動物

【犬の歴史】いたるところで活躍している彼らについて語りましょう♪

2022年6月29日

1: 名無し 2006/02/14(火) 04:24:12 0

ニュース


6: 名無し 2006/02/28(火) 09:05:40 0
モンゴル人は非常に獰猛な犬を番犬にしている。
そのためよそのゲルを訪れたときのあいさつが「犬をなんとかしてくれ」だった。
あのチンギス・ハーンも幼少の頃は犬を恐れていた。

 

11: 名無し 2006/03/06(月) 23:11:16 0
ゾロアスター教では犬は可愛がられていましたが、
イスラム教では、犬は豚と同様、禁忌されているようです。
イスラム治下では、犬に名前をつけることもないそうです。よほどの例外な人以外
(いわゆるものずき)、犬をペットにして、屋内に入れることなどないそうです。
中国、韓国のように、犬を食材とするなど、もっての他。
イランでは、ゾロアスター教徒の集落では、名前をつけられ、可愛がられているそうな。

 

12: 名無し 2006/03/07(火) 00:02:38 0
>>11
ムハンマドは大の猫好きだったので、イスラム教では犬と猫の扱いが天と地ほど違う。
猫は高貴な生き物とされ、飼い主は猫を飼ったらその猫が死ぬまで飼う義務があるとか、
猫を殺すのはもってのほかとか、エジプトではもともと猫好き国家だったのが、
イスラムの教えでさらにパワーアップして猫だらけの国になったとかいろいろ。

 

13: 名無し 2006/03/08(水) 03:04:30 0

米版「南極物語」が首位 週末の北米映画売り上げ

米興行調査会社「ボックス・オフィス・MOJO」によると、週末(17―19日)の
北米映画入場料売り上げ順位で、「エイト・ビロウ」(フランク・マーシャル監督)が
約2000万ドル(約23億7000万円)で1位となった。
同作品は日本の「南極物語」(1983年)のリメーク版。両作品とも1958年に起きた
日本の南極観測隊の体験を基に製作、天候不順のため南極基地に置き去りにされた
犬と、翌年基地に戻り犬と再会する隊員の交流を描いた。エイト・ビロウでは、
米国の観測隊員らが主役。
売り上げ順位は、「デート・ムービー」が約1900万ドルで2位、「ザ・ピンク・パンサー」が
約1700万ドルで続いた。

 

14: 名無し 2006/03/19(日) 04:19:18 0
現在南極は犬の立ち入り禁止。
犬のジステンバーウィルスがアザラシの大量死を招いたと考えられており
1994年から犬の持ち込み禁止になっている。

 

351: 名無し 2006/05/26(金) 00:43:43 0
>>14にあるが、意外にも南極大陸は現在犬の持ち込み禁止。

 

15: 名無し 2006/03/29(水) 02:36:34 0
日本は畳の文化で家の中では靴を脱ぐが、
欧米人は家の中でも土足で靴を脱がない。
これは犬を家に入れるからだ。
床が汚れても大丈夫なようにだろう。
欧米は犬との文化なのだ。

 

16: 名無し 2006/03/29(水) 03:59:29 0
>>15
欧米でも昔は家の中には犬を入れなかったと思うが。
ちなみに座敷犬は日本では平安時代からいる。
狆がそうで日本独自の犬種としてジャパニーズ・スパニエルとして
ヨーロッパに輸出され、今でもその子孫が飼われている。
「狆」という漢字は日本だけの漢字の国字で中国にはない。

 

17: 名無し 2006/03/30(木) 09:22:27 0
>>16
昔の日本人は「狆」を犬の一種とは考えていなかったと突っ込みを入れてみる。

 

18: 名無し 2006/03/30(木) 09:32:43 0
>>17 それはない。「中で飼う犬」だから「狆」だろ。

 

19: 名無し 2006/03/30(木) 15:45:20 0

>>18
NHKの「道中でござる」で江戸時代研究家のオッサンが
「昔の日本では狆は犬とは別な生き物とされていた」といっていたような記憶が・・・
あいまい+日本史ものでスマソ

 

24: 名無し 2006/03/31(金) 23:34:09 0
>>18
風貌が狗と猫の中間だからとの説もある。

 

22: 名無し 2006/03/31(金) 23:13:17 0
>>16
日本じゃ家に入れるのは、せいぜい狆や猫ぐらいだろうが、
欧米人はセントバーナードみたいなでかい犬も家の中で飼うよ。
畳の部屋でセントバーナードはないでしょう。

 

20: 名無し 2006/03/31(金) 19:24:46 0
>狆
平安時代の座敷犬というのが、どれの事か分かりませんが、六国史に「矮犬」
と書かれているものの事でしょうか。
狆という品種の起源ははっきりしない様で、『嬉遊笑覧』でも『続山の井』とい
う寛文7年(1667)に出た本の中で「珍花とてあいすべいかの犬ざくら」と
詠まれている「珍花」に狆をかけた歌が早い例とするぐらい。
犬の一種であり、舶来の品種と見られていました。
ベトナム説、オランダ説などがあり、鹿児島経由とした書もあります。

 

21: 名無し 2006/03/31(金) 19:27:39 0
連投失礼。とはいえ、石川先生のお言葉も無視出来ませんね。
考証家ではない庶民の間では、別物扱いであったのかもしれません。

 

25: 名無し 2006/03/32(土) 00:25:46 0
元日本狆クラブ支部役員の俺様が来ましたよ。
狗と猫の中間だから狆という国字を作ったという説が有力。
ちなみにペキニーズから狆が出来たわけじゃない。
共通の祖先を持つとは思うが。

 

26: 名無し 2006/03/32(土) 00:32:35 0
ちなみに最高の狆には「東久邇賞」が与えられる。

 

27: 名無し 2006/03/32(土) 00:32:47 0
犬は最古の家畜と言われるが、犬の先祖はなに?
狼ですかね?それとも野生の犬のようなものがいたのか、はたまた複数いるのか

 

28: 名無し 2006/03/32(土) 00:38:13 0
ローレンツが言ってた先祖オオカミ説は一旦否定されていたが、
最近はどうなってるのかね?

 

32: 名無し 2006/04/02(日) 02:07:24 0
ちょっと前まで犬と狼は別種とされていたが、最近の研究によると犬と狼はこれまで考えられて
いた以上に近縁で、犬は狼の1亜種と考えるべきだ、という報告がでてきているらしい。

 

33: 名無し 2006/04/03(月) 20:20:46 0

イスラム圏でもトルコみたいな世俗的な地域ではけっこう犬飼ってるよ

犬はオオカミの家畜化ということは定説になったが、単系統ではなく、複数の地域で
飼いならされたか、またはその後に各地で狼との再交雑が行われたと考えられる。
犬とオオカミとの分岐は~1万5千年とされるので、5万年ほど前に分岐した白人と黄色人よりも
年代は新しい。
オーストラリアのディンゴは一度家畜化した犬が再野生化したもの。
>>32
DNAレベルでは同種並とされてるが、学名表記はまだ
Canis familiarisかCanis lupus familiarisにするか統一されてないね。

 

35: 名無し 2006/04/06(木) 00:09:36 0
イギリス人は言う。南極点に最初に到達したのはアムンゼンではない。
アムンゼン隊の犬だ、と。

 

36: 名無し 2006/04/06(木) 01:01:48 0
ロシア人は言う。宇宙に最初に到達したのはガガーリンではない。
ライカ犬だ、と。

 

37: 名無し 2006/04/06(木) 03:05:15 0
ライカ犬という名の種類がいると思ってたけど
「ライカ」という名前だったのね。
ちなみに雌の雑種。

 

38: 名無し 2006/04/09(日) 23:11:20 0
むかし、古代バビロニア王国に、とてつもなく巨大なイヌがいて、
あまりに巨大なので闘技場へ連れて行ってライオンと戦わせたら
イヌのほうが勝ってしまった。なんて伝記をテレビで聞いたことが
あるのですが、誰か知らないでしょうか?

 

39: 名無し 2006/04/10(月) 09:18:43 0
古代ローマでは剣闘士試合の前座に犬と猛獣を戦わせるのがあって
訓練を受けた闘犬は虎やライオンよりも強かったなんて話はあったけど

 

52: 名無し 2006/04/14(金) 22:18:25 0
ムツゴウロウ帝の番組で見たが、
狐を何代も飼いつづけ、人を嫌がらない狐同士を掛け合わせつづけた結果、
狐が犬化したという実験をロシアでやっているらしい。
ここでいう犬化というのは、人間大好き、目が狐目じゃない、尻尾を巻き出すなどなど。
いくら実験っていっても50年ぐらいだろ?
狐の寿命は知らないが10年としても、頑張って十数代ぐらいだと思う。
まさかこんなに顕著に性格的、
肉体的に特徴が短い期間で出るなんて思わなかっただろうね。
例えば人間も鉄オタ好きだけで5代くらい交配すれば、
先天的に鉄オタ好きの一族が出来るのかな?
と、ちょっとウルトラダーヴィニズム。

 

53: 名無し 2006/04/15(土) 02:11:01 0
>>52 すごいね、それ!
しかしなぜ例えが鉄オタなのかしらん、

 

54: 名無し 2006/04/15(土) 02:28:56 0
>>53
大島やすいち、川島れいこ夫妻の娘二人がプロの漫画家になったように
ヲタ化は一代で可能。

 

55: 名無し 2006/04/15(土) 02:31:28 0
茶々入れてすまんが、一応、1~2年もすれば狐は子ども作れるよ。

 

61: 名無し 2006/04/16(日) 02:13:34 0
アメリカン・ピットブルが土佐犬より強いってほんとうですか?

 

65: 名無し 2006/04/21(金) 15:54:40 O
>>61
日本の闘犬のルールでは鳴き声を立てる負けになるので、
土佐犬にはどんな犬も勝てない。

 

67: 名無し 2006/04/21(金) 19:45:12 0
>>61
土佐犬の最大は100kgを超えるが、
ピットブルは最大でも30kg程度でしょう。
世界中で現在、体重60kgを超す闘犬は、
土佐犬・シンドマスチフ・ブーリドッグ・オヴァチャルカの
4種だけです。

 

63: 名無し 2006/04/21(金) 14:41:11 0
世界史でもっとも有名な名犬はなんですか?
アルプスで40名もの遭難者の命を救った救助犬バリー号かな。

 

64: 名無し 2006/04/21(金) 14:56:50 0
>>63
名犬ラッシー

 

66: 名無し 2006/04/21(金) 18:36:07 0
>>64
それは実在した名犬じゃないでしょ。

 

68: 名無し 2006/04/21(金) 20:20:31 0
>>63
類話が多い伝説(犬祖伝説)の一つですが、盤瓠はどうです。八房のネタ元。

 

105: 名無し 2006/04/26(水) 00:20:41 0
>>63
パブロフの犬

 

69: 名無し 2006/04/21(金) 22:18:27 0
実在した犬じゃないと駄目だって?じゃあラッシーは問題ない。
名俳優ラッシーとしてね。おそらく世界一有名なのも確かだろう。

 

70: 名無し 2006/04/21(金) 22:38:59 0
ラッシー役の犬は何度も変わっているw

 

71: 名無し 2006/04/22(土) 03:10:19 0
つか、犬の寿命より長いからそれは言わずもがな

 

75: 名無し 2006/04/22(土) 21:40:38 0
イヌとウマで、世界史に与えた影響はどっちが大きいだろうか?

 

76: 名無し 2006/04/22(土) 21:58:27 0
実用性から言ったら馬でしょ。

 

77: 名無し 2006/04/22(土) 21:59:41 0
犬と猫とでは?

 

78: 名無し 2006/04/22(土) 22:02:09 0
犬でしょう。汎用性が違いますし、家畜化も犬の方が早い。
どうしても飼わなくてもいけない動物は、馬か犬ぐらいだとは兼好の弁。
物騒な時代に警備要員としての役割を犬に期待してのものでしたが、猫の
場合切羽詰るというほどでは無いでしょう。

 

79: 名無し 2006/04/22(土) 22:05:33 0
「猫の手も借りたい」なんて言うように猫は実用性がないね。

 

82: 名無し 2006/04/22(土) 22:34:27 0
今後もますます犬の重要度は増していくだろうな。警察犬や、盲導犬など、これらは
他の動物では代役は難しい。知的レベルが高く、主人に忠実な動物でないと
つとまらないからだ。

 

83: 名無し 2006/04/22(土) 22:53:51 0

犬と日本史といえば生類哀れみの令。まあ生き物を大事にするという発想は多少譲って
いいとしても、人間より犬を大事にするというのはなんぼなんでも正気の沙汰ではない
のだが、よくあんな無茶苦茶がまかり通ったな。いくら将軍や幕府の権威が
絶対とはいえ信じられん。

 

84: 名無し 2006/04/22(土) 23:03:42 0
>>83
イギリスでは普通w

 

206: 名無し 2006/05/05(金) 01:37:37 0

>>84
以前イギリスで、どこぞの飼い犬がよその子供を噛んで半死半生の目にあわせる事件が起こった。
幸いにもすぐ警官が駆けつけて犬はその場で射殺され、子供は一命をとりとめた。
ところがその後すぐ、その子供と両親のもとに「もうすぐ子供は死ぬだろう。死ねばいい」
とかいった内容の脅迫状が大量に届くようになったという……。

漏れ的には、イギリスおよび欧米の動物愛護論者って
動物のためなら人間はどうなってもいいというような、価値観の歪んだ既知外という印象がある。

 

211: 名無し 2006/05/05(金) 02:19:24 0
>>206
それを欧米に限った事と考えるのは偏見だな。
感情移入は恐ろしい。
日本だって少子化で、犬を自分の息子代わりにしてる家庭が増えている。

 

90: 名無し 2006/04/25(火) 00:27:23 0
>>83
犬といっても、大奥で愛玩された狆はこまやかな愛情があって吠えず、
江戸時代にあってまさに人間並みの扱いだったというな。

 

88: 名無し 2006/04/25(火) 00:12:29 0
のらくろは何という犬品種のつもりで書かれたのか?
スヌーピーはビーグル犬。

 

89: 名無し 2006/04/25(火) 00:25:36 0
のらくろは雑種だよ。作者の飼い犬がモデル。

 

113: 名無し 2006/04/28(金) 04:16:16 0
犬の原種、野生種というのはあるのか?
豪州のディンゴはアボリジニが太古に持ち込んだ野生化犬だが。

 

114: 名無し 2006/04/28(金) 08:37:47 0
狼じゃねーの

 

115: 名無し 2006/04/28(金) 10:19:41 O
オオカミ説と原犬説があるくらいだからな
原犬はディンゴやコヨーテみたいなもんかな?

 

119: 名無し 2006/04/30(日) 01:34:00 0

柴犬も縄文時代の古墳から骨が出土していたりして現在、残っている純血犬としては歴史のある犬種。

>>115
ディンゴって見た目は雑種犬そのものなんだけどやはり自然繁殖しているという事では
本来の原犬に近いのは雑種犬なんだろうぁ。

 

128: 名無し 2006/04/30(日) 16:57:02 0
>>119
縄文時代は狩猟採集農耕を取り混ぜた生活だったから、犬は多目的に使われた
その後、農耕が主流になるにつれて肥沃で水量に優れた日本では
無畜農業を現代まで続ける事になる
つまり牧羊犬が不要な環境なわけで、犬の役割は一部の猟犬を除き、
番犬に集約されて行った
この辺から、洋犬と日本犬はユーザーニーズや取扱いが、大きく違ってくる
番犬は数が必要なものでは無いから、犬は供給過剰となり結果、
江戸時代までは犬を食べる習慣は珍しくなかったらしい
日本犬が性格がキツイと言われるのも、番犬として繁殖されてきたという
歴史と深い関係にある

 

116: 名無し 2006/04/28(金) 10:28:09 O
ちなみに犬は動物側から人間に近付いた唯一の家畜で
かつ二万年以上前から共生している最古の家畜だったりする
同じく畜肉生産を主な目的ではなく、大変大事にされている馬がせいぜい四千年前に家畜になった事を考えると
やはり犬はとても不思議な動物だ

 

129: 名無し 2006/04/30(日) 21:28:04 0

http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/
5月11日(木)後9:00~10:30 放送
こうして人間はペットを作った

イヌの祖先はオオカミである・・・実はこの仮説がDNA分析によって証明されたのは、つい最近のこと。では、
どうやって人間は獰猛(どうもう)な野生オオカミを飼いならしていったのだろうか? また、ネコや豚、牛はどの
ようにして誕生したのだろうか?
これは、最新の動物考古学研究の成果に基いて、人類による動物の家畜化の壮大な歩みを描く番組。新石器時代の
ヨーロッパでくりひろげられる人間とオオカミとの出会いや古代エジプト社会での神格化されたネコとの暮らしなど、
人と動物のかかわりの歴史を、再現ドラマによって見せていく。また、なぜシマウマは家畜にならなかったのか?や、
象とワニのうちどちらが家畜?などの疑問にも答える、親子一緒に楽しめる知的エンタテインメント番組。
【出演:語り】林隆三(俳優)
【解説】増井光子(よこはま動物園ズーラシア園長)
フランスの制作会社、テレイマージュとNHKとの国際共同制作番組

 

130: 名無し 2006/04/30(日) 23:41:03 0
狼は獰猛だ、なんていうと一部のオオカミオタから、文句いわれるぞw
それは人間が作り上げたデッチあげだとな。

 

131: 名無し 2006/05/01(月) 00:07:37 0
犬の研究者の間では、狼はどっちかって言うと臆病な動物ということになっている
特にヨーロッパでは時に家畜を盗む狼を狡猾で、獰猛で非常に危険な動物として
語り継いで来たから、そのあたりが我々が我々が狼に抱くイメージに
強く影響していると言われているね

 

134: 名無し 2006/05/01(月) 00:35:18 0
>>131
知能の発達した動物になるほど臆病(慎重ともいえる)な傾向はあるかも。
たまに野生の狼とピットブルどちらが強いのか?みたいな話題が犬、猫板で話されるんだけど
俺個人が思うにはピットブルは狼にたいして闘志満々で挑みかかろうとするだろうが、狼は極力は戦闘を避けようとすると思う。
基本的に野生では少しの傷が死に直結するので捕食や群れの危機以外は戦闘は避けたいんじゃないかな。

 

136: 名無し 2006/05/01(月) 01:09:45 0
>>134
そうなんだよね、闘犬なんかより狼はずっと闘争心自体は少ないと思う
狼は低リスクで狩れる餌を本能と経験で知りっており、それしか襲わないが
闘犬の攻撃性はぐっと過敏に出来ている
トゥルムラーばかり引用してスマンけど「犬の行動学」には次のような
エピソードが書かれていたと思う
狼の群れを徒歩で追って生態を観察しようとした研究者が、
ある晩草原に横になっていると、狼の群れに遠巻きにされていた
研究者はどうしたものか思案した挙句、立ち上がったのだが
それを見た狼達は一目散に逃げ散ったという
狼は寝ている人間を見たことが無かったのだ
それで好奇心で寄ってきたのだが、突然起き上がって人の姿になるという
想定外の事態にビックリしたということらしい

 

140: 名無し 2006/05/01(月) 02:16:48 0
>>136
「犬の行動学」は自分も読みました。奇遇ですねw
自分のような一般人にもわかり易い犬の本を書いたローレンツ、トゥルムラーの二人は
人と犬の歴史でも重要な人物だと思います。
トゥルムラーの反骨精神が感じられる文章と訳もよかった
「不潔さは絶対必要である。」
「動物愛護協会の紳士諸君に告ぐ。」みたいなw

 

142: 名無し 2006/05/01(月) 02:45:54 0
>>140
あの本は蓄犬、飼育常識に潜む迷信をイロイロと論破してますね
近親交配自体が遺伝疾患を招いているのではないとか
後天的に発生した瑕疵で種犬としての能力を評価するべきではないとか
言われてみれば、「お、そのとおりだ」と思うのだけど
なぜかショードッグの世界とかでは彼らの意見はあまり重視されてないんですね
実はショー中心の繁殖で能力が落ちてしまった血統は多いそうで
エアデールテリアなんかは、その最たるものらしい
獣猟、鳥猟、軍用犬、警察犬、盲導犬まで万能にこなす素晴らしい
作業犬という称号を得ているんだけど、原産地ある英国にはもはや
そういう能力を持ったエアデールがいないとか

 

143: 名無し 2006/05/01(月) 03:02:03 0
>>142
狩猟、牧畜自体が機械化によって犬の手を借りる必要が無くなっているからね。
エアデールのような万能職業犬には本来の力を発揮できる場がないんだろうね。
世界史板らしく言うと百戦錬磨の猛将が平和な世になって腕の見せ場がなくなるみたいなさ。
先進国はやっぱり犬の大きな役割はコンパニオンドッグが主流になるのかな。
逆にアフリカの狩猟民族の犬なんかにはまだ現役バリバリな猟犬がいるんだろうね。

 

146: 名無し 2006/05/02(火) 11:14:57 0
>>143
エアデールは英軍の標準的軍用犬だったんだよね
あまり知られていないけど実は日本でも軍用犬として採用されている
旧軍が定めた標準の軍用犬は3種でシェパード、ドーベルマンとこの犬種だった
ところが英国のエアデール(日本も同じだけど)は前述のように
ルックス中心のショー血統に流れてしまったようだ
旧東ドイツには今でもバリバリの訓練血統がいるようで、最近日本も入ってきてて
いて、その中心人物の獣医が「エアデールテリア物語」なんて本を書いたりしている

 

145: 名無し 2006/05/02(火) 09:04:51 0
太古の昔に人間と犬の祖先は出会ったわけなんだけど、
最初はやはり人間の食べ残し目当てに犬の祖先から近寄ってきたんだろうか?
人間に近寄ってきた者たちが犬となり野生に残った者たちが狼、ジャッカル等になったのか?

 

149: 名無し 2006/05/02(火) 11:37:05 0
>>145
ヒトの群とイヌの群が行動を共にするようになったいきさつは色々な説がるようだけど
最初は食べ残しを与えた(というか盗み食いした?)あたりから始まって
・狩の時に協働したほうが効率が良い
犬の感覚器とスピード吠えと人間の道具と器用さのコラボ
・共通の天敵からの防御も強い
理由は同じ
というようなことで一緒にいるようになったといわれている
そんで、犬がもともとリーダーを中心に群を作る動物で
ヒトの事もリーダーとして認められる珍しい性質を持っていたことで
どんどん関係が親密になっていったんだろうね

 

193: 名無し 2006/05/04(木) 10:13:08 0
>>145
イタリアの野良犬を調査した研究によればある地域の野良犬が、ゴミ捨て場などの重要なエサ場を占領すると、
その地域の狼を寄せ付けないようにするらしい。
原始犬が狼と分かれたごく初期の段階で、縄張りの持ち方、摂食行動にわずかな差が生じ、
これがますます犬と狼の間の障壁を高くしたという見方もある。

 

ニュース


194: 名無し 2006/05/04(木) 15:23:44 0
イタリアにも野良犬いるのか、
旅行にいったときは街で犬(飼い犬)は1匹しかみなかったしな
綱吉の生類憐れみの令以上の過激な動物愛護国だと思っていたよ

 

195: 名無し 2006/05/04(木) 16:47:57 0
>>194
ヨーロッパでも南部の方は動物愛護ってのは英国ほど浸透してないらしいぞ。
過激な動物愛護国なら逆に街に飼い犬が溢れてそうだけどな。

 

198: 名無し 2006/05/04(木) 18:01:19 0

>>195
>過激な動物愛護国なら逆に街に飼い犬が溢れてそうだけどな。

いや犬の場合1日3回の散歩しないと罰則とか
日本の感覚からすると超厳しいから
逆に気軽にはかえないのかなってこと

 

201: 名無し 2006/05/05(金) 00:59:06 0
東北では食用犬がいたんだよな

 

202: 名無し 2006/05/05(金) 01:09:15 0
>>201
食物スレかトリビアスレのどっちかだったと思うけど、
日本でも昔は普通に犬食ってたけど、
綱吉の生類憐みの令の影響でその習慣がなくなったという話題が出てたような。
江戸から離れた地域では憐みの令の影響を受けなかったとも考えられるな。

 

214: 名無し 2006/05/05(金) 03:15:24 0
>>201
薩摩でもえのころ飯というのがあって、
子犬の腹を割いて、仲に穀類をつめこみ、あとなにか香のにおいがする
食物をいれたそうだが、何だったかおぼえてはいないが、ともかくそれを
ぬいあわせ火にくべて、頃合いをみはからって腹を割くと肉の臭いが
香ばしい飯ができたとか。
時期はいつ頃までのものか知らない。
在日朝鮮人との犬食の論争の時に彼らが日本人も犬を食っていると
反論してきたときの話だから。

 

226: 名無し 2006/05/05(金) 18:07:05 0
>>214
蜀山人の『一話一言補遺』にあるそうですが、どんな文脈で出て来たのかは不明。

 

266: 名無し 2006/05/08(月) 20:17:56 0

>>214の例
・薩摩にて狗を食する事
薩摩にては、狗の子をとらへて腹を裂き、臓腑をとり出し、其跡をよくよく
水にて洗ひすまして後、米をかしぎて腹内へ入納、針金にて堅くくくりをし
て其まま竈の焚火に押入焼なり、初は焼け兼ぬるやうなれども、暫く有れば
狗の膏火に和して、よく焚て眞黒になる、其時引き出して針金をとき、腹を
明け見れば、納置きたる米よくむして飯となり、其色黄赤なり、それをそは
切料理にて、汁をかけて食す、味甚美なりとぞ、是を方言にはゑのころ飯と
いふよし、高貴の人食するのみならず、薩摩侯へも進む、但侯の食に充るは、
赤犬斗を用る事といへり。

文化頃の話。江戸での犬食は、これより百年余り前に廃れていました。

 

229: 名無し 2006/05/06(土) 03:24:58 0
犬や熊の肉は臭くてかたくてまずいと聞いたことがある。
精力料理の類で常食はしていない。
特に牛や豚の肉を常食している先進国の人には食えたもんじゃないとか。

 

230: 名無し 2006/05/06(土) 03:34:07 0

熊はおいしいよ
まずいのはワニとかウサギだな、特にワニは硬くてぱさぱさしてた

犬は食べたことないが、ソウルでは若い層に数年前からポシンタン(犬鍋)が流行っている

 

231: 名無し 2006/05/06(土) 07:15:56 0
熊は手のひらがおいしいとされているんだっけ
ハチミツがついているからというのが理由だそうだが、
あれ本当かどうかあやすいな。
ハチミツが手について手にうまみがつくなら、
ケンタッキーすきな俺の手の肉は鳥の味が
するのか?しねーだろと

 

232: 名無し 2006/05/06(土) 07:34:02 0
>>231
人間は手を洗う習慣があるからな。
熊は蜂蜜を手でしょちゅう触るのなら多少皮膚から吸収してるかもよ?

 

236: 名無し 2006/05/06(土) 14:54:11 0
>>232
でもさ、鮭とったりするときに手洗うと同じ効果なくはないか。
ハチミツはたしかに好物だが、そればかりくっているわけでもないし。

 

234: 名無し 2006/05/06(土) 09:27:54 0
熊掌は乾物にしてから10日くらいかけて戻して食べる。
味というよりは(いかにも中華で珍重されそうな)濃縮されたコラーゲンの歯ごたえ(ぷりぷり感)を楽しむもの。
フカひれと同じ(味を出すための食材ではなく、食感のための食材)で味はスープなどで足すもの。

 

243: 名無し 2006/05/07(日) 00:32:11 0
渋谷のハチ公は実は駅前の焼き鳥が目当てだったというのはホントでつか?

 

244: 名無し 2006/05/07(日) 04:26:32 0
>>243
その可能性もあるわなw
ハチからすれば群れの仲間は帰ってくるわ、焼き鳥は貰えるわで駅前はヘブンだったんじゃないか?

 

258: 名無し 2006/05/08(月) 04:14:29 白 0 株主優待

ウサギもカエルもまあまあ美味いと思うなぁ。
俺が食ったウサギはスモークにしたやつだったな。
カエルはカエルだとわかってから一切口にしなくなったけどw

ワニはフライみたいなやつで食べた事があるがそんなに美味いとは
思わなかった。

なんというか調理法でまた変わってくると思う。

 

261: 名無し 2006/05/08(月) 08:23:17 0
>>258
カエルって鶏肉のアジににてないか

 

264: 名無し 2006/05/08(月) 13:07:41 0
>>261
カエルは鶏の味のしない鶏肉だがソースにからまない肉質
西洋料理より天ぷら、炭焼きみたいな和食系の方があうのかも

 

318: 名無し 2006/05/19(金) 07:29:42 0
もっとも古いままで残ってる犬種って何なんですか?

 

322: 名無し 2006/05/19(金) 23:01:29 0
>>318
アフリカにも古い形質を残した犬がいるよ。
バセンジー、サルーキ、スルーギなどハウンド系の犬が多い。

 

319: 名無し 2006/05/19(金) 09:45:51 0
バリア犬、ディンゴ。もっともそもそも狼が祖先という点を取るなら、狼はほぼ初期の
犬と同様であろうし、狼に似た形態と特性の犬は古いままで残ったと言う言い方もできる。
飼い犬でなければと言うなら、狼に似たシェパードとかシベリアンハスキーとか樺太犬とかね。
ああ、あと日本犬は全般的に古い形質を残してると言われる。

 

334: 名無し 2006/05/24(水) 21:42:24 0
犬を飼う習慣のない民族っているんですか?
アイヌ人はアイヌ犬を飼う、エスキモー人はエスキモー犬を飼う。
犬を飼わない民族などいないように思う。

 

336: 名無し 2006/05/24(水) 23:26:21 0
>>334
犬がいない島があれば飼いたくても飼えないんじゃないか
だれか犬のいない島があるか知ってる?

 

342: 名無し 2006/05/25(木) 13:30:17 0
>>336
犬を飼ってはいけない島ってのはきいたことがある。

 

350: 名無し 2006/05/26(金) 00:17:52 0
>>334
ムスリムの大半は犬を飼わない。
インドネシアのうちジャワやスマトラでは食用目的でかっているそうだが。

 

356: 名無し 2006/05/26(金) 02:53:47 0
>>350
ムスリムにとって犬を口に入れることは豚と同様ありえない。

 

411: 名無し 2006/08/20(日) 13:44:45 0

犬を用途別に分け、古い順に並べると、

番犬
狩猟犬
ネズミ捕り
愛玩犬
食用犬
皮革・毛採取用
供犠用
軍用犬
伝令犬
芸当・大道芸用
生物実験用(パブロフとか)
警察犬
盲導犬
介護犬
バター犬
聴導犬
麻薬探知犬
災害救助犬
宇宙飛行犬(ライカ)

こんな感じ?

 

421: 名無し 2006/08/21(月) 00:48:53 0
>>411
一番古い犬の用途は、寒い時の懐炉や湯たんぽの代わりだろう。

 

412: 名無し 2006/08/20(日) 13:46:29 0
闘犬
競走犬(ドッグレース)を忘れてた・・・

 

413: 名無し 2006/08/20(日) 13:58:25 0
あと犬ぞり用のそり犬

 

417: 名無し 2006/08/20(日) 15:24:24 0
>>413
あと忍犬

 

414: 名無し 2006/08/20(日) 14:00:47 0
サッカーのフーリガン鎮圧犬とかもいたな。

 

415: 名無し 2006/08/20(日) 14:03:48 0
パトラッシュは配達犬?w

 

418: 名無し 2006/08/20(日) 18:37:17 0
パトラッシュは救助犬じゃねーのか

 

419: 名無し 2006/08/20(日) 23:01:27 0
だってネロと毎日一緒に荷車で牛乳配達を・・・

 

420: 名無し 2006/08/20(日) 23:40:59 0
>>419
当時のベルギーでは荷車を引かせるのは特に珍しくなかったんだと
あと牧羊犬抜けてる。

 

422: 名無し 2006/08/21(月) 01:26:55 0
まあ、同時とも言えるが番犬より猟犬が先だろう
犬の方からおこぼれ頂戴にやってきて、一緒に巻き狩りをやるようになったのが
人と犬の出会いでしょ
この当時から、番犬の機能も果たしていたことは恐らく間違いないが
純粋な番犬が必要になったのは、農耕から後の食料備蓄とか財産観念が
発達してからじゃなかろうか

 

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