三四三空司令・源田實大佐(左)と志賀淑雄少佐(右)。昭和20年春、松山基地にて。
■三四三空を率いた司令「源田實」
第三四三海軍航空隊は、昭和19(1944)年末、軍令部参謀として航空作戦を司ってきた源田實中佐(のち大佐)の、「精強な戦闘機隊をもって片っ端から敵機を撃ち墜とし、怒涛のような敵の進撃を食い止め、もって戦勢挽回の端緒をつくる」という構想から生まれた。
源田は、海軍の戦闘機乗りの草分けの一人で、昭和7(1932)年から9(1934)年にかけ、現代のブルーインパルスの元祖といえる日本初の編隊アクロバット飛行チーム「源田サーカス」を率いた名パイロットとして、また、昭和16(1941)年12月8日の真珠湾攻撃のさいは、作戦立案に参画、機動部隊の航空参謀として辣腕をふるったことで知られる。
だが、源田が「名指揮官」で「名参謀」だったかと言えば、その答えには残念ながら疑問符がつく。華やかな印象とは裏腹に、戦闘機乗りとしての空戦経験は皆無だったし、参謀としても致命的な失策が目立った。
源田の失敗のうち、戦後も関係者の間で語り草になっていた大きなものを挙げると、
●生粋の戦闘機乗りでありながら、昭和8年から10年頃にかけ、「戦闘機無用論」を主唱したこと。高性能な陸上攻撃機の登場によるものだったが、このとき戦闘機搭乗員の養成人数を大幅に減らした影響が、のちに重く響いてくる。
●昭和17(1942)年6月5日、ミッドウェー海戦で、機動部隊航空参謀だった源田の判断ミスから攻撃隊発進のタイミングを逃し、虎の子の主力空母4隻が撃沈されたこと。
●昭和19年10月の台湾沖航空戦で、敵空母の発着艦ができない台風の荒天を利用して攻撃をかけるという実現不能なアイディアをもとに「T部隊」を編成、ほとんど戦果を挙げられずに味方の航空兵力を壊滅状態にしたこと。
……などがある。また、「失敗」とは異なるが、軍令部第一部(作戦担当)で航空機による特攻作戦の採用を主導し、人間爆弾「桜花」の開発にも深く関わったことは記憶されていい。
――三四三空は、そんな源田にとって、それまでの失敗を帳消しにし、最後のひと花を咲かせる舞台でもあった。そのことは本人も著書に、〈精鋭な部隊を率い、思う存分に暴れ回り、冥途の土産としたい。〉と記している通りである。もし「三四三空司令」の経歴がなかったら、戦後の源田評は惨々たるものになっていたのではないだろうか。
■高高度性能とスピードを備えた「紫電改」
川西航空機が開発した紫電改を、航空技術廠飛行実験部部員(テストパイロット)として、実用化の域まで育て上げたのは、志賀淑雄(しが よしお)少佐である。志賀は支那事変で敵機6機を撃墜、太平洋戦争では空母「加賀」分隊長として、真珠湾攻撃に零戦隊を率いて参加したのをはじめ、アリューシャン作戦や南太平洋海戦にも参加した、実戦経験の豊富な戦闘機隊指揮官だった。
※省略
三四三空は、愛媛県の松山基地(現・松山空港)に本拠地を置き、司令・源田實大佐、副長・中島正中佐(のち、相生高秀少佐)、飛行長が志賀少佐で、主力機となるのは、志賀が心血をそそいだ紫電改である。
戦闘機隊は、戦闘第七〇一飛行隊(飛行隊長・鴛淵孝〈おしぶち たかし〉大尉)、戦闘第四〇七飛行隊(飛行隊長・林喜重〈はやし よししげ〉大尉)、戦闘第三〇一飛行隊(飛行隊長・菅野直〈かんの なおし〉大尉)の三個飛行隊で、それに偵察機「彩雲」で編成された偵察第四飛行隊、錬成部隊として戦闘第四〇一飛行隊が加わった。
※省略
「目標は敵戦闘機」
という源田司令の簡潔な訓示は、一見、勇壮でカッコよく感じられるけれど、敵機による攻撃を阻止する「防空戦闘」の任務は、はなから放棄していた。航空作戦の勝敗は、撃墜機数や喪失機数の比較で決まるものではなく、いかに強力な戦闘機隊を編成しても、敵に目的を達成させてしまえば意味がない。
源田實はこの点で失敗したとも言えるし、敵にやりたい放題やらせた上で、目標を絞ったこんな戦い方しか選べなかったのが、当時の日本海軍航空隊の戦力の限界だったとも言える。
一回奇襲が成功しただけで、
実際はドイツの片手間にフルボッコされただけだろw
>>9
現代海戦のスタイルは日本軍が確立したと言っていい。
前半戦は練度といい世界最強クラス。
しかし1にあるような期的なマネジメントのミス、生産体制の劣位等々
長期戦になるほどダメになる体制。
アメリカ独立戦争時のバックのフランス、ベトナム戦争時のソ連、
ソ連アフガン戦のアメリカみたいにそれを補う環境作れれば別の結果あったろうが
対米牽制用のドイツも潰れた
真珠湾だけでないよ
英国東洋艦隊との戦いも勝ってるぞ
?
