内容は、重厚な歴史小説から、ファンタジー色の強いライトノベルまで、何でも可です。
↓とりあえずは思いつく限りの中国歴史小説の作家の名前を並べます。
司馬遼太郎 井上靖 陳舜臣 宮城谷昌光 塚本靑史 酒見賢一 伴野朗 駒田信二 田中芳樹 井上祐美子
狩野あざみ 安西篤子 森福都 藤水名子 真樹操 岡本好古 辻原登 森下翠
他にも何人も中国の歴史に絡んだ小説を書いている作家はいると思いますし、
翻訳された外国人作家の小説などもあると思います。
それらも含めていろいろ語りましょう。
ニュース
陳舜臣先生の作品が一番好き。
田中芳樹は、偉そうなこと言っているわりに、「風よ、万里を翔けよ」以外はいまいち。
外国人作家だと、金庸の武侠小説が面白いな。
武侠小説なら、台湾の古龍も凄く個性的で面白い。
森福都は推理調の作風に、独自の存在感があっていいね。
「双子幻綺行」なんか、なかなかだと思う。
>>15
>「双子幻綺行」
双子の兄貴の方が、最後に高力士になったので、予想していなかったので感心させられた。
俺を中国史に引きずり込んだ思いでの一冊
確かにあの「項羽と劉邦」は三国志以外の時代に目を向けさせる秀作だな
高校のとき、鴻門の会のところ読んだ次の日の古文の授業がそれだったときはかなりwktkしたな
現文に訳す課題がでたり
「悪党か」
司馬良太郎だと、『項羽と劉邦』、『韃靼疾風録』か。
自分の中国史入門は陳先生の『小説十八史略』だね。
一般の高校生は三国志の人物よりも項羽の方が知ってる人多いかもね
三国統一まで書いてたから入門にはちょうど良かった。
宮城谷昌光を読み返してる
一時期、座右の書だった。
藤水名子作品は、好き嫌いが極端に分かれる作風。
特に男性読者には、受けつけない人が多いのではないかと思う。
でも、武侠小説が日本に上陸する前から、武侠小説っぽいものを書いていたのは感心する。
>>18
桃源源は読みごたえがあった。
藤水名子は、女視点(?)だから、どうもね。「赤壁の宴」は、
ちょっと勘弁してよ、って内容だった。
司馬遼太郎、陳舜臣みたいな大御所に比べるとやや文章が軽いが、
ノリが楽しい。
陳舜臣先生の小説が好きだ。
読みやすい上に、解説が丁寧だから、中国の歴史を学ぶのに、これほどいい小説はない。
落ち着いた解説調の作風が多いから、読者を作品世界に引き込むという点じゃ、
やや落ちるかも知れないけど。
題材や着眼点は面白いけど
落ち着いた解説調があの人の持ち味だから。
血沸き肉踊るといった感じの小説は書かない。
(特に下巻・無絃の曲は何度も読み返しましたw)
陳先生の小説はいろいろ読んでいるんだけど。
あたかも中華文明の救世主のように描いたとモンゴル至上主義の杉山教授に
非難されたいわくつきの小説なんだよな。
物語的には面白いんだが。
と、同じく陳先生の八編からなる作品「中国畸人伝」もオススメです!!
