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【陳舜臣】「中国の歴史小説」全般について語りましょう【宮城谷昌光】

2022年6月24日

1: 名無し 2006/10/25(水) 14:55:52

内容は、重厚な歴史小説から、ファンタジー色の強いライトノベルまで、何でも可です。

↓とりあえずは思いつく限りの中国歴史小説の作家の名前を並べます。

司馬遼太郎 井上靖 陳舜臣 宮城谷昌光 塚本靑史 酒見賢一 伴野朗 駒田信二 田中芳樹 井上祐美子
狩野あざみ 安西篤子 森福都 藤水名子 真樹操 岡本好古 辻原登  森下翠

他にも何人も中国の歴史に絡んだ小説を書いている作家はいると思いますし、
翻訳された外国人作家の小説などもあると思います。

それらも含めていろいろ語りましょう。

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3: 名無し 2006/10/25(水) 14:59:33

陳舜臣先生の作品が一番好き。

田中芳樹は、偉そうなこと言っているわりに、「風よ、万里を翔けよ」以外はいまいち。

外国人作家だと、金庸の武侠小説が面白いな。

 

6: 名無し 2006/10/25(水) 22:41:38
>>3
武侠小説なら、台湾の古龍も凄く個性的で面白い。

 

15: 名無し 2006/10/26(木) 16:07:27
>>6
森福都は推理調の作風に、独自の存在感があっていいね。
「双子幻綺行」なんか、なかなかだと思う。

 

23: 名無し 2006/10/28(土) 00:29:23

>>15
>「双子幻綺行」

双子の兄貴の方が、最後に高力士になったので、予想していなかったので感心させられた。

 

10: 名無し 2006/10/25(水) 23:59:28
司馬遼『項羽と劉邦』は秀逸
俺を中国史に引きずり込んだ思いでの一冊

 

12: 名無し 2006/10/26(木) 00:13:46
>>10
確かにあの「項羽と劉邦」は三国志以外の時代に目を向けさせる秀作だな
高校のとき、鴻門の会のところ読んだ次の日の古文の授業がそれだったときはかなりwktkしたな
現文に訳す課題がでたり
「悪党か」

 

11: 名無し 2006/10/26(木) 00:09:23

司馬良太郎だと、『項羽と劉邦』、『韃靼疾風録』か。

自分の中国史入門は陳先生の『小説十八史略』だね。

 

13: 名無し 2006/10/26(木) 01:19:16
俺も漢文の時に四面楚歌の所やった時は興奮したなぁ
一般の高校生は三国志の人物よりも項羽の方が知ってる人多いかもね

 

14: 名無し 2006/10/26(木) 15:26:28
浅田次郎の「蒼窮の昴」が良かったなぁ。

 

16: 名無し 2006/10/26(木) 17:31:11
安能務の三国志演義が初めて買った小説だから思い入れがある。最近になって読み返してみると、漢字だらけで辟易するけどな。
三国統一まで書いてたから入門にはちょうど良かった。

 

17: 名無し 2006/10/26(木) 18:09:48
この板が出来てから、なんか刺激されて
宮城谷昌光を読み返してる

 

18: 名無し 2006/10/26(木) 18:44:54
陳舜臣作品では「チンギス・ハーンの一族」と「桃源郷」が
一時期、座右の書だった。

 

20: 名無し 2006/10/27(金) 14:40:11

藤水名子作品は、好き嫌いが極端に分かれる作風。
特に男性読者には、受けつけない人が多いのではないかと思う。
でも、武侠小説が日本に上陸する前から、武侠小説っぽいものを書いていたのは感心する。

>>18
桃源源は読みごたえがあった。

 

23: 名無し 2006/10/28(土) 00:29:23
>>20
藤水名子は、女視点(?)だから、どうもね。「赤壁の宴」は、
ちょっと勘弁してよ、って内容だった。

 

19: 名無し 2006/10/26(木) 19:41:24
知名度が低いが、藤水名子の作品はなかなか面白い。
司馬遼太郎、陳舜臣みたいな大御所に比べるとやや文章が軽いが、
ノリが楽しい。

 

21: 名無し 2006/10/27(金) 17:39:24
藤水名子は読んだけど、「公子風狂」はまあまあ読める

 

