【大英帝国】クリミア戦争中に誕生した亀が大往生【１６０歳】

イギリスにて最高齢の生物であったといわれる亀が先週、齢160歳にしてついに永遠の眠りの床についた。
ティモシーと呼ばれて皆に愛されたその亀はクリミア戦争(1853年～1856年)の最中に誕生して世界の海洋を駆け巡り、そして先週、一半世紀以上に及ぶ長大な人生（亀生）についに終止符をうったのである。
ティモシーは現役引退後はイングランド南西部のデヴォンはパウダーハム城の庭園にてその長い余生を送っていた。
城の管理者ティム・ファウルナー氏は"尊敬に値すべき亀"ティモシーが先週、ついに永眠したことを記者達に告げた。
（中略）
ティモシーは1892年、この城に連れられ、それから凡そ100年以上、デヴォン伯爵の数多いペットのうちの一匹として長い余生を送った。
しかし、その穏やかな姿からは想像もつかないまさに亀の英雄ともいうべき激動の亀生をティモシーは送っていたのである。
ティモシーは生まれてまもなく、英国のヴィクトリア女王直属の海軍軍艦のマスコットとして世界を旅することになる。
1854年、クリミア戦争の山場となるセバストリポリ攻略戦では軍艦に搭乗してその戦況を見届け、その後も東インド、中国を訪れ、全盛を誇ったイギリス、そして人間の生業を目撃し続けたのである。
（中略）
そしてそれから数十年後、引退先としてパウダーハム城に連れられた後も、ティモシーは自身の最後の秘密を明かし、皆を驚かせたのである。1926年、彼はメスと交配するよう仕向けられたが、頑なに交配を拒んだ。
それもそのはず、ティモシーは生後凡そ70年にして初めてメスであることが判明したのである。
そして今、クリミア戦争を見つめ、植民地を訪れ、酒を飲んで酔っぱらったことすらあると言われるティモシーは、ついにその長い亀生を終え、かぐわしきパウダーハム城のバラ園で誰にも邪魔されることなく、静かな永遠の冬眠の床についたのである。

すごいな…

亀は万年というけれど
本当に何年くらい寿命があるのか知らなかったけど
やっぱ長生きなんだね

１８５３年←浦賀にペリーが来た年じゃありませんか。
そういえば南方熊楠が飼っていた亀も２，３匹が最近まで生きていましたね。

鯉も意外と長生きするらしい。

なんかちょっと感動してしまったオレはおかしいのだろうか？

うちのミドリガメも20年くらい生きてるな

英国人は物持ちがいいな……

大英帝国史を見てきたわけか。素晴らしい

サーの称号を与えてやれよ。

明らかにそこらへんの人間よりもえらいだろこの亀。

幕末生まれの亀

すげえ
金さん銀さんが生まれたときもう還暦近かったってことだろ・・・

日本にも錦鯉で凄いのいるよな。江戸時代から生きてる奴。

乗ってたのがPoWやレパルスだったら今ごろ海の底だ

哺乳類や鳥には「寿命」がある。生殖年齢に達したあたりで成長がとまり、
後は次第に老いていく。ヒトの場合は最大でも120年とか。
この「寿命」が、爬虫類とか魚には無いんだろ。
だから成長が止まらずに際限なくでかくなるし、事故や病気に逢わない
限り何年でも生きる。

すごい壮大な話だよな
嫌になるようなニュースばっかりのなか、この話には心癒されたよ

＞イギリスにて最高齢の生物
イギリスには樹齢１６０以上の木は生えてないのか……

＞１２５
植物ならタスマニア島に２万歳以上のものがあるそうで、その木の葉の化石
も周辺から発掘されているとか。

ヨーロッパって建物でもなんでも古い物をやたらと大切にするよな
そういう環境だからこそ長生きできたのかも

クリミア戦争バラクバラの戦いで奮戦した騎兵隊監察長官カーディガン伯爵が
負傷した際に着用した前開きのセーターがカーディガンの由来

ヴェトナム戦争世代　河村たかし
第二次大戦世代　　　小泉純一郎
第一次大戦世代　　　中曽根康弘
クリミア戦争世代　　ティモシー翁

クリミア戦争・・・かっこいい・・・
まるで歴史の中の出来事みたいだ（実際そうだけど
さすがイギリス･･･

うちで飼っているカメは今年で５８歳だそうです
クサガメらしいけど、
死んだじいちゃんが若い頃に拾ってきたらしく、
今でもばあちゃんの後をついてまわります

昼間は日向ぼっこ
２日に一回のえさもしっかり食べます
クサガメの寿命ってどんなもんだろう？
５８歳はまだまだかな

すごいな～。いい話だ
ここまで愛されたんだからこの亀も幸せだったろう