奴隷によって行われる労働よりも、最終的に安価となると考える。」
─── アダム・スミス 『国富論』
─── アブザイドハサン・イブン・ヤズィード 『シナ・インド物語』
「4千年来、いつも人を食ってきた場所、今日やっと解ったのだが、
俺もそこで長いあいだ暮らしてきたのだ。
兄が家事を切り盛りしていた、ちょうどそのとき妹は死んだのだった。
彼が料理の中に混ぜて、俺たちに食わせた。母は知っていたのだろう、
何も言わなかった。たぶん当たり前の事だと思っていたのだろう。
4千年の食人の履歴を持っている俺、初めは解からなかったが、
今はっきりと解った。」
─── 魯迅 『狂人日記』
「無慈悲にして明確な目的をもつにちがいないプロレタリアの斧の前にうなだれ、
私はこの世から消え去ろうとしている。
おそらく中世のやり方をまねて巨大な力を持ち、組織的な非難を捏造(ねつぞう)し、
大胆に確信をもって行動する地獄のマシーンを前に無力を感じている。
今日所謂NKVDの機関は勲章や名誉欲によって過去のチェカの権威を利用しつつ、
スタ(これ以上は恐ろしくてとても言えない)の病的な猜疑心のいいなりになって
それが自業自得であることも知らずに下劣極まりない仕事に精を出している。
無思想で腐った何一つ不自由のない役人どもの墜落した組織なのである」
ブハーリン(暗殺される前に書いた)
アジアに関する驚くべき無関心と思考の粗雑さを示すものと言わなければならない。」
─── 梅棹忠夫
認められないばかりではなく、有害である。」
─── クラウゼヴィッツ
「軍人の支配する国家は近隣諸国に共通の脅威を与えるだけである。
また、逆に政治が軍事を牛耳るべきでもない。
政治特有のものは、軍人社会をたちまちにして腐敗させてしまうからである。
両者は互いに理解の場を持つべきであり、協力していかねばならないのである。」
─── シャルル・ド・ゴール
─── 報知新聞社
「国が貴方のために何ができるかを問うのではなく、
貴方が国のために何ができるのかを問うて欲しい。」
─── ジョン・F・ケネディ
─── デジデリウス・エラスムス
「一国の政治というものは、国民を映し出す鏡に過ぎない。
国がどんな法律や政治を持っているか、そこに国民の質が如実に反映
されている様は、見ていて面白い程である。これは水が低きに着くような、
極自然の成り行きなのだ。立派な国民には立派な政治、無知で腐敗した
国民には腐り果てた政治しかありえないのである。」
─── サミュエル・スマイルズ 『自助論』
─── キングスリー・マーチン
ーーーーーーージョージ・ウオーカー・ブッシュ
─── シェイクスピア
「電車内の時間が車外と同じように進むとすると、車内からは光の速度が
遅く見えてしまい、不自然である。車内の時間の進み方が遅くなるとすれば、
車内から見ても光速度は変わらないだろう。」
─── アインシュタイン
強い者が如何に躓いたか、あるいはもっと上手く出来たかを指摘する者でもない。」
─── セオドア・ルーズベルト
そうすると彼は大胆になり、もっと酷い嘘を吐いて正体を露見する。」
─── アルトゥール・ショーペンハウアー
そのゆえは神の罰は祈りても免るべし。主君の罰は詫言して謝すべし。
ただ臣下百姓に疎まれては必ず国を失う。ゆえに祈りても詫言しても
その罰は免れ難し。ゆえに神、主君より臣下万民の罰は最も恐れるべし。」
─── 黒田如水
自分で思いついた事には喜んで従います。だから、人を動かすには命令しては
いけません。自分で思い付かせれば良いのです。」
─── デール・カーネギー
自国が諸国と同一の歩調を採るには余りにも強過ぎる。」
─── ルートヴィヒ・デヒオ
決して成功をもって酬いてくれない。女に対して男が払い得る最大の敬意は、
時間をたくさん彼女のために割くことである。議会についてもまた同じである。
いつも議席に付いている人は、議会内の人気者となる。」