24: 名無し 2006/10/28(土) 08:49:44

陳舜臣先生の小説が好きだ。
読みやすい上に、解説が丁寧だから、中国の歴史を学ぶのに、これほどいい小説はない。

落ち着いた解説調の作風が多いから、読者を作品世界に引き込むという点じゃ、
やや落ちるかも知れないけど。

 

25: 名無し 2006/10/28(土) 14:43:03
陳舜臣は文章が平々凡々で長くは読めない
題材や着眼点は面白いけど

 

26: 名無し 2006/10/29(日) 15:20:46

落ち着いた解説調があの人の持ち味だから。

血沸き肉踊るといった感じの小説は書かない。

 

28: 名無し 2006/10/29(日) 22:42:01
陳先生の「耶律楚材」は一読の価値はあると思います!!
(特に下巻・無絃の曲は何度も読み返しましたw)

 

29: 名無し 2006/10/30(月) 13:17:09
耶律楚材はまだ読んでないな。
陳先生の小説はいろいろ読んでいるんだけど。

 

30: 名無し 2006/10/30(月) 17:15:46
陳先生の「耶律楚材」は史実では一介の書記兼徴税官に過ぎない楚材を
あたかも中華文明の救世主のように描いたとモンゴル至上主義の杉山教授に
非難されたいわくつきの小説なんだよな。
物語的には面白いんだが。

 

31: 名無し 2006/10/30(月) 22:04:41
本の中では“名宰相”として描かれている耶律楚材w
と、同じく陳先生の八編からなる作品「中国畸人伝」もオススメです!!
(ちなみにオイラが好きな作品は、宰相・王戒のケチぶりが面白い「最後の賢人」と
お酒好きにはたまらない「葡萄の美酒 夜光の杯」です)

 

32: 名無し 2006/10/31(火) 01:40:00

酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」で腹捩って、続刊待ってるところ(いつ出るんじゃ)。

陳舜臣てそんなに面白いんだ。今度読んでみるお。

 

33: 名無し 2006/10/31(火) 12:10:31
翻訳小説だと、金庸、古龍は外せないな。

 

34: 名無し 2006/10/31(火) 23:50:13
古龍は歴史性がほとんどないけどね。
何となく雰囲気で、明代清代あたりを想定した仮想時代劇空間ということは分かるけど。

 

42: 名無し 2006/11/06(月) 15:18:37
春秋戦国はややこしいイメージがあったけど、
宮城谷作品でよく理解できたよ。

 

45: 名無し 2006/11/06(月) 22:33:51
始皇帝でオススメの本があったら
おせーて

 

47: 名無し 2006/11/07(火) 07:31:59
>>45
安能務さんとか。なんというかクセがあって、春秋戦国志読んだ後にしたほうが理解しやすいかもしれんけどな

 

46: 名無し 2006/11/06(月) 22:37:13
なぜ伴野朗は題材が呉起ですらおもしろくないのか?

 

48: 名無し 2006/11/07(火) 15:43:25
>>46
時代とか、素材とか、目のつけどころはわりといいと思うんだけど、
物語、文章に読者を引き込む魅力がないんだよなあ。
ファンタジー的な要素を入れるにしても、何とも中途半端な入れ方だし。

 

49: 名無し 2006/11/07(火) 20:16:29
なんでもかんでも裏墨家をだすのはどうかとおもうが伴野朗の作品では孫策の死と大遠征は結構おもしろかったかな。
驃騎将軍の死のよんでもみたいが、どこにもうってないのが残念

 

62: 名無し 2006/11/09(木) 23:17:23
>>49
班超の小説って大遠征ぐらいかな。

 

64: 名無し 2006/11/10(金) 18:46:25
>>62
短編だと井上靖氏のやつがあるよ。

 

50: 名無し 2006/11/08(水) 23:34:45
何だか、呉三桂をやたらと美化した小説を書いている人がいたな

 

68: 名無し 2006/11/11(土) 05:33:01

>>50
つ井上裕美子「紅顔」

あんまりこの人の話出てこんね。
「非花」とか泣いたんだが。
何か田中が後見人面してるから敬遠されてるんかな。

 

51: 名無し 2006/11/09(木) 04:23:46
安能の春秋戦国志読みはじめたがページをめくるペースが遅い
はじめて春秋戦国時代に触れるせいか人物名、地名、国名が混乱する
一番困るのが「桓公」と名乗る君主
まだ100ページしか読んでないのに二人出てきた
他にも桓王とか出てきて頭痛くなってきた
いやはや・・・