大西瀧治郎と源田を勘違いしてる記事?
それとも大西の責任を源田に責任転嫁しようとしてる記事?
変な記事だね
特攻隊を作ったのは大西ではなく黒島・源田だったという意味
名参謀なんて片腹痛い
ミッドウェーは誰が率いても結果は同じ
作戦と事前情報が糞過ぎ
そんなことはないと思うが、作戦情報戦力すべて駄目だろうね。
もう少しまともなレーダーがあって、
戦闘機が零戦52型で艦上爆撃機が彗星33型で艦上攻撃機がせめて天山だったら結果も違ったかもしれない。
>>14
ダッチハーバーとか下らない陽動作戦は止めて
一航戦で敵空母群と対戦し、二航戦でミドウェー攻略すれば良かっただけ
空母の護衛には駆逐艦や軽巡のみならず火力の強い重巡や高速戦艦をつければいい
作戦中に行方不明になった新鋭重巡4隻がおりましてな
>>46
二航戦に地域を制圧する能力はないが?
間抜けは陸軍と海軍の違いもわからない。
結果的にアクタン・ゼロやらかしたからな
>>14
料亭の女中でさえ次の攻撃目標(ミッドウェー)を知っている、という体たらくorz
真珠湾の勝利に酔いすぎた結果
しかも出航見送りなんかして、スパイにミッドウェーの到達時期筒抜けw
もちろんアメリカは暗号で完璧に裏もとってあり、ブラフではないと自信満々w。
でも米軍は、勝てっこないと思っていたよ。
勝てっこないと思ってる戦いに
なけなしの空母3隻を出撃させるかね
ニミッツがスプルーアンスに出した指示は「空母を無駄に失うような無用な攻勢はとるな。
勝てないと思ったら引き返して構わない」だった
だが、ニミッツにとっては、油断しきった日本機動部隊を叩く好機が来たと、油を引きながら
トンガから回航された(航空偵察で位置がもろバレするので乗組員が忌避していたが)ヨークタウンを
三日で修理して、エンタープライズとホーネットの後を追わせたくらいだから、奇襲なら勝機は
十分にあると睨んではいたんだろう。
戦後の回想記では、アメリカが勝てる道理の無い戦で勝ってしまった、と書いているが。
今やれる事は全力でやってダメだったら後から考えると言う思考なのかな?それは強力な工業力というバックホーンがあるからこその余裕かもしれないが。
>>367
米軍は4隻って知ってたから出てきたし
日本が6隻を分散させたのも米空母を釣りだしたいからなんで、そこは狙い通りだったんだよ
問題なのは島と空母のどっちが重点かはっきりさせずに
索敵も疎かだったこと
機材の故障やら能力不足もあるし、二段三段索敵なんかもミッドウエーの反省からだからね
島より空母を優先していれば刺し違えにはもっていけただろう
名参謀か、そうでないかでいうなら名参謀だろう
普通ならとっくに降りてる。勝てるわけないって。
辞職の自由とかはなかったんじゃないか?