─── ベンジャミン・ディズレーリ
経済力でカルタゴ人に劣ると謂われた。それなのに彼らに勝てたのは、
持てる力を戦略的に活用する能力に長けていたからだ。」
─── 塩野七生
「戦略的に動けない場合の最大の欠陥は、政府が戦術レベルとの
コミュニケーションが出来ていない事にある。
戦略は、政策レベルと戦術レベルの間にかかる橋である。」
─── 奥山真司
不幸とは、働くエネルギーを持ちながら無為にしている状態を指す。」
─── ナポレオン・ボナパルト
無能な働き者は銃殺にするぞ、とナポレオンに言ってやりたい。
ひいては世界をも制するのではなかろうか。」
─── サー・ウォルター・ローリー
「朝食にパンを3枚食べたら、そのうち2枚は海軍のおかげ。」
─── イギリスの諺
その中に彼を吊るす理由を見つけてみせよう。」
─── リシュリュー枢機卿
「私たちは貴方の事を、もっと知りたいのです。」
─── エリック・シュミット
グーグル社CEO
そういうわけで、社会は永続的に戦争状態にある。
人間は、最も直接的親密な社会集団を除けば、強制に訴える事なしに
社会生活を組織する道徳的・理性的資源を持っていない。」
─── ラインホルド・ニーバー
─── トーマス・ホッブズ
「大国が利益を争う際、自国の得になる場合には国際法を尊重しますが、
もし損となれば、武力の威圧で以って国際法を無視します。」
─── オットー・フォン・ビスマルク
1873年、岩倉使節団に対して
─── ジョージ・ゴードン・バイロン
「たまにはチップをいただけませんか?息子さんは毎回100ドル下さいますよ?」
と言ってしまった、ホテルのドアボーイに
「息子には金持ちの親父がいる
だが、私はそこまで幸運ではないのでね」
アンドリュー・カーネギー
─── 石橋湛山
─── ロマン・ロラン
─── 鈴木いづみ(嫌いな作家がロマンロランだという理由を訊かれて)
恐らく多くの人々は、虚無から新しい有機物が創造されると信じているであろう。
もしそういう事があるとすれば、それは物質の創造を仮定することで、これは全く考え難い
事である。この仮定は結局、虚無と或る実在物との間にある関係が考えられるという事を
前提するもので、関係を考えようというその二つの部分の一方が欠如しているのである。
エネルギーの創造という事も、物質の創造と同様に、全く考え難い事である。
生物が創造されたという信仰は、最も暗黒な時代の人類の間に成り立った考えである。」
─── ハーバード・スペンサー
ある者はその才能により成功し、ある者は幸運に恵まれ、さらにある者は
けしからん事に作り話で成功を収めた。
そのやり方は、何も無いのに大進展があったかのように振る舞うのである。
このような偽の効果が上手く行くには、一人の孤立した科学者ではなく、
科学者の陰謀団の方が良い。声を揃えることで、陰謀団は各々の科学者の
口を封じ、科学雑誌に発表される論文の内容に圧力を加え、遂には反対意見を
一掃してしまうことができる。さらに陰謀団の理論が教育課程に侵入し、
常に難しい試験の連続に追い立てられ、自らを失っている数多くの生徒達に
教え込まれると、教義は確立してくる。
学会は誤った知識の領域を持つことに成り、その損失はもとより、その周辺領域
全ての進歩を阻害してしまう。この事が同時に多方面に影響し、人間社会の衰退、
そして最終的には破滅へと導くのである。」
─── フレッド・ホイル
「私はアメリカ物理学会から脱退する辞意を君に表名したい。
もちろん、大きな原因は地球温暖化詐欺だ。
こいつは文字通り何兆ものドルを産みだし、数多くの科学者達を堕落させた。
そして物理学会も、その波に飲み込まれてしまった。
物理学者としての長い人生の中で、私はこれほど成功した巨大な疑似科学的な
詐欺を見た事が無い。ほんの少しでも疑いを持つ人がいるなら、クライメイトゲート
の文書を読んでみると良い。物理学会はこの問題に直面した時に何をしたか?