(ちなみにオイラが好きな作品は、宰相・王戒のケチぶりが面白い「最後の賢人」と
お酒好きにはたまらない「葡萄の美酒 夜光の杯」です)
酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」で腹捩って、続刊待ってるところ(いつ出るんじゃ)。
陳舜臣てそんなに面白いんだ。今度読んでみるお。
何となく雰囲気で、明代清代あたりを想定した仮想時代劇空間ということは分かるけど。
宮城谷作品でよく理解できたよ。
おせーて
安能務さんとか。なんというかクセがあって、春秋戦国志読んだ後にしたほうが理解しやすいかもしれんけどな
時代とか、素材とか、目のつけどころはわりといいと思うんだけど、
物語、文章に読者を引き込む魅力がないんだよなあ。
ファンタジー的な要素を入れるにしても、何とも中途半端な入れ方だし。
驃騎将軍の死のよんでもみたいが、どこにもうってないのが残念
班超の小説って大遠征ぐらいかな。
短編だと井上靖氏のやつがあるよ。
>>50
つ井上裕美子「紅顔」
あんまりこの人の話出てこんね。
「非花」とか泣いたんだが。
何か田中が後見人面してるから敬遠されてるんかな。
はじめて春秋戦国時代に触れるせいか人物名、地名、国名が混乱する
一番困るのが「桓公」と名乗る君主
まだ100ページしか読んでないのに二人出てきた
他にも桓王とか出てきて頭痛くなってきた
いやはや・・・
文天祥なら伴野の短編にあるよ。
本当に目の付け所だけは良い人でした。
俺は吉川水滸伝。
当時は三国志すら知らなんだから、
大刀関勝とかピンとこなかったわ。
俺は陳舜臣氏の「ものがたり水滸伝」だった。
中学のときの読書感想文で何読むか迷って、本屋で手に取ったのがコレ。
俺も中国史に関してはまっさらな状態で読んだけど、
これは結構読みやすかった印象がある。
岩波かどこかから出してる3冊セットのやつ。
最初にあれから入っちゃったからその後に読んだ吉川や横光に違和感感じまくり。
村上知行氏だね。
それの角川文庫版を読んだのが、
初めての三国志だった。
やはり三国志か水滸伝始まりなのね。
意外と水滸伝が多かったけど。
三&水以外から入った人いる?
その前に信長の野望があったけどw
→三戦板→蒼天航路→吉川三国志→春秋戦国←今ここ
子供時代に三国志アニメ
↓
世界史教科書
↓
陳舜臣小説十八史略
↓
陳舜臣作品いろいろ、日本人作家による三国志小説いろいろ
↓
三国志以外の日本人作家の中国歴史小説いろいろ
↓
金庸武侠小説
↓
古龍武侠小説、水滸伝、三侠五義、児女英雄伝
↓
ネットでいろんな武侠小説(原語)を読めることを発見
↓
中国語の壁
「なんだこのキャラ、天地を喰らうのパクリじゃん」と思ってしまいました。
無双→光栄三國志→正史三国志→宮城谷楽毅→戦国→史記→春秋戦国→商~秦←今ここ
クラスの男子全員がはまってたのが懐かしいわ
光栄三国志→吉川三国志→(異・破・反・SF)三国志→案能・宮城谷(春秋戦国)→金庸
漢文読みまくれ、そして中国語の辞書でも買え
語順のつかみ方に慣れれば結構読めるようになる。
原文なりの味って物もあるよ。
ところで隋唐物でタイトルに赤龍とか銀龍とかつく本知りませんか?。
むかし立ち読みして無茶苦茶な話だと思ったのは覚えてるんですが。
谷恒生の隋唐龍伝説だね。
この人は、時代小説や伝奇小説、海洋小説、仮想戦記小説と、いろんなものを書いている人。
結構破天荒で荒削りな作風の人で、
中国ものだと、他に水滸伝や、黄巣の乱について小説を書いているけど、
日本の時代小説や伝奇小説を書く手法をそのまま持って来ている感が強い。
他の分野の小説はともかく、中国の歴史小説に関しては、
あまり高く評価できないね。
田中氏の「岳飛伝」がまさしく宋金を描いています。
全5巻なので、読みやすくてとても面白いですよ
自分は5回も読み返しました
宋金の話? 田中氏の紅塵とかかな?