 

67: 名無し 2006/11/11(土) 02:52:53
王安石とか文天祥とかあったら面白そうだな

 

69: 名無し 2006/11/11(土) 12:30:44
>>67
文天祥なら伴野の短編にあるよ。
本当に目の付け所だけは良い人でした。

 

70: 名無し 2006/11/11(土) 12:57:44
目の付け所に関しては塚本もまけてないけどな

 

73: 名無し 2006/11/12(日) 06:53:28
みな、この手の小説で最初に読んだの何?
俺は吉川水滸伝。
当時は三国志すら知らなんだから、
大刀関勝とかピンとこなかったわ。

 

76: 名無し 2006/11/12(日) 14:27:17
>>73
俺は陳舜臣氏の「ものがたり水滸伝」だった。
中学のときの読書感想文で何読むか迷って、本屋で手に取ったのがコレ。
俺も中国史に関してはまっさらな状態で読んだけど、
これは結構読みやすかった印象がある。

 

74: 名無し 2006/11/12(日) 13:03:44
俺は低年齢向けの三国志演義だったなあ、
岩波かどこかから出してる3冊セットのやつ。
最初にあれから入っちゃったからその後に読んだ吉川や横光に違和感感じまくり。

 

78: 名無し 2006/11/13(月) 08:37:26
訳者は忘れたが現代教養文庫の三国志(演義)全5巻

 

79: 名無し 2006/11/16(木) 07:36:31
>>78
村上知行氏だね。
それの角川文庫版を読んだのが、
初めての三国志だった。

 

82: 名無し 2006/11/17(金) 07:01:05

やはり三国志か水滸伝始まりなのね。
意外と水滸伝が多かったけど。

三&水以外から入った人いる?

 

83: 名無し 2006/11/17(金) 07:29:13
それ以前から横山三国志とか本宮赤龍王、司馬項羽と劉邦、教科書関係(史記)なんかで普通の知識はあったけど、ハマリの最大契機は光栄三國志だな。
その前に信長の野望があったけどw

 

84: 名無し 2006/11/17(金) 09:43:44
信長の野望→戦国関連の各歴史小説、雑学本
→三戦板→蒼天航路→吉川三国志→春秋戦国←今ここ

 

85: 名無し 2006/11/17(金) 10:07:29
吉川武蔵,吉川三国志→駒田水滸伝,吉川水滸伝→安能封神演義→金庸武侠小説

 

86: 名無し 2006/11/17(金) 14:16:54

子供時代に三国志アニメ

世界史教科書

陳舜臣小説十八史略

陳舜臣作品いろいろ、日本人作家による三国志小説いろいろ

三国志以外の日本人作家の中国歴史小説いろいろ

金庸武侠小説

古龍武侠小説、水滸伝、三侠五義、児女英雄伝

ネットでいろんな武侠小説(原語)を読めることを発見

中国語の壁

 

87: 名無し 2006/11/17(金) 14:39:40
天地を喰らうで初めて三国志を知った俺は、後に横山三国志の1巻を読んで
「なんだこのキャラ、天地を喰らうのパクリじゃん」と思ってしまいました。

 

88: 名無し 2006/11/17(金) 15:37:57
かなり大まかに表すと、
無双→光栄三國志→正史三国志→宮城谷楽毅→戦国→史記→春秋戦国→商~秦←今ここ

 

89: 名無し 2006/11/17(金) 17:56:09
光栄の三国志ははまったよな。
クラスの男子全員がはまってたのが懐かしいわ
光栄三国志→吉川三国志→(異・破・反・SF)三国志→案能・宮城谷(春秋戦国)→金庸

 

93: 名無し 2006/11/18(土) 10:38:58
>中国語の壁
漢文読みまくれ、そして中国語の辞書でも買え
語順のつかみ方に慣れれば結構読めるようになる。
原文なりの味って物もあるよ。

 

104: 名無し 2006/11/20(月) 21:25:36
三国志と水滸伝書いてる作家だと柴田錬三郎もいますね。
ところで隋唐物でタイトルに赤龍とか銀龍とかつく本知りませんか?。
むかし立ち読みして無茶苦茶な話だと思ったのは覚えてるんですが。