なんとこの腐敗に協力することを決め、地球温暖化を国際基準としたのだ。」
─── ハロルド・ルイス
─── ダグラス・スミス
─── アンドリュー・カーネギー
米国作家アーネスト・ヘミングウェイ
ハレー彗星が接近した年に生まれ、実際にハレー彗星が接近した年に亡くなった
これマーク・トウェインさんだったような
でもヘミングウェイさんと周りも宇宙っぽい感じありますよねww
─── 孫子
「いわゆる強硬外交は成功する。それが一定の所で止まればだ。」
─── 清沢洌
我々は国家を聖別した。
それは、何人もその欠点や腐敗を調べるためには、
相当の注意を以って挑むべきものである。
また、その転覆を以ってその改革を始めることなど、夢にも思ってはならぬものである。
国家の欠点には父の傷の如く、敬虔な畏怖の念と震える配慮を持って挑まねばならない。
この様な賢明な偏見によって、
我々は彼の国の子供達を恐怖の目で見る事を教えられるのである。
彼の国の子供達とは、毒草と野蛮な呪文が温情主義の政府を再生して
父の命を回復させるかもしれないと願って、
軽率無鉄砲に年老いた親を切り刻んで魔法使いの鍋に放り込む子供達である。」
─── エドマンド・バーク 『フランス革命の省察』
しかるに我が国の信用制度は一部に集められている。つまり、我が国の発展と
我々の全ての経済活動は、完全に少数の人間に集中的に握られているのである。
我々は世界中で最悪の支配を受け、最も徹底的に、そして完全に管理されるようになった。
今の政府は自由に意見も述べられず、もはや大勢の国民に選ばれ、確信をもって迎えられ
ている政府ではなくなり、極少数に支配され、強要する政府に成り下がった。
我が国の工業、商業を営んでいる幾多の人々は何かに怯えている。
その目に見えない権力は組織的に、静かに、至る所に蔓延し、互いに密接に繋がっている。
徹底的に、そして全てに広がるその権力を、誰も避難することができない。」
─── ウッドロー・ウイルソン大統領
「我々の共和国の真なる脅威は、目に見えない政府である。巨大なタコのように
その伸びた腕と数え切れない程の吸盤で、我々の都市や州や国にぴったりと吸い付き
締め付けている。このタコとは、スタンダードオイル・グループと国際金融家と呼ばれる
強大なエネルギーを持つ少数の金融王者のことである。
彼らは、自分たちの私利私欲のために合衆国政府を持っている。
貨幣供給をコントロールできれば、政府をコントロールできる。
そうすれば、国民とその国の資源を搾取する事など容易な事となる。
この国が誕生した当初から、彼ら金融財閥は、
我が国の指導者を手の平に乗せて弄び、連邦準備銀行の通貨発行を利用して
我が国から執拗に富を収奪してきた。」
─── ジョン・ハイライン ニューヨーク市長
─── エピクテータス
「運は吾人より富を奪い得ても、勇気を奪い得ず。」
─── セネカ
“人生は物語のようなもの。重要なのはいかに長いかではなく,良いかである”
と言いつつ、不正蓄財に励み、ばれるとネロに命乞いするセネカ先生が好き。
自分が取り組んでいる仕事などについて語ることの方が多い。」
─── ジェームス・ペネベイカー
持つ先進国なのに比べて、中国は輸出や生産の規模は大きいが技術力は低い。
日中両国は均衡が取れていません。不均衡な関係は危険です。
中国をけん制するには、地政学的に見て、ロシアとの関係強化が有効なのです。」
─── エマニュエル・トッド
また、反対の方法を用いて様々な不愉快な事を、それも必ずしも
真実とは言えない事を、厚かましくも言ってくる人達も居る。
こうした優し過ぎる人達や、粗暴過ぎる人達は追い払うことにしよう。
彼等は友情を理解しない人達なのだから。」
─── ピエール・ボナール
政権を掌握することによって現実と接触するようになると、
彼らの空論家的ユートピアニズムを棄てて、右傾する。」
─── E・H・カー
曖昧な態度だけは、断じて取ってはならない。」
─── 堤康次郎
騙してもいないのに恨まれるのは割が合わないってことだねw
逆に相手が損をしてるのに得をしたと思わせることができれば素敵だろうが
そんなことあるだろうか
イスラエルが支持を得ている理由は完全に政治的な恐怖の為だ。
イスラエルが願う事に反対しない候補者に敗れるという恐怖だ。
こうも言える。
