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【戦国いい話19】秀吉は幽霊を怖がらない、氏郷様に毒薬を、槍の柄は長いのと短いのどっちが有利?

2022年7月17日

502: 名無し 2008/07/16(水) 20:12:32

〈戦国武将は幽霊を怖がらない話〉
とある秀吉が攻め取った城で幽霊が出ると騒ぎになっていた
多くの者が討ち死にした場所ではよくある話です
夜になると先の城主が恐ろしい形相で城内を歩き回っているそうで
城の女達は祟りを恐れ浅野長政に相談しました
長政は早速御祓いをしたのですが一向に効果が無く秀吉に報告したのです

長政:毎晩先の城主○○が城内を歩き回っておるようです
秀吉:何を申しておるのだ、○○はとうにこの秀吉が討ち果たしておるわ
長政:それが亡霊となって徘徊されておるようで、いかがいたしましょう?
秀吉:そはまことか?アハハこれは近頃無い楽しい話じゃ
長政:相手は亡霊ですぞ、御祓いも意味無くどの様な災いがあるか
秀吉:あ奴この秀吉にたて付くから成仏出来ぬのじゃ、こんな楽しい事があるか
秀吉:わしに逆らうと成仏出来ぬ様になるぞ、と世に広めよ
長政:はぁ・・・

「秀吉が大はしゃぎした夜から幽霊は出なくなったそうです」

○○の名前忘れてしまったスマソ

 

505: 名無し 2008/07/17(木) 00:55:18
>>502
別所長治かな?

ニュース


506: 名無し 2008/07/17(木) 01:37:17
別所と吉川経家(こいつは本当にいい迷惑でした。本来の城主じゃないのに)、清水は成仏してる気がする。辞世とか死に際見たら(3人中だと別所かなぁ?)

 

507: 名無し 2008/07/17(木) 10:14:01
士分(上にいけばいくほど)の者が、どんな理由にしろ死後に「うらめしや系の」怨霊化
というのは不名誉この上ないことだろ

 

508: 名無し 2008/07/17(木) 10:58:52
よく聞く平氏や秀頼たちは・・・やっぱり武家というより公家化したからか?

 

504: 名無し 2008/07/16(水) 20:35:44

秀吉と言えばこんな話

後の関白秀次の父、三好武蔵野守は自分の髭が自慢で、
ある人から「こんな立派な髭は日本では見た事がない。舶来物の髭ですな」
と言われ大いに得意になった。
そこで、会う人会う人に自分の髭を「どうでござるこの髭、ここだけの話、舶来ではなく日本産の髭でござるよwww」
と、吹聴してまわっていたそうな。

秀吉、自分の一族の将来に深刻な不安を感じる。

 

511: 名無し 2008/07/17(木) 18:42:35

蒲生氏郷が危篤に陥り、明日をも知れぬ状況になったときの事。

城に詰めている家臣の一人が「ああ、若様のためにも、せめて殿があと3年生きてくれれば…」と、言うと
それを聞いた同僚がポツリと

「高価な毒薬さえ手に入れられれば…」

その場にいた家臣一同「何でだよ!」と総ツッコミ
そう言った本人は「ホラ、高価な毒薬は3年たって人を殺すと言うじゃないか」

病床の氏郷、自分を心配する家臣への感謝と、自身の家臣選びの目利きへの疑問の、二つの気持ちを同時に抱く。

 

512: 名無し 2008/07/18(金) 17:13:41

槍試合の話

ある時、信長が家来に対して「槍の柄は長いのと、短いのとどっちが有利か」と質問した。
この質問に対して、上島主水は「短いのが有利」、羽柴秀吉は「長いのが有利」と答えた。
双方の言い分を聞いた信長は、
「双方に足軽50人を付けて、3日間の猶予をやる。4日目に両者で模擬戦をやって、どっちの言い分が正しいか確かめよう」
と言った。
主水は、早速50人の足軽を集めて、短い槍で長い槍に打ち勝つ方法を伝授し、朝から晩まで猛特訓をした。
他方秀吉は、集まった足軽50人と飲めや歌えやの宴会三昧で、一向に稽古をしなかった。

そして、4日目の模擬戦当日となった。
馬場の東西に主水の短槍足軽50人と、秀吉の長槍足軽50人が陣を作る。
試合開始の太鼓が鳴るや否や、秀吉隊は素早く3隊に分散して主水隊に襲い掛かり、リーチが大きい長槍を振るって敵をなぎ倒し突き伏せて、勢いに圧倒された主水隊の足軽は猛特訓で身につけた槍術を使う間もなく勝負は決してしまった。

試合後に信長は
「個人戦なら主水の短槍が有利であろう。しかし、集団戦なら秀吉の長槍が有利である。個人戦で勝つ工夫をした主水も集団戦で勝つ工夫をした秀吉も、双方の心がけはあっぱれである」と言って、双方に褒美を与えたとさ。

 

516: 名無し 2008/07/19(土) 04:02:59
>>512
秀吉のプロバカンダのせいで
>試合後に信長は
こっからしたしられてないよね
神智の太閤様に逆らった旧態依然の愚物としてし描かれてない(名前もまず出ない)
信長がはちゃんと双方みてて偉いな

 

518: 名無し 2008/07/19(土) 11:36:38
>>516
この逸話は絵本太閤記から引用したが、意見の対立する争点について、とりあえず両者に証明の機会を与えるって
パターンの逸話は、1次史料である信長公記にも3つほどある。
信長って独裁者みたいなイメージもあるけど、それ以前に科学的実証主義者でもあるわけだ。

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