>>30
降りる理由は体調不良でもなんでもある
そしてハワイ作戦・インド洋などで活躍したのは評価できる
問題のミッドウェーは初めから作戦自体に危険を感じていた。
五航戦しいないし、敵情は全く不明だし、機動部隊は援護もない
負ける危険があって、そして負けた
航空参謀が源田以外でも同じ道。作戦を曲げていいなら適切な指揮を執りようもあったろうに
何言ってんの日本は真珠湾攻撃で空母機動部隊を殲滅しミッドウェーに米艦隊引き摺り出して艦隊決戦で完勝して有利な状態で講和結ぶのが戦争目的だったんだぞ
アメリカ側がそれに乗らない方針で
通商破壊して資源枯渇させて優勢有力艦隊で潰す方針だったから
どの道無理
相手はNPCじゃない
目の前で戦闘機の直掩のない米攻撃隊が零戦にバタバタ落とされて
いるのにそんな判断ができるのは山口少将だけ。
だが、山口の送った航空隊は結果を出している。
利根四号機の位置情報では米空母には辿り着けないのだが?
>>81
ならヨークタウンを沈めた戦隊は誰が出したのかな?
海に沈んだ赤城や加賀だとでもいうのか
小林隊は帰投するマクラスキー隊の後を付いて行ったから辿り着けたのだが?
それに三空母被弾後に筑摩五号機から正確な位置情報が届いたことを知らないの?
>>101
ほう、じゃ、マグスター隊は2回も飛龍隊の道案内をしたというのか?
間抜け。
現実にミッドウェー海戦の日本側の戦果であるヨークタウン大破は圧倒的に不利な状況下で山口多聞が指揮して成功させたことだ。
マグスター隊?
小林隊発艦後に筑摩五号機からの正確な位置情報が飛龍に届いたことも知らないの?
戦闘機に求める性能についても対立した同期の柴田武雄のほうが正しかったね
>>43
いまある情報だけで利益最大を計算して突っ走る
情報収集と検証のプロセスがないので
入力がおかしいとおかしなところに突っ走ることになる
ただし突っ走る部分ではきちんと手当てするし責任もとりにいくから
辻のようなやり逃げ下郎とは明らかに違う
不可逆な損失をとらないゲームなら概ね利益を得る戦略
ただ戦争は不可逆な損失が生じるからな
沈んだ空母も死んだベテランパイロットも失った戦機も戻らない
山口多門が指揮とってれば全部正解だったという
戦功にいかんかかわらず、作戦毎に南雲と変えるべきだった
角田覚治でもずいぶんと違った結果になったろうと思う
二航戦艦攻隊は全機海没。裸で出した艦爆隊は偵察機の位置情報が
間違っていたのでうろうろ探している間にレーダー誘導されたF4F
に集られて壊滅。
マクラスキー隊は既に発艦済なので史実通りの攻撃を受けたとすれば
赤城・加賀は助からないが格納庫が空っぽの蒼龍・飛龍は助かったかも?
>>65
史実は全滅なので、他どうやろうとも史実より悪い結果になることはない
空振りでも攻撃隊は出すべきだった
敵空母を補足しておきながら、攻撃隊を出さないという手は絶対にない
蒼龍・飛龍は助かったかも知れないがヨークタウンは良くて中破どまり。
搭乗員の損耗は史実並みといったところ。
鉄砲の角田を機動部隊の指揮官として適材だと言ってる
どうかな。南太平洋見る限り、多聞丸と一緒でどっかでやられるような気はする
猪突猛進型は空母に向かないと思う。マリアナのハルゼーとかw
ミッドウェー海戦の日本海軍はどうしよもない、
負けるべくして負けた戦い
敵の動静もわからないのに、敵根拠地の目の前で攻略作戦。バカかw
あげくの果てに「敵艦隊に関する情報は、無線封止中であろうといかなる状況であっても機動部隊に知らせてほしい」と
再三念を押していたのに、主力部隊の参謀はせっかく傍受した敵信を「敵に近いので機動部隊でも傍受しているでしょう」と知らせなかった
機動部隊は機動部隊で「敵艦隊の出現に備え、攻撃機の半数は対艦兵装で待機させよ」と言われてたのに、
「第二次攻撃準備、魚雷を外し陸用爆弾に換装せよ」
こんなバカなことして勝てるわけないだろw
