仲が良かった小早川隆景と黒田如水
隆景の「おまいは頭がよすぎるから即決で後悔するやろ?俺は前ほど頭が良くないから
後悔しなくて済むんだぜ?」や隆景没後に如水の「これでこの国から賢人は一人もいなくなった」などは
有名だが実は隆景は「こいつ俺との友情はともかく俺がいなくなたらなにするかわからん」と思っていたらしく
「如水が休息求めてきても俺の領内で絶対ヤスませちゃだめ」と遺言したという
(ちなみにお兄ちゃんの吉川元春の死が早くなったのは如水のせい。これも有名だが)
私情にとらわれず人を見る目があったんだね
死に際には同じころ病気で死にかけてた弟元清とどっちが先にくたばるか勝負しようぜ?とかもやたった
結果は2カ月弱の差で隆景の勝ち
この時期に重鎮が死にまくってなければ毛利の運命も変わったかもしれぬ
ニュース
信長が京の東寺の近くを移動していた時の事
疲れていたのか、馬上でこくりこくりと居眠りしてしまった。それを近習が起こすと、
信長は「ぬ、寝ておったか。ここはどこだ?」と尋ねた。
近習が「右手が六条、前は東福寺になります」
すると信長「…なるほど、それで前の寺は白壁か」
近習「は?それは一体?」
信長「豆腐食う寺(東福寺)」
*当時、豆腐の事を「おかべ・白壁」と呼んだ。
何が凄いって創作か実話かは別として、信長の逸話で、こんなものが本当に残っているのが凄いw
講談やドラマ見すぎじゃねーのw
筋の通ったノブの話
信長の父である信秀は病気が重くなり、ついには危篤状態になった。
信長は僧侶たちを集めて
「父の病が重くなったが、そなたたちの祈祷で直せるか?」と聞いた。
僧侶らは
「我々が念仏を唱えれば、神仏のご加護できっと信秀様の病は快方に向かいましょう」と答える。
それを聞いた信長は、
「ワシは神仏の加護など信じないが、お前たちがそこまでいうなら、その言い分が本当かどうかためして見よ」
と命じた。
僧侶たちは信秀快癒のために念仏を唱えるが、念仏の甲斐なく信秀は死去した。
信秀死後に信長は再度僧侶を集め、
「お前たちは神仏の加護で父の病が治せるといったが、父は死んだではないか。つまり、お前たちはうそ偽りを述べたことになるぞ!」
と激怒して、僧侶たちをお堂に閉じ込めて火を付けて、僧侶たちを皆殺しにしましたとさ。
>>597
俺が読んだ逸話では
もうちょっと最後が皮肉屋っぽかったな
「此度の件ではまことに残念であった。
だがそなたらには今一度の機会を与えようと思う。
まことに神仏の加護があるなら助けに来てくれるよう心の底から祈るがいい」
って、お堂に火をつけて外から
見守ったとか
それだ!ウロ覚えスマソ。
毛利元就と大友義鎮が、九州で戦いを繰り広げていた頃のお話。
筑前において、永禄十二年五月の戦いで毛利が勝利を収め、大友方の城である立花城は孤立。毛利方による開城交渉が始まった。
毛利方の使者、吉見正頼は、城方に対し誠意を持って説得し、篭城していた全ての人々を、毛利家の責任において、大友方の陣まで送り届けると約束した。
開城後これの約束はきちんと実行され、立花城の守将であった立花親続、田北鑑益はこれに感銘を受けた。
ところが事態は急変する
山陰において尼子勝久が、周防において大内輝弘が毛利に対し立ち上がったのだ。
急遽引き上げる毛利勢。その混乱の中、立花城を摂取した部隊は取り残され、今度は「毛利方」の立花城が、大友勢の中に孤立した。
先の戦で毛利に手ひどくやられた大友の諸将は、当然のごとく復讐戦をさけぶ。大友の大軍に、立花城に篭る毛利方が血祭りに上げられるのは時間の問題であった。その時である。
「待たれよ」
そう言ったのは、先の立花城の守将、立花親続と田北鑑益であった。
「我らは先の敗軍の将である。このような事をいうのはおこがましいとは思う。だが、聞いていただきたい。彼等毛利方は、我々と取り決めた開城条件を全て守り、篭城の諸衆を皆、無事にお味方の陣にまで送り届けた。いったん城を占拠すれば、そのような約束は無視出来たにもかかわらず、である。彼らは信義を守ったのだ。
さて、ここで我が方が、情勢が有利になったという理由だけで、彼らを殲滅せしめれば、一体、大友の信義はどうなる?卑怯者よ、それでも武士かと、天下の笑いものになるのではないのか?」
大友義鎮は力攻めから、交渉による開城に方針を転換。
やがて毛利方もその提案を受け入れ、彼らもまた、大友家の責任において、無事毛利陣まで送り届けられた。
その交渉の任に当たったのは、先の立花城城代、立花親続、田北鑑益の二人であった。
601の続き
そのときの毛利の守将が、無事帰国した後出した謝礼の手紙に、田北が出した返事
「なあに、戦の習いでござるよ」
・領民を守った九条政基、蠣崎家のイイ話か微妙な話
・寺を守った僧「受連」、最上家臣「北楯大学」、被災者を救う伊勢宗瑞
・海老をすくい上げた酒井忠次、長曾我部家の禁酒法、板倉勝重のお触書
・勝新太郎の三味線、秀吉と鶴、細川忠興が隠居した頃
・土屋昌恒の忠誠、吉川元春と鮭料理、賃金を奮発する鮭様