議会の殆ど誰もイスラエルやイスラエル・ロビーの事を良く思っている者は居ないのだ。
彼らが持っている感情は侮蔑である。
しかし、その思いが発覚する事を恐れて、沈黙してしまうのだ。
議員控え室での会話では、上院議員らがイスラエル・ロビーに対する
自分達の苦々しい思いを吐露しているのを何遍も聞いたものだ。
プライベートではイスラエルとイスラエル・ロビーの戦術に対する嫌悪を語る者も、
それを顕す事でイスラエル・ロビーの憎しみを買うリスクを冒そうという者は
居ないのだ。」
─── ジェームズ・アボウレツク上院議員
─── 芥川龍之介
立場を確立しようと試みる新権力に対する既存権力の防衛である。
それは国際舞台の現状維持政策と帝国主義政策との対立を思い出させる。」
─── ハンス・J・モーゲンソー
「我々が覚えて置かなければならないのは、
戦争の終わりが権力闘争の終わりを意味する訳ではないという事だ。」
─── ニコラス・スパイクマン
より大きな刑務所を造り、三回重罪加重懲役法を成立させたくせに、
我々に「神よアメリカに祝福を」と唱わせようとする。とんでもない事だ。
このような事をする国に対して、聖書は「神よアメリカに断罪を」と唱えよ
と教えている。我が市民を人間以下に扱っているアメリカに、神よ断罪を。
自分があたかも神であるかのように、かつ至上の存在であるかのように
振舞っているアメリカに、神よ断罪を。」
─── ジェレミア・ライト牧師
牧師がそんなこと言うのもある意味名言だな
するためには、自らの命を本気で危険に晒すことができるのか、という
問いかけによって試されるのだ。」
─── マイケル・ハワード
「君たちは気軽に"安全保障”という言葉を使うが、この安全は何よって
確保されるんだい?それは敵を殺すという、命の代償を掛けるかどうか
という覚悟によって決定されるんだよ。」
─── マーチン・ファン・クレフェルト
─── 報道の格言
ずっと後にやって来て、しかも北米東海岸地方が余りに過酷な気象であることから、
最初のうちは冬を何回も越せなかったというのに、いつの間にか世界一の大国に
成ってしまったということは、考えるだけでも耐え難いのだ。
この格差の根本的原因を抉り出すには、中南米の人々が総出で全力を挙げる
必要がある。そうしないまま、それが偽りであることを知っていながら、中南米の
政治家や知識人はことごとく、自分達のあらゆる問題は米帝国主義のせいだ、
ということを馬鹿の一つ覚えのように口にしてきたのだ。」
─── カルロス・ランゲル
─── 後藤新平 『自治三訣』
一つが、一国もしくは一つの国家群による圧倒的な政治支配の阻止、
二つが、通常に用いられているよりも広義な意味での、門戸開放である。」
─── アルフレッド・T・マハン
─── エドワード・ルトワック
ジョークなら面白いけど、真面目な議論をしてるときに
したり顔でこういう何の役にも立たないことを言うやつがいると
心の底からぷち殺してやりたい衝動に駆られるよね
友人を見る場合も、これと同じだ。」
─── ハンス・クリスチャン・アンデルセン
勝手に脱けたりできるもんか!」
─── 藤本弘
国内向けに必要な大言壮語ぐらいにしか考えなかったのである。」
─── アブラハム・アダン少将
ヨム・キプール戦争の開戦前を回顧して
「指導者の事業は偉大さを必要とする。人間は弱いが故に目的に完全性を求め、
精神が鬱屈する故に無限に願望をふくらませ、自分の魅力の無さを知っているが故に
偉大な行動に参加を求めるのである。」
─── シャルル・ド・ゴール
今後もこの事実は変わらない。
シーパワーというものは、特定の国にとって望ましい政策となるだけでなく、
世界中の政府、企業、そして個人達を含んだ共同活動の上に成り立つ、
国家の枠組みを越えた、自活的なシステムである。」
─── アルフレッド・セイヤー・マハン
─── オスカー・ワイルド
お互いに肩を触れあい話し合う機会は益々多くなり、日常の事と成る
かもしれない。だが、それが相互理解に通じる等と、絶対に安直に
考えてはならない。もしそうなら、ユダヤ人はもう二千年も西欧人と
肩を触れあって生きてきているのである。」
─── 山本七平
その原因は自由ではなく、もっと詰まらないものだ。金である。
歴史を見ていくと分かるのは、リッチな国が未来を先取りするということだ。
その国の企業には優秀な人材と物資、それに機器や知識が集まり易くなるからだ。」