それよりも図上演習だろ
赤城、加賀轟沈という判定が出たのに「敵は練度が低いだろうから命中弾は1/3として赤城、加賀は小破判定」なんてやってるんだから
宇垣纒の草鹿龍之介評は「剣道の達人の割には腰の据わらない戦をする男」
>>420
一億特攻の魁とか言って大和以下を特攻させて生き残ったのが草鹿
終戦なのに若い搭乗員を道連れに無駄な特攻をしたのが宇垣
まぁこれが人柄だよね
どっちもクズすぎるw
>終戦なのに若い搭乗員を道連れに無駄な特攻
これ本当に許せんわ、ムカムカする
>>109
いつ見ても、その劇画で気にかかる
左ページの左上のコマから中段に、宇垣のどういう演説があったのか・・・
この辺りも戦後の証言で明らかにされてはいるが、その劇画は飛ぶので
不自然で笑える。
確かに左ページ2行目で宇垣の行動を非難している参謀たちが
何故か突然3行目で賞賛に変わるのが不自然。
この行間に、何か宇垣が良い事を言ったのか
日本はパイロットを死ぬまで酷使したためエースが多数、
って最近の歴史群像だがで読んだ。
米陸軍は別で、指揮官率先を続けていたため、フィリピン戦では多くのエースを失っている
例えば、第二位のトーマス・マクガイア(38機)
南雲は水雷戦隊指揮官としてソロモンあたりでドンパチやってればまた違う評価になってたかもな
南雲がばかというより航空に暗い水雷屋を機動部隊を指揮する長官に据えるという
ばかげた人事
日本社会の構造的な問題だと思う
これは今でも何も変わってないね
USBメモリも知らない人がIT担当の大臣になったり
人事に関してはどーにもならんからね
大ぽかやらかした駐米大使館職員はみな出世したことで米国がわざと布告遅らせたことの根拠にしてるし。
スプルーアンスもそうだけどな
何屋とか適材適所とか以前に本人の資質なんだろ
スプルーアンスも水雷屋出身ですが?
今もそうだけど本人の適性や能力じゃなくて年功序列、出身学校の成績順、派閥、縁故で役職を決めるからなぁ…
南雲も真珠湾と同様に軍令部と連合艦隊司令部からバラバラな指示をされ、作戦目的があまりに曖昧な中で出撃させられたんだから、ある意味犠牲者
それはないでしょ。軍令部は作戦に口はださないよ
そもそも軍令部が連合艦隊の言いなりだからなw
>>147
>作戦目的があまりに曖昧な中で
真珠湾とその後の日本の快進撃で
アメ国民の自信喪失兼不満が鬱積してたので、
日本に一矢報いてアメ国民に自信を
ってことでルーズベルトが発案した、
そういう意味では、最初っから戦略らしい戦略のない、
憂さ晴らしみたいな東京空襲がそもそものきっかけだったから、
それに対処するこっち側は、そりゃー作戦目的が曖昧になるだろうな。
色々、例えば事前の机上演習での綿密な検討をもっとしていれば、等、ここが良くなかったとか、
色々あるんだろうが、そもそものきっかけについて知られて無いので、
こういう面も、アメのそれ以前の戦での戦い方等を見て、
知る必要があるんだよな(ああいう大して意味の無い冒険的な作戦行動をするってこと)。
日本人的には「?」な作戦だからな。
ドーリットルの東京空襲は出まかせの一回限りの作戦とは分かっていたんだろうけど
海上の防衛は海軍、本土防空は陸軍という役割分担が決まっていたので
帝都をおめおめと爆撃されたという衝撃で、陸軍も渋々だがミッドウェー攻略の同意し
最精鋭の一木支隊(旭川第七師団)を攻略部隊に指名して本気になった
海軍は海軍で、渋る陸軍に同意してもらって攻略部隊が出るのだから、不十分な
空爆では、生き残ったアメリカ軍の反撃で陸軍に損害を出したら腹切りものだ
という重圧が南雲部隊にのしかかっていた
ある意味、猫パンチみたいな一撃を深刻に受け止めて
取り越し苦労しちゃった、みたいな感じだよな。
結果は重大だけど。
でもまあ深刻に受け止めるか。
アメっつーのは歴史上、ああいう変なことを割とやるのかね?