 

105: 名無し 2006/11/20(月) 23:43:39
>>104
谷恒生の隋唐龍伝説だね。
この人は、時代小説や伝奇小説、海洋小説、仮想戦記小説と、いろんなものを書いている人。
結構破天荒で荒削りな作風の人で、
中国ものだと、他に水滸伝や、黄巣の乱について小説を書いているけど、
日本の時代小説や伝奇小説を書く手法をそのまま持って来ている感が強い。
他の分野の小説はともかく、中国の歴史小説に関しては、
あまり高く評価できないね。

 

109: 名無し 2006/11/25(土) 12:21:57
宋金の話書いた小説無かったか?

 

117: 名無し 2006/11/26(日) 22:40:19
>>109
田中氏の「岳飛伝」がまさしく宋金を描いています。
全5巻なので、読みやすくてとても面白いですよ
自分は5回も読み返しました

 

110: 名無し 2006/11/25(土) 14:30:58

宋金の話? 田中氏の紅塵とかかな?

そういや陳先生の小説って、宋代作品が少ない気がする。

 

111: 名無し 2006/11/26(日) 00:50:30
陳氏に限らず宋の話は少ない
面白い話や名前を残してる英雄が多いのにな。
宋書とか翻訳する人あらwれないかな。

 

112: 名無し 2006/11/26(日) 01:35:32
宋書だと魏晋南北朝の宋になってしまいますよ

 

113: 名無し 2006/11/26(日) 02:14:17
宋書じゃなくて宋史だな。
細かいことだが、訂正はしておく必要があるか。

 

114: 名無し 2006/11/26(日) 08:14:48
マイナーだけど、金史も面白いよ。
女真だけじゃなく、契丹人、渤海人、漢人いろんな人が出てくる。

 

115: 名無し 2006/11/26(日) 08:43:11
子供の頃ジャッキー映画にはまる
香港映画ファンに
武侠モノおもろーい
武侠小説を読み始める
中国の歴史に興味を持つ ←いまここ

 

116: 名無し 2006/11/26(日) 22:10:51
>>115
金庸の武侠小説は、いろんな史実と虚構を取り混ぜて構築されているから、
一度読んだ後でも、中国の歴史についていろいろ勉強した上で、
もう一度読んだら、いろんな発見があると思うよ。
架空っぽい登場人物が、実は歴史上実在した人物だったりとか。

 

118: 名無し 2006/11/26(日) 23:13:03
ただし、あの「岳飛伝」はぱちもんであることも念頭に置いておこう。
下手な翻訳せずに、自らの筆で岳飛を書いてるのは、「紅塵」のほうで、これはまだしもマトモな小説。

 

119: 名無し 2006/11/27(月) 20:35:16
井上祐美子の作品に宋金多くなかったっけ?。
「臨安水滸伝」とか「梨花槍天下無敵」とか。

 

120: 名無し 2006/11/27(月) 21:36:24
桃花源奇譚もそうだね。

 

121: 名無し 2006/11/27(月) 22:27:22
「公主帰還」も、短編集だけど中は全部(一応)宋代だよ。

 

122: 名無し 2006/11/29(水) 23:45:16
女性作家で宋代作品が多いような気がする。
森福都なんかもそうだし。

 

166: 名無し 2007/01/07(日) 00:54:33

小前亮は史学の院生やってた悪癖がモロに出てるな。
史料にとらわれるあまり、ダイナミックな描写ができていない。
新書の方も、期待はずれだった。入門編としてはいいかもしれないが、
このスレの住人にはかなり物足りなそうだ。

同じ院生経験者でも西洋史の佐藤賢一は上手くやっているが。

 

168: 名無し 2007/01/07(日) 02:11:12
>>166
佐藤賢一の小説は、ちゃんと娯楽性を兼ね備えているね。
面白く読めた。

 

167: 名無し 2007/01/07(日) 01:16:35

俺は一時期、陳舜臣の小説に凝ってた時期はあったけど、
最近は自分の好きな時代の史料やその時代を扱った論文を読むほうが
新しい発見がどんどん出てきて楽しいな。
そのせいか、ここ最近は読むのに時間がかかる小説はめっきり読まなくなった。

そういう奴って他にもいるかな?