─── エーモン・フィングルトン
『お茶の水女子大が國立大學でありながら男子を入れないのは差別ではないか』
との質問が出た。評議會でどう對應するかが問題となつた。
明治八年以來の女子大として到底呑めないが、“法の下の平等”には弱いらしく、
評議員の面々は困り果てた樣子だつた。我慢してゐた私が手を擧げて言つた。
『女子大であることは本學最大の傳統であり個性であり生命である。
それを杓子定規に憲法論で論ずるのは愚の骨頂だ。傳統は合理性を超越する。』
皆は感心し、安堵したやうにうなづいた。調子に乘つた私は附け加へた。
『晴れて私が女風呂に入れる日が來るまで、お茶大には絶對に男は入れない。』
こちらはいかなる反應も引き出さず、空しく沈默の虚空に消えた。」
─── 藤原正彦 『平等は小うるさい』
退去させられている。どこへ退去したのか?日本である。しかし日本に避難した
ものの、日本人を好きに成れない。可哀相な人間が居ないからである。
アメリカ人とは不思議なもので、可哀相だと思えない相手は好きに成れない
人種である。宣教師は特にこの傾向が強い。可哀相な人間を見ると、我が身
の危険をも顧みず、救ってあげようという殉教精神が湧き上がるのである。
だから、中国人は全く有り難い存在なのだ。
ところが日本は、ドイツに似て、規律正しく、町は清潔で落ち着いている。
これでは宣教師の出る幕が無い。だから宣教師に好かれないのである…。」
─── ラルフ・タウンゼント
その重要性はテクノロジーによって変化させられる可能性を持っている。」
─── コリン・グレイ
「テクノロジーとは何であろうか? 私はあえて“人間が自分達の生きている
環境に対して、自らの影響力を拡大する為の手段である”と定義したい。」
─── ディビッド・ハミルトン
共通の一次的情熱または利権により団結し行動する、市民のグループである。」
─── ジェームス・マディソン
ちくしょうめ!奴らの方が俺より票数が多かった。」
─── ナサニエル・リー
精神病院に入れられた際の抗議の言葉
あらゆるものが無いというならば、これも第二の極端説である。
人格を完成した人はこの両極端に近づかないで、中道によって法を説く。
ありのままに想う者でもなく、誤って想う者でもなく、想い無きものでもなく、
想いを消滅したものでもない。このように行じたものの形態は消滅する。
けだし広がりの意識は想いを縁として起こるからである。
“私はこの事を説く”と言うものが私には無い。諸々の事物に対する
執着を執着であると確かに知って、諸々の見解における過誤を見て、
固守することなく、省察しつつ内心の安らぎを私は見た。」
─── 釈迦 『サンユッタ・二カーヤ』
いつかは愚かな経営者が現れるから。」
─── バフェット
─── 白善燁
帝国陸軍時代の事を糾弾されて
自然が万人に付与した筈の能力をその彼一人だけが、あるいはその彼と共に
極少数の者だけが発揮しうるという事以上に、賛嘆すべき事が他に有るだろうか。
その能力に賛嘆の念を抱き、そうして、人間が獣に勝る唯一最大の能力に於いて、
人間そのものの中で抜きん出ようと最大限の努力を惜しんではならないと誰かが
考えるとしても、当然の事と言うべきではないか。
間然する所のない雄弁家の英知ある指導こそが、彼自身の権威のみならず、
大多数の市民の安寧も、国家の安寧も、共によって立つ最大の拠り所なのだ。
だから若い諸君、君たちは今やっている事をそのまま続けるが良い。
そうして、君たち自身には名誉を、友人には便益を、国家には利益を齎す事の
できる人間と成るよう、弁論の研鑽に精一杯の努力を傾けるが良いのだ。」
─── マルクス・トゥッリウス・キケロ
─── フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク
「人間の堕落を防止するためには、人々を愚劣にする主権というものを、
誰にも与えないことである。」
─── アレクシ・ド・トクヴィル
「国民主権の中では、国民は滅亡する。国民主権は、人間主権である。
人間主権はその限度を知らない。そして人間の自由と権利を侵犯する。」
─── ニコライ・ベルジャーエフ
一度も現場を経験した事の無いMBAを取ったばかりの若造が、
経営陣にどう会社を切り盛りするか指南する。こんな阿呆な事があるか?
