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ブリテン島が「~○号島」とか数字で呼ばれる様になったのは何時から?
エアストリップ1号?
バトルオブブリテンと関係あるとか何かで読んだような。
そうそれだ、エアストリップ1号島
あれのオセアニアって所謂英連邦だよね?
英連邦+南北アメリカ
北部地域でも掘っ立て仮小屋程度でした。
ペルーはオセアニアではないけど、
遭難した和船が一年以上かけて太平洋を横断してしまう話はいくつかあるね。
オセアニアって、日本のお隣なのになじみない地域だな
ところで二つ質問したい
1.オセアニアってどこからどこまで?東南アジアとの境界線は?
2.オセアニアはいつどのように白人に征服され、
いつどのように白人支配から独立した?
>>22
1、ニューギニア・オーストラリア~イースター島までです。
2、16世紀にマリアナ諸島を統治したスペインが最初で、
一番最後は19世紀末のハワイ王国滅亡になるかしら…。
交易拠点とキリスト教の布教が目的で、
後は言いがかりをつけて侵略したり勝手に入植したり。
独立したのは概ね第二次大戦後です(王権が存続したのはトンガのみ)。
また、アメリカとフランスは未だに統治を続けています。
当時のポリネシア人はものすごい航海技術を持っていて、
彼らは他の陸地から移住してきてからね。
というかイースター島とかって、移住後に他の島との交流あったのかね?
孤立してれば遅かれ早かれ遺伝子の多様性が失われて(要は近親交配のやりすぎで)自滅すると思うんだが。
ポリネシア諸族は概ね「どこから移住してきたか」
は語り伝えていたようですが、
イースター島の場合はかなり神話化してしまっていたかと。
ラパ・ヌイ(イースター島のかつての名称)は「世界の中心」という意味です。
あとタヒチかどこか、先祖達がやってきた伝説的な土地があって、
そこはまた死後の世界でもあるという神話があったような・・・・・・
マオリの伝説の「タヒチ」ですね。
考古学上は現在のタヒチ(ソシエテ諸島)ではなかったかと。
じゃあ現在のタヒチは伝説から引っ張ってきた命名とか?
アフリカのガーナみたいに。
うーん、どうなんでしょう?
僕にはちょっとわからないです…。
今のニュージーランド国家の正式名称としても通用するとか読んだことが。
そう。郵便物の宛名に「アオテアロア」と記してもちゃんと配達されるそうな。
ちなみにマオリ語「Aotearoa=長くたなびく雲の下」。
我々は>>1が何故このようなスレッドを立てたのかという
疑問を解決するため、>>1の故郷であるカホーラウェ島の寒村に向かった。
「まだ我がカメハメハ陛下の治世にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した兵士に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ボロボロの腰蓑を巻く漁民たち、
そして村の長老は身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
ハワイイ諸島の統一だの、白檀交易の進展だの、イギリス船来航だので
浮かれていた我々はハワイイ王国の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「>>1が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めて>>1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、この村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は母親から貰った干し柿を手に、
打ちひしがれながらワイキキへと帰路についた
寒村は貧しくさびれた村って意味だから、寒いってわけじゃないぞ?
ハワイに柿ってあるのか。って、そもそもハワイはオセアニアじゃね~
スレ違いだ。
柿は日系人が持ち込んで栽培しているそうです。
何度か行き来はあったようですが、
そのうち途絶えたとか。
「この世で水没を免れた陸地はこの島だけ、
この世で生き残った人類は自分たちだけ」
と言い伝えられてきたらしい。
白人と初遭遇したときの衝撃はいかばかりだったろう。
当事者の感覚では地球が爆発するのに近いだろう。
青ヶ島とかね
噴火というより、殖民に失敗して撤退
食っていけなかったらしい
北硫黄島ですね。
南方系構築物がありますし。
技術史的見地からすれば、オセアニアは謎だらけ…。
世界最古の2万5000年前の磨製石斧が発見されたのは、
オーストラリアのアーネムランドなんだけど、