そういや陳先生の小説って、宋代作品が少ない気がする。
面白い話や名前を残してる英雄が多いのにな。
宋書とか翻訳する人あらwれないかな。
細かいことだが、訂正はしておく必要があるか。
女真だけじゃなく、契丹人、渤海人、漢人いろんな人が出てくる。
香港映画ファンに
武侠モノおもろーい
武侠小説を読み始める
中国の歴史に興味を持つ ←いまここ
金庸の武侠小説は、いろんな史実と虚構を取り混ぜて構築されているから、
一度読んだ後でも、中国の歴史についていろいろ勉強した上で、
もう一度読んだら、いろんな発見があると思うよ。
架空っぽい登場人物が、実は歴史上実在した人物だったりとか。
下手な翻訳せずに、自らの筆で岳飛を書いてるのは、「紅塵」のほうで、これはまだしもマトモな小説。
「臨安水滸伝」とか「梨花槍天下無敵」とか。
森福都なんかもそうだし。
小前亮は史学の院生やってた悪癖がモロに出てるな。
史料にとらわれるあまり、ダイナミックな描写ができていない。
新書の方も、期待はずれだった。入門編としてはいいかもしれないが、
このスレの住人にはかなり物足りなそうだ。
同じ院生経験者でも西洋史の佐藤賢一は上手くやっているが。
佐藤賢一の小説は、ちゃんと娯楽性を兼ね備えているね。
面白く読めた。
俺は一時期、陳舜臣の小説に凝ってた時期はあったけど、
最近は自分の好きな時代の史料やその時代を扱った論文を読むほうが
新しい発見がどんどん出てきて楽しいな。
そのせいか、ここ最近は読むのに時間がかかる小説はめっきり読まなくなった。
そういう奴って他にもいるかな?
自分も陳舜臣の小説を好んで読んでた
と思っていたが、実は安能務が一番好きなことに気がついた
さらに最近になって安能務が故人になっていることを知った・・・
ところで李牧が主人公の小説ってあったりする?
昨日春秋戦国志読み終わったからこの人の新刊でもと思ったんだが
商鞅が登場する直前の章の終わりが最高に盛り上がった。なぜか
伍子胥について書いた小説は無いのかな?
安能氏は、宋代以降の時代のものでも、
何か書いて欲しかったな。
一体どんなものを書くのか気になる。
タイトルが実用書っぽいせいで、図書館で探すと変な場所にあることが多いが。
実用書と小説の間を行ったり来たりしているバランスは神だったよね。
絶版らしいけど近くの本屋にあった。買いかな?
韓非子面白かったよ。
前巻だけ買って後巻も探してたんだけど絶版だったんだね。
読んだ感じあまり小説ぽくなかった。
真ん中辺りを見出し一個分読んでみて良かったら買ったら。
ありがとう!
時間作ってページめくりに行ってくるよ
笑えたしでも嘘がすくなくてコミカルで
おれは好きだったけどな。
残念だな。
逆に安能の現実的な書き方は好きだなぁ
そこら辺、安能氏の現実的、俗っぽい登場人物と比べると、
その長所ゆえに、いかにも絵空事というか、現実感が無い作品に感じるのじゃないかなあ。
やっぱり物語として面白くないとね。
なんというか、一部の登場人物以外は台本の台詞を話しているような印象だった。
といっても、実は宮城谷作品は三冊しかまともに読んでないんだけど。
ただ、個人的には結構好きなんだけどな。
紫綬褒章もらった時はちょっとびっくりしたけどw
香乱記は、劉邦陣営の人物描写がけっこう面白かった。
宮城谷氏にとっては、司馬遼太郎に対する挑戦という意気込みもあっただろうし
それはそれなりに成功していると思った。
「項羽と劉邦」は読みました。
海音寺潮五郎、塚本靑史、宮城谷昌光、桐谷正
まずはこの辺からどう?
さんきゅう~
小説ではないけど、守屋洋氏の中国古典の本は何冊か読んだので、
もう少し知りたかったのです。
伴野朗の「伍子胥」
鄭飛石 小説孫子の兵法
この二人の小説家としての力量はどうなの?
人物とは?
上の伍員とかオウモウとか
王莽で一冊かいてる作家は少ないし、試しに読んでみたら?