 

169: 名無し 2007/01/08(月) 21:38:15

自分も陳舜臣の小説を好んで読んでた
と思っていたが、実は安能務が一番好きなことに気がついた

さらに最近になって安能務が故人になっていることを知った・・・

ところで李牧が主人公の小説ってあったりする?

 

170: 名無し 2007/01/10(水) 14:40:18
安能死んでるのか・・・
昨日春秋戦国志読み終わったからこの人の新刊でもと思ったんだが
商鞅が登場する直前の章の終わりが最高に盛り上がった。なぜか
伍子胥について書いた小説は無いのかな?

 

171: 名無し 2007/01/10(水) 23:30:50

安能氏は、宋代以降の時代のものでも、
何か書いて欲しかったな。

一体どんなものを書くのか気になる。

 

172: 名無し 2007/01/10(水) 23:52:57
杜月笙を主役にした、『八股と馬虎~中華思想の精髄』は結構面白かったよ。
タイトルが実用書っぽいせいで、図書館で探すと変な場所にあることが多いが。

 

173: 名無し 2007/01/11(木) 07:25:29
安能氏物故してたのか…知らなんだorz
実用書と小説の間を行ったり来たりしているバランスは神だったよね。

 

174: 名無し 2007/01/13(土) 04:29:09
安能さんの韓非子おもしろい?
絶版らしいけど近くの本屋にあった。買いかな?

 

178: 名無し 2007/01/13(土) 18:15:06
>>174
韓非子面白かったよ。
前巻だけ買って後巻も探してたんだけど絶版だったんだね。
読んだ感じあまり小説ぽくなかった。
真ん中辺りを見出し一個分読んでみて良かったら買ったら。

 

179: 名無し 2007/01/14(日) 01:31:56
>>178
ありがとう!
時間作ってページめくりに行ってくるよ

 

176: 名無し 2007/01/13(土) 09:15:34
安能さんの三国志
笑えたしでも嘘がすくなくてコミカルで
おれは好きだったけどな。
残念だな。

 

183: 名無し 2007/01/15(月) 03:35:28
宮城谷作品ってなんか好きになれないのはなぜなんだろう?
逆に安能の現実的な書き方は好きだなぁ

 

184: 名無し 2007/01/15(月) 05:38:13
宮城谷氏の文章・作品って、非常に美しいというか品のあるというものに思えるが、
そこら辺、安能氏の現実的、俗っぽい登場人物と比べると、
その長所ゆえに、いかにも絵空事というか、現実感が無い作品に感じるのじゃないかなあ。

 

185: 名無し 2007/01/15(月) 13:44:03
小説なんだから、多少史実曲げるのは構わないと思うけど、
やっぱり物語として面白くないとね。

 

186: 名無し 2007/01/15(月) 23:40:54
自分は陳先生の作品になじんでるせいか、宮城谷作品には違和感を感じた。
なんというか、一部の登場人物以外は台本の台詞を話しているような印象だった。
といっても、実は宮城谷作品は三冊しかまともに読んでないんだけど。

 

187: 名無し 2007/01/16(火) 11:29:06
一冊も読まないで批判する人がいるんだから、それはそれで
ただ、個人的には結構好きなんだけどな。
紫綬褒章もらった時はちょっとびっくりしたけどw

 

188: 名無し 2007/01/17(水) 04:07:45
個人的には嫌いではないが、184の指摘はわかるなあ。
香乱記は、劉邦陣営の人物描写がけっこう面白かった。
宮城谷氏にとっては、司馬遼太郎に対する挑戦という意気込みもあっただろうし
それはそれなりに成功していると思った。

 

191: 名無し 2007/01/20(土) 10:52:00
史記を舞台にしたもので、何かお勧めありますか?
「項羽と劉邦」は読みました。

 

192: 名無し 2007/01/20(土) 12:33:19
>>191
海音寺潮五郎、塚本靑史、宮城谷昌光、桐谷正
まずはこの辺からどう?

 

193: 名無し 2007/01/21(日) 01:00:29
小説ではないですが「六韜、三略」読むべし。

 

194: 名無し 2007/01/21(日) 10:08:34
>>192 193
さんきゅう~
小説ではないけど、守屋洋氏の中国古典の本は何冊か読んだので、
もう少し知りたかったのです。

 

201: 名無し 2007/01/23(火) 08:09:23
臥薪嘗胆の部分エピソードの小説ありませんか?