利根4号機も都合三度の偵察飛行をこなして無事帰還できている
ただ、全機を送り出したスプルーアンス指揮のホーネットとエンタープライズは大きく
東進して避難したんだよ。早朝に北方に偵察機を飛ばす当番日だったヨークタウンは
日本機動部隊発見後に偵察機の収容に時間を要したため、ホーネット、エンプラに遅れた
事情もあって、攻撃機発艦後も東方への避退が遅れたため、飛龍の攻撃隊に捕捉される
ダメコンと消火能力で、飛龍第三次攻撃隊は新たな空母と認識したが、実態はヨークタウン
だけを重複攻撃していた。
>>110
残念と言われているけど、現実に当事の飛龍隊の残存戦力考えたら、ヨークタウンだから大破沈没になったわけで、
もう一隊がエンタープライズとかに攻撃成功させていても、ヨークタウン中波、エンタープライズ小破で、どちらも作戦行動は取れるという判定になった可能性が高いと思う。
誤爆が物語るように当時のアメリカのダメコンは日本をはるかに凌駕している。
消化ホースのノズルが油火災に最適な形状だった
日本には無かった
あの状態で唯一日本軍ができることは、山本五十六がさっさと作戦中止・帰投命令を出すことのみ
3空母被弾の直後に作戦中止・帰投命令を出していたら、少なくとも飛龍と多くの艦載機搭乗員を失わずに済んだ
※この当時の4空母搭乗員は真珠湾攻撃時とは違い、全体の4割はどうにか使える程度の低技能者ばかりで、このため分散攻撃を受けた時に空母援護機隊の中空カバーが一時的になくなり、そこにマクラスキー隊が突っ込んだ
>>113
>※この当時の4空母搭乗員は真珠湾攻撃時とは違い、全体の4割はどうにか使える程度の低技能者ばかりで
確かインド洋作戦から帰還してすぐに例年通りの人事異動をやったので
パイロットも艦隊乗員も3~4割が入れ替わったんだっけ?
碇義朗の「飛龍天に在り」だと「パイロットの編隊飛行の間隔や空中集合が明らかに遅くなってた」って飛龍乗員の証言が載ってたわ
上陸部隊の存在が南雲の選択肢を狭めた。
米空母出撃の可能性はゼロと判断しちゃったのが敗因だが
陸軍を説得して攻略部隊(一木支隊)が後続している。彼らが上陸作電で
万万が一ダメージを受けたら申し開きがたたない、と南雲は南雲で苦慮していた
半分は魚雷装着で米空母出現に備えよ、と言われても、海軍のメンツもあるし
もう早朝から飛ばした偵察機からも「敵空母発見」の方はない。今日は空爆で
頑張るか・・・という感じだったんだろう
>>142
>早朝から飛ばした偵察機からも「敵空母発見」の方はない。
その偵察機が飛んでる雲の真下にアメの空母はいたんだろ?
カミナリ雲だっけ?
なのでその下を飛ぶことを遠慮したんだよな?
当時は日本側の飛行機に避雷針とかなかったのかな?
>>182
利根の索敵機が米空母を発見する前に米空母部隊のすぐそばを飛んでいた別の偵察機がいたが
雲の上を飛んだだけで下まで降りて確認しなかった(ちゃんと雲の下を確認していたら史実より早く空母を捕捉出来ていた可能性大)
この時の偵察機の機長が兵学校出身の士官で、(大げさに言えば)この職務怠慢がミッドウェーの敗北に繋がったと言われたら海兵の名に傷が付くので
利根の索敵機の発進が遅れたのが云々という話が広まったって説を聞いたな
沖縄特攻で戦艦大和は
何十発も魚雷受けても沈まなかっただろ?
大和じゃなくて、長門だっけ?
あれくらいタフな艦なんだから、空母を後方にして
前方に大和をもってきてミッドウェイ島は大和が砲撃していればよかったんだよ
そうすればミッドウェイ島の戦闘機も米空母の攻撃機も大和攻撃に集中する
米空母からの攻撃機が帰還する時に送り狼で日本機が上空から米軍空母まで道案内してもらって
攻撃していれば日本は勝てただろ
まあでも潜水艦や駆逐艦のデカい魚雷だと
そうもいかないと思うよ
何十発ってことは無い
12発程度
武蔵と混同してるんじゃないかな
12発だったら
けっこう時間を稼げるだろ
ミッドウェイで大和を前面に出して
囮に使っていれば、大和が沈む前に
米空母を全滅できただろう
あと多分大和先方に出したとこでほぼ無視されると思う
もうすでにアメリカは空母重視だったし
現に戦争始める前から32隻のエセックス級正規空母発注してんだ
いやミッドウェイ島を
大和の主砲で攻撃しているんだよ?
