「私は憎み、かつ愛す。
どうしてそんな事ができるのか、君はたぶん聞くつもりだろう。
私にも解らない。ただそういう気持ちになるのを感じ、苦しむのだ。」
─── ガイウス・ウァレリウス・カトゥルス
ニュース
「革命がどうやって始まるかは知っている。
本を読める奴らが読めない奴をそそのかす。
その一方貧乏人はどうなる?みんな死ぬ!」
─── ロッド・スタイガー
「如何なる国家といえども、その統一を純粋に強制だけで維持する事はできない。しかし強制無しにそれ自体を保持する事は、これまた不可能なのである。」
─── ラインホルド・ニーバー
「恩恵を受くるは、自由を売る事なり。」
─── プブリウス・シルス
「万国を該談するの器量ありてはじめて日本国を治むべく、日本国を統摂する器量ありてはじめて一国を治むべく、一国を管轄する器量ありて一職を治むべきは道理の当然なり。」
─── 横井小楠
「お前がいつか出会うであろう災いの時間は、お前がいつかおろそかにした時間の報いだ。」
─── ナポレオン・ボナパルト
冬将軍にやられた奴が言うと重みがあるなww
「三井の経営幹部は立ち去る前に壁に掛けられた大東亜共栄圏を描いた地図を指差し、笑みを浮かべながらこう述べるのであった。
『あれなんですよ、我々がしようとしていた事は。これであなた方が何をすべきか、お解りになりましょう。』
エマーソンは前年、中国における日本人捕虜の尋問に携わっていたものの、彼にとってその言葉はかなりの衝撃であった。その瞬間、
『アジアにおけるアメリカ外交全般に亘る責任の重みのために、私は腹に一撃を食らったような思いにとらわれた。我々は一体、これにどう対処していったらよいのだろうか・・・』
・・・1950年の春になると、
アメリカはアジア各地を襲う共産主義革命の動きを阻止するために苦心していたのであり、先の予言的言葉は真実みを帯びていた。ジョージ・F・ケナンのような外交官たちは、日本が南方に新たな帝国を創る必要があると言っていたことを公然と口にしていたのである。」
─── マイケル・シャラー 『アジアにおける冷戦の起源』
「金銭的な利得の獲得を目指して、多くの人々が過剰なまでの債務を背負うに至る過程で
観察される集団心理は、次のように幾つかの区別可能な局面を辿ることになる。
1、株式を購入すれば巨額の配当が得られるに違いないという誘惑に満ちた最初の局面。
2、配当の支払いを待たずとも近い内に株価は上昇するという希望に溢れる第二の局面。
3、感覚が麻痺した庶民をカモにした怪しい金融商品の宣伝が流行する第三の局面。
4、雰囲気に飲まれ疑う事を忘れた庶民に文字通りの詐欺が仕掛けられる第四の局面。」
─── アーヴィング・フィッシャー
「“事実は小説より奇なり”なんてのは当たり前だ。
小説は理屈が通ってないと駄目なんだから。」
─── マーク・トウェイン
「私はアメリカ人を三つに分けて考える。
最初の三分の一は、まともで正直で優秀な人たち。
次の三分の一は善良であるけれど、それほど優秀でない人達。
残りの三分の一のアメリカ人は、犯罪者だ。」
─── アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド
「実際のところ、アメリカ人は三人に一人ぐらいの割合で、
ケロッとしてウソをつきます。だからしょっちゅう裁判をやっている。
米国内の犯罪率は、先進産業諸国の中で最高です。
イギリス人の平均犯罪率は、アメリカ人の五分の一です。」
─── 伊藤貫
「ある国を理解するには、
その国が外国とどう違うのかを知る必要がある。
一つの国しか知らない人は、
どこの国も理解していないのだ。」
─── シーモア・マーティン・リプセット
「リバタリアン的世界観に対する批判者は、
市場は人々を商品群のように取り扱う
と文句を言う。確かにそうかもしれないが、
国家は人々をゴミのように取り扱う。
まさに米国は、世界の人々をゴミのように取り扱ってきたのだ。」
─── ラルフ・ライコ
「正義無くして、諸国家が大盗賊集団以外の者にどうして成れようか?」
─── 聖アウグスティヌス
「シビリアン・コントロールという言葉は魔法のような言葉であり、誰もそれが何を意味しているのか、知らない。」
─── フェルジナン・エバースタット