島嶼経由でオーストラリアに来たはずなのに、
ニューギニアからは現在のところ石器どころか遺跡すら見つからない。
また、前1500年頃ニューギニア周辺で“ラピータ式土器”を考案し、
“ラピータ文明”を構築したモンゴロイド系オーストラロイド達は、
ポリネシア、トンガ、サモアへ進出するものの、
前500年頃には土器の彩文を止め、
その後の西暦数世紀は土器の製造自体をやめてしまっている。
ヤップ島ではペムラン遺跡から大量の土器が出土しており、
前500年頃から土器の使用が始っていることから、
オセアニアでは土器が不要となっていったため、
土器が作られなくなったとは説として弱い。
>ニューギニアからは現在のところ石器どころか遺跡すら見つからない
もしかしたら、現在海没しているサフルランドが当時の人口の中心だったのかも知れませんね。
当時の沿海低地が今のアラフラ海なのかも。
土器の消長については謎ですな。
珊瑚島では土器を造れる粘土が手に入らない、という動かし難い障害が横たわっていたからとも。
小さな島では薪も無駄にできないしね。
縄文文化の西限が沖縄本島で止まり、先島諸島へ
土器文化が伝播するのが遅れた理由も海峡の隔たりだけではないだろうな。
台湾から伝播する可能性もあったろうけどそれもなかったんだし。
生態系といい、小笠原や硫黄列島は
オセアニアの範囲に含まれてもおかしくないのかもな。
日本人とは近世まで接触なかったし、最初の住人はマリアナ諸島方面から移住してきた
ミクロネシア語派の集団らしいし。
一般的にはアボリジニはオーストラロイドで、ポリネシア人はモンゴロイドであると分類されている。
とはいえ、オーストラロイドとモンゴロイドは非常に近縁な人種であるらしいのは確かなようだ。
アボリジニは別の意味で広義のモンゴロイドだろう、と俺は思っているがな。
ポリネシア人が到来した年代は、オーストラロイドやパプア人種が
今の場所に到来した時期と比べれば格段に新しい「新参」だものね。
しかしパプア人とアボリジニも容貌はだいぶ違うよね。
トレス海峡諸島では接触してましたけどね>パプア人とアボリジニ
とはいえ、双方にさしたる影響は及ぼさなかったようですが。
豪州大陸に定住しなかったのか不思議だ・・・
実は到来したものの風土が合わなかった、とかあたりが理由だろうか。
来られない距離では全然ないはずなんだがなあ。
先住民のいる土地には根付かないのかもしれないですね。
アボリジニに同化されたのかも。
それとオセアニア人は東に移動したから、
出発点のインドネシア諸島から南、
中継地の西部オセアニアからは西のオーストラリア大陸には
総じてあまり来なかったのかも。
何千年もすれば大人数が結局移住したかもしれないが、
その前に白人が太平洋を飲み込んで時間切れになったか。
ポリネシア大拡散の時に携えていった作物と家畜というと・・・
作物:タロイモ・バナナ
家畜:イヌ・ブタ
こんだけかな?
全域ではないですが、サトウキビやヒョウタン(?)、ニワトリがあります。
瞬く間に征服されるのでポリネシアンは
豪州には移住してないのでは?
でもニューギニアに農業があって豪州にないのは不思議だ。
米大陸でもそうだが初期農業というのは
高地で発達するのかもしれない。
ヨーク岬半島はタロイモの適地じゃなかったからでは。
「部族英雄神話」が成り立つほどに社会が発達・存続ができませんでした…。
まったく白人に無抵抗だったのでしょうか?
とてたさんが言うように、組織的抵抗を行うには
社会が未発達過ぎたし、人口も少なかったし、武器もろくになかった。
ニュージーランド北島のマオリ戦争のようにはいかん。
古代英雄時代というものがあるそうだが、アポリジニ社会の場合は
英雄が活躍する段階にも入っていなかった。
部族間同士の抗争とかも無かったのでしょうか?
といっても文献がないから調べようもないですね。
狩猟民でも縄張り争いとかありそうですが、
そういった飢餓の危険を巧みに回避する
自然との共存が発達していた、
なので部族同士が戦うという事もなかった・・・
と信じたいですね。
アーネムランドでの事例(19世紀後半)ですが、
隣接部族間での「戦争」はありました。
「水場の争い」や「夢のお告げ(ドリームタイム)」がその原因です。
アテルイら古代東北蝦夷の対大和朝廷抵抗戦にしても、
農業生産と製鉄が発達し、部族大連合を成せる段階にまで社会が発達
していたから、あれだけ長く組織的抵抗を行えたのだし。
そうでなかったら、いくらアテルイやモレが知勇兼備でも無理。
オーストラリアのアボリジニもあまり温帯地域には住んでなかった
のでしょうか?
いんや、東海岸が一番人口密度が高かったらしい。
野蛮で有名ですが、先祖に犯罪者が多く、
無抵抗のアボを殺しまくったりした連中の血を
引いてるからでしょうか?