無視できるわけがないじゃんw
そんなもん無視だよ
それやったマリアナ沖で無視された
それ、なんかの漫画の話?
実史とだいぶ違うな
いや、オレが妄想している
こうすれば勝てたかもという作戦
大和はめっちゃ後方で待機してたからな
空母がダメージ与えて戦艦が止めさすとかやろうしてただけだし
ミッドウェー砲撃なんてしてないでしょ
オレが妄想している
こうすればミッドウェイで日本が勝てたかもという
その作戦で航空隊全滅したのがマリアナな
そんなんで勝てるわけがない
そんなことしたら無視はされなくてもミッドウェーで撃沈されてんでね?
>>887
本気で大和型戦艦一隻を沈められないまでも無力化するとならばだ
最低でも百機以上の雷爆撃機と、更にその護衛に戦闘機を振り向けなければならなくなる。
つまり劣勢の米空母2隻分の艦載機を吸収できるわけで、当然ながら日本空母への攻撃はスカスカになり圧倒的に有利になる。
まぁ、まともな機動部隊の指揮官なら大和型戦艦なんかスルーするだろうが…
ただ血気にはやった一部の米パイロット達は、見ただけでも世界最大の敵戦艦へ引き付けられて攻撃に向かってしまうかもだけど。
つうか海戦前に「空母だけを狙え」ってニミッツが命令を下している
そして日本側の作戦内容も艦隊編成もまるっとバレているので、
戦艦を囮に使おうとしても全くの無駄
裏を掛かれるのが関の山だし、裏をかく余地が全くないほど天才的な作戦を考えついたとして
「勝ち目が全く無いから迎撃取り止め」という、日本側が一番恐れていた事態を招くだけ
爆弾から魚雷への兵装転換は必要なかったかもね。
対するアメは同戦いで、爆弾を落として、甲板に並んでた日本の戦闘機の
魚雷だの爆弾だの武器庫だのが爆発して沈んだからね。違う?
日本の艦艇の甲板はなんと木製、投下する爆弾で船を沈めることができた
アメリカの艦艇は表面は木製だがその下は分厚い鉄板が、魚雷でないと
沈められない、これは当時砲弾が甲板に当たる確率が低いために
機動力を増すためこうなった、後に日本も改修して鉄板を入れるようにしたが
時すでにおすし
兵装転換して攻撃するのが正だよね。
護衛なしの陸用爆弾ではたして戦果が出たのか・・・
でもさ
南雲さんってセイロン沖海戦でも
同じような爆走転換している最中に
イギリス軍機の攻撃を受けている
失敗しているんだよ
その時は当たらなかったから大事に至らなかったけれど
セイロン沖のヒヤリハット経験を生かしていれば
ミッドウエイ海戦も違った結果になっていたはず
おっしゃる通りです。
ただ、護衛なしの陸用爆弾で戦果は挙がったのか疑問です。
山口さんを悪く言うつもりはありませんが・・・
米空母を使用不能にして
ミッドウェー海戦自体は勝てただろうけど
陸用爆弾だから米空母を撃沈はできず
パイロットは史実の何倍も死んでただろうね
ミッドウェー島占領しても玉砕する未来しかないし
ソロモン諸島の戦いはパイロット不足で史実よりボロ負けしてた可能性がある
ミッドウェー島占領してれば 南太平洋の消耗戦じゃなく
ハワイ攻防戦になってたから
そうすると 足の長いゼロ戦持ってる日本は有利
人ったらしが上手いだけで、こんなんを戦後に航空幕僚長にまでしてるんだから
開いた口が塞がらない。
源田実も辻正信も戦後は国会議員だしね
日本では責任がいつのまにか曖昧になってしまうんだよね
勉強勉強また勉強の末に成りあがってきた連中っていうのは、
いつの時代もこんな感じ。
口ばっかり上手い。
そんで責任取らない
雲行き怪しくなったら誰かに押し付けて逃げる
空自発足したらチャッカリ航空総隊司令におさまって、空幕長から参議院議員まで。
この間に、戦後の防衛利権の雛形作りに一枚噛んでる罪は大きいし、どんだけ余録をかじったんだ?って感じ。
