1: 名無し 2019/06/02(日) 05:49:07.60
夏の夜の
夢路儚き跡の名を
雲井に上げよ
山ホトトギス
夏の夜の夢のように儚い人生だったが、
後の世にも届くよう、我が名を空高く運んでくれホトトギスよ
エエやん
3: 名無し 2019/06/02(日) 05:50:34.99
お市
さらぬだに
うちぬる程も
夏の夜の
別れをさそう
ほととぎすかな
夏の夜のほととぎすの鳴き声が、別れの悲しさをさそっているように聞こえますね
エエやん
5: 名無し 2019/06/02(日) 05:51:39.38
ホトトギス便利やな
4: 名無し 2019/06/02(日) 05:51:04.37
吉野山 風に乱るる もみじ葉は 我が打つ太刀の 血煙と見よ
これも好き
7: 名無し 2019/06/02(日) 05:52:19.13
筑摩江や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり
これとか優秀
17: 名無し 2019/06/02(日) 05:59:51.14
>>7
三成?
24: 名無し 2019/06/02(日) 06:05:33.67
>>17
せやで
ワイは特に「筑摩江や」ってとこが優秀やと思うで
「ちくまえ」=「筑前」=「羽柴筑前」やろ
しかも、秀吉の近「江」時代に三成は秀吉に召し抱えられてるんや
石田三成が若い頃の秀吉のことをホンマ好きなのが良く出てると思うやで
逆に言うとこんな句を死に際に残された西軍の将はたまったもんやないと思うけどなww
8: 名無し 2019/06/02(日) 05:53:12.25
秀吉は辞世の句だけみると権力欲に取り憑かれた耄碌ジジイには思えん清らかさがあるよな
9: 名無し 2019/06/02(日) 05:55:11.71
こういうのってゴーストみたいなのもそれなりにあるんじゃないの
11: 名無し 2019/06/02(日) 05:56:35.30
>>9
短歌読むのは教養の一つだから
これくらいはみんなできたんじゃない当時
死ぬこと常に意識してて温めてた傑作出してるんだろ
12: 名無し 2019/06/02(日) 05:57:42.35
>>11
切腹前ならともかく老衰で死ぬ間際とかに思いつくか?
18: 名無し 2019/06/02(日) 06:00:08.29
>>12
遺言書みたいなもんで
死にそうなヤツが直接言ったわけじゃないだろ
10: 名無し 2019/06/02(日) 05:55:45.10
この人てなんで秀吉に負けてもうたん?
人望なかったんか?
20: 名無し 2019/06/02(日) 06:00:24.49
>>10
つーか秀吉が強すぎるだけやろ
織田家の家臣に限らず全員負けてんじゃん
14: 名無し 2019/06/02(日) 05:58:15.14
>>10
戦犯、佐久間盛政ww
19: 名無し 2019/06/02(日) 06:00:13.35
>>14
ホントは戦犯前田利家だろ。
13: 名無し 2019/06/02(日) 05:58:10.08
西行
願わくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃
これもカッコいい
23: 名無し 2019/06/02(日) 06:03:15.77
今川氏真の辞世の句が一番すき
※
なかなかに 世にも人をも 恨むまじ 時にあわぬを 身の咎にして
悔しとも うら山し 共思はねど 我世にかはる 世の姿かな
28: 名無し 2019/06/02(日) 06:08:58.99
>>23
早川殿とよほど上手くいってた感がある
25: 名無し 2019/06/02(日) 06:06:41.60
討つ者も討たるる者もかわらけよ砕けてのちはもとの土くれ
これいちばんすこ
6: 名無し 2019/06/02(日) 05:51:39.58
報いを待てや
※
昔より 主(あるじ)内海(討つ身)の
野間なれば むくいを待てや 羽柴筑前
27: 名無し 2019/06/02(日) 06:08:11.88
織田信孝のしょーもない辞世の句は無能感出てて味があるな
29: 名無し 2019/06/02(日) 06:10:25.66
>>27
家臣の分際で主君である俺を殺しやがって
呪われろ羽柴この野郎
30: 名無し 2019/06/02(日) 06:11:29.07
>>27
信孝有能やろ
一剣平天下かっこええやん
32: 名無し 2019/06/02(日) 06:12:55.44
蒲生氏郷の辞世の句は名作言われてるよね
※
限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心みじかき 春の山風
33: 名無し 2019/06/02(日) 06:13:14.72
言っておくけど安土桃山時代の戦国武将の辞世の句って
ほとんどが江戸時代の創作だからかな
2: 名無し 2019/06/02(日) 05:49:57.98
ワイは実朝の辞世の句が一番好き
※
出でて去なば 主なき宿と なりぬとも 軒端の梅よ 春を忘るな