女性も性行為が最も激しいと聞いたことがあります。
オーストラリアに流刑に処された犯罪者の大半は軽犯罪や政治犯です。
現代日本でいえば全員無罪程度の。
東南部の冬や砂漠の夜ではカンガルーの毛皮を纏うこともあったそうです。
…ずっと火口を持っていても、そうでなきゃ寒すぎますし。
気がしますが、ただ単にアボの人口比率が低いので目立たないだけでしょうか?
人口比率もそうですが、
アボリジニの一般生活・習慣そのものが近代社会に向いておらず、
白人からの待遇もニュージランドとは段違いです。
この前「隣のアボリジニ」という本をちょっと
立ち読みしてて気になってたもので。
混血が進み、都市生活者が増えていく中でも
民族文化を残していこうとする人達の話が載っていましたが、
やはりアル中に苦しむ人も結構いるとのことでした。
何とか子孫だけでも残してもらはないと
人類にとっても損失なので頑張って欲しいものです。
日本人女性がステイする話でしたっけか>「隣のアボリジニ」
その問題は世界の先住民に共通する問題なんですよね…。
農耕民よりも狩猟採集民の方が「適応」が困難なことも共通です。
皆が皆、芸術関係で糊口がしのげるわけでもないですし。
聞いたことがあるのですが、
狩猟民で全く農業をしていないのに、
豪大陸だけで30万というのはちょっと多いような気がします。
詳しい方に話を伺いたいのですが。
縄文期の日本の総人口が数万人~三十万人程度だといわれてるから、
そんなもんじゃないでしょうか。
ロシアが進出した頃のシベリア先住民の総数もそんくらいだったらしいな。
うちの市の人口より少ないなw
縄文期の日本人と文明レベルが変らなかったと
いうことでしょうか?
でも日本で三十万というのは想像できませんが、
それだけ当時の日本には獲物がいたのでしょうね。
縄文時代も長いので一概には言えませんが、
土器の使用や農耕は縄文人の方が高レベルな文明の証左、といえるでしょう。
ただ、アボリジニの生活様式がオーストラリアの気候風土に最適だということは自明のことですが。
現在もそのピトケアン島に反乱者達の子孫が暮らしているんだからね。
そこから話はエロチックな話題となる・・・
エロチックな話て…
2004年に起きた島の成人男子の半分にあたる7人が島の複数の14才以下少女と
性的関係を持つなど、過去40年の間に計96件の強姦罪や強制猥褻罪で訴えられて
有罪判決くらったため島の存亡が危機にさらされているという話?
その後、島で研究しているアメリカ人学者が「国連に訴えて独立したら?」と
持ちかけているらしいが「性犯罪逃れ」のため人口46人で独立するのは
いくらなんでも…ということになっているらすい。
ハワイから近いのでポリネシアンが住んでてもおかしくないと思います。
ちょっと調べてみたが、先住民が住んでいた形跡はないみたい。
一時的に漂着したことなどはあったかも知れないけど。
犬は番犬以外に仕事がなさそうだがw
船に積んでいった作物はタロイモだけか。
ミクロネシアにはイネがあるけど。
>>116
マリアナの稲はフィリピンからの漂着者がもたらしたんでしょうが、
さらに波及することはなかったんですよね…。
まあ、タロイモよりも栽培可能地は限られますが。
>>115
>犬は番犬以外に仕事がなさそうだが
ポリネシアは特に、陸生の脊椎動物が住んでいなかった島も多い。
ということは鳥以外に狩猟する獲物がいないってことかあ。
犬は仕事がないじゃんかw
ラブ犬みたいに漁船に乗って、網漁の手伝いくらいかな、やることといったら。
ブタやヒトとともに食肉として利用されたところもあります。
ブタに比べて影が薄い印象があるけど。
イースター島まで広まりましたしね。
サツマイモはオセアニアに伝わった一方で、南米を代表する
トウモロコシやカボチャのような作物が伝わっていないのはなぜだろう?
まあ伝わったが廃れたのかも知れないが。
いやその、スーパーの青果売り場に並んでたカボチャがトンガ産だったんで、ふと。
>>147
カボチャやトウモロコシの栽培地から離れていたところに
ポリネシア人がやってきたからですかねえ。
カボチャはメキシコ産ですしトウモロコシは温度が高すぎると思います。
現在トンガやバヌアツ、ニューカレドニアで栽培されて
日本に輸入されているカボチャは日本の開発輸入品ですしね。
有袋類のみの生態圏だからです。
トンデモ?
>>161
南米→ポリネシアの流れそのものは否定しきれるものではないものの、
ポリネシア文化への南米の影響そのものは少ない、
というところかと。
「実験航海」の先駆ではありますが、
沖合いまでパージしてもらったり装備が近代的だったりですから…。