真面目に闘って死んだやつ馬鹿みたいだな
ほんとエース坂井が嫌ってたのもわかるわ。
FXの機種選定に制服組の立場を越えて口を挟んでたのは、まあ当時は専門家不足だから目をつぶるとして。
料亭に丸防メーカーや輸入商社を呼び付けて、乱痴気騒ぎの中で付け届けさせるヤりたい放題。
サイコパスといっても過言じゃないよ。
ごめん坂井のほうが嫌い
まあそれも理解できるw
子供のころはモレスビー上空の編隊宙返りとかわくわくしながら読んでたんだけどな
あのころの気持ちをどうしてくれるんだと問い詰めたいわw
賛否あるわな。この記事書いた神立は坂井氏とじっこんだったから源田に厳し目w
でも源田とか中島正とかテメーも責任ある立場だったのにいけしゃぁしゃぁとってのはあるわな
井上閣下とか進藤大尉とかの方が好感持てる
ミッドウェイの後だけど陸軍が海軍の暗号が解読されてるのではないかと言って、陸軍が解読してみせたという話しがあったような
南雲も気の毒だわ。
暗号が読まれてた事実を前提として、どうすりゃこの戦いに勝てたかね?
>>218
もともと敵空母をおびき寄せるために意図的に情報漏洩させてたので、
暗号解読なくても待ち伏せ食らってた。
そのうえで勝てる作戦と言えば、図上演習で空母が4隻とも沈んでいるので
やはり戦艦4隻追加・空母3隻追加、ミッドウェー島と分けて、索敵4倍にすれば
勝っていた。
アメリカも暗号解読があってもスレスレで勝てたのを認めている。
>>229
とにかく索敵なんだよな。
日本の弱点は。
索敵がいい加減すぎてほとんどまともに目標を捕捉できなかった。
輸送艦を空母と見間違うんだぜ?
またそれを信じて航空戦力を送り出しちまうんだから、そりゃ敵からすりゃ大助かりだよ。
米帝のレーダーは優秀だったからな
航空機の数や高度まで割り出せてた
一方旧日本海軍のレーダーは
>>251
日本は「電波なんぞ出したら闇夜に灯りをともして標的にされるようなものだ。却下!」ってレーダー研究を潰したからね。
何人かは必要性を見抜いてイギリスで情報を集めたりしていたんだけどね。
ただ唯一キスカ救出作戦では逆探積んだ島風が活躍してはいるんだよな
とはいえやっぱレーダー研究怠ったツケだな
まぁどっちにせよアメリカに勝てるわけないんだが
でもさ
ミッドウェイ海戦は
戦力では圧倒的に日本が有利だったんだから
それを思えば、日本がアメリカくらいに情報を重視していたら
国力が何倍のアメリカ相手でも善戦していて、勝ちもあり得たという教訓にもなるんだよな
国力が劣っていて、戦力が優勢な時でも情報を軽視して
劣勢だったアメリカ軍に大敗しているんだから、目も当てられない
有利っていっても航空戦力の差は微々たるもんだよ
日本は正規空母4隻、対する米帝は正規空母3隻+陸上航空隊
だね。
敵空母がミッドウェー付近にいると、日米の航空戦力は米国有利なんだよな。
図演では、わりと正確に結果でてた。
島攻略中に2隻沈没、敵空母攻撃中に2隻沈没。
実際には3:1だが、4隻沈没で大敗って結果は図演通り。
配備されてた航空機150機
これ赤城常用2隻分以上だな
20年くらい前かあの対航空武装をハリネズミのようにした戦艦大和が大和特攻で
たった6機しか米航空機を撃墜できなかったと聞いた時というか見た時は
耳を疑ったな。
>>310
日本軍機は米艦に近づく前にハチの巣にされてるのに、
米軍機は日本艦の甲板を悠々と機銃掃射したりしてるあたりで
なんかおかしいなと思って色々調べたら酷かった
駆逐艦の絶望的な対空能力の差とかもな
VT信管以外にも対空兵器では何か日本には重大な欠陥があるよな。
それ以上に差が開いてるような気がする、根本的に