 

202: 名無し 2007/01/23(火) 11:27:29
>>201
伴野朗の「伍子胥」

 

246: 名無し 2007/01/31(水) 21:01:39
>>201
鄭飛石 小説孫子の兵法

 

203: 名無し 2007/01/23(火) 11:49:56
伴野郎と塚本青史が興味ある人物にスポットあてていて凄く気になる・・・
この二人の小説家としての力量はどうなの?

 

204: 名無し 2007/01/23(火) 12:50:49
>>203
人物とは?

 

206: 名無し 2007/01/23(火) 16:28:09
>>204
上の伍員とかオウモウとか

 

208: 名無し 2007/01/23(火) 21:34:13
>>206
王莽で一冊かいてる作家は少ないし、試しに読んでみたら?

 

205: 名無し 2007/01/23(火) 15:01:50

>>203
自分は二人ともあんまり好きじゃないな。

伴野郎とかたしかに目の付け所はいいと思うけど。

 

207: 名無し 2007/01/23(火) 16:33:28
>>205
ああそうなんだ・・・
じゃあ他の作家を優先させよう

 

209: 名無し 2007/01/25(木) 02:33:52
王モウはほとんど練習作だから、まだ選書でも読んだ方がいい。
光武帝では文章はかなりマシになってたけど。
もともと歌人だから小説はそんなにうまくないんだろう。

 

210: 名無し 2007/01/25(木) 11:09:31

>>209
歌人じゃないよ。
もともとはイラストレーター。

お父さんがああいう人だから、当然、短歌の素養はあると思うけど
作品を発表したことはない。

 

264: 名無し 2007/02/03(土) 00:10:31

このスレって質問もいいのだろうか・・・?

Q:纏足が出てくる中国の歴史小説を教えて欲しい

 

265: 名無し 2007/02/03(土) 00:31:39
「歴史」になるかどうか解らんが「三寸金蓮」でググれ

 

266: 名無し 2007/02/03(土) 00:41:11
>>265
サンクス、面白く読んだけど
別に纏足そのものに興味があるわけじゃなくて
ワンポイントでそういう要素が登場する歴史小説がないかなと

 

267: 名無し 2007/02/03(土) 11:22:56
大体歴史小説は男が主役の物が多い。いちいち女性の足なんぞ描写せんがな。
あと纏足は北宋辺りから広まったから、それ以前の小説には出てこない。
が、聊斎志異とか児女英雄伝とか宋以降の中国の古典を読んでると
ヒロインや周辺の女性が纏足してる描写が結構あるんで探して読み込め。
もちエロ系もね。

 

268: 名無し 2007/02/04(日) 23:55:59
武侠小説のヒロインたちの場合、武術をやる都合上、
纏足は綺麗に無視されてる。

 

269: 名無し 2007/02/05(月) 06:06:45
武侠ヒロインの元祖、十三妹は纏足してるよ。

 

271: 名無し 2007/02/05(月) 23:55:31
>>269
ええっ、纏足してんの。纏足してても戦えるの?

 

272: 名無し 2007/02/06(火) 05:58:45

>>271
原作ちゃんと嫁
纏足の足で飛び回ってるが
「足は営造尺(普通より小さい物差し)で測っても3寸に満たない」

「纏足物語」によると鉄の錘をつけて纏足で訓練すると、
足の先で板をぶち抜けるほどになるらしい。

 

274: 名無し 2007/02/07(水) 11:14:54
>>272
その辺はフィクションだよねぇ・・・
実際纏足してると遠出するのに輿に乗らないと無理だったようだし。

 

292: 名無し 2007/03/07(水) 22:50:41
朱元障を題材にした小説でお薦め教えてください。

 

296: 名無し 2007/03/08(木) 20:09:22
>>292
伴野朗「朱龍賦」
決してオススメではないが、他は知らないので。

 

297: 名無し 2007/03/08(木) 23:56:25

>>292
コピペだけど、

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 22:21:51 ID:B+aKxE310
元末の群雄割拠を扱った書籍、史料一覧。