>>203
自分は二人ともあんまり好きじゃないな。
伴野郎とかたしかに目の付け所はいいと思うけど。
ああそうなんだ・・・
じゃあ他の作家を優先させよう
光武帝では文章はかなりマシになってたけど。
もともと歌人だから小説はそんなにうまくないんだろう。
>>209
歌人じゃないよ。
もともとはイラストレーター。
お父さんがああいう人だから、当然、短歌の素養はあると思うけど
作品を発表したことはない。
ニュース
このスレって質問もいいのだろうか・・・?
Q:纏足が出てくる中国の歴史小説を教えて欲しい
サンクス、面白く読んだけど
別に纏足そのものに興味があるわけじゃなくて
ワンポイントでそういう要素が登場する歴史小説がないかなと
あと纏足は北宋辺りから広まったから、それ以前の小説には出てこない。
が、聊斎志異とか児女英雄伝とか宋以降の中国の古典を読んでると
ヒロインや周辺の女性が纏足してる描写が結構あるんで探して読み込め。
もちエロ系もね。
纏足は綺麗に無視されてる。
ええっ、纏足してんの。纏足してても戦えるの?
>>271
原作ちゃんと嫁
纏足の足で飛び回ってるが
「足は営造尺(普通より小さい物差し)で測っても3寸に満たない」
「纏足物語」によると鉄の錘をつけて纏足で訓練すると、
足の先で板をぶち抜けるほどになるらしい。
その辺はフィクションだよねぇ・・・
実際纏足してると遠出するのに輿に乗らないと無理だったようだし。
伴野朗「朱龍賦」
決してオススメではないが、他は知らないので。
>>292
コピペだけど、
3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 22:21:51 ID:B+aKxE310
元末の群雄割拠を扱った書籍、史料一覧。
小説
『朱龍賦』伴野朗 徳間文庫
そこそこ史実に即して書かれた作品、出来はまあまあ。
元末群雄割拠を知る上では小説の中で一番参考になる。
『紅嵐 明王朝太祖異聞』高橋和島 青樹社
基本は史実どおりだが、オリキャラが多すぎて、不満が残った。
『巨商沈万三』呉恩培著 方蘭・陳鵬仁訳 勉誠出版
中国の人気ドラマの小説版らしい。沈万三の民間伝承を集成し、再構築した感じ。
『倚天屠龍記』金庸著 林久之・阿部敦子・岡崎由美訳 徳間書店
読んだことがないのでなんとも言えないが、
『カンフー・カルト・マスター』(後述)を見た限り、元末を知る上で役に立ちそうもない。
『英烈伝』郭勲著 寧徳偉点校 中華書局
明代に書かれた元末明初の群雄時代を取り扱った小説の点校本。
中国では連環画(絵本のようなもの)が出版されるほどポピュラー。
現代中国語訳本も勿論出版されている。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000154/card1636.html
関係は無さそうだけど、同時代を扱っているということで。
自分が読んだのは伴野朗「朱龍賦」と金庸の「倚天屠龍記」。
朱元璋としての小説なので、勧めるのは伴野朗の「朱龍賦」。
歴史小説としては決して秀作とは言えないだろうが、まあまあだと思う。
「倚天屠龍記」は歴史小説ではなく、武侠小説であり、
朱元璋は脇役に少し出てくるだけ。歴史をネタにした娯楽小説。
ただ物語としては非常に面白い。
吉川三国志は面白かったんだけど、コウメイ死後が手短すぎる
ゲームから入った俺としてはトウガイが好きだから淋しかった
小説でも漫画でもいいから教えてください
>>293
◇「中国歴史シリーズ 小説十八史略(四)」
筆者:陳舜臣 講談社文庫
…真ん中くらいから後半が孔明亡きあとの話。
(やや魏よりの)中立の立場。
長い歴史の中の一場面としてサラッと書かれている、程度に思うといいかも。
入手しやすい。
◇「柴錬三国志 英雄・生きるべきか死すべきか(下)」
