世界史総合

【世界の歴史本】各々がおススメする世界史本を紹介しあいましょう

2022年5月31日

1: 名無し 2000/01/18(火) 11:30

どうぞ

ニュース


2: 名無し 2000/01/18(火) 12:30
「大聖堂」

 

3: 名無し 2000/01/18(火) 23:54
中公文庫の宮崎市定ぜんぶ!

 

4: 名無し 2000/01/19(水) 01:09
ヒトラーの戦い
朝鮮戦争

 

5: 名無し 2000/01/19(水) 01:28

教養文庫 世界の歴史 全12巻

僕にはこのくらいのレベルでよい

 

6: 名無し 2000/01/19(水) 09:27
小学生向けのまんが歴史シリーズくらいしかもう読めないだろうな。
最近読んだのはまんが伝記「ノーベル」、「アインシュタイン」。
あとは「知ってるつもり」を見るくらい。
こんなレベルでごめんなさい。

 

7: 名無し 2000/01/19(水) 11:24

 わりと最近出た中央公論社の「世界の歴史」シリーズ。

読売に買収される前の中公の最後の輝き(涙)

 

9: 名無し 2000/01/19(水) 12:17
「ローマ人の物語」、結構好きです。
文章にリズムがないし、独裁者に甘いけど、真面目に取り組んでいるのに好感が持てます。
それに独裁者に甘いのは、今までの多くの書物が独裁者に厳しすぎたためだと思う。
もっとも、次の本の方が好きです。
中国史など 中公文庫の宮崎市定さんの本、中公文庫の「世界の歴史」。
イタリア史 モンタネッリの「ローマの歴史」、「ルネサンスの歴史」。←共に読み物としておもしろい

 

10: 名無し 2000/01/19(水) 13:30
「ローマ人のものがたり」、地図が多くてプラス評価。
パンノニアってどこだ?なんてときに重宝する。

 

11: 名無し 2000/01/19(水) 16:48
「歴史の研究」

 

12: 名無し 2000/01/19(水) 16:53
一般向けじゃないよ。「戦争と文明 」ぐらいにしとけ

 

13: 名無し 2000/01/19(水) 17:07

E.H.Carr <- つづりに自信なし

What is History

 

23: 名無し 2000/01/23(日) 01:20

>>13

カーの『歴史とは何か』ですな。
歴史を学ぶものにとっては必読でしょう。
つーか、この本の内容を認めるにしろ認めないにしろ、
読んでないヤツは「なんちゃって歴史好き」って言っても
いいんじゃない?

 

15: 名無し 2000/01/19(水) 18:47

「ローマ人の物語」って、たしかに内容はいいものがあると思うけど、
歴史研究者にはまるで無視されてますよね。
「物語」後に出版されたギリシア・ローマ関連の研究書や概説書を
読んでも、全く参考文献としてあげられていない。

なんか、歴史学者たちは「物語」として一段低く見てるのかなー、
なんて思っちゃいます。

 

16: 名無し 2000/01/20(木) 05:02
モンタネッリの「ローマの歴史」は、最初読んだときはゲラゲラ大笑いしながら読んだ。
2度目はそうでもなかったな。なんでだろう?
「ローマ人の物語」は俺も好き。特に、ハンニバルの巻と、カエサルの2巻は面白かった。
作品としてはイマイチかとも思うが、ともかくそれなりに面白く読ませるんだから大したもんだと思う。
学者の評価が低くてもいいじゃん。素人はあのレベルで十分だよ。

 

22: 名無し 2000/01/22(土) 19:15
>ローマ人の物語
地図が多かったり、地名に一部現代名を採用(もしくは併記)
してくれたり。
学者のように読者に一定の歴史知識を要求しない書き方は、
有り難いですね。

 

26: 名無し 2000/01/23(日) 05:50

>塩野七生
うちのローマ史の先生はすごく気にしてるし、よく言及するよ。
史学雑誌の「回顧と展望」でも、確か彼女の本は取り上げられてたし。
まあ、センセは「いいかげんな事ばっか書きやがって」みたいなこと
いってるけど、
史料に縛られないで想像を働かせられる小説という表現方法に、
ちょっとうらやましいとおもってるとこもあるみたいだね。

ま、要は小説か、それとも史料批判を踏まえた研究か、という
違いです。論文で小説を論拠にするわけにはいかんからね。

 

29: 名無し 2000/02/03(木) 23:52
ちょっと読んだらカエサル賛歌にうんざり。
奴は共和制を葬った男だ!