「過去のどの時期よりも現在は悪化している。なぜなら、高い教育レベルの過程は現在約 25年間も続くのである。あまりにも永く子供たちは精神的な監獄に閉じ込められてきたため、そこから逃れるには遅すぎる年齢である。」
─── フレッド・ホイル
幼年期、少年期、青年期という教育の三段階を通じての、腰掛の上で教科書に頼る学理偏重の準備期間は、試験や学位や卒業証書や免許状を目あてに、単にそれのみを目あてに、永びいて過重に失した。しかもそれは、最悪の方法に依ったのである。
即ち、反自然的反社会的な制度の適用と、実地修業期の極度の遅延と、寄宿制度と、人為的な訓練と、機械的な詰め込み主義と、過度の勉学とに依り、且つ将来のこと、成熟期のこと、成人してから為すべき男子の職務のことを無視し、やがて青年が投げこまれる実世間のこと、前もって青年をそれに順応させ、あるいは従わせるべき周囲の社会のこと、青年が身を守って打ち倒されない為に、予め準備武装され、鍛練されているべき人間闘争の事などを考慮に入れなかった。
こういう必要欠くべからざる武装、他の何ものにもまして重要な習得、良識や意志や神経の堅固さ、我が国の学校は、そうしたことを青年に得させない。全然逆で、将来の決定的な地位の為に必要な資格を青年に授けるどころか、かえってそれを奪ってしまうのである。従って、青年が世間に乗り出し、実際活動の領域に足を踏み入れるや否や、多くは痛ましい失敗を重ねるだけである。そのために青年は傷つけられ、永い間打ちのめされたままで、往々、一生涯廃残者と成ってしまうことがある。
これは苛酷で危険な試練である。 そのために、道徳上、精神上の均衡が破れて、もはや回復できない恐れがあるからである。あまりにも完全な幻滅が訪れ、失望はあまりにも大きく、悔恨はあまりにも痛切であったのである。」
─── ギュスターヴ・ル・ボン
「レトリックの問題は、その言葉が空約束であるだけでなく、その空約束がまったく予期できる形で空っぽであるという点だ。もし約束できないものであるとしたら、少なくとも彼はそれについて黙っておくべきではないだろうか?
まるでギャンブラーが自分では気づかずに顔をひきつらせてしまい、相手に手の内の切り札が無いことを知らせてしまう様なものだからである。
弱い状態で居ることは時として危険である。ところが声を大きくしながら独善的でいて、しかも弱い状態で居るという事は、本当に危険な事なのだ。」
─── ディビス・ハンソン
「事を行うにあたって、“いつから始めようか” などと考えている者は、その時点で既に遅れを取っているのである。」
─── マルクス・ファビウス・クインティリアヌス
「人は、休息を求めて疲れる。」
─── ローレンス・スターン
「フランス人が5人ほど工場見学に来て、
『日本人はなんでこんなに働くのか。おかしくないか。』
と聞くんです。
『お国では芸術が盛んやろ。芸術は時間でやるんか?我々も無我夢中になったら、時間忘れんねん。』
こう言うたら感激してました。」
─── 青木豊彦
「国家を組織しようという考えは、概ね共通の苦難の洗礼を受けた所から生まれてきた。つまり、共同して外部の圧力に抵抗するという必要が、それぞれの国家の成立を促したわけである。事実、ヨーロッパの文明と称するものは、取りも直さずアジア民族の侵入に対する、極ありきたりの意味の戦いの産物に他ならなかった。」
─── ハルフォード・マッキンダー
「千人の友達、これは少ない。一人の敵、これは多い。」
─── トルコの諺
「ある形式の管理に服することは、ある形式の軍備縮小に服するのと同じ位、自国の立場を弱めることになる。」
─── 高坂正堯
(日本にアメリカのような民主主義は未だ根付いていないと聞いて)───ジョン・フォスター・ダレス
「ルソーは存在しなかった方がフランスの安寧のためには良かった。フランス革命の下地を拵えたのはあの男である。後世の人々は、この地上で安息を得るにはルソーもボナパルトも出現しないで欲しかったと思うに違いない。 」
─── ナポレオン・ボナパルト
「踊れない者に限って、床のせいにする。」
─── インドの諺
「愛国者と売国奴で国が真っ二つ。
おまけにどっちがどっちか、誰にも判らない。」
─── マーク・トウェイン
「事実の羅列ではなく、
妄想という“歴史の解釈”に拘れば、
如何に大国と謂えど国の舵取りを誤る。」
─── アウグスト・ヨハン・フォン・ペールゼン
「可笑しな事だと思わないかい?
