そういや夢野久作が、玄洋社幹部だった父親のかつての同志、奈良原至と
一緒に汽車に乗ることになり、気を利かせて一等車の切符を買ったら
「貴様は国家に対して何の勲功があって一等車などに乗ろうとするのか!」
と怒られたそうだ。
高い運賃払った方が国家財政への寄与になると思うんだが・・・
ニュース
>>246
そういう感覚ってつい最近まであったのだよ。
よく考えると逆効果なんだが…という話。
幼女誘拐殺人犯の宮崎勤の実家はかなり裕福だったが、
父親は「息子とはいえこれほどの凶悪犯に弁護人など不要」
と言って弁護士を雇ってやらなかった。
ところがこれを佐木隆三(だったと思う)が
「息子があれほどの凶行を犯し、
あまつさえ父親は弁護士代を出さず国にタカっている
(殺人犯なので弁護士を雇わなければ国選弁護人がつく)」
と痛烈に非難したのをきっかけに「似合いの親子」と叩かれて、
とうとう父親は自殺してしまった。
冷静に考えれば、佐木の指摘は正しい。
だが当時、特に年配の人たちは
「古武士(宮崎の父親)の気骨が踏みにじられた」と、
父親に同情する人が随分多かったのを覚えている。
悪いが俺もそう思う。
本当に悪いと思ってるなら弁護士費用くらい自分で払え。
国選弁護人の費用は国にとって大きな負担だ。
> 高い運賃払った方が国家財政への寄与になると思うんだが・・・
「一等車」がいつの時期のものかにもよるけど、
「金さえ払えばだれでも乗っていいもの」
ではなかった時代が長いからね。
正直、一等車に乗っても大した寄与にならんし、
国家財政に寄与するましな方法はいくらでもあるだろうけど。。
ステータスが高すぎて廃止されてしまった。
最近「グランクラス」と称して一等車が復活したやん
だが金さえ払えば誰でも乗れるグランクラスじゃ
しかるべき社会的地位あるものだけが利用した
かつての一等車ほどのステータスは感じられないな。
その「金さえ払えば」だって庶民でもちょっと奮発すれば出せる程度の金額だし。
ニュートンとかナポレオンとかワシントンとかエジソンとか、
実は悪いエピソードがけっこうあって、
イメージが壊れてガッカリすることがよくある。
>>286
ワシントンは父親の大切にしていたサクラの苗木を切ってしまった
真面目に正直に謝ったら、父は許してくれた
なぜなら、まだワシントンが斧を持っていたから
大人向けの逸話もまた、それはそれで、よくできているものもある
当時の人間も悪い話として記録してんのなら仕方ないけど
当時の人間は良い話として記録してるのに
現在の人間から見たら悪い話になってしまうのもあるし
異教徒をどれだけ殺したかをいいこととして記載されたりするし
英国側で参戦しようと国民に呼びかけた事とか
人物ごとのテーマ(ガンジーなら非暴力)に反する史実は
子供向けの本ではスルーされてしまう。
非暴力ってのはたんに武力でかなわんから
相手の支配コストを弾圧されにくい方法でやる
というだけだからな
戦略が先にあった
中央アジアを侵略するモンゴル帝国
服従勧告を蹴った国は、殲滅戦でなで斬りにしたあと、
「モンゴル兵は立ち去ったぞー、みんな出てこーい」
そう呼びかけて、隠れていた者が出てきたら、ぶち殺し
文字通り皆殺しにした
大陸では、民族浄化は統治の基本
誰が何語で叫んだんだ。
残党狩り担当の兵士たちが、現地語で
ブハラで、サマルカンドで、ホラズムで
イブンバトゥーダ「三大陸周遊記」あたりが元ネタだろうか
歴史が物語になったあとの、井上靖や神坂智子でしか知らんけどな
みんなで楚の歌を歌っちゃったりしたんですかね?
黒い毛並みの馬に「プリンス」という名前がついていて、
「黒太子か…」なんてセリフがでてきたけど、
太子がなんで「黒い」の?
この「黒」ってどんな黒?
幾つか説がある。甲冑が黒かったとか、
フランス側から見たら悪魔のような存在だったから
フランス人が黒いプリンスと呼んでいたとか、
シェークスピアが勝手にでっち上げたとか。
相手がイギリス人だから
フランス側でも「ブラックプリンス」と英語で呼んだのかな。
ノワール・プランス?
プランス・ノワールかな。
ジャン・ギャバンが出てきそうだな。
エドワード黒太子の父のエドワード3世の時代というと、
ようやく英国の王侯にもフランス語ではなく英語が広まっていた頃ですね。
エドワード1世の時代には、すでに議会や法廷でも
英語を使ってよいことになっていたということですが。
有名な『カンタベリー物語』も英語で書かれた文学。最初ではないですが。
佐藤健一先生の小説『双頭の鷲』で、ジョン・チャンドスがピレネー越えの際
に水先案内人の言葉が分からず、「英語を話せとは言わないが、フランス語に
もなっていない」と内心毒づいていましたが、さらっと書かれている割に、よ
く考えたら凄いことですね。
余談ながら、『カンタベリー物語』では黒太子が支援したペドロ残酷王のこと
が偲ばれていました。
>>340
王侯は以前から英語も話してたけど
宮廷の公用語がフランス語だったというだけでしょ。
それも11世紀のノルマンディー方言が訛ったアングロ・フレンチ。
フランス人には理解し難かったんじゃないか。
エドワード一世の時代くらいから議会や宮廷にノルマン系じゃなくて
サクソン系が増えてくるんだよね。
ブラック・プリンスだとカリブ海の海賊みたいなのは気のせいだろうかw
「備えあれば憂いなし」
1912年に起きたタイタニック号の悲劇のその2年後、
「海洋における生命の安全に関する国際会議」は
「すべての乗客に救命ボート」規制を採択し、
すべての乗員乗客に十分な救命ボートを装備するよう定めた。
米国はこれを国内海運にも採用し
このルールに従い五大湖の観光船イーストランド号は、
2500名分の救命ボートを装備した。
法に従い完璧な準備を整えたイーストランド号
事故への備えは万全に思われた、、、
3週間後、イーストランド号は出向しようと埠頭を離れた際、
その救命ボートが加えた重みによって突然転覆
乗客は救命ボートに乗り移る間もなく水に沈んだ
憂えてる時間的な余裕はたぶんなかったと思います、、、
>>370
申し訳ありません
転覆するまで少なくとも15分ぐらいはあったっぽいです
あと乗客の死亡者数はタイタニックを上回る844名となったらしい
なんでこんなことになってしまったのか調べたらほんとでした