そもそも銃器類の開発が大砲から小銃、機銃にいたるまで外国の完全に後追い
>>320
ボフォースクラスがなかったことだよ。
日本艦船は連射と射程距離に隙間があった。
あんな12.7mm高角砲の連射と言えない射撃じゃ撃ち落とせるわけがないw
高角砲1門 14発/分
ボフォース 120発/分 重量差から2倍積載して 240発/分 wwww
実際には戦闘機~雷撃機クラスはボフォースで1発撃墜できるんだわw
高角砲も副砲もイラネ。主砲はどの戦艦も1~3砲塔イラネ
なるほど、対空砲の弾幕が日本はアメリカに比べて、その密度が圧倒的に
薄かったということか。
米軍の40㎜と20mmは射撃式装置とリンクした電動旋回銃座で高速でぐりんぐりん動く
似たような速度で日本軍のでぐりんぐりん動くのは25mm単装でしかもシールド無し
駆逐艦も米海軍の駆逐艦の主砲は全部対空にも使えたけど日本海軍のはほとんど対艦専用
日本の重巡以上に載せられた25mm二・三連装機銃も射撃式指揮装置
と連動して電動で旋回が可能。
威力有ったと書かれている
誘導装置も付いてないロケットランチャーを
高速で飛び回る航空機に発射して
効果なんてあったのかね?
撃墜するなんて奇跡に近いと思うが
突っ込んでくる急降下爆撃には有効。
撃墜できなくても、照準を狂わせることは出来る。
撃ち落とすのではなく
攻撃を失敗させるのが目的だった。
基地航空隊もマレー沖で駆逐誤認、珊瑚海では誇大戦果。以後も誇大戦果が続く
相手への見下しも酷い。反撃も修理も解読も想定外
大和やセロ戦の一点豪華主義で、運用やダメコンなどのソフトの部分が決定的に
欠けてたな。実戦ではそういう部分が重要になるのに。
>>350
豪華っつーか時代遅れの艦隊決戦主義で、
最重要のシーレーン防衛って感覚が皆無だった
ヨーロッパでは通商破壊作戦をやっていたんだけどね
淵田美津雄中佐は急性盲腸炎で手術。代役は友永丈市大尉
源田実中佐も原因不明の不調で倒れる(当日は復帰していた)
17年6月4日は何というか、全てが日本に不利に動いていた一日だったな
将来タイムマシンが発明されても、当該日、当該地域は第一級の保護対象として
厳重に時間管理局の支配下に置かれるのだろう
改変されたらえらいことになる
ミッドウェーに関しては源田の言うこととを上司がだれも聞かず
源田の希望とは逆に作戦が動いてたのに、航空参謀だから嫌になるだろうな。
ストレスで過労みたいな・・・
南雲司令部のように国運を左右するかもしれない案がチェックされずに通っていくと責任感で圧迫されて自然と萎縮してしまう
と思っていたらしいな
水雷畑の南雲は源田が建てる案は全て「おう」で了承していたので
源田には、当人以外には推し量れないようなストレスの重圧がかかっていたという
当時の日本の国力や戦況を考えたらあれが限界。
まぁそうなんだよな
参謀とか司令官やらせたらあかんだけで
ミッドウェーに関しては、もっとも正確に作戦を分析してるね。
・三面作戦は戦力分散なので反対 戦力集中すべし。(これで空母は6隻になる)
・敵機動部隊+ミッドウェーの航空戦力にたいして我が国の機動部隊航空戦力不足
・米機動部隊殲滅を優先すべき
ミッドウエー島攻略なのか敵機動部隊殲滅なのか曖昧だったからな
6隻出してたら沈没が6隻だった気がしなくもない
戦艦を4隻増やす。金剛系は高速なので全部必要。
索敵4倍。
アリューシャン列島攻撃に向かわせた軽空母2隻が居て6隻体制だったら勝てなかったかもと
ハルゼーだったかミニッツだったかが言っていたぜ
向こうのドキュメンタリーだと、日本強い、ヤバい勝てない、このままだと太平洋失うという悲壮感で迎え撃ったら普通に大勝しちゃった
って感じだった