小説
『朱龍賦』伴野朗 徳間文庫
そこそこ史実に即して書かれた作品、出来はまあまあ。
元末群雄割拠を知る上では小説の中で一番参考になる。
『紅嵐 明王朝太祖異聞』高橋和島 青樹社
基本は史実どおりだが、オリキャラが多すぎて、不満が残った。
『巨商沈万三』呉恩培著 方蘭・陳鵬仁訳 勉誠出版
中国の人気ドラマの小説版らしい。沈万三の民間伝承を集成し、再構築した感じ。
『倚天屠龍記』金庸著 林久之・阿部敦子・岡崎由美訳 徳間書店
読んだことがないのでなんとも言えないが、
『カンフー・カルト・マスター』(後述)を見た限り、元末を知る上で役に立ちそうもない。
『英烈伝』郭勲著 寧徳偉点校 中華書局
明代に書かれた元末明初の群雄時代を取り扱った小説の点校本。
中国では連環画(絵本のようなもの)が出版されるほどポピュラー。
現代中国語訳本も勿論出版されている。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000154/card1636.html
関係は無さそうだけど、同時代を扱っているということで。

自分が読んだのは伴野朗「朱龍賦」と金庸の「倚天屠龍記」。
朱元璋としての小説なので、勧めるのは伴野朗の「朱龍賦」。
歴史小説としては決して秀作とは言えないだろうが、まあまあだと思う。

「倚天屠龍記」は歴史小説ではなく、武侠小説であり、
朱元璋は脇役に少し出てくるだけ。歴史をネタにした娯楽小説。
ただ物語としては非常に面白い。

 

293: 名無し 2007/03/08(木) 08:58:08
コウメイ死後もしっかり書いてある、しかもショク以外の視点の三国志ってある?
吉川三国志は面白かったんだけど、コウメイ死後が手短すぎる
ゲームから入った俺としてはトウガイが好きだから淋しかった
小説でも漫画でもいいから教えてください

 

294: 名無し 2007/03/08(木) 12:56:43

>>293
◇「中国歴史シリーズ 小説十八史略(四)」
筆者:陳舜臣 講談社文庫
…真ん中くらいから後半が孔明亡きあとの話。
(やや魏よりの)中立の立場。
長い歴史の中の一場面としてサラッと書かれている、程度に思うといいかも。
入手しやすい。

◇「柴錬三国志 英雄・生きるべきか死すべきか(下)」
筆者:柴田錬三郎 集英社文庫
…これは絶版かもしれん。古本屋やネットで探すといいかも。
蜀視点だけど、ラスト4ページ前までトウガイが出てくる。

せっかく確認したんで、以下ついでに。トウガイの紹介ページがある本。
◇「歴史人物笑史 爆笑三国志 人物事典」
著者:シブサワ・コウ編 出版:KOEI
…1ページの半分にちょこっとだけ。
◇「三国志 群雄データファイル」
著者:「歴史読本」編集部編 出版社:三笠書房 知的生き方文庫
…見開き1ページで人物紹介。立ち読みで充分かも。
◇「別冊宝島1314 三国志"散り様"列伝 諏訪原寛幸が描く 英雄・豪傑の最後の瞬間」
出版社:宝島社
…見開き1ページで紹介。絵が武将らしくてカッコイイ。
◇「別冊宝島971 僕たちの好きな三国志2 戦争編 新解釈でよみがえる「19の決戦」と「24人の戦略家」」
出版社:宝島社
…1ページで紹介。戦略家としてのトウガイについて。

 

301: 名無し 2007/03/15(木) 20:01:40
井上祐美子さんの本で狄青の名前を知ってたんだけど、
最近范仲庵の本を読んで、狄青に興味をもったんだが、ほとんどが中国語のサイトで検索がひっとする。
中には小説もあるみたいなんだけど。
最近読みたい中国小説もないし、独学で勉強しようと思ったんだけど
こういう場合は漢文の勉強するのと、中国語の勉強するのどっちが効率いいんだろう?

 

302: 名無し 2007/03/15(木) 22:17:30
今の俺と同じだなw 狄青にはそれほど興味はないが
二週間前から論語で漢文と中国語文法とかいうので中国語勉強してるが、限界を感じてる

 

303: 名無し 2007/03/15(木) 22:18:53
正史を読みたいなら、漢文でしょ。

 

304: 名無し 2007/03/15(木) 22:24:56
たまにネットで訳してるのを見かけるけど、時代背景とか役職とか諡号とかわかってないと訳なんて出来ないだろうから、
そういうのすごいと思うよ。

 

305: 名無し 2007/03/15(木) 22:36:41
漢文は下手に文法やると余計分けわかんなくなるよ。
有る程度の漢文読み込んで文型に慣れたら、そのまま原文行け。
点切ってある本なら、現代中国語の辞書片手に行ける。

 

306: 名無し 2007/03/15(木) 22:40:33
そういうものなんだ。なら中国語の文法の本はもう読まずに漢文だけ読んでみるよ。

 

307: 名無し 2007/03/15(木) 22:43:28

>>305
白状する。
中国語の本読み始めた時、漢和辞典引きながら読んでたw

漢文なら漢和辞典でも十分、文例が載ってるし
簡体字も、頻出するものは表になってたしww

 

308: 名無し 2007/03/15(木) 22:44:25
はじめは訓点と返り点のついた漢文読み込め。
漢文特有の言い回しに慣れろ。あとは藻前さんの漢字の読解力次第だ。

 

310: 名無し 2007/03/15(木) 23:09:58

>>308
史記等では、返り点とか付いてるのありそうだね。
でも、これってすでに翻訳とか出てるし。
宋史など考えただけでも気が遠くなる分量だしなぁ…
だれかレ点とかつけてくれぃ。

ああ、それと自分では旧漢字のほうが見やすいので、繁体字推奨。
前のリンクは簡体字になってたけど。

 

313: 名無し 2007/03/16(金) 16:34:16
>>310
どのみち量を読むつもりなら漢文ではなく古代中国語として読まないと無理。
簡体字のほうが圧倒的にモノが揃うので、贅沢言わずに勉強したほうが早いぞ。

 

309: 名無し 2007/03/15(木) 22:55:28
色々ありがとう。最低でも一年ほどやってみるよ。
やっぱ中国語の本とか読んでる人いるんだね。

 

311: 名無し 2007/03/16(金) 10:08:40
宋に手をつける人がいたらある程度内容がむごくても俺はGJというよ
>>309
論語みたいな思想の本より史記とかの史書のほうがいいと思うよ。

 

314: 名無し 2007/03/16(金) 18:01:13
初めて漢文やったときに
「女」を汝とよんだり「自」を~よりと読んだり難しいもんだと思った頃が懐かしい。

 

315: 名無し 2007/03/17(土) 01:12:41
漢文読める人が多いんだね。俺は全く読めないから羨ましいよ。
最近あまり小説もでないし、ちょっと寂しい

 

316: 名無し 2007/03/17(土) 11:58:25
>>315
中国人も昔の漢文は日本人同様勉強しないと読めないそうだから
安心すべし。

 

317: 名無し 2007/03/17(土) 12:11:32
日本人が古典を勉強しないと読めないのと同じ理由か。
確かにおもしろい小説ないから、こういうときに漢文読める人は退屈しないだろうね。
でも原文読める人が小説読んでも面白みを感じるんだろうか?

 

318: 名無し 2007/03/17(土) 16:44:48
しかし、現代中国語の中には漢文的?な表現も結構ある。
通ってた中国語教室に発音めちゃくちゃなのに、
中文和訳が抜群に上手くて、会話上手い人達が混乱するような複雑な文も
すらすら訳す人がいたんだが、あとで聞いたら史学で漢文死ぬほどやったとの事。
語順とか文の組み立ては基本同じなんで役立ったそうな。

 

319: 名無し 2007/03/17(土) 18:38:42

まあ中国人が古代中国語読むのは、日本人が古文読むほどは難しくない。
繁体字は書けない人がほとんどだけど、大学生レベルならだいたい読める。
しかも中華のネットには簡体字版がゴロゴロ転がってるし。
とはいえ、漢字の意味が現代と違うからスラスラ読むというわけにはいかない。

逆に、日本の漢字は唐代あたりに入ってきた意味そのままの場合が多いので、
実は古代中国語の漢字の意味は日本語のほうに近かったりする。
(なにせ日本文化はその古代の漢文の引用で成り立ってきた部分があるから)

つまり、教養ある日本人が現代中国語を勉強した場合、古代中国語を読むのも
比較的やさしいことなんだな。
漢和辞典一冊あればだいたい読めるよ。

 

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