 

30: 名無し 2000/02/03(木) 23:57
当時の共和制がいいとも思わんが、
塩野七生=勝者大好き、勝てば官軍、力こそ正義。
そういうのがあまり行き過ぎると、
民族主義、地方蔑視、とかになりそう・・・

 

18: 名無し 2000/01/20(木) 15:14
ツヴァイクの「昨日の世界」って題名だったと思うけど、
19世紀末ウイーンの雰囲気が感じられて良かった記憶あり。
やっぱ読み物としてある程度面白くないと読むのしんどい。

 

20: 名無し 2000/01/20(木) 16:52
アレキサンダー対ローマの仮想戦記は面白かった。

 

21: 名無し 2000/01/21(金) 00:36
>>20
たしか、さしものアレクサンダーも、ローマの組織力には勝てないだろうって話だったか?
あれを読んでると、たしかにそんな気がしてくる。
ハンニバル侵入時の頑張りは呆れるほどだった。

 

25: 名無し 2000/01/23(日) 05:14
陳舜臣「小説十八史略」読み出すと止まらない
受験では世話になったなあ

 

28: 名無し 2000/02/03(木) 14:56
ボルスト「中世ヨーロッパ生活誌」
軽くいくなら阿部謹也の一般向け著作。

 

31: 名無し 2000/02/04(金) 01:50
いつ頃からかなあ、歴史小説に興味持てなくなってきたのは。
作家の恣意及び人間理解の限界が感じられるようになって、ダ
メになりました。山岡壮八・司馬遼太郎クラスでもだめ。
やっぱ、事件・事実記述ものが一番いい。

 

32: 名無し 2000/02/04(金) 02:11

弱い者、迷える者が好きです。
だから、塩野氏のと辻氏のとでは読むときの
心構えが違っちゃいますね。

モーツァルトよりサリエリのほうが好き。

 

33: 名無し 2000/02/04(金) 05:01

私も同感です。まったくその通りです。しょせんは小説で
歴史の真実をフィクションでえぐるとかいっても限界ありです。

 

34: 名無し 2000/02/05(土) 14:40
結局歴史は勝者のものだからね。敗者は歴史の闇に消えていくのみだし、
勝者の歴史は常に都合のいいように作られていく。こういうこと考えだすと
どんどんブルー入ってっちゃうね。歴史って何?とか。

 

35: 名無し 2000/02/05(土) 21:23
その手の非難は良く出ますが、しかし敗れた方にはそうなるだけの理由
が有ったからこそと言えるわけでして、こういった展開になるのはある
意味当然だと思いますが。
因みに私のお勧めは、D.S.ランディスの「強国論」です。
あとTIMES-LIFEの「人類の歴史」シリーズも良いでしょう。

 

36: 名無し 2000/02/06(日) 01:29
歴史とは強者によって引き継がれていくものです。
もちろん敗者のことを忘れ去っていいわけではないですが、
重要性が低くなるのはやむを得ないでしょう。

 

37: 名無し 2000/02/06(日) 09:18
いや35、36さんの言うことはごもっともです。私がいいたいのは、歴史というものを
資料からあたるとき程34で書いた壁にぶちあたるということです。
敗者の歴史を残せというつもりもないが歴史の教科書や参考書は強者の記述ばかり。
それが悪いとはいいませんが、歴史は王や英雄だけで作られていくものではない
というのが私の考えです。

 

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