だよ。
知らない?
作戦能力は確かだと思う。

 

593: 名無し 2005/08/13(土) 15:19:59 0
項羽は軍師にするにはいいよな。将軍にすると勝手に捕虜虐殺しちゃうからダメだけど。

 

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