何の変哲もない日々を過ごしてるのに、
ふと振り返ると何もかもが変わっているのだから。」
─── C・S・ルイス
「戦えば必ず勝つと思うが、
自分一つの身ゆえに百姓を損なう事はしたくない。
己が身を捨てる事で国が安定するなら、我が身を入鹿に賜う。」
─── 山背大兄王
「己が身は 顧みずして 人のため 尽すぞひとの 務めなりける」
─── 明治天皇
「忍耐強い人の怒りには気を付けなされ。」
─── ジョン・ドライデン
「全ての賢者が恐れるものがこの世に三つある。
嵐の海、月の無い夜、そして紳士の怒り。」
─── パトリック・ロスファス
「我が方の何人かの将軍が失敗したのは、
彼らが全てをルールに従って行動したからだ。」
─── ユリシーズ・グラント
「我々が決して忘れてはならない事は、
戦略はアートであり、サイエンスでは無いという事だ。」
─── ローレンス・フリードマン
「土地の価値は、そこに住む人間の価値によって決まる。」
─── フランスの諺
>>224
フランスは最高だ。フランス人がいなければ。
イギリス人ならこう言う。
「努力がその効果を顕すには時間が掛かる。
多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。」
─── ヘンリー・フォード
「死んじまったら何もかもおしまいだよッ!」
─── シェイクスピア
「教会とは、天国に行った事の無い紳士方が、
天国に行く筈も無い人達に、
天国の事を吹聴する場所である。」
─── ヘンリー・ルイス・メンケン
「嫡出の公子然るべく待遇せず、他の公子達が同等の勢力を持っている。
この状態で正式に太子を決めず君主が死んでしまう。その様な時、国は滅びる。」
─── 韓非子
「富は海水のようなものだ。飲めば飲むほど渇きを覚える。」
─── アルトゥール・ショーペンハウアー
「イタリアに今日その名に値する政府が有るのなら、些かの遅疑無く役人と憲兵を派遣して、我々のオフィスを閉鎖し占拠すべきだ。幹部は元より組織構成員向けの服務規定を持って武装した組織は、軍隊並びに警察を持った国家に在っては考えられない。したがって、イタリアには国家は無いのだ。国家は無用なのだ。だから我々は必然的に権力の座に就かねばならない。そうでなければ、イタリアの歴史は未完の草案に成ってしまうだろう。」
─── ベニート・ムッソリーニ
「実力によって挑戦された場合、実力を行使する積極姿勢ないし能力を持たない権威は、その権威に疑問を持つに至っていない人達に対しても、服従を要求する資格を失う。そうした人達にとって権威は強制に優先するかもしれないけれども、敵対者にとって残された唯一の手段は、有効性を持った強制しか無いのである。」
─── ホアン・リンス
「完璧というのは、付け加える事が無くなった時ではなく、取り除く物が無くなった時に達成される。」
─── アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
「心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。」
─── インドの諺