筆者:柴田錬三郎 集英社文庫
…これは絶版かもしれん。古本屋やネットで探すといいかも。
蜀視点だけど、ラスト4ページ前までトウガイが出てくる。
せっかく確認したんで、以下ついでに。トウガイの紹介ページがある本。
◇「歴史人物笑史 爆笑三国志 人物事典」
著者:シブサワ・コウ編 出版:KOEI
…1ページの半分にちょこっとだけ。
◇「三国志 群雄データファイル」
著者:「歴史読本」編集部編 出版社:三笠書房 知的生き方文庫
…見開き1ページで人物紹介。立ち読みで充分かも。
◇「別冊宝島1314 三国志"散り様"列伝 諏訪原寛幸が描く 英雄・豪傑の最後の瞬間」
出版社:宝島社
…見開き1ページで紹介。絵が武将らしくてカッコイイ。
◇「別冊宝島971 僕たちの好きな三国志2 戦争編 新解釈でよみがえる「19の決戦」と「24人の戦略家」」
出版社:宝島社
…1ページで紹介。戦略家としてのトウガイについて。
最近范仲庵の本を読んで、狄青に興味をもったんだが、ほとんどが中国語のサイトで検索がひっとする。
中には小説もあるみたいなんだけど。
最近読みたい中国小説もないし、独学で勉強しようと思ったんだけど
こういう場合は漢文の勉強するのと、中国語の勉強するのどっちが効率いいんだろう?
二週間前から論語で漢文と中国語文法とかいうので中国語勉強してるが、限界を感じてる
そういうのすごいと思うよ。
有る程度の漢文読み込んで文型に慣れたら、そのまま原文行け。
点切ってある本なら、現代中国語の辞書片手に行ける。
>>305
白状する。
中国語の本読み始めた時、漢和辞典引きながら読んでたw
漢文なら漢和辞典でも十分、文例が載ってるし
簡体字も、頻出するものは表になってたしww
漢文特有の言い回しに慣れろ。あとは藻前さんの漢字の読解力次第だ。
>>308
史記等では、返り点とか付いてるのありそうだね。
でも、これってすでに翻訳とか出てるし。
宋史など考えただけでも気が遠くなる分量だしなぁ…
だれかレ点とかつけてくれぃ。
ああ、それと自分では旧漢字のほうが見やすいので、繁体字推奨。
前のリンクは簡体字になってたけど。
どのみち量を読むつもりなら漢文ではなく古代中国語として読まないと無理。
簡体字のほうが圧倒的にモノが揃うので、贅沢言わずに勉強したほうが早いぞ。
やっぱ中国語の本とか読んでる人いるんだね。
>>309
論語みたいな思想の本より史記とかの史書のほうがいいと思うよ。
「女」を汝とよんだり「自」を~よりと読んだり難しいもんだと思った頃が懐かしい。
最近あまり小説もでないし、ちょっと寂しい
中国人も昔の漢文は日本人同様勉強しないと読めないそうだから
安心すべし。
確かにおもしろい小説ないから、こういうときに漢文読める人は退屈しないだろうね。
でも原文読める人が小説読んでも面白みを感じるんだろうか?
通ってた中国語教室に発音めちゃくちゃなのに、
中文和訳が抜群に上手くて、会話上手い人達が混乱するような複雑な文も
すらすら訳す人がいたんだが、あとで聞いたら史学で漢文死ぬほどやったとの事。
語順とか文の組み立ては基本同じなんで役立ったそうな。
まあ中国人が古代中国語読むのは、日本人が古文読むほどは難しくない。
繁体字は書けない人がほとんどだけど、大学生レベルならだいたい読める。
しかも中華のネットには簡体字版がゴロゴロ転がってるし。
とはいえ、漢字の意味が現代と違うからスラスラ読むというわけにはいかない。
逆に、日本の漢字は唐代あたりに入ってきた意味そのままの場合が多いので、
実は古代中国語の漢字の意味は日本語のほうに近かったりする。
(なにせ日本文化はその古代の漢文の引用で成り立ってきた部分があるから)
つまり、教養ある日本人が現代中国語を勉強した場合、古代中国語を読むのも
比較的やさしいことなんだな。
漢和辞典一冊あればだいたい読めるよ。