ところが、だ。経営陣はそんなコンサルタントを喜んで自分の会社に招き入れる。
これはどうしてかと言えば、リストラなどのシビアな決断を下す際、
ボスは自分のケツを守る必要があるからだ。」
─── マーク・セスター
日本人の男、女、子供は野獣のような中国兵によって追いつめられていった。
家から連れ出され、女子供はこの兵隊ギャングどもに襲い掛かられた。
それから男たちと共にゆっくりと拷問にかけられた。
酷いことには手足を切断され、彼らの同国人が彼らを発見した時には、殆どの場合、
男女の区別も付かなかった。多くの場合、死んだ犠牲者は池の中に投げ込まれていた。
水は彼らの血で赤く染まっていた。何時間も女子供の悲鳴が家々から聞こえた。
中国兵が強姦し、拷問をかけていたのだ。
これは通州のことである。古い町だが、中国で最も暗黒なる町の名前として何世紀後も
記されるだろう。日本人の友人であるかのように警護者の振りをしていた中国兵による
通州の日本人男女、子供たちの虐殺は、古代から現代までを見渡して最悪の集団屠殺
として歴史に記録されるだろう。
この血まみれの事件に380人の日本人が巻き込まれた。しかし120人は逃げおおせた。
犯され殺された者の多くは子供であった。この不幸なおびただしい日本人の犠牲者たちは
暴行が始まって24時間以内に死んだのだが、責め苦の中で死んだいったのだ。
中国人達は焼けたワイヤーを鼻から喉へと通し、両耳を叩いて鼓膜を破り、「助けてくれ」
との彼らの叫びを聞こえなくさせた。目玉を抉り出し、自分の拷問者を見られなくした。
アメリカ西部の開拓初期の頃のイロクォイ族もスー族もこんな事まで考案しなかった。
こういう事件が起こっている時も、その後も、日本帝国に住む6万人の中国人は平和に
生活していた。彼らの生命や財産は、日本人達との渾然一体となった友好的な社会関係
の中で守られていた。私は横浜のチャイナタウンを歩いたことがある。他の町でも遊んで
いる中国人の子供を見つけた。」
─── フレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズ
支那兵は自らの同胞を叩きのめすのです。
僕たちは敵を撃退せしめた。彼等の部隊の宿舎になっていた民家を掃蕩した時、
家の中に支那の婦人が裸体にされて、手足を縛られて死んでいた。婦人は臨月だった。
彼女の肉体には残虐の限りが尽くされていた。
彼らはどうして自分の兄弟を虐殺しなければならないのか。
僕たちには解く事のできない謎である。
家の中は掠奪の嵐に足の踏み場も無い。
支那の農民が殺されている。素裸に引き剥かれて無造作に転がっている。
敗残兵が着物を剥いで農民に変装して逃亡するのだ。
小さい可愛い子供が殺されている。母親が支那兵の悪魔のような手に捕らえられ、
辱めを受けているのに泣いて抵抗した故なのであろう。
もし俺達の子供がこんな目に遭わされたら・・・。」
─── 松村益ニ 一等兵
それらが自動的に“より優れた決断”に結び付くわけではない。」
─── マイケル・シュレージ
何事も、珍らしき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。」
─── 卜部兼好 『徒然草』
真に危険を免れるのは、そのような人である。」
─── プブリウス・シルス
平和ではなく、剣を齎す為に来たのだ。」
─── イエス 『マタイ福音書10章34節』
─── ナポレオン・ボナパルト
───陸羯南
個人を否定しようとするエセ国家主義の連中に対した言葉。
曰く、子供を何者にも熱中させるな。これで十分である。
何物にも興味を感ぜず、何物にも熱中しない。
これが凡人の特徴である。」
─── 木村久一
謎の為に完全に遅すぎる利器”として廃棄されるであろう。」
─── HGウェルズ
容易なことであろう。しかし不殺生戒を第一義的な遵守規定と見なし、抑圧された
人々が自己の現世的救済を求めて仏教的思想の下で戦闘行為をすることを一概に
否定するならば、仏教は結果的に体制側の暴力を容認し続ける体制擁護の宗教
でしかないと、社会的政治的脈絡の中で判断されてしまうだろう。」
─── ポール・ドミエヴィル 『仏教と戦争』
ガンジーにやられた恨みでもある